夏至のロマンチック街道、ローテンブルク・フュッセン

2011/06/24 - 2011/06/28

夏至の時期のドイツは、とっても日が長くて、涼しくて、花や緑が青々としていて最高ですよ。

そんな時期にロマンチック街道を走るヨーロッパバスで、街道の始発フランクフルトから、ヴュルツブルクを通って終点フュッセンまで586kmを乗ってみました。

エリア ロマンチック街道周辺(ドイツ)

• 旅行の満足度: 4.0
• 観光: 5.0
• ホテル: 3.0
• グルメ: 3.0
• ショッピング: 1.0
• 交通: 3.0

• 同行者: 家族旅行
• 一人あたり費用: 15万円 - 20万円
• 交通手段: 観光バス 徒歩
• 航空会社: ルフトハンザドイツ航空
• 旅行の手配内容: 個別手配

昨年(2010)6月から成田フランクフルト線に就航した、総2階建エアバスA380でドイツへ。

乗った感じは、1階のエコノミーでも非常に騒音が小さくて離陸時のエンジン音もほとんど聞こえてこないほど静か。
エコノミーの乗客は2階に上がれないので、空間的にはそれほど広さは感じなかった。後部トイレの数が多かった。

空港のボーディングブリッジも2階建て。

エコノミークラス総額\130,340

午後7時30のフランクフルト。普通に昼間の感覚で市内観光出来ちゃう。

この時期はどこに行っても観光時間はたっぷりとれるが、時差ぼけと明るさぼけで寝不足必至。

ロマンチック街道沿いのすべての街を観光するには、ドイツ・ツーリング観光旅行社(Touring Tours & Travel GmbH)が毎日走らせている定期観光バス、通称ヨーロッパバス(Romantic Road Coach)に乗るのが一番。

チケット売場は、国鉄フランクフルト中央駅の南側歩いてすぐのところにあった。フランクフルト-ローテンブルクまで約240km、33.6ユーロ。

朝8時、フランクフルト中央駅のバス停を出発。

事前に申し込んでおくと、このような自転車用のキャリアーをけん引してくれる。追加料金は10ユーロくらい。

バスで約4時間半、途中の街を観光しながら、昼の1時頃にローテンブルク到着。

泊ったのは老舗のゴールデナーヒルシュホテル、かなり内装は古ぼけた感じだったが、創業が500年以上前の1476年といわれて驚いた。日本では戦国時代より前の室町時代ころか。

町並みで目につくのは看板の美しさ。特にこのホテルの金の牡鹿(ゴールデナーヒルシュ)の看板は綺麗でローテンブルクでも有名らしい。

午後9時過ぎのローテンブルクの空。まだ明るい。

この日(6月25日)の日の入りは21時29分。その後1時間以上は薄明るい。
今年のヨーロッパの夏至は6月21日だからこれでもピークを過ぎている。とはいえ1分未満だが。

街を歩いていたら、偶然幼馴染の友人のお母さんに会って、お互いとても驚いた。

ローテンブルク-フュッセン行きのヨーロッパバス(48.8ユーロ約347km)に乗って、次の街ディンケルスビュールへ。

夏至のこの時期、ロマンチック街道沿いの街ではビール祭り(Volksfest)が行われていて、ローテンブルクでも、ここでも会場のビアガーデンに行っては昼間から飲めた。

終点のフュッセンまでもう少し。山裾に白亜のノイシュバンシュタイン城が見えてきた。

今は午後8時。余裕の明るさ。

終点のフュッセン到着。

午後9時、やっと夕焼け空が見えてきた。
日が長いと、一日がとても長く感じる。

翌日、近隣のノイシュバンシュタイン城やヴィース教会に行ったり、フォルッゲン湖畔でのんびりと過ごした。静かでとてもいい街だった。