イタリア旅行記2009冬（5泊6日）ヴェネツィア編

2009/12/24 - 2010/01/01

2009年冬のイタリア旅行記です。
個人手配でヴェネツィアとローマに訪れました。

【ヴェネツィア編（２泊３日）】

１日目
・マルコ・ポーロ空港着

２日目
・ヴァポレット乗船
・リアルト橋
・サン・マルコ広場
・ゴンドラ体験
・サン・ジョルジョ・マッジョーレ教会

３日目
・ユーロスターでローマへ

エリア ベネチア(イタリア)

• 旅行の満足度: 4.5
• 観光: 4.5
• ホテル: 4.0
• ショッピング: 3.5
• 交通: 4.0

• 同行者: カップル・夫婦
• 一人あたり費用: 20万円 - 25万円
• 交通手段: 船
• 旅行の手配内容: 個別手配

12/25午前に、成田からフランス経由でヴェネツィアのマルコ・ポーロ空港へ。成田空港は冬休み前かな？ガラガラでした。

夜のマルコ・ポーロ空港へ到着。
こちらの空港もガラガラ。
出口付近チケットブースで、ローマ広場（Piazzale Roma）行きのATVOバスのチケットを購入。
外に出てバスを待ちます。寒い。

ローマ広場から川沿いに数分の、Hotel Canal Grandeに宿泊。

翌朝、早速散策開始。
橋の上から運河を見渡し、どちらを向いても絵になる光景に感動しました。

水上の船は、ヴァポレットと呼ばれる水上バスです。
ヴェネツィアは車の通行が禁止なので、
観光上の交通手段として水上バスが利用されます。

上の写真を撮った橋の、反対側の景色です。

サンタ・ルチア駅側の岸から、ヴァポレットに乗ります。
２デイパスのようなものがあったので購入しました。
中はなんとなくバスという趣です。

水上バスからの眺めも素敵です。
運河は逆S字を描きつつサン・マルコ広場へ流れていきます。
私たちは乗ってわりとすぐ、カ・ドーロで一度降りてみました。

降りて、このような小道を抜けると、商店街に出ます。

美味しそうなパニーニ屋さんがあります。

街の中を網の目のように水路が走っています。
そしてそこをゆっくりとゴンドラが滑っていきます。
童話の中の世界のようです。

そのまま商店街を歩き、徒歩でリアルト橋を目指します。
手前で小さなカフェを見つけました。
カウンターのディスプレイには可愛い小さな焼き菓子が並んでいます。

リアルト橋へ着きました。橋からの眺め。

リアルト橋。
この付近は魚市場として栄えているそうですが今は休みなのか見られませんでした。

朝の散策はこのあたりにして、一度ホテルへ引き返します。
時計が印象的なサン・ジャコモ・リアルト教会。

対岸から見たカ・ドーロ。
先ほどヴァポレットを降りたところです。
水面に向かって玄関が開けた昔の商館で、
彩色に白・青・黄金が使われたことから
「黄金の館」と呼ばれているそうです。

歩いてすぐホテルに戻れると思ったのですが、細い道が入り組んでいるためかなり時間がかかりました。

ホテルで一休みした後、またヴァポレットに乗って、サン・マルコ広場を目指します。
ヴァポレットの右手に、「水辺の貴婦人」と讃えられる
サンタ・マリア・デッラ・サルーテ教会。

サン・マルコ寺院です。
５つのドームやモザイクといった東方建築の特徴を持つ、海洋国家ヴェネツィアの象徴のような存在です。

サン・マルコ寺院に入場し、２階から広場を見渡したところです。
向かいにムーア人の鐘と、聖マルコの象徴である翼の生えたライオンのレリーフが見えます。

サン・マルコ広場から運河へ戻ると、ゴンドラ乗り場が。
ゴンドリエのお兄さんに英語で値段を聞いたところ、
「乗船時間は関係なく、運河を通るか水路だけかで値段が違う」とのこと。
寒かったので水路だけにして、３０分ほどのゴンドラ体験をしました。
ゴンドリエが英語で説明をしてくれたり、歌を歌ってくれたり、すれ違うゴンドラと挨拶したりなどとても貴重な経験ができました。

ゴンドラから見る、工事中の「溜め息の橋」

サン・マルコ地区の水路を巡ります。

ゴンドラを降りた後、ヴァポレットで対岸のサン・ジョルジョ・マッジョーレ教会へ。

鐘楼からの景色。

ヴァポレットでリアルト橋まで戻り、朝見かけたカフェに入りました。
ココアと焼き菓子がとても美味しかった。

商店街で晩御飯としてパニーニなどを買い、ホテルへ戻ります。
夜の運河は街灯を反射してこれまた綺麗。

ヴェネツィア３日目は、電車でローマへ移動。
２泊したHotel Carlton on the Grand Canal。
中庭側の部屋でしたが、内装がクラシックで素敵でした。
空港バスの発着所であるローマ広場やサンタ・ルチア駅が近くて便利でした。
階段や石畳が多いので、スーツケースで長距離歩くのは大変です。

サンタ・ルチア駅。
この付近の土産物屋は、1,000円以内くらいでヴェネツィアグラスのアクセサリーが買えるので女の子へのお土産探しに良いです。
ローマに行くとこういう可愛らしくて繊細なお土産は売ってないので、ヴェネツィアでもっと買い物をしておくのだったと後から思いました。

イタリアを縦断する特急列車、ユーロスター。
日本からネットでローマまでの切符(e-ticket)を予約しておきました。
発車時刻ぎりぎりだったため荷物置場にはスペースがなく、
スーツケースを席の上の棚にあげることになって大変でした。

ヴェネツィアを出るとすぐに周囲は森と草原になります。
途中フィレンツェに止まり、また森と草原を抜けてローマへ向かいます。
日本だと新幹線などに乗っても切れ目なく街が見えるものですが、外国はそうではないんですね。

ローマの旅行記に続きます。