浜松、ゼロ戦そして湖北五山

2011/12/25 - 2011/12/25

航空自衛隊浜松基地の浜松広報館エアーパークには、ゼロ戦が展示されているのを最近４トラの旅行記で知りました。

浜松に行く機会を見つけこのゼロ戦を見て、そして浜名湖の北にある湖北五山めぐりをすることにしました。

湖北五山とは、初山（しょさん）宝林寺、龍潭寺（りょうたんじ）、大本山方広寺（ほうこうじ）、摩訶耶寺（まかやじ）、大福寺（だいふくじ）の五山です。

まずは名神高速にのり、草津ＪＣＴで新名神高速へ、そして亀山ＪＣＴから東名阪を通ります。

そして四日市ＪＣＴで伊勢湾岸道を経由して、豊田ＪＣＴから東名高速にのり浜松西ＩＣで降り、航空自衛隊浜松基地へ行きます。

この日は、五山のうち宝林寺のみの拝観となりました。

【写真は、エアーパークのゼロ戦です。】

エリア 浜名湖(静岡)

• 交通手段: 自家用車
• 旅行の手配内容: 個別手配

エアーパークにつくと、ブルーインパル仕様Ｆ８６Ｆ戦闘機が迎えてくれます。
Ｆ８６Ｆ、東宝の特撮映画に良く出てきましたね。
これを見たときから、何かわくわくしてきます。

展示資料館の正面入り口前には、Ｆ１０４Ｊ戦闘機が置かれています。
向こう側の建物は、展示格納庫です。

展示資料館１Ｆの受付（このエアーパークは入場料は不要とのこと、うれしいですね）を入ったすぐのところにあるＸＦ−２のモックアップです。
Ｆ８６ＦやＦ１０４Ｊと比べても、かなりでかい。
近頃の戦闘機は、どんどん大きくなってきているようです。

まずは腹ごしらえ、ということで、３Ｆの喫茶コーナーにやってきました。
この３Ｆからは、晴れていれば富士山が見えるとのことでしたが、その方向は雲がかかっているようです。
戦闘機の離着陸も無く、ちょっと残念。

海軍カレーを注文しました。
とても美味しかったです。

展示館２Ｆには、航空自衛隊が保有している全機種が模型展示されています。
日本版エアーフォースワンのジャンボジェットもありました。

展示館２Ｆにある対空機関砲です。
２Ｆには全天周シアターの入り口があり、上映会時間が近づいてきたので、人が徐々に集まり始めています。
一回１５分の上映で、１２０名の定員がほぼいっぱいになりました。

シアターでの上映終了後、渡り廊下を渡って展示格納庫に行きます。
わーっ、あるあるゼロ戦が！！

ゼロ戦、やっぱり綺麗な機体です。
１９６３年グアム島で発見されたものです。
今となっては、戦闘機としてかわいい大きさです。

パワーのあるエンジンを持たない日本で、堀越二郎が工夫して造り上げた名戦闘機ゼロ戦。
登場当初は、その強さを誇ったゼロ戦ですが、米軍に無傷のゼロ戦を手に入れられてからは、その工夫ゆえ段々悲劇の戦闘機に。
いかにも、日本的な美しさなのでしょうか。

見よ、このゼロ戦の雄姿を。

Ｆ１０４Ｊのコクピットです。
かなり狭そう。

Ｔ−２高等練習機です。
これは、ブルーインパルス仕様です。

フライトスーツを体験試着することが出来ます。
そのため、子供用からいろいろなサイズがそろっています。

先ほど、さっさと通りすぎた展示資料館の１Ｆに戻ってきました。
Ｆ−１支援戦闘機の内部のメカニズムを知ることが出来ます。

おなじＦ−１支援戦闘機の後部です。

展示資料館の１Ｆのショップには、こんなクッキーも売っています。
かなり挑発的ーっ！！

これから、湖北五山の宝林寺（ほうりんじ）に行きます。

初山（しょさん）宝林寺の山門です。
あたりまえですが、先ほどのエアーパークとは雰囲気が一変します。
ここは黄檗宗のお寺です。
扁額は隠元禅師の揮毫となります。

佛殿です。
開山当時の雰囲気をそのまま残していますね。
いい感じのお寺です。

卍崩しになっています。
萬福寺（まんぷくじ）の欄干もそうですよね。

本尊のお釈迦さまです。

二十四天善神です。

ご本尊の後ろに安置されている、如意輪観音像です。

報恩堂です。

方丈です。
開創の独湛（どくたん）禅師の等身大の木像が祀られています。

阿弥陀三尊の石像の前には、金鳴石があります。
叩くとすんだ音が鳴ります。
金運上昇・商売繁盛のご利益があるといわれています。

境内にある、役行者の像です。

水琴窟もあります。

次に龍潭寺（りょうたんじ）に行ったのですが、駐車場は閉まっています。
電話して聞いてみると、１２月２２日（木）〜２７日（火）は休観日とのことでした。
お寺に休みがあるとは。
次に行くのは、大本山方広寺（ほうこうじ）にするのか竜ヶ岩洞（りゅうがしどう）と迷ったのですが、方広寺に行くことにしました。
その迷っているときに、実がたくさんついたこの樹を見つけました。

竜ヶ岩洞です。
方広寺にいったのですが、着いたのは３時３３分ころ。
拝観の受付は、３時３０分までということで、そこから竜ヶ岩洞にきました。
まあ竜（辰）は来年の干支だし、先ほどの龍潭寺の龍（竜）とも合っているので、これで良かったのでしょう。

三体羅漢です。

俊吾池です。

ワニの岩です。

マリア観音です。

天女の鏡です。

国内最大級の地底の滝、黄金の大滝です。
うまいこと全体を撮ることができませんが、かなりの落差があります。

つらら石です。

黄金の富士です。

天恵の和泉として、鍾乳洞の水が売られています。
これから猪鼻湖（いのはなこ）の湖畔にある宿に行きます。

猪鼻湖（いのはなこ）の夕日です。
猪鼻湖は、浜名湖の北にある浜名湖とつながっている汽水湖です。

夕食は、和食の汐風です。
説明は、インターネットで調べていますので、実際と違うかもしれません。
上：先付（炙り胡麻豆腐、白子がけ、卸し生姜）
下：前菜（慈姑カステラ、煮凝り、柿大福時巻き、金目鯛西京焼き、京人参白和え）

お椀（甘鯛湯葉真薯、浜名湖海苔豆腐、舞茸、ほうれん草軸）です。
桜海老ご飯の釜に火が入ります。　

上：お造り（旬の鮮魚、山葵、妻色々）と、下：蒸物（蕪蒸し、銀餡、山葵）です。

上：揚物（ふぐ唐揚げ、海老芋）で、下：お食事（桜海老ご飯、香の物、赤出汁）です。

すべて美味しくいただいた最後に出た、甘味です。

（今回はこれでおしまい。湖北五山の残りは、その２で）

この旅行記へのコメント （2）

• 大目付さん 2011/12/26 23:06:40

  今晩は、のーとくんさん。

  零戦は今見ても良いですね。紫電改、隼、飛燕、震電も好きですが。
  
  　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　〜大目付〜

  のーとくんさん からの返信 2011/12/30 07:31:05

  RE: 今晩は、のーとくんさん。

  大目付さん
  
  おはようございます。
  
  紫電改、隼、飛燕、震電など日本の戦闘機は、いいですね。
  
  紫電改は、見たことがあるのですが、隼、飛燕、震電、見てみたいものです。
  
  　のーとくん