2004/08/18 - 2004/08/25
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mykonosさん
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「昔、あるところに国があった」
この胸に突き刺さる言葉で幕を閉じる映画『アンダーグラウンド』。
2004年8月、戦争から10年たち観光地として発展しようとするドヴロヴニクをメインに、旧ユーゴ3か国を巡った。
ゼミの卒論で『旧ユーゴ国際刑事裁判所』をテーマにしたこと、また『アンダーグラウンド』に感銘を受けたこともあり、いつか旧ユーゴの国々を訪れたいと思っていた。
ドヴロヴニクに砲弾が降り注ぎ、城壁で囲まれた美しい街のあちこちで火の手があがる映像には衝撃をうけた。「民族浄化」という言葉をも生み出した悲惨な紛争を乗り越えて、旧ユーゴスラヴィアの国々がどれだけ復興したのかをこの目で確かめたかった。
8/18成田10:30〜ウィーン15:40/17:05〜リュブリャーナ17:50(オーストリア航空)
8/19リュブリャーナ〜ブレッド湖(路線バス)
8/20リュブリャーナ8:35〜ザグレブ10:48(電車)
8/21ザグレブ6:15〜ドブロブニク7:10(クロアチア航空)
8/22日帰りモンテネグロ観光
8/23ドウロヴニク16:20〜ザグレブ17:15(クロアチア航空)
8/24ザグレブ8:45〜ウィーン9:35/14:00〜成田8/25 8:30(オーストリア航空)
- 旅行の満足度
- 5.0
- 観光
- 5.0
- ホテル
- 4.0
- グルメ
- 4.0
- 同行者
- 友人
- 一人あたり費用
- 30万円 - 50万円
- 交通手段
- 鉄道 高速・路線バス 飛行機
- 航空会社
- オーストリア航空
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≪1日目≫
オーストリアからスロベニアに向かうのは48人乗りくらいの小さなアドリア航空。スロヴェニア上空は山がちで緑も多く美しい。空港から田園地帯を30分ほど車で走り、リュブリャーナ市街へ。ホテルはUNION(旧ASTRAL)。朝食の種類が豊富で美味しかった。 -
三本橋トロモスウイエから望む、ピンクの外壁が可愛いフランシスコ教会。
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≪2日目≫
ブレッド湖行7:00のバスには間に合わなかったので、8:00の切符を買ってから旧市街の朝市をプラプラ。色とりどりの野菜がきれいに並んでいた。 -
AM8:00のバスに乗り、1時間20分程でブレッド湖へ。バス停からブレッド城(写真奥)は目と鼻の先と思ってたら、登山道が以外にも急だった。城から見る湖はエメラルドグリーン。そこに浮かぶ聖マリア教会(写真手前)という景色は絵葉書のようだった。遊歩道はゆっくり歩いて3時間くらいで一周。ユリアンアルプスをバックにした聖マリア教会とブレッド城という構図も絵のようだった。
13:30のバスに乗りリュブリャーナに戻る。 -
Studentav通りからZaograjamiを上って約10分弱でグラッド(リュブリャーナ城)。城内特に見どころはないが、タワーに上るとリュブリャーナの景色が360°見渡せる。
スロヴェニアはほとんど戦争の被害を受けていないが、それでも小規模な戦争はあり、空港近くののどかな田園地帯を戦車が走っていたこともあったらしい。
そんなことも完全に過去のことになっているように緑豊かで洗練されたきれいな街並みだった。 -
下りは別の道で。狭い石段がかわいかった。
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旧市街は狭いが、趣のある通りが多い。
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この日の夕食は川沿のレストランのオープンテラスで。
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見た目にもきれい。
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イタリアで食べたパスタより断然美味しかった。
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スロヴェニア人は男性も女性も美形が多い。この子たちもカッコよくなるんだろうな〜。
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≪3日目≫
電車は定刻通り8:35発。コンパートメントで快適。牧歌的な風景が続く。国境駅DOBAVAで国境警察が何人も乗り込んできて物々しい雰囲気。10数年前までは同じ国だったのに。。。ここでパスポートチェック。15分くらい止まった後電車が動き出した。5分ほど走って小さな駅で今度はクロアチア側のパスポートチェック。10:50過ぎザグレブ到着。ザグレブのPALACE HOTELは4つ星よりも5つ星に近いんじゃないかと思わせる立派なホテルだった。 -
聖母被昇天大聖堂は全面工事中。
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青空市場はリュブリャーナよりさらににぎやか。
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Tkalciceva通りはかわいいが、ここの通りも全面工事中。この後の観光客誘致を見込んかいろんなところが工事中だった。
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未来の夢でも語ってるのかな。
クロアチアでは物乞いのような子供や大人たちも見かけた。スロヴェニアでも手や足がない人たちを見かけたが、物乞いではなかった。
これも戦争の犠牲者たちなのだろうか。そう昔の話ではないのだ。 -
屋根がかわいい聖マルコ教会。この近くにあるタワーからザグレブの街が見渡せる。赤屋根の家が立ち並び、遠くに宮殿のようなりっぱな建物も見えるザグレブもまた美しい街。クロアチアはマリオみたいな恰好をしたお掃除おじさんたちがいて、常に街中をきれいに保っている。
この日のディナーは「レストランボバン」。ACミランに所属していたクロアチア人のイケメン選手ボバンのパパのお店。クロアチアもスロヴェニア同様、日本人好みの味付けで美味しい。 -
≪4日目≫
朝とっても早いので、朝食代わりにホテルの人がランチBOXをもたせてくれた。中にはハム・チーズ入りの大きなバゲット2つ、ヨーグルト、オレンジ、オレンジジュース。
クロアチア航空の機体は最新(当時)のエアバス。
空港にはクロアチア人のドライバーが迎えに来てくれていて、町まで車で20分。 -
ホテルLEROは旧市街から徒歩10分。時間が早くてチェックインはまだできないので、スーツケースを預けて旧市街へ。
クロアチア紛争中その位置・大きさから砲弾の標的となり廃墟となった姿を10年たった今(当時)でもさらしていたホテルリベルタス。 -
スルジ山の壊れたケーブルカー。これも戦争で砲撃を受けた。
昨年(2010年)復旧したと聞いて時代の移り変わりを感じた。
この時はまだ、至る所に戦争の爪痕が残っていた。 -
旧市街に入る前に、街の全景が見渡せるところまで行き、朝ホテルで持たせてくれた朝食を食べる。
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絶景すぎて言葉もでなかった。
ここが戦争時集中砲火を浴びていた街だとは一見して思えないくらい。 -
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城壁を一周。ジブリの『魔女の宅急便』の舞台のモデルともいわれている美しい町が一望できる。
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海に浮かぶ大型フェリーが、街の上に浮かんでいるよう。
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ぱっと見美しい街に見えるがそれでも戦争の傷跡が随所に見られた。
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観光客のほとんどが大型フェリーから降りてくる人たちだった。イタリアとかからだと船で来るほうが便利なのかも。
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本当に美しい。
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けどとにかく暑い。日差しが目にまぶしい〜。
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城壁の外側も赤屋根の家が続く。
でもあまりに体力消耗したので一旦退散。
ホテルに戻ってチェックイン。 -
近くのビーチで海水浴することにする。
そしてそのビーチのそばには・・・。 -
ホテルリベルタス。どれだけ砲火を浴びればこんな姿になるのだろう。
観光地として急速に復活を遂げる街並みとそこに残る生々しい戦争の傷跡が不思議な光景をつくりだしていた。
今は高級5つ星ホテルとして復活したらしい。 -
ビーチにあるホテルBellweのレストランで。イカのフリットが美味しかった。
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≪5日目≫
「アトラス」のプライベートツアーでモンテネグロ日帰り。ドライバーは昨日迎えにきてくれた人で、ガイドさんは明るいお姉さんだった。モンテネグロの名前の由来は「黒い(ネグロ)山(モンテ)」。確かに黒っぽい山並みが続く。モンテネグロ側の国境警備員は怖そうな男の人たち。ガイドさんたちはクロアチア人なので、モンテネグロ側に良い感情はもっていない。戦争を経験した世代ではそれも仕方ないことなのか。
ヨーロッパ最南部のフィヨルドとも言われるコトル湾を過ぎ、PM11:00コトル到着。ここは世界遺産にもなっているきれいな町。 -
当時まだ「セルビア・モンテネグロ」だったこともあり、世界遺産となっていても観光地としてそれほど発展していなかったためか素朴な雰囲気が残る町だった。
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ガイドさんたちはモンテネグロを「(町が)汚い」と言っていた。
クロアチアに比べれば、多少道が舗装されていなかったり、共産時代の古い車に乗っている人が多かったり、道にごみがたくさん捨てられていたり、家の窓がなかったりというのは多いが、あまり観光地化されすぎるよりはこういう鄙びた雰囲気も悪くないんじゃないかと思った。 -
なんとなく寂しげに見えるのは気のせいだろうか。
モンテネグロを走っていて、車のラジオから流れてくるのはクロアチアの歌。ただで電波をとっているようだ。 -
モンテネグロはとてもリッチな人ととてもプアな人がいて、その中間はいないとのこと。
しかし、貧しくてもこんなに美しい海で泳げるなんて、自然からの恩恵は日本人以上に贅沢に受けていると思う。人も町もとってものんびりしている。
コトルからプドヴァへ。
これだけ見るとどこかの南の島のようだ。 -
ステファン島。
島全体がホテルになっている。 -
島にいるのはホテルの客?
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ガイドさんがいうには、クラウディアシファーやソフィアローレンなどセレブがくるという。
でもなぜか干してある洗濯物の中に、子供用の「けろけろケロッピ」のパンツを見つけた。 -
2009年からはアマンリゾートが管理しているらしい。
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対岸のビーチは庶民でもOKなのだろう。ビーチパラソルがずらっと立ち並んでいた。
帰りは行きと違ってコトル湾を見下ろせる山道ではなく、海沿いに進み車ごとフェリーに乗って対岸を渡った。コトル湾全景の写真を撮りたかったのだが。。 -
ドヴロヴニク街中のお店の看板猫。美形だった。
夕食はシーフードの美味しい「アトラス」というお店へ。
翌日のランチを食べた「KAMENICE」というお店も、人が並んでいるだけあって美味しかった。 -
戦争を生き抜いた人たち。
平和になった今、何を語っているのだろう。 -
≪6日目≫
再び城壁へ。どれだけ見ていても飽きない。 -
生々しく残る砲弾の痕。
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戦争時、セルビア・モンテネグロ軍に7か月もの間包囲され、この小さな街でも114人もの犠牲者をだした。街の入り口の要塞だったか修道院だったかの一角には、亡くなった人たちの写真等を飾ってある部屋があった。
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アドリア海はインクを流したかのような鮮やかな色をしていた。
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ずっと留まっていたかった。
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戦争のない平和な時代が続くといいね。
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