2011/04/23 - 2011/04/25
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しまうまのしましまさん
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ここのところはまっているバード・ウォッチング。
昔から自然や動物が大好きなのですが、新婚旅行で訪れたタンザニアにて鳥の魅力にさらにとりつかれ、本格的に始めた今日この頃。
そうして過ごす中、思いっきり好みの鳥を図鑑で発見。
それは「Macareux moine(パフィン)」!!!
オウムのような顔にペンギンのような姿がとってもかわいい♪
基本的には海の上で生活している鳥なのですが、4〜7月にかけて産卵・子育てのために、ノルウェー・アイルランド・アイスランドなどの海岸にやってきます。
ぜひ見てみたい!
けれど、同じヨーロッパ内と言えども海外はそうホイホイ行けない・・・。
そんな中、なんとフランスのブルターニュ地方にある、Sept-iles(セット・イル)という島でも見ることができるという話を聞きつけました!
さっそく3連休を利用し、パフィンに出会う旅へ♪
- 旅行の満足度
- 5.0
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ブルターニュは、イル・ド・フランス(パリ)の西側にあるノルマンディーよりも更に西にあります。
うちからは車で約5時間の道のりです。
お昼はお弁当を持参してピクニックで済ませ・・・ちょこちょこ休憩しつつ進みます=3 -
ブルターニュに入ってからは海岸沿いを走ります。
目の前に広がる海! -
気持ちいいー!!!
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風は強いしちょっと曇っているけれど、遠くまで見渡せました★
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途中立ち寄った集落からの眺め
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集落の中心にそびえるこの建物は、昔修道院だったそうです。
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ラピュタみたい・・・。
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寄り道ばかりしていたら、午前中に家を出たというのに、目的地である街Perros Guirec(ペロス・ギレック)に到着したのは夜の21時。
翌日はこの街の港から出る「sept-ilsツアー船」に乗って、島に向かいます。
運が良ければアザラシやペンギンも見れるらく、期待に胸が膨らみます!
朝早いので夕飯はさっくり済ませ、早めに就寝。 -
そして翌日の朝8時★
気持ちよく晴れて、まさに船出日和! -
Sept-ilesは海鳥の保護観察地に指定されており、現在これだけの種類の海鳥を見ることができます。
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いよいよ出発する船に乗って、Sept-ilesへ!2時間半のツアーです★
パフィンみれるといいな♪楽しみすぎて異様なテンション(笑) -
あっという間に街が遠くに=3
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5キロ程進んだところで島が見えてきました。
この島についてる点々全てがFou de Bassan(シロカツオドリ)!!!
このSept-ilesは、カナダ・イギリスに次ぐ、世界で3番目に大きいカツオドリのコロニーです。 -
島に近づけば近づく程、どんどん数を増すシロカツオドリ!
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優雅に舞うシロカツオドリ
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プカプカ浮かぶシロカツオドリ
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そして島はすごいことにー!!!すごい迫力!!!
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シロカツオドリは、4月頃この岩山にやってきて、巣を作り卵を産み子育てし、8月頃また海へと去ってゆきます。
カップルは、一生同じパートナーと共に過ごすのだそうです。
一途な鳥なんだー!!! -
面白いことに、島の反対側には全然巣がありません。
飛び立つのに追い風が必要なため、岩肌の風が強いところのみに巣を作るんだとのこと。 -
そしてそして・・・
ついに・・・
憧れのパフィンを発見!!!やったー♥♥♥ -
この島での生息数は185カップル。出会えた偶然に感謝です♪
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パフィンも同じパートナーと一生添い遂げます。
1年にひとつだけ卵を産み、大切に育てるそうです。
なんて愛しいのだろうと、ますます虜に(♥^_^♥) -
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あわせて4羽いました♪
たった数十秒だったし遠かったけれど、このかわいさ、うれしさは忘れられません! -
そして、まさか見れると思わなかった、Petit Pinguin(オオハシウミガラス)のも遭遇!!!
フランスではペンギン扱いだけれど、日本ではペンギンではないみたい。 -
かわいいー!!!
こちらもあっという間に遠くに行ってしまいました・・・。 -
その他に出会った鳥達・・・
Huitrier pie(ミヤコドリ) -
Cormoran huppe(鵜)
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その後なんとー!!!
アザラシの親子にも出会えました! -
こ・・・これは鼻血もののかわいさ・・・!!!
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お母さんが子供に泳ぎを教えているようでした♪
動きがちょっと人間みたい! -
・・・と、興奮しっぱなしの状態の中、Ile aux Moineで途中下船★
Sept-ilesの中で唯一上陸が許されている島です。
ここで45分の休憩です。 -
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Alouette des champs ヒバリ
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もうちょっとゆっくりしていたかったけど、あっという間に時間は過ぎ・・・ツアーももうすぐ終わりです。
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ミヤコドリの群れ
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最後に岩場の海岸をまわってから港に戻ります。
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人の顔に見える岩
こうして、大充実の2時間半のツアーは、あっという間に終了!!! -
戻ってきた浜辺には、風が冷たくて結構寒いのに水着で寝転んでいる人がたくさん★
ブルターニュは夏でも涼しい気候。
18度もあれば「今日はあたたかい!ビーチ行こう!」となるそうです・・・。 -
撮った写真をニヤニヤ眺めながら昼食をとった後は、先ほど船で通った岩場を散歩してみることに♪
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海鳥のことばっかり今まで書いていましたが・・・
実はここペロス・ギレックは、海鳥達よりもこの巨大な岩の大群で有名。
ヨーロッパで一番干潮差が激しく、荒波が打ちつけるブルターニュの海が作り出した景観なんだそうです。 -
こうしてみると、カモメはカモメでも色んな種類がいるんだなぁと実感★(←つい鳥に目が・・・。)
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笑ってる顔みたいな岩
これすべて自然の産物です。 -
子供の頃の磯遊びを思い出してつい夢中に(*^_^*)
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エビ発見!
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エッフェル塔でおなじみのエッフェルが設計した家
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海難救助隊の船も。
現役です! -
岩を使って・・・ヨーダのイメージ★
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朝から船に乗って、たくさん歩いて、帰路はヘトヘトに=3
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夕飯のリゾット
すごくおいしかったー♪
今日は朝からたくさん活動したので、モリモリと完食! -
3日目、最終日★
既に今回の旅の目的は果たしたので・・・(*^_^*)
この日はゆっくり起きて、海辺を散歩した後にランチというのんびりペースです。
12時になるのを待って、海辺にたくさん並ぶレストランの中から一軒チョイス。
メニューを見て、「おいしそー♥」と思ったシーフードのピザを頼んだところ・・・
出てきたものはこちら。
ちょっと・・・ショボ・・・というか、雑・・・!
ムール貝も手長エビも普通のエビも、全部殻つきのまま!
殻をむく為に一度ピザから取り外し、また元に戻してから食べる・・・という、日本ではあまりお目にかからないスタイル(^_^;)
そういえば、フランスにてエビを使った料理を頼むとかなりの率で殻つきのものが出て来る気が・・・なんて思いつつ、殻にこびりついたチーズと格闘。
殻つきなのは、少しでも手間を省きたいのか、それとも他に理由があるのか・・・?
未だに謎のままです。 -
斬新な(?)ランチの後はペロス・ギレックを後にし・・・
Ile-GrandeにあるLPO(League de Protection des Oiseauxフランス野鳥保護団体)へ=3 -
中は資料館のようになっていて、この一帯で見られる鳥の生態などを詳しく紹介★
1999年にブルターニュ沖で発生した、燃料タンカーエリカ号より流出した重油に被害を受けた鳥達を保護した際の映像なども流れており、思わず見入ってしまいました。 -
Sept-ilesの地図
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そして、この一帯をお散歩。
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ペロス・ギレックとはまた違った雰囲気の海岸
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気持ちのいい景色
残念ながらパリに海はないので・・・海に来ると相当テンションあがります! -
Traquet motteux ハシグロヒタキ
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・・・というわけで、2泊3日の旅はこれに終了!
パフィンをはじめ、ペンギンやあざらし、たくさんの鳥達に出会うことが出来て、大大満足だった今回の旅。
しかしさらに欲が湧いた私達。
今度はもっと身近で、たくさんのパフィン達と戯れたい!・・・と夢見つつ、家路へと着いたのでした(^_^)♪
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