2011/09/10 - 2011/09/12
82位(同エリア222件中)
憲さん
中国中秋節の祭日を利用して、三国志赤壁の戦いで有名な 湖北省赤壁市の赤壁へ行ってきました。
今から1800年ほど昔の中国三国時代、魏の曹操が南下し 呉の周瑜率いる孫権軍と戦いました。
その戦いを題材にした「レッドクリフ:赤壁」という名前の映画が数年前に前篇後篇の2部作で公開されました。
今回は その映画のクライマックスシーンの船合戦があった場所を訪ね、長江の川岸の「赤壁」の文字を見て、感動してきました。
三国志の赤壁の戦いは 非常に有名な戦いですが、戦いがあった赤壁と名乗る場所は中国国内で全部で五か所もあるそうです。史実としてはこの湖北省の赤壁であったと言われています。
今回行ってみると 以前からあった赤壁の遺跡?を大幅に改修・箱モノを追加して レッドクリフにちなんだ一大テーマパークに生まれ変わっていました。
赤壁市政府の凄まじき商魂たくましいさです。
- 旅行の満足度
- 4.5
- 観光
- 4.5
- ホテル
- 4.0
- 交通
- 4.0
- 同行者
- その他
- 一人あたり費用
- 1万円未満
- 交通手段
- 鉄道 高速・路線バス
- 旅行の手配内容
- その他
-
一日目、南京―武昌―赤壁と鉄道を利用しました。
南京10時ごろ出発し、赤壁駅には17時50分に到着。
蛇足ですが
武漢には 武漢・武昌・漢口と大きな駅が3つあり、それぞれから中国国内へ鉄道が伸びています。
(武漢は武昌と漢口が合併して武漢になりました)
赤壁に行く鉄道は 武昌→赤壁の従来線と 2010年にできた中国新幹線の武漢→赤壁北駅があります。
(ちなみに、武漢から広州まで新幹線で結ばれました)
南京→武漢は一日1本、南京→武昌は一日1本、南京→漢口は一日8本と便数があるのですが、赤壁に行くに乗り換えの面倒さを回避するため、南京→武昌→赤壁のルートで行きました。
武漢へ鉄道を利用する方は、3つの駅があるので 到着駅・出発駅を間違えないように! -
今回泊まったホテル、赤壁大酒店です。
赤壁市の市街地のはずれにありました。
新幹線が開通し その観光客を当て込んだと思うのですが 地方都市のホテルとしては まずまずのホテルです。
星級のホテルの割に 276元(一泊二人)と安かったです。 -
夜 川岸を散歩したら、子供たちが武術の訓練をしていました。
普通 中国の広場で おばちゃんたちがダンスをしているのですが、広場の下の川の遊歩道で 子供たちが武術の訓練をしていました。
それも、高学年の子が 掛け声をかけ、低学年の子に形を教えていました。 -
二日目の朝
ホテルの前からの市内バス(1元)に乗って、城西長距離バス駅に向かいました。
市内には、このような市内バスを沢山走っています。
地名さえ判れば 安くて便利です。 -
赤壁市内の商店街・市場の風景です。
歩道いっぱいに 露店が並びます -
歩道には、駐車している車や、リヤカーや自転車やオート三輪に載せて野菜類・果物・日常雑貨の商品を売っている露店や、小さないすを並べて食堂になったりと、活用?されています。
利用できるのは、何でも利用しようというようです。
歩道が有料の駐車場になっているのですが、料金を取っている人は市政府から認可されているのでしょうか? -
城西バス駅から 赤壁鎮行きのバスに乗り、約1時間で終点の赤壁鎮に着きました。
料金は二人で15元と安かった。
昨日乗ったタクシーの運ちゃんは、150元で送るよと言っていた。
この路線バスなら10分の1。
観光客はほとんどいなくて、近在の人たちの生活路線バスです。
三国赤壁古戦場の地図を描いてみました。参考にして下さい -
終点の交差点のロータリーを横切ると、三国赤壁古戦場の石門があります。
石門は二つありますが、右側は新しくなった方の石門で、道路は まだ工事中でした。
左側に進むと旧入口で 入り口は閉鎖されていました。 -
三国赤壁古戦場の入り口。
りっぱな、新しい入り口です。
ここは赤壁の遺跡でしょう???
「間違った所に来たか」と思いました。
遺跡・史跡・歴史は感じられません。
まさに 新設のテーマパーク入り口でした。 -
入り口の後ろは、テーマパーク用リゾートホテル。
ここで泊まって、赤壁観光をするのでしょう。
誰が 一体泊まるのかしら?こんな不便なところに。 -
三国赤壁古戦場の入場門
レッドクリフにちなみ、一大テーマパークに変わり、入場料が60元から150元に値上がりしていました。
入場の切符売り場で、中国の観光客も入場料が高い・学割/老人割引もなくて、怒っていました。
しかし、遠くから来た観光客なので仕方なしに、高額の入場料を払っていました。 -
入場門を入ると、大きなステージが有りました。大きなスピーカーがデーンと置かれていました。
しかし、誰もいませんでした。ステージの奥に進んだら、砦風の要塞になっていました。 -
館内の案内が整備されていないので、まごつきながら、右脇の土産物屋さん(まだ営業していません)の前をさらに中に進むと、広場に出ました。
-
ここで、武道の演技をやっていました。
中国なので、カンフウか少林寺拳法なのでしょう。
昨日の夜、河原で子供たちが練習していたのと同じ武道みたいです。
あの子たちも、大きくなったら、ここで 演技をするのでしょう。 -
新しく作られた箱物のテーマパークの全景です。
かなりの投資をしたようで、りっぱな箱物が並んでいます。
入場料が150元になったのはこのせいでしょう。
しかし、箱物の中は お土産物屋や食堂・売店、遊ぶ施設のようですがほとんど営業していませんでした。
観光客がまだ少ないためかと思います。 -
沼には、舟形の建物。
内部は レストランにする作りでしたが、外形だけが出来ていてまだ営業していませんでした、今はただの個室でした。
このほかに、馬場があって 馬に乗れるようになりそうなのですが、まだ なにもありません。
以上が、新しく作られた箱物群です。 -
赤壁大戦陳列館
-
赤壁大陳列館内の 戦いのパノラマ絵画
戦いの様子を大きな画面で克明に描かれています -
赤壁大陳列館 三国人物展
魏の国 曹操像
陶製の像が並んでいました -
赤壁大陳列館 三国人物展
呉の国 孫権像
陶製の像が並んでいました -
赤壁大陳列館 三国人物展
蜀の国 劉備像
陶製の像が並んでいました -
岡に登ると 周瑜の大きな石像
長江を背に立っています。 -
周瑜のお顔
大将軍ですよね -
そして、川に向かって階段を下りますと
有りました、赤壁の文字。
川向うに並んだ魏の船団を火責めをしたそうです。
その時の 赤い紅蓮がこの岸壁を赤くしたということから、ここに文字が描かれました。
長江の川向こうは 思いのほか近かったです。
また、川の流れも緩やかで 魚釣りの船や貨物船が行き来していました。 -
赤壁の文字は 川から結構高い所にありました。
7から8m?
しかし、案内には 10年ほど前の大水の時は この文字も隠れるほどの
水量だったと書かれていました。
三峡ダムができて、治水が進んでいるのでしょうか -
良く見ると、赤壁の時は 赤い字・白い字のほかにも 沢山の字が彫られていました。
1800年の歴史ですから、彫っては消え・彫っては消えたかと思います。 -
川下りができると、入場口にはあったのですが まだ営業していませんでした。
長江対岸の烏林側から 赤壁の文字を眺めてみたかった、残念。 -
拝風台:二の丘
曹操の船団を火責めにするために、孔明はここで南風が吹くのを祈ったそうです。
祈りの成果により南風が吹き、大風によって 曹操の大船団を焼き尽くしたそうです。
1800年前、野戦の時に こんな建屋を作ったとは思われません。
多分、ここで祈祷所がつくられたことを記念して 後世に作られたものと思います。 -
拝風台の内部
中は道教のお寺になっていました。
殷の時代の大王 堯・舜・兎の像が並んでいました。 -
三の丘:三国古戦場の旧の入り口から入った所にあった門と思います。
-
鳳雛(ほうすう)庵
諸葛亮孔明と並び称される 鳳雛(ほうすう)先生龐統(ほうとう)が逗留していたところだそうです。 -
鳳雛(ほうすう)先生龐統(ほうとう)
ローマの騎士のような周瑜像をみて、この龐統先生を見ると とてもみすぼらしい。
吉川文庫の三国志に「風態は卑しく、顔は醜い」と書いてあったけれど、へたな彫刻師と思った。 -
桃園の誓い
三国志の冒頭のエピソード。
蜀の 劉備、関羽、張飛が義兄弟の誓いを起てたところが再現されていたが、この人は テレビの三国志に出ていた役者さんとそっくり。 -
誰かな?
曹操? 孫権? -
旧 赤壁三国古戦場の入り口。
閉鎖されていた。
赤壁テーマパークでは食事ができなかったので、この旧入口から出て、近くの食堂で遅い中を取り、赤壁市に戻りました。 -
赤壁市人民広場の孔明像
りっぱな孔明像が建っていました。
赤壁なら 周瑜か孫権だろうと思ったのですが、孔明の方が人気だからだそうです。 -
赤壁鉄道駅待合所
行き先別に待合所があり 10分前になると 改札が始まります。
赤壁を見物し、夕方の汽車で武漢に戻り、武漢で一泊。
次の日、武漢を半日観光したのち 南京に列車で戻りました。 -
赤壁から武昌までの列車の中
赤壁→武昌は1時間半ほど、ただし途中は一駅しか止まりませんでした。
その車中で、車内販売の人が入れ替わりやって来ました。
普通、車内販売と言ったら、飲み物やおやつだと思いますが、今回は 歯磨き売り・高級たばこ・健康機器・ベルト屋さんといろいろの人が 売り込みに来ました。
まあ、買う人はほとんどありませんが。
写真のこの人は ベルトを売りです。ひっぱたり・たたいたりして 丈夫なところを説明しているようでした。
まさに夜店のたたき売りのようでした。
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