2011/12/02 - 2011/12/08
8位(同エリア429件中)
Knobさん
正確な年数は定かではありませんが、約20年振りにモントリオールに行ってきました。
前回は10月5日から3泊だったことは記録上はっきりしているんですが
年度までは残っていなかった...。
でも、前回の目的は、当時日本でようやく人気が出始めたCeline Dionのデビュー当時の(なんと)LP盤を探すことが第一でしたから(中古で見つけましたが、引っ越しの際、行方不明)、あの旅行はそれはそれである意味思い出深い旅行でした。
そして、今回は純粋に観光目的。
12月だから気候と気温を心配してましたが、全く問題なしでした。
現地時間の2日(金曜)は20時頃ホテル到着だったので天気・気温は関係なし、
3日(土曜)はからっとはしていないものの、さほど風もなく、ダウンを着て歩いていると暑かったくらい、
4日(日曜)は一日だけケベックへ日帰りでしたが、前日まで降っていたケベックの雪は嘘のようで、銀世界だけど天気は晴れ、
5日(月曜)は朝からしとしとと冷たい雨、
6日(火曜)は雨は降りませんでしたが、曇り時々みぞれ、でした。
結局、モントリオール市内では全く雪は見なかった。
本格的な冬将軍が到来する前で
この時期の日本と比べれば寒いけど
長袖の下着のシャツの上に普通のシャツ、そしてその上からダウン(ショート丈)ジャケット、
プラス軽く首に巻いただけのマフラーで十分でした。
(私自身暑がりなので、それで良かったけど、寒がりの人だったら、どうかな......)
フードコートとかデパート店内では半袖Tシャツの人もいたくらいです。
前回は往復NWのデトロイト経由でしたが、今回はNWは無くなったので、
UNITEDの、行きはダレス経由、帰りはシカゴ経由でした。
今は無きNWってサービス面で云々言われて、「『ノースウエスト』じゃくて、あれは『ノースワースト』だ」と聞いていましたが、
私にはUNITEDよりNWの方がずっと良かった。
何だかんだ言っても、懐かしさいっぱいと再発見連続の旅行でした。
約20年前の時は、中古レコードショップを探すのに必死で(今回その中古レコードショップは無くなってましたけど)
観光なんてほとんどしていなかったから、今回は余計に見甲斐のある街として感じました。
ジャズフェスが行われて人出も多い夏場とか
紅葉見物で賑わう秋口に行くのも良いと思いますが、
冬将軍到来前の少し静かなモントリオールも、また素敵だと思いますよ。
全く予想もしていなかった出会いがあり、意気投合して後半はいつもとは違う旅行になったけど、それはそれでまた良い思い出になりました。
同じ場所に日を変えて何度も行ったりしているので、曇り空の写真あり、晴天の写真あり、です。
- 旅行の満足度
- 4.5
- 観光
- 4.5
- ホテル
- 4.0
- グルメ
- 3.0
- ショッピング
- 4.0
- 交通
- 4.5
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 15万円 - 20万円
- 交通手段
- 鉄道 高速・路線バス タクシー 徒歩 飛行機
- 航空会社
- ANA ユナイテッド航空
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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-
今回もセントレアから出発です。
名古屋から成田まではANAで、国内線扱いですが、
同じ名古屋〜成田でもJALだと、この時点から国際線扱いになるんです。
アライアンスの関係でANAを利用です。 -
成田までのANAの機体。
一応UNITEDとのコードシェア便で、UA9738。
14:25、定刻通り、出発です。 -
15:30に成田に到着して、16:40のUA804にてワシントンDCのダレス(IAD)へ向けて出発(搭乗したUAの機体を急いでパチリ)。
でも、成田で国際線への乗り継ぎで、時間が予想以上に掛かり、
ゆっくりと免税店でお買い物、なんて余裕はありません。
せめて、現地で吸う、自分のタバコだけでも、と、急いでそれだけ買って無事搭乗。 -
IADでは本当に空港ターミナル内を延々と移動です。
長い通路を歩き、且つターミナル内を専用電車で移動。
モントリオール行きのUNITED EXPRESSにAゲートから搭乗するんですが
もしそれがDゲートだと、プラス、バス移動も入ります。
実は、何を隠そう、わたくし、A5Dゲートからモントリオール(YUL)行きに無事搭乗したんですが、
間違えて、そのバス移動でDゲートまで行ってしまったんです...。
IADでアメリカの入出国の手続きをして、ターミナル移動だったんですが、
14:52、ほぼ定刻で到着して、YULへは16:59出発で、
NRTの出入国と違い、とてもスムースに手続きが運び、出発までかなり時間に余裕がありました。
だから、間違えて、ウロチョロしても大丈夫だったんですよね。
それにしても、YUL行きのUA5862便の機体の小さかったこと。
機内の通路を挟んで、左右で3席です。
このタイプの機体に搭乗したのは初めてでした。 -
旅行には直接関係なさそうだけど、私にとっては旅の必需品。
メールをチェックしたり、気が向いたらやりかけの仕事をやったり、時にはビデオを見たりと、旅行中は結構使用頻度高いかも...。
前回のサンフランシスコ旅行も今回のモントリオール&ケベック旅行も持参したMacBook Air。
仕事関係でのメインはWindowsだけど、自宅ではWindowsとMacが半々。
自宅でこのMacBook Airを使用することは滅多になくて、自宅でMacを使用するときはiMacばかりだけど。
パソコン全体でのMacとWindowsの占有比率は、1:9って見聞きしたことがあるけど、アメリカでもカナダでも、空港でも街中でもパソコンを使用している人って、なぜか大半が、と言うより、ほとんどがMacだった。
色んな資料見ても、どうしたってWindows使用者の方が多いはずなのに、不思議。 -
本当は機体が離陸しようとしている時は、こういった写真、機内から撮影してはいけないんですよね。
でも、撮ってしまいました...。
上空でぶつかるんじゃないかっていうくらい、次から次へと離陸していって、この写真ではすごく分かりづらいんですが、先方にいくつもの先に離陸した飛行機が見えてました。
それもまた綺麗だったんですが。 -
このブレまくりの写真は、その小さな機内からモントリオール上空を撮ったもの。
本当に綺麗な夜景でした。
(ゴメンナサイ。 こんな写真しか撮れてなくって)
最初はiPhoneのカメラで撮影しようとしたら、ご覧の写真のように結構低高度ななのに『圏外』って表示。
写真撮るのに関係ないけど、iPhoneやめて、カメラで撮りました。
その時ふと思い出したこと、この旅行とは関係ないけど、≪9.11≫の93便からの電話の件。
犠牲になった方々には申し訳ないけど、あの事件、どうしても腑に落ちない説明とか事例が多過ぎる。
『圏外』表示を見て、01年のあの時点で、巡航高度の飛行機内から、地上に携帯電話がかかるとは到底思えない、とつくづく思えた一瞬でした。
そして、18:40、無事YULに到着です。
空港からはタクシーでホテルに向かいます。
ダウンタウンまでは、タクシー料金は一律でCD$38です。
それにチップもお忘れなく。 -
到着日はトッとと寝ました。
翌日からは、いつもの、ぶらり街歩きです。
宿泊していたホテルはBleury通りに面していたので
そのまま真っ直ぐメインストリートのサント・カトリーヌ通りへ。
写真の建物はサント・カトリーヌ通りに出るまでに、Bleury通りに面して建っていた、建物です。
名前は知らないけど、素敵な建物でした。 -
モントリオール市内には、本当にたくさんの古い教会があります。
今回の旅行で最初に入ったのは、サント・カトリーヌ通り沿いのこの写真の
クライスト・チャーチ聖堂
でした。 -
クライスト・チャーチ聖堂の中です。
-
どこの教会の中にも素敵なステンドグラスがあります。
クライスト・チャーチ聖堂内の一枚。 -
これもその中の一枚です。
-
サント・カトリーヌ通り沿いにある教会で、
クライスト・チャーチ聖堂の横のデパートを挟んで建っていた教会。
名前が分かりません...。
私の好みから言えば、クライスト・チャーチ聖堂よりも
こちらの教会の外観の方が好きです。 -
何だかんだで2・3回足を運んだデパートの
『La Baie』= 『The Bay』。
日本国内のデパート巡りは好きじゃないけど、海外のデパート巡りは結構好きなんです。
別に何か買うわけじゃないけど。
このデパートがクライスト・チャーチ聖堂と名前の分からない教会の間にあります。 -
サント・カトリーヌ通りを挟んで
クライスト・チャーチ聖堂の前の
Square Phillipsにあった像です。
場所の名前からいって、
なんとかPhillipsの像なんでしょうね。 -
そう、約20年前の時にも、見た覚えがあるんです、この光景。
懐かしいぃ。
当時はデジカメなんて持ってなかったからなぁ...。 -
サント・カトリーヌ通りをどんどん北へ歩いて行くと、
正面の天辺に金色に輝くアリア像(?)がある教会を見つけました。
ここも名前が分からず。 -
この直ぐ近くにメトロのBerri-Uqamの駅があります。
その駅と地下で直結しているのが
Place Dupuis と、ホテルのGouverneur。
今回の旅行で一番多く行ったのが、この辺りでした。
翌日行ったケベックの往路はバスのオルレアン・エクスプレスを使いましたが、この直ぐ近くにあるバス・ディーポからの乗車でした。
また、どの旅行ガイドにも載っていますが、
モントリオールは地下街が結構繋がっているし
商店も相当数あるので、雪とか雨が降っても地上に出ることがほとんど無く過ごせます。
勿論、私が大好きなフードコートもあちこちの地下街に入ってますから、安心です ^-^v。
Gouverneur Hotelがある高層ビルの一階にも、IGAというスーパーが入ってますし、同階にあるフードコートは昼食時とか夕方は結構いっぱいになってました。 -
上の写真の教会の斜め前くらいに建っていた教会。
名前分からず...。 -
旧市街に行こうとBerri通りを、セント・ローレンス川の方に向かって歩いていると目に入ってきたのが、とてもご立派なPlace Viger。
昔々(第二次世界大戦前)はホテルとしても使用されていたらしい建物だけあって、本当に重厚感のある建物でした。 -
今回の旅行で、最初に宿泊しようと思っていたホテルをPlace Vigerの近くで偶然発見。
最初、Hotel Roberval か Hotel LordBerri にするかで迷っていました。
本当は約20年前に宿泊したシェルブルック通りにある Holiday Inn MidTownにしたかったんですが、料金の高い部屋しかなくて、どうせなら、うる覚えでも少しでも地理勘が取り戻せそうな Holiday Inn MidTown 近くのホテルにしようと、Quality Hotel DownTown にしました。
でも、一番よく行った Berri-Uqam 近辺には RobervalかLordBerriのほうが近かったみたいです。 -
Quality Hotel Downtown の部屋の中です。
ピロウが二つしか置いてありませんが、実際は4個ありました。
部屋の広さは、十分で、10月に宿泊したサンフランシスコの Hotel Nikko くらいの広さがあり、お一人様には十分なスペースでした。
Berri-Uqamには歩いて10〜15分は掛かりましたが
それくらいなら全く問題なしです。 -
ホテル前の通りを挟んでスーパーもありました。
ここにもよく行きました。 -
約20年前に宿泊したHoliday Inn MidTownがあるシェルブルック通りに面して建っている、McGil大学の門というか...何でしょう?
結構重厚で、目を引きます。 -
何だかんだで、日曜日以降は結構メトロを使いました。
この光景も懐かしかった一枚です。
確か、宿泊していたホテル最寄りのPlace-Des-Artsの構内です。
今になって考えれば、回数券を買っておけば良かったくらい、乗車しました。
一回乗車でCAD$3です。
ただし、間違えて出札さえ通らなければ、どこまで行こうが、どこで乗り換えようが、料金は変わりません。
その点では懐に優しい交通手段です。
切符は自販機で買いますが、1セントコインは使用できません。
確かアメリカのBartでは使用できたような記憶が...。
でも、ここはカナダですから。 -
そうこうするうちに旧市街です。
旧市街と言えば、今回最も見たかった中の一つ、ノートルダム大聖堂です。 -
イチオシ
この約20年間、ずっとこの景色に再会するのを待っていました。
青色が基調のこの光景、一度目にすると、焼き付いてなかなか忘れることなんて出来ないくらい美しいです。 -
確かに訪れる観光客も多く、本来、神聖な場所ではあるんですが妙に観光地化されていて...、という声も聞いたことはありますが、でも、やっぱり美しいものは美しい。
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入場料はCA$5でした。
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夜(夕方かな)には、入場料自体も高くなりますが、ライトアップされたショーもやっている模様です。
が、私にはこの光景だけで十分満足です。 -
ただただじっと見入るだけです。
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本当に綺麗な宝石でも見ているかのように、吸い込まれるように見取れてしまいます。
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別の日の3時過ぎくらいだったかな。
事実、空模様も良かったとは言えませんが、日が暮れるのは想像以上に早くやってきます。
この場所に限らず、これくらいの時間になると、既にそこかしこでライトが灯り始めています。 -
ノートルダム大聖堂の前に建つ、モントリオール銀行博物館です。
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この写真もモントリオール銀行博物館とダルム広場(と、そこに立つ誰かの像)の夕方の光景。
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ノートルダム大聖堂とモントリオール銀行博物館の間を通る、ノートルダム通り。
ノートルダム大聖堂を出たら、普通に車も通行していますが、観光用の馬車がいました。
乗ってみたい気もしたけど、ひとりでは...ねェ......。 -
ノートルダム通りを北に向かって歩くと、直ぐに裁判所と旧裁判所が左手側に現われます。
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これは旧か新、どちらかの裁判所の正面、だったはず...。
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そして裁判所の横に建つのがモントリオール市庁舎。
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裁判所側からの撮影。
この前の広場が、あのジャックカルティエ広場です。 -
イチオシ
屋根は青銅製。
よく見るモントリオール市庁舎の写真の屋根は青銅色になっているんだけど、磨いたばかりなのか、普通の銅褐色の屋根になってます。
本当のことを言えば、青銅色になっている屋根のモントリオール市庁舎を見たかったんだけど...。 -
直ぐ前のジャックカルティエ広場だけど、夏場なら、こんなに閑散としていないんでしょうね。
約20年前の10月の時は、広場いっぱいに人がいて、オープンカフェだらけだった記憶があるんだけどなぁ。 -
雪が積もっていないとはいえ、やはり冬です。
誰も寒空の下、オープンカフェでお茶なんてしたくないよね。 -
この辺りは石畳の道が続いてます。
道の両横は、ほとんどがレストランかお土産屋です。 -
ノートルダム通りは、ノートルダム大聖堂の前くらいしか、石畳になっていませんが、一本横のSt.Paul通りはボンスクール教会過ぎくらいまで石畳の道が続いています。
時折、観光客らしき女性がヒールのあるパンプスで歩いていましたが、とても歩きづらそうでした。 -
ボンスクール・マーケットと奥にボンスクール教会。
ご覧の通り、前の道は石畳。 -
ドームがあるからって、別に教会とかの宗教関連の建物ではないんですよね。
中は名前のごとく、市場というか、クラフトとかお土産のショップが入ってました。 -
ボンスクール教会の正面です。
とても小さな教会ですが、中に入ると、すごく心が癒された感じになれました。 -
入ってすぐに目に入ってくる光景です。
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正面の絵です。
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そして、ステンドグラス。
荘厳さも、豪華さもありませんが、『落ち着く、と言うか、清められる感じがする』と言う点で言えば、この教会が一番でした。 -
市庁舎と裁判所をViger通りから、裏から見た図です。
裏から見ても、やっぱり立派であることは分かります。 -
日本ではあまり見なくなった電話ボックスです。
結構至る所にあります。
携帯電話は便利だけど、バッテリー切れの時とかはやっぱり公衆電話を探してしまいます。
が、日本では本当に姿を消しつつあります。
良いのか、悪いのか......。 -
これは郵便ポスト。
なんだかすごくカラフルで可愛い。
こうではない、無地の郵便ポストもありますが、大概がこの模様でした。 -
4日(日曜日)は少しだけケベックに行ってみることにしました。
往路はオルレアン・エクスプレスのバスで向かいます。
写真はその半券です。
乗車後、出発前にバスの運転手さんが検札に来て、半券を持っていきます。
旅行出発前から、ケベックに行くか否か迷っていたので、敢えてネットでのチケット購入はやめていました。
こんなんだったら、事前購入しておけばよかったですね。
その方がいくらかでも安くなりますから。
当日窓口にて購入だとCA$56.28(全て込み)です。
所要時間は約3時間半でした。 -
ケベックのVIA中央駅とも言うべきパレ駅とバスディーポは建物が繋がっています。
バスディーポはこの見方だと、建物奥になります。
駅舎を出ると、綺麗な駅舎が見えます。
ここから見所満載の旧市街は歩いてでも全く苦にならない、行ける距離です。 -
パレ駅の隣に建っていたのがこの建物。
『Service Canada』って書いてあったかな...。
何の建物かは不明ですが、建物自体はこちらの方がパレ駅より若干立派だと思いました。 -
駅前の広い通りを横切ると直ぐにこういった通りになります。
この時点でレストランとかお土産物店が多くあります。
そしてこの日この頃、バスに乗車した頃から何となく感じていた頭痛がひどくなってきました。
でも、ここまで来て、駅舎だけ見て帰るのは嫌だ、と思い旧市街に向かっててくてくと歩き続けました。 -
頭痛を我慢しながら、旧市街で最初に見つけたのが、壁に描かれた二枚の大きな騙し絵のうちの一枚でした。
これはモンターニュ通りを下りて直ぐにの所にありました。 -
ここはロワイヤル広場。
広場と言うほどは広くなかったような...。 -
一枚目の壁画からすぐに見えたこの建物。
立派だけど、分かりません...。 -
首折り階段からのプチ・シャンブラン通り。
若い頃は、これくらいの階段、何ともなかったのに、登り切ったところでひと息。
年齢を感じました......。 -
ようやく見えてきました、フェアモント・シャトー・フロントナック。
一度は宿泊してみたいですね。 -
何かの教会。
だけど、いつも通り、詳細、名前は不明のまま。 -
この教会とバックのビルディングも不明......
ただケベック旧市街からの撮影です。 -
こういった城壁で取り囲まれていて、二カ所、このような門がありました。
そのうちの一つ。 -
そして二カ所目。
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城壁から撮ったケベック州議事堂。
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二カ所目の門をくぐると、ノートルダム大聖堂の前にいたような馬車がここにもいました。
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馬車が止まっていた場所からすぐの所です。
確実に風邪ではないんですが、そろそろ頭痛がピークに近づいてきているのがひしひしと分かり始めた頃でした。 -
ようやくフェアモント・シャトー・フロンタナックを目の前に、ダルム広場の像。
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テラス・デュフランからのフェアモント・シャトー・フロンタナック。
ここの屋根も冬将軍到来前に最上部が磨かれて、青銅色ではなくなっていました。 -
イチオシ
大砲とフェアモント・シャトー・フロンタナック。
モントリオールでは見なかった雪がしっかり積もっていて、ホテルの煉瓦の色と雪の白色のコントラストがとても綺麗でした。
このテラスの目の前というか、すぐ下はもうセントローレンス川。
ここまで来ましたが、シタデルまで行く元気はもう残っていませんでした...。 -
対岸の景色。
-
首折り階段のすぐ近くにありました、フニキュレール。
ほんとに短い距離なんですね。
下の発着所も通り過ぎてしまうような、一見民家です、あれでは。 -
フニキュレールの写真を撮っている横で、頭痛でガンガンする頭で聞き取った英語が、この通りをもう少し行くと壁画がある、と言う意味の会話でした。
自分のヒヤリングを信じて、もう少しだけ歩いて、その壁画を見てから帰ろうと決めました。
そして、これがその絵です。
この壁画を見た瞬間、心の中ではっきりと「帰る!」と叫んでました。 -
駅まではそんなに距離はないはずだけど、すごく遠くに感じました。
復路もバスと思いましたが、VIA鉄道の方が約30分、時間が短いと聞き、その場でVIA鉄道チケットを購入。
これがその半券です。
これも事前にネットで予約しておけば、もっと安くなったんですが、この際仕方ない。
早くホテルに戻って、日本から持ってきている鎮痛剤を飲みたいだけでした。
窓口で購入して、エコノミー席でCA$87.72でした。
その場で発券してくれますが、名前と生年月日だったか電話番号を聞かれます。
そして名前がチケットに記されます。
私の場合、First Nameに『よ』という言葉が入るのですが、これまで出会った日本人以外の人達にまともに『よ』が伝わったことがない。
このチケットの名前部分はモザイクを掛けましたが、案の定、『お(O) 』と記されていました。
頭が痛いのも手伝って、もうこれで良い、としてしまいました。
モントリオール・セントラル駅までは爆睡でした。 -
モントリオール・セントラル駅で、隣席だったハンサムなお兄さんが起こしてくれました。
まだ頭痛で頭の中はガンガンしてたけど、乗車前よりは楽になってました。
起こしてくれたお兄さんに、思わず慌てて日本語で「ありがとうございます」と言ってしまうと、そのお兄さん、ご多分に漏れずフランス語で微笑みながら何か言って、手を振りながら先に下りていきました。
13:10にケベックを出発して、モントリオールに到着したのが16:11でした。 -
頭痛が少し治まったと思って、ここでまた欲をかいて、世界の女王マリア大聖堂に寄っていくことにしてしまいました。
16時過ぎの空ですが、もうこんなに暗いんです。
決して曇っていたわけではないんですよ。
兎に角、日の出は遅いし、日の入りは早い、です。 -
大聖堂の中に入ってすぐ目に入ってくる光景です。
-
正面まで歩いていき写真を撮っていたら、後から肩を叩かれました。
「ん?」って振り返ると、先程セントラル駅で起こしてくれたイケメンのお兄さん。
超ビックリで、思わず大声を出すところでした。 -
彼は社会人で、御両親がケベック市在住で、週末何か用で帰っていたとのことでした。
彼自身、モントリオールで一人暮らしをしていて、住んでいるのが私が宿泊しているホテルと同じBleuly通り沿いだそうで、一緒に歩いて帰ることになりました。
大学時代、日本文化を少しかじったみたいで、少しだけ日本語も話せるようで、英語に時々日本が混じり、傍目から見ると、すごく変な会話だったと思います。 -
大聖堂内にあった像。
この写真を撮った後、彼も既にこの大聖堂での用は済んだ様子で、間もなくして外に出ました。
時々戻ってくる頭痛も、冷たい外気が熱を取ってくれるような感触で、気持ち良さすら感じながら喋りながら歩いてました。
結局意気投合して、その夜はホテル近くというか、彼のアパート近くというか、『IZAKAYA』という日本料理を出すお店で夕食も一緒にしてしまいました。
食事に行く前に鎮痛剤だけ飲みたい、と伝え、ホテルに立ち寄って薬を飲んで、ひと息ついてから食事に出掛けました。 -
実を言えば、食事中に、地元の人の生活が見てみたい、と言うと彼はアパートの部屋まで案内してくれました。
ケベックに出掛ける前に部屋干ししておいたという、シャツとかブリーフ等の下着類がいかにも一人暮らしぽかった。
この写真は彼自身で、部屋のチェストの上に置かれていた写真。
社会人になってからも数年、学生時代の延長で水球を続けていたそうで、その時の写真だそう。 -
今でも週に数回はモントリオール郊外のプールに泳ぎに行っていると言っていた。
その時も写真のようなビキニの競泳パンツを穿いていると言っていたし、部屋干ししてあった中にも、かなり小さそうな競泳パンツもあったし、干してあるブリーフ類もビキニのようなものばかりだった。 -
水球を止めてから何年も経つみたいだけど、今でも写真となんら変わらない体型を維持出来ているのがちょっと羨ましかった、かな......。
-
観光の話から逸れたついでにもう一件、彼のこと。
この写真は他の写真と同じように彼の部屋に飾ってあったもの。
この犬の着ぐるみは、以前映画にもなったキャラらしく(僕は知りませんでしたが・・・)、中に入っているのは彼です。
彼の勤務先は、日本で言う広告代理店のような会社で、普段はデスクワークが中心のようですが、学生時代からの水球とか、現在も続けているスイミング等の運動の影響か、スポーツ万能とみられているため、取引先の会社で催事があると時々こういった着ぐるみに入ることがあるそう。
部屋の中には飾ってありませんでしたが、この写真の時の、着ぐるみに入ろうとしている時や、出番を終えて着ぐるみから出ようとしている時の写真も見せてもらいました。 -
着ぐるみの中に入ろうとしている時や、出ようとしている時の写真を見ながら色々と彼が説明してくれ、このセントバーナードみたいな犬の着ぐるみに入る時は、全裸のようで、着脱の場面を写した写真には素っ裸の彼が何枚も写っていました。
さすがに大事なところもバッチリ写っているわけだから、それらの写真を撮影するのはひかえましたが.......。
足は正座をするように膝で曲げて後足部分に入れてました。
犬の着ぐるみの顔部分に自分の顔が入り、着ぐるみの目がマジックミラーみたいになっていて、そこから外を見るようになっているそうです。
また、着ぐるみの口の奥が上下のバネで繋がっているのでそのバネを自分の口でくわえ、自分の口を開ければ着ぐるみの口も開き、自分の口を閉じれば着ぐるみの口も閉じようになっているそうです。
耳を動かすときと、目の開閉はは両前足に入れた自分の手に握ったグリップを握ったり開いたりして動かす仕組みで、尻尾も当然動かすことが出来、その仕組みも説明してくれましたが、ここでは書けない内容だと思うので......。
ただここには正面から写した写真は掲載しませんが、この着ぐるみの犬はオスのようで、真正面からの写真にはちゃんとオチンチンもしっかり写っていますが、実はそのオチンチンは.......、ここでやめておきます。
いずれにせよ、素っ裸とはいえ、全身を分厚い毛布みたいなものに覆われたような着ぐるみに入って、膝をついての両手両足での移動、そして来場者たちの相手は相当疲れると言っていました。 -
5日(月曜日)は朝から雨。
朝ホテルに戻り、Don't Disturbを掛けて、昼頃まで寝てました。
頭痛も消えていたので、それからのそのそと動き始め、雨の中、町歩きに出発。
Place-Des-Artsからメトロに乗り、途中で2回乗り換えて、Cote-Des-Neigesまで行き、聖ジョセフ礼拝堂に行って来ました。 -
聖堂に入ったところです。
この礼拝堂は1904年に完成した、まだまだ新しく、中の作りがこれまで見たどの教会よりも、どこか違和感を覚えてしまいました。
でも、最上部はヴァチカンのサン・ピエトロ寺院に次ぐ大きさとのことで、優雅さではなく、雄雅さを感じました。
中は当たり前ですが、しんと静まりかえって、とても落ち着きます。 -
聖堂正面まで来ると、何とも言えぬ感じです。
-
振り返れば、お約束のパイプオルガン。
その横には、ガラス張りの、何やら機械室というか、オーディオ・ライティング調整室みたいな部屋があり、この建造物の新しさを感じさせる一面でした。 -
礼拝堂の途中の階で、外に出られる扉があったので、少し出てみました。
礼拝堂を正面から見上げるのとは間逆な位置関係で、礼拝堂から正面門を見下ろす感じで、この構図、好きでした。 -
堂内に展示してあったものです。
金ぴか、と言うか金色というか、豪華です。
でも、その豪華さよりも、細部の緻密な細工の方がすごかった。
昨日会った彼と、今夜も一緒に食事をする約束をしていたので、約束時間迄にはホテルに戻って、ひと休みしていました。
結局、彼とは7日(水曜日)朝6時過ぎのチェックアウトまで一緒でした。 -
聖ジョセフ礼拝堂を見てきて、ホテルでひと息ついている7時過ぎに彼から部屋に電話があり、『The Bay』の前で待ち合わせとなりました。
すぐその近くの、彼お勧めのイタリアンでもなく、フレンチでもないレストランで食事をして、ぶらぶらとその界隈を歩いていたときに写したライトアップされたモニュメントです。
すごく綺麗でした。 -
観光が出来る最終日、6日(火曜日)はお昼過ぎまで中華街とか、再度旧市街に出向き、お土産漁りです。
-
中華街界隈にあると、Holiday Innですら中華風になるんですね。
やっぱり恐るべし、中華パワー。 -
今回もやはり買ってしまいました、御当地とは関係のないCDを。
中華街をブラブラしているとき、耳に入ってきたのがテレサ・テンの『時の流れに身をまかせ』の中国語ヴァージョンでした。
まぁ、もともとこの曲自体は大好きだったのですが、なんだか急に欲しくなって、大音量でこの曲をかけていたお店にGO。
カナダのフランス語圏内の地で、英語でもなくフランス語でもなく、全く理解できない中国語しか話さない店主と、英語混じりの日本語でやりとりする日本人が、台湾人(テレサ・テン)が日本の歌でさえ全曲中国語で歌われている3枚組CDを買ってきました。
帰ってきてから友人達に、「敢えてモントリオールで買ってくるCDじゃないだろ」と散々言われました。(仰るとおりです......) -
今回、最後に見に行ったのは、メトロのCote-St-Catherineにほど近い、Montreal Holocaust Museumでした。
駅から徒歩で5分以内で、Cote-St-Catherine沿いなんですが、場所はちょっと分かりづらいかもしれません。
パッと見、何気ない建物で、通り過ごしてしまいそうな感じです。
『地球の歩き方』にも投稿されているし、彼にも勧められた場所です。
建物内に入り、ホロコースト博物館に来たことを告げると、簡単な荷物検査をされます。
第二次大戦前からの記録が展示されていますが、やはりナチスドイツ時代の事がメインになっています。
ユダヤ人、同性愛者、反ナチズムの思想を持つ人、犯罪者など一緒に強制収容所送りになった人がいかに多いか云々が2フロアーに渡って展示されています。
民族浄化以上のものがそこにあったこと、人間の愚かさなどが、ひしひしと伝わってきます。 -
イチオシ
ユダヤ人協会のような建物の中にあります。
写真がその建物。
中では撮影禁止でした。
入場料はCA$8です。
兎に角、重くて、見応え十分すぎるくらいで、同じ人間同士がどうしてここまでのことが出来るの?としか言えなかった。
ホロコーストのことは知っていたけど、こういった事は後々の代まで語り継いでいかれるんだろうし、そうすべきなんだろう、と思った。
ユダヤ教でもないし、キリスト教でもないし、イスラム教でもない私には、それら信者達の細かい心理までは分からないけど、それら3つの宗教が信じる神って、同じでしょう?!
なのに、なぜ?!
マタイの預言書にそう書かれている言葉だから、ユダヤ人は云々と言われても、人が人を殺すなんて、良いわけないじゃん、て。
そんなことを考えさせられる場所でした。
その後、宿泊していたホテルで彼と食事をしながら、モントリオール最後の夜は終わっていきました。
思いがけない出会いが後半のモントリオール旅行を、予想していたのとは違う形だけど、楽しいものに変えました。
まぁ、これも行き当たりばったりの、ひとり旅のおもしろさかなぁ、なんて思いながら復路の飛行機の中で考えたりしてました。 -
YULを7日(水曜日)の8:29出発のUA3609だったので、6時過ぎにホテルをチェックアウト。
シカゴオヘヤ空港ORDに10:11に到着して、ターミナル移動は、IADの時のように乗り物に乗ることもなく、写真のような綺麗な地下通路を通っての移動だけで済みました。
ORD12:02出発のUA881でNRTに向けて出発です。
その時、久々に前方アッパーフロアがあるジャンボジェットに搭乗しました。
それもかなり古い機体で、当然個人モニターは無しです。
機内は当然禁煙だし、ORDにも喫煙所はなかったし、昨夜彼と食事をしはじめてからタバコは一本も吸っていない自分が嘘のようでした。
一瞬、これなら禁煙出来るじゃん、と思ったのも束の間。
NRTに16:15着で、乗り継ぎ手続きを済ますと、速攻で喫煙所に駆け込む自分が情けなかった。
モントリオール市内では結構みんな歩きタバコしてたような...。
サンフランシスコでもあそこまで歩きタバコをしている人は見かけなかったはず。
UA9693のコードシェア便で、NGOに定刻の19:25に着いたら、帰路の私鉄に乗る間際まで、何本タバコ吸ったか......。
これで、今回の旅行も無事終了です。
長い間、お付き合い頂き、ありがとうございました。
また、モントリオールに行きたいなぁ......なんて思いつつ、
全く予想外の出来事も、今となっては貴重な楽しい体験でした。
再び彼に会う日は来るのだろうか......
いずれにしても、年末年始は旅行に行ってられる時間的な余裕はもうないから、少しの間我慢です。
では、また〜〜〜
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この旅行記へのコメント (3)
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- Armitageさん 2013/06/05 22:59:21
- こんにちは
- 先日はサンフランシスコ旅日記投票ありがとうございました!
遅ればせながら、旅日記拝見させていただきました。
ノートルダム大聖堂、ほんとうにきれい。
しかも、写真が、光をとってもきれいに撮ってて
じっくり見ちゃいました。すてき。
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- CK-Tさん 2012/01/13 02:58:49
- 行ってみたいです
- はじめまして、Knobさん
モントリオールの大聖堂、本当に綺麗そうですね
それに、ケベックは12月初旬であんなに雪が積もってるんですか
特別な寒がりではありませんが、今頃(1月とか2月)はもっと寒いんでしょうね
カナダだと西海岸しか行ったことありませんが
時間ができたら、是非とも東海岸の町にも行ってみたくなりました
ところで、VIA鉄道で出会った彼とはその後、どうなりましたか
朝まで一緒だった日もあるようで
予定外で云々、と書かれていましたが
それこそ一人旅の醍醐味と言うか、面白いところだと思います
私も海外旅行は一人で行くことが多く
予期せぬことが結構起こりますが
それはそれで、また楽しい思い出になってます
楽しそうな旅行記、また次回を楽しみしています
- Knobさん からの返信 2012/01/19 01:19:23
- RE: 行ってみたいです
- CK-Tさん
はじめまして
折角、掲示板に書き込んで頂いたのに
返事が遅くなってしまい、すみませんでした。
是非是非、カナダ東海岸の町にもお出掛け下さい。
西海岸のバンクーバーなどとはまた違った雰囲気で楽しめると思います。
でも、仰っているように1月とか2月は
12月よりももっともっと寒いので
もしその頃に行くようでしたら
十二分に防寒のご用意をしていって下さい。
雪が降り積もるモントリオールやケッベクは
また格別な雰囲気があり素敵ですよ。
言葉も、空港でも商店でも、最初に出てくるのはフランス語です。
でも、英語で“Hello〜”と言えば、
大概のところでは英語に切り替えてくれるので、
フランス語が出来ない私でも大丈夫でした。
VIA鉄道で会った彼とは
日本に帰ってきてからもメールでやりとりが続いています。
初めて会った人ですが、
初めてとは感じられないくらい意気投合してました。
一緒にいて凄く楽というか、楽しいというか。
彼もそう言ってました。
数回海外旅行に出てますが、初めてです、こういった経験は。
また会いたい、と心から思います。
朝までどうやって過ごしたかは、今更記述するのは野暮ですから
書かないでおきます。
ご想像にお任せします。
CK-Tさんも必ずカナダ東海岸に行ってみて下さい。
一年を通して楽しめる地域だと思います。
では、また
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