最盛期のアメリカをドライブする（ラスベガスからサンフランシスコへ）

2004/07/28 - 2004/07/31

家族で西海岸を中心としたドライブ旅行を楽しみました。

リーマンショック前のアメリカ、特にベガスなどは金が腐っていた？くらいな好景気だったようです。

さて、車はロスをあとにしてラスベガス、そして近郊の観光地へと向かいます。

エリア ラスベガス (ネバダ州) (アメリカ)

• 旅行の満足度: 4.5
• 観光: 5.0
• ホテル: 4.5
• グルメ: 4.0
• ショッピング: 4.0
• 交通: 4.0

• 同行者: 家族旅行
• 交通手段: レンタカー
• 旅行の手配内容: 個別手配

まずはレッドロックキャニオンです。

レッドロックキャニオンはラスベガスから車で一時間程度で到着する見応えのある名所です。
これほどラスベガスから近くて日本人があまり訪れないのは
「観光業者にとってうまみがない」ほど近くて安いせいだと言われています。
ある解説はレッドロックキャニオンは
「グランドキャニオンとデスバレーを足して二で割った」
と表現しています。
これは多少大げさで、グランドキャニオンの規模やデスバレーの荒涼とした風景とは違います。
第一にその名の通り美しい赤い奇岩が多く、また青空と、緑の植物、そしてこの赤い山肌が絵にも表現し難い美しさを見せてくれます。

だんだんと奇岩が近づいてきます。

敷地内は車で回れるように舗装道路が完備していますので真夏でも車内から涼しく楽しめます。
またビジターセンターのような施設は無線の案内が日本語であるため非常に便利です。

ラスベガスに行かれたら是非カジノやディナーショウだけではなく足を伸ばしたい名勝です。

ここは地球なのかと驚きます。

おそらくは鉄やその他の金属の影響でしょうか？この色は。

空の青と地面の緑に挟まれた赤が存在を主張します。

非日常的な景観はスターウオーズの同盟軍でも地下から出てきそう？？！！

まさしく堂々たる山容です。

たしかにグランドキャニオンに比肩すべき規模です。
走っても走っても奇岩群は続きました。

ここは「ラスベガス大全」サイトでも絶賛されていた景勝地！
うわさにたがわない非日本的景観でした。

今回の旅行ではラスベガスに３泊しました。

モンテカルロリゾートはここでは１．５流ですが、会社契約のためスゴク安いです。
コネクティングルームが準備されており子供と行き来することができます。
カジノでひともうけ！といきたいとこですが子供の教育上スロットマシーンで我慢！

なかなか良いホテルでした。

ここの特徴はカジノを通らずにお部屋にいけることです。
当たりまえ？いいやベガスでは貴重な親切です。
たいがいのホテルはカジノという関所をとらないと寝られません！！

少々あるくと派手なホテル。
ニューヨークニューヨークです。

外気温は４０℃くらいあります。
しかし湿度は２０％くらいしかなさそうです。
ですから日陰は比較的快適。

本当はカジノ内は撮影禁止だそうです。

翌日はフーバーダムやミード湖に。
１９２９年の大恐慌脱出のためにアメリカが財力と技術力を総動員した超大型プロジェクトです。
この凄いダムを８０年前に造り上げたアメリカと戦争しちゃまずいですよね、と思わされます。

ミード湖はフーバーダムによってせきとめられた人工湖です。
しかし非常に広いためそういう感覚はありません。

これでも水位が下がり狭くなったそうです。でも周囲一帯が砂漠か岩山なので涼しげな水辺は地元の人はもちろん観光客にも人気です。

湖にはマリーナがあり大衆用から高級そうなものまでヨットやクルーザーが係留されています。
またジェットスキーなどのレンタルもあり、無免許でも楽しめます。

しかし日本人にとって奇異に感じられるのはこれだけの大きさの湖なのに周囲が殆ど大木のないはげ山だからでしょうか。
もちろん降水量が少ないため灌木程度しか育たないのでしょうが山中湖や中禅寺湖を見慣れている日本人には少々落ち着かない風景ではあります。

そして有名なフーバーダムへ。
フーバーダムはその名の通りフーバー大統領時代、即ち１９２９年の大不況後の一大公共事業として着工されたそうです。
１９３１年工事開始後4年の歳月をかけて完成させたこのダムもやはり日本人観光客が少ないようです。

我々が訪れた時はかなりの観光客でレストランで昼食をとる時も列に並びましたが、日本人はおろか中韓のツーリストもいませんでした。
従って見物客はアメリカ人の子供連ればかりで、何となく我々もネイティブに見てもらえたかも？

古いが巨大な発電機。

しかし、今から７０年も前にこの巨大かつ勇壮なダムを完成させていたのは驚きです。
このダムを造るのに集まった場所がラスベガスで、今のべガス反映はフーバーダムのおかげだと書いてありました。
入場料で１０ドルくらい必要ですが、映画上映や内部の案内全て込みですから良心的と言えます。

ベガスの宵闇。

明日はサンフランシスコへと移動します。
１０００ｋｍ弱のロングランです。

この旅行記へのコメント （4）

• みかちゃんっすさん 2019/10/14 12:10:29

  フォローして頂きありがとうございます！

  norisaさん、フォローして頂きありがとうございます！
  またまたお邪魔させていただきました♥
  アメリカたくさん行かれていていいですね～！
  私はアメリカには行ったことが無く、近場の海外しか行ったことが無いのでとても憧れます！
  また訪問させていただきますね～！

  norisaさん からの返信 2019/10/14 17:09:32

  Re: フォローして頂きありがとうございます！

  みかちゃんっすさん
  
  何時もありがとうございます。
  たくさんのいいねをありがとうございます。
  今旅先ですので、慣れないタブレットなので失礼します。
  今後ともよろしくお願い致します。
  
  norisa

• kotesyankさん 2012/09/15 17:04:00

  未だ観ぬレッドロックキャニオンに拍手

  どうも、訪問と投票ありがとうございました。
  ラスベガスは２００４年から毎年訪問していますが、近くのレッドロックキャニオンは行きたくとも行けない・・・海外でレンタカーの経験がハワイ島のみ・・・いつも今年こそはレンタカーで行きたいと思いながら躊躇してしまいます。安全運転には自信が有るのですが、妻がもしかのときにを心配して許可が出ません。
  ラスベガス大全のお勧め観光地なのに・・・来年は行きます。
  今後ともよろしくお願いします。
  では、後日に　m(__)m
  

  norisaさん からの返信 2012/09/15 20:46:32

  RE: 未だ観ぬレッドロックキャニオンに拍手

  kotesyankさん
  
  ご丁寧に恐縮です。
  
  そうですか！毎年ベガスですか。
  
  我々は渡米後いきなりロスでレンタカーを借りてベガスーシスコと１５００〜２０００ｋｍ走りました。
  ロスやシスコの市街に比べたらベガスの街は市内も郊外も道は広く大丈夫ですよ！
  
  カーナビも日本語です！
  
  是非トライを！！
  
  今後ともよろしくお願いします。
  
  norisa