2011/10/24 - 2011/10/24
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2011年10月24日(月)、早朝タクシーでドバイ国際空港に向かい、ドバイ8時45分発、エミレーツ航空直行便にてラルナカ経由でマルタへ向かい、着後はタクシーでスリーマのホテルまで移動しました。
この移動で、ドバイ離陸後2時間弱でラルナカ(Larunaka)というトルコの南の島の空港に着陸しました。最初トルコと思い込んでいたこの島はキプロス共和国のリゾートらしく、多くの搭乗客がここで降機し、約1時間停まった後、約2時間30分の飛行でマルタ国際国際空港に到着しました。
タクシーでスリーマ(Sleama)のホテルに到着、チェックイン後、バスで騎士団長、ラ・セングルによって1551年に開かれた町セングレア(Senglea、スリーシティーズの1つ、ヴァレッタ対岸の町)に行き、夕方の街歩きを楽しみました。
スリーシティーズとはセングレア、ヴィットリオーサ、コスピークアの3つの町のことで、中でもセングレアとヴィットリオーサはヴァレッタに突き出すような形になっているため、先端からヴァレッタの市街を見渡すことができます。セングレアの先端にはセーフヘブン公園(Safe Heaven Garden)とその先の監視塔ヴェデッテ(Vedette)を見学し、夕暮れの情緒を楽しみます。この小さな塔の壁面には彫刻の目や耳がついていて、寝ずの番の象徴です。マルタの人たちはセングレアを今でもイスラ(Maltese: L-Isla)と呼びますが、これは「ペニンシュラ(半島)」が縮まってのことだそうです。
- 旅行の満足度
- 4.5
- 観光
- 3.0
- グルメ
- 5.0
- 同行者
- 友人
- 一人あたり費用
- 20万円 - 25万円
- 交通手段
- 高速・路線バス タクシー 徒歩
- 航空会社
- エミレーツ航空
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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10月24日(月)5時15分にホテルからタクシーに乗り、5時30分にドバイ国際空港に到着しました。
前日、私が「6時にホテルからタクシーで空港に向かいたい。」と言うと、Orient ToursのシャビーユさんもRadisson Royal Hotel Dubaiのフロントの女性も私たちのフライトの時間「8時45分」を確認したうえで、「6時では遅すぎる。5時30分でも遅い。空港に向かうのは早朝であっても早ければ早いほどいい。5時過ぎに出発すべきです。」と真剣な眼差しで注意されたので、4時30分起きで、5時にチェック・アウトし、ここまで来ました。
空港に行くのが遅すぎて失敗した人をたくさん知っていらっしゃるのでしょうね。 -
ターミナル3はエミレーツ航空専用ターミナルです。8時35分Dubai発、Malta行きEK107便の出発ゲートは200番台でした(正確なゲートNo.は忘れました)。ちなみに帰りのOsaka行きはGate 229からの出発でした。
200番台だけでも移動に数十分かかります。2時間前に空港に到着したのでは時間が足りないことがよくわかりました。
エミレーツ・ターミナル3のマップはこちら↓
http://www.emirates.com/jp/japanese/images/Interior_tcm263-368296.pdf -
ドバイ国際空港(DXB:Dubai International Airport)のターミナル3は、一つの巨大な観光名所とも言えます。
ガラス張りの壁、広い吹き抜けにヤシの木が植えられ、水をたたえた広場はまるで砂漠のオアシスのようでした。
早朝でも物凄い活気、賑わいで、眠らない世界の玄関、ハブ空港であると思いました。
左奥にポール(PAUL)を見つけ、このあたりで朝食にしようと思いました。 -
フランスのカフェ『PAUL』でクロワッサンが食べられるとはラッキー!
大好きなチーズ入りクロワッサン(11ディルハム)とコーヒー(17ディルハム)。
店員さんはフランス語で話をしていましたし、お味もパリのシャルル・ド・ゴール空港内のお店と全く同じで、「ここはParis?!」と錯覚しそうでした。 -
8時35分Dubai発、EK107便は8時55分にドバイ国際航空を離陸しました。
機体はAirbus Industrie A330-200で、横は2名+4名+2名の座席です。 -
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イチオシ
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EK107便では、離陸後すぐにこのような朝食が出ました。
食べてばかりの一日になりそうです。 -
ラルナカ国際空港(Larnaca International Airport)に近づいてきました。
機上から見たラルナカ(Larnaka)の島は海岸線が美しく、ホテルらしき建物や遊歩道もあり、ちょっとしたリゾート地のように思えました。 -
離陸から2時間弱、10時15分(現地時間11時15分)にラルナカ国際空港(Larnaca International Airport)に着陸しました。
日本でキプロス共和国のガイドブックはたぶんないと思います。このラルナカ(Larnaka)が一体どのようなところなのか興味津津ながら、駐機中(約1時間)も機外に留まらなければならなかったので、機外のことはさっぱり分かりませんでした。 -
EK107便の乗組員と清掃員はラルナカで約1時間の駐機中、手荷物点検、機内清掃、消臭スプレー噴霧など忙しくこなしていました。
約1時間後、若干の搭乗客を乗せて離陸し、すぐに軽食が出ました。 -
ラルナカ(Larnaka)でどっと乗客が降りた後の機内はガラガラで、1人で4席使って爆睡する方も沢山いらっしゃいました。
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ラルナカ(Larnaka)を離陸したのは11時25分(現地時間で1時間足して12時25分)でした。近い将来、この島に泊って、海岸でのんびりしたり、遺跡巡りをしたり、街を散策してみたいと思いました。
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マルタ国際空港(MLA:Malta International Airport)を降りたとき、快晴で、気温は24℃でした。
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マルタ国際空港の到着ロビーにはタクシー専用のカウンターがあり、行き先を告げて料金を払います。「スリーマ(Sleama)」までで20ユーロでした。
行き先別の料金表が貼ってあるのでわかりやすく、4人まで、ノーマル・サイズのスーツケースも込みの定額料金となっていますので、安心して乗車できます。ただし、チップは含まれていません。 -
タクシー・カウンターでいただいたレシート。これをタクシーの運転手に見せて乗車します。
チップは含まれていないこと、12月25日から1月1日の間は料金が追加4.66ユーロ必要であることなどが書かれていました。 -
ホテルにチェックインしました。
これから2泊するホテル(Fortina Spa Resort)の客室(客室数:150)です。
スリーマのバスターミナルとバレッタのフェリー港から徒歩5分に位置し、合計4つのスパもある5つ星リゾートホテルです。
Fortina Spa Resort***** 163 €/2
Tigne Seafront, Sliema, SLM 3012, Malta
Tel: +356 2346 0000, +356 2346 2120
E-mail: info@hotelfortina.com -
ホテル(Fortina Spa Resort)の客室からヴァレッタ(Valletta)の市街壁を眺めることができました。
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ホテルから徒歩5分弱でバス停“Sleama Xerri”に到着しました。このバス停の“Xerri”を覚えておかなかったので、帰りに“Sleama”と聞いただけで慌ててバスを降りてしまい、小雨の降る夜道をホテルを探して約45分も歩くことになりました。“Sleama”という名前の付くバス停が沢山あるんですよ。
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ヴァレッタのバスターミナル14番乗場でIsla行きの1番のバスを待ちました。切符売り場兼係員の詰め所には、時刻表やバスのルートマップはありませんでした。
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ヴァレッタ(Valletta)の南東部にあるセングレア(Senglea)は、マルタ島北東部に位置し、グランド・ハーバーを挟んでヴァレッタの対岸に位置します。
ヴァレッタから乗車したバスは約30分後にセングレアの町の高台(27 St Lawrence Street, Senglea)に着きました。そこには立派な教会“Church of Our Lady of Victories (Senglea Basilica)”がありました。
マルタ包囲戦 (1565年)の勝利を記念して、15年間かかって1580年に建設された教会で、1941年1月の第二次世界大戦の連合軍の空襲で破壊され、再建されました。
第二次世界大戦では、セングレアでは75%以上の建物が大きな被害を受けたそうです。 -
イチオシ
セングレア(Senglea)の町の名称は、1551年にこの地に要塞を築いたマルタ騎士団の団長クロード・デ・ラ・センゲル(Claude de la Sengle)にちなみます。古称はイスラ(Maltese: L-Isla)で、「半島」の意味であり、バスの行き先もSengleaではなく、 L-Islaですし、地元の人たちもSengleaとは言わず、Islaと言います。
1565年のオスマン帝国軍による大包囲戦(マルタ大包囲)の際には、この地のサン・ミカエル要塞(Fort St Michael)と、入り江の対岸のサンタンジェロ要塞によって守られ、協力して戦ったリースラの町の人々を讃えて、“Citta' Invicta(無敵都市)”と称されました。
セングレア(Senglea)は静かな住宅街が坂道に広がる気持ちの良い町でした。10月末の午後5時頃で約23℃でした。真夏の観光でこのように坂道が多いときついでしょうねー。 -
イチオシ
セングレアの半島の突端にあるのは、セーフ・ヘブン公園(Safe Haven Garden)。
しかし、公園の入口にも街のどこにも“Safe Haven Garden”という表示はなく、辿り着くのに何度も地元の方に「公園はどこですか?」とお尋ねしました。地元の方も“Safe Haven Garden”という名前をご存じないようでした。
セーフ・ヘブン公園(Safe Haven Garden)には、六角形のヴェデッテ(Vedette)と呼ばれる監視塔があります。その象徴は耳と目であり、寝ずの番の象徴です。
対岸のヴァレッタ、フロリアーナの町並みを見渡せるビュー・ポイントです。 -
セーフ・ヘブン公園から対岸のヴァレッタ(Valletta)の町並みを眺めました。
この他、スリー・シティーズ(Three Cities)の1つ、ヴィットリオーザ(Vittoriosa)の聖アンジェロ砦(Fort St.Angelo)の城壁やグランド・ハーバー(the Grand Harbour)を見渡すことができます。 -
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セーフ・ヘブン公園の遊歩道から対岸に見えるのは、ヴィットリオーザ(Vittoriosa)の聖アンジェロ砦(Fort St.Angelo)とその城壁です。
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海を見つめる監視塔ヴェデッテ(Vedette)。
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セーフ・ヘブン公園(Safe Haven Garden)の入口です。「地球の歩き方 南イタリアとマルタ」の中で「セーフ・ヘブン公園 Safe Heaven Garden」と書いてあるのは間違いです。
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セングレア(Senglea)の素敵なお家。狭い道幅の両側にマルタ・ストーン(ハニー・ストーン)と呼ばれる蜂蜜色の石でできた建物が城壁のように続いていました。窓も少なく、狭いスペースを有効に利用してサボテンなどの多肉植物や可愛いお花を植えていました。
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ヴィットリオーザ(Vittoriosa)の聖アンジェロ砦(Fort St.Angelo)の後ろを航行しているのは、イタリアのグリマルディ・フェリーズ社(Grimaldi Lines)の船舶です。
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あちこちで、見えるところに洗濯物が干されていて、風にたなびいて旗のようにヒラヒラしていました。このような高いところに、どのようにして落さないように干しているのか見たいと思いました。
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イチオシ
『セーフ・ヘブン公園(Safe Haven Garden)』までに道を教えていただくためにたまたま立ち寄ったレストラン“Marina Restaurant&Pizzeria”(12 J.B. Azzopardo Wharf, Senglea)はすごく良さそうなお店だったので、「後で食事に来ます!」と伝えて、戻って来ました。
このレストランはお料理、雰囲気、サービス、お値段、総合的にお奨めできるレストランです。
帰国後、インターネットでググッてもほとんどヒットしませんでしたし、電話番号すら見つけられませんでしたが、『やったー、街を歩いて素敵なレストランを見つけたっ!』と思いました。 -
“Marina Restaurant&Pizzeria”のメニューです。
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マルタ語、英語以外にイタリア語も通じます。イタリア人っぽいオーナーの家族経営のお店です。
18時の開店までジュースを頼んで待ちました。 -
前菜として野菜のスープ(4.5ユーロ)を注文しました。
スパイシーで野菜たっぷりの熱々スープだけでお腹いっぱいになりそうでした。揚げたパスタが添えてあり、食べるとポリポリと音がして、無意識に食べてしまう、癖になりそうな食感でした。 -
A'La Marinara(海の幸のトマトソースパスタ、11.5ユーロ)です。レモンは追加を持ってきてくださいました。
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お奨め料理として板書してあった「Lampuki Special of the day(14ユーロ)」を奨めていただいたので注文しました。
ランプーキ(Lampuki)は秋にマルタ近郊で獲れるシイラ科の魚(ドラド)の名前で、旧通貨マルタリラにその絵柄が使われるほどマルタではポピュラーなお魚です。
巨大な焼き魚がきたらどうしようと思っていたところ、このように上品に、新鮮な魚の素材を活かしたグリルが出てきました。揚げたパスタも添えてありました。ランプーキがすごく美味しかったです。このお料理とたっぷりのサラダが添えられて、14ユーロは安い!!と思いました。 -
イチオシ
この教会の前のバス停からヴァレッタ(Valletta)行き(Tmur(to):Valletta)の1番のバスに乗りました。バス停の時刻表によると、7時台から19時台までは1時間に2本(5分、35分)、20時台から22時台は1時間に1本(35分)でした。
思いのほか早く夕食を食べることができたので、19時35分のバスを待っていて、10分遅れて来ました。これに乗りそこなうと1時間後になってしまいますから・・・。
ヴァレッタでスリーマ行きのバスに乗り換えてホテルに戻りました。
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