天津、四川そして北京（2011年夏・後編）

2011/09/16 - 2011/09/25

昨晩はうなされ続けましたが体はだいぶ楽になりました、まだまだ本調子ではありませんが、悪化せずひとまず安心。

本日は峨眉山を後にして成都市内で一日観光します。

エリア 中国

• 旅行の満足度: 5.0

• 同行者: 家族旅行
• 交通手段: 高速・路線バス タクシー 徒歩

昨晩は大量の汗をかきました、熱も下がったようです。
お腹は完全にＮＧですが体はかなり楽になりました。

ホテルを９時半遅めの出発です。
サヨナラ峨眉山。「また来るよ」と誓います。

バスに揺られること３時間。
無事市内に戻ってきました。

体調も悪化せず一安心。

行きと同じターミナルに到着します。
そこからタクシーで移動します。

今日の宿は錦里(jinri)の中にあります。
この門楼を抜けると石畳の道が現れ所狭しとお店やレストラン、バー、屋台があり、その一角に宿はあります。

有名な場所には必ずありますスターバックス。

スターバックスのすぐ先に今日の宿はあります。
錦里客桟。

扉を潜るとすぐにこじんまりとしたフロントがあります。
通りの左右に建物があり、フロント側の建物はお値段がお手頃らしい。

ホテルは２階建て
通り面しているのがわかります。

一直線の廊下。

落ち着いた内装です。

・・・通り面しているためか賑やかな声がよく聞こえます。これも便利な場所にあるので全然気になりません。

レッドブルでエナジーチャージ。

１００円しませんでした安いですね。

体調がだいぶよくなりました。

早速、錦里の中を散策します。
カフェだ奥で琴(？)のライブ中。

ホテルすぐ横はお茶屋さん。店前でお茶を煎っています。みんなシャッターを切ります。

屋台だ

五香油茶だ！

でもお腹がＮＧなので見送ります。

ザラメのクレープ包み。
間違いない美味しさ。

屋台もかぶったお店はありません。

こちらはスイーツ専門店かな？

みんな買うためお店は大繁盛。

アイスの串揚げ。

既に衣が着いた状態で冷凍されていた模様。
揚げといっても温めた程度、「サクッ」とはいきません。
微妙だったので一口でギブしました。

路地を一通りしたら、お昼ご飯に出かけます。

さー来ました。錦里を出て徒歩５分。

四川料理で麻婆豆腐が「飛車」であれば間違いなくこちらは「角」でしょう坦々麺。

（お腹がＮＧのため味見しかできませんが）期待ＭＡＸで乗り込みます。

メニュー表どれも安いです。
街の食堂の値段。そして、、

食堂の雰囲気。

下手に飾っていないところに期待できます。

さー来ました。
坦々麺です！！

予想通りまったく飾り気がありません。
いいですよー

お茶碗ほどの器に汁はなく、麺はギッシリ。

数種類の油がタレ代わりなのでしょう。よく混ぜて食べます。

味は当然シンプルです。なんでしょうか表現しにくい複雑な味です。

わたしは味見程度で止めておきます。

お腹に優しそうな甘いスープもチョイス。

ワンタン。

ワンタンは天津でもよく食べますが、一言でいうとこちらのワンタン新鮮な感じがしました。豚肉に臭みがなかったからだと思います。

お腹もよくないし胃もだいぶ小さくなっているのでこれで十分です。
坦々麺は体調がいい時にもう一度味を確かめたいです。

成都坦々麺のすぐ横は火鍋のお店。

錦里の外周にもお店が並びます。そのうちの１軒でお茶のお土産を買うことに。
花秋茶圃というお店に入ります。

買う前に試飲します。

峨眉山のお茶。新鮮で美味しいです。

ＳＴＯＰをかけなければいつまでも試飲タイムは続きます。

お腹が相当膨れたので購入するお茶を選択します。
箱入りのよりその場でつめてもらう方が間違いありません。

峨眉山のお茶を購入することに、
種類も豊富で１００ｇで６００円位のものを買いました。

戻ると街の様子が一変。堤燈とお店の明かりだけの路地。
成都初日に訪れた寛巷子、窄巷子と同じように雰囲気の作り方がとても上手いです。

夜景を見るためにまた散策します。

卵の殻に絵を描いています。繊細。

どこからともなくキンモクセイの香りがします。

影絵で使うお人形。
その横では。。。

実際にお人形を操る職人さん。

的当てゲーム。

さー晩御飯です。
錦里から徒歩１５分。成都神仙豆花庄です。

お客さんの入りは４割程度といったところ。

青で統一されたテーブルクロスとお皿。

蟹味噌の豆花　と　アスパラ炒め。

餡子を緑茶の皮で包んだお饅頭。

ご馳走様でした、坦々麺とお茶でまだお腹が膨れています。

３品で９８元（約１３００円）

さーホテルに戻ります。

２０時ですが人の通りはまだまだ絶える気配はありません。
この日は平日水曜日。。ほとんど観光客かと思いますが、服装からしてローカルもいそうな感じです。

錦里の夜はまだまだこれからという感じ。

奇跡的に体調が戻っているため、ちょっと休憩したら写真を撮りに一人で散歩に出かけます。どうしても路地の雰囲気を味わいたくて。

ＧＯ！
ファーストフード店の概観も街の雰囲気を壊さないようしています。

千と千尋の神隠しに出てきそう。

アイス＆シェーク屋さん
天津にもあります。

池に反射するライト。

特等席でくつろぐおじちゃん。

実はこれを聴きに来たかった。弾き語りのライブ。

しばし立ったまま歌に聞き入ります、

楽山大仏、峨眉山、食事、辛かった事、河本さん、色々な出来事が自然と頭の中に浮かんできます「旅行って本当にいいな・・・」音楽は流れ続けます、知らない曲ばかりだけど何故でしょうか心に沁みます。

今日一日これで終わりなんだ。

ライブの看板

本来ならこちらに座りライブを楽しみます。

黒を基調とした看板。

昼間琴を弾いていたカフェも夜はバーとして営業しています。

決して主張することなくなじむように営業するスターバックス。いいですよー

さーこれで夜の散歩は終了。ホテルに戻り明日の帰宅に備えます。
結局０時頃までは人の声が聞こえていました。

朝７時起床でしたが、どうしても朝の路地の様子が気になり６時００分に起床。

ホテルの前。
昨晩と違った雰囲気これが路地の素顔なんだろうな。

朝まだ人々が目覚めぬころ、街も眠りについています。

今日はどんな一日になるんだろう。

おじちゃんが椅子で休んでいた高い壁にはさまれた路地もひっそり。

ブラックスワン達も人間から解放され自分達の時間を楽しんでいます。

ライブバーの前。
今日はどんな音楽が流れるのでしょうか。

朝のスターバックス。
材料を店内に運び込んでいます。
今日も忙しくなるんだろうな。

さーこれで散歩は終了。荷物を取りにホテルに戻ります。

タクシーで空港に向かいます。
道が空いていたため３０分で空港に着きました。

今日はecoの日ということで車自粛日だそうです。
もう少しゆっくりすればよかった・・・

空港内にあるフルーツ専門店。

鮮度も良さそう、以外に侮れないぞ。

お腹がよければ南国のフルーツを買っていたところです。

朝食はＫＦＣにします。

揚げパン

ハムサンド

お粥。
ＫＦＣのお粥普通に美味しいです。

楽しかった成都もこれでお別れ天津に戻ります。４泊５日があっという間でした。

絶対にまた訪れたい街です。そして次回は体調を完璧にしてもう一度四川料理を味わいたいと思います。

「四川で一番の印象深い事は？」と聞かれたら、真っ先にこう答えるでしょう「緑が多くキンモクセイの香りがする街だった。そして魅力的な路地が多かった」と。

これで今回の夏休み旅行はおしまい・・・・
と思いきや題名にある北京が出てきていません。
そう、この後番外編でお送りします。しばらくお待ち下さい。