2011/09/30 - 2011/09/30
90位(同エリア109件中)
まりあさん
この日は雨。
盛岡の宿から、岩泉の龍泉洞を経由して、久慈の宿まで地道を走りました。
山間の道は、震災のあとは、ほとんどなく、時々道路の表面がぼこぼこしていたり、道路補修の工事で片側車線規制があったりする程度です。ぼこぼこも、震災の前からなのか後なのか、判断はつきにくく、いつもと変わらない、私の大好きな東北の田舎の風景が広がります。
その道が、海岸に出た時は、唐突に震災の爪痕が目前に広がり、ものすごいインパクトを受けました。おりしも、この時、朝からの雨があがり、山沿いは、急に霧に包まれていました。背景の山々には霧がかかり幽玄の美をかもしだしていた時です。その美しさに息を飲むとともに、震災の後ゆえの、広大な広い野っぱらが広がりました。前は漁村があったはずの場所が、根こそぎ何もかも奪われて、平らな土地しか残らなかったという痕跡を目の当たりにしました。
たまたま、車内で聴いていたディスクに、アベマリアの曲が入っていて、その曲が流れていました。山々の美しさと、爪痕の悲しさにアベマリアの曲が妙に一致して、涙がはらはらと流れました。今回の旅は、ただ美しいだけでは済まされない旅だったと、思い知らされた瞬間でした。
さて、龍泉洞は営業しているのでしょうか。
じつは、龍泉洞は、震災ゆえではなく、今年の9月下旬、私が出発した時の台風の被害にあい、しばらく閉鎖していたそうです。地底湖で有名な龍泉洞ですが、停電と大量の水が入り込んだことで、閉鎖を余議なくされていたようです。この日は通路の電気が戻り、地底湖の手前まで入れるようになったそうです。
龍泉洞といえば地底湖ですから、とても残念でした。でもまあ、せっかく来たのですから、入ることにしました。入場料は、千円を半額の五百円にしてくれて、しかもそのチケットは無期限に有効で、次に来た時にまた使える、とのことで、暖かい配慮に感謝でした。しかも、龍泉洞コーヒーという缶コーヒーまでオマケにつけてくれました。
洞窟フェチの傾向のある私は、主な日本の洞窟だけでなく、メキシコの世界一の規模をもつ洞窟やら、スペインやアメリカの洞窟も入ったことがあります。龍泉洞は、地底湖以外には、あまり面白味がない、との印象でしたが、今回は、照明の発展で、なかなか見応えがありました。写真好きには、けっこう遊べる照明で、ぐんと楽しみを増やしてくれていました。
照明ゆえの写真なので、自然の美ほどのインパクトはありませんが、撮影ごっこの写真を掲載します。
また、以前にもあったかどうかの記憶はないのですが、龍泉洞の道路をはさんだ反対側、歩いて数分のところに、新しい洞窟があり、同じチケットで入場できます。私は最初、迷い込んで、先にここに着いたのですが、チケットを買っていない状態で、この洞窟に入れてくれました。
ここは、研究中とのことで、写真撮影禁止で、お見せできませんが、小さいけど、なかなか興味深い洞窟でした。ですから、メインの洞窟の照明と、新しい洞窟を見るために、ぜひまたお越しくださいませ。
新しい洞窟は、水が豊富で、いまだ発展途上の洞窟です。下の方では、大量の地下水が、ゴーゴーと音をたてて流れていました。この日の雨で、水かさが増していたのかもしれません。
旅に出発してから、三度ほど地震に遭っていましたので、この時は、もしここで地震があって、私一人だけがここに取り残されたら、サンショウウオを食べて生き延びる羽目に陥るかもしれない、と思うと怖くなって、足早に出てしまいました。
- 同行者
- 一人旅
- 交通手段
- 自家用車
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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盛岡から、やまあいの地道を行くと、沿道はまた、実りの風景でした。今回の旅、あまり写真は載せていませんが、ずっとこの、実りの風景と、稲刈りの稲の束の景色を楽しみました。
なかなか写真におさめられませんが、私の見た風景のかなりの比率をこの風景が占めています。 -
学校の跡地にたてられた道の駅です。
あちこちに、懐かしい小学校のモチーフが使われていました。 -
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次の写真が、龍泉洞の入り口ですが、道路の反対側に新洞があります。
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入口近くに、流れている川です。
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小さな滝もありました。雨で水が増量しているようです。
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洞窟に入ってすぐの、小さな池です。少し濁っていました。
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また、いつもの撮影ごっこです。
似たような写真が続いて、失礼します -
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新洞の入り口です。この先は、撮影禁止でした。
龍泉洞の本洞は、撮影OKです。 -
途中に立ち寄った公園で、初めて、平地での秋色を見つけました。北上したから、気温が下がったようです。
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この日の宿は、久慈の町にあるホテルでした。
久慈には、琥珀博物館があるというので行ってみました。
雨の日の対策は、洞窟とか博物館とか、雨の日向きの施設に入ることです。 -
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琥珀って高いんですね。
ミュージアムショップで、何か記念に買おうかと思いましたが、とても手が出ませんでした。
でも、きれいですね。 -
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琥珀セラピーというのがあるそうで、この部屋は、一面琥珀がちりばめられた部屋で寝ると、琥珀のパワーでヒーリング効果があるそうです。
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琥珀のオブジェの中で、撮影ごっこです。
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どちらかというと、海外では食に困らない私ですが、むしろ典型的な日本食が続くとつらくなります。
それで、今回は、ガストによく行きました。
ガストって、東から北で強いんですね。スカイラークでしたっけ。
地元にいる時は、他にいろいろと店を知っているから、ガストに行くことはまずないのですが、午後三時か四時ごろにランチしたい私としては、旅行中は、この手の店がほっとするスポットになります。 -
シャルドネのブドウゼリー、気に入りました。
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