2010/11/20 - 2010/11/21
345位(同エリア919件中)
紅い翼さん
1泊2日の旅の2日目(2010/11/20~11/21)。
2日目の今日もいい天気。
前日宿泊した延岡から、8:40発の路線バスで約1時間半かけて高千穂へ。
まずは、天岩戸神社・高千穂神社そして高千穂峡と定番スポットを横断し、その後街歩きへ。
さすがに紅葉真っ盛りの連休ということで、たくさんの観光客が押し寄せていましたが、(しかしこれに負けず?)紅葉に彩られた高千穂峡を堪能することができました。
〔2日目行程〕
・延岡駅~高千穂バスセンター~天岩戸神社~天安河原~高千穂神社~高千穂峡~真名井の滝~高千穂鉄道高千穂駅~くしふる神社~荒立神社~高千穂バスセンター~博多駅
〔1日目の旅行記(国東六郷満山縦断編)〕
http://4travel.jp/traveler/akaitsubasa/album/10607412/
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 3万円 - 5万円
- 交通手段
- 高速・路線バス タクシー 徒歩
- 旅行の手配内容
- 個別手配
PR
-
〔天岩戸神社〕
高千穂バスターミナル到着後、まずはコインロッカーに荷物を預け、すぐ近くの観光案内所で観光マップを入手。
最初の目的地として天岩戸神社を目指すのですが、高千穂の中心からけっこう(7・8キロくらい)離れています。
(計画時に)路線バスもいろいろ調べたのですがうまくはまらず、やむを得ずここはタクシーで往復することに。天岩戸神社 寺・神社・教会
-
天岩戸神社の御神体は、拝殿の対岸にある洞窟(天岩戸)であるため、本殿はないそうです。
まったく知らなかったのですが、タクシーの運転手さんが(手慣れた感じで)社務所にお願いをしてくれ、拝殿奥にある対岸の御神体を遙拝できる場所まで案内してもらえました(当然神域であるため写真はありません…)。
こちらの建物は、拝殿のとなりにある神楽殿です(拝殿ではちょうど神式結婚式を行っていました)。天岩戸神社 寺・神社・教会
-
神社の木々を色づいてきています…。
-
イチオシ
〔天安河原〕
西本宮をさらに奥へ進み、階段を下って岩戸川沿いの河原まで下りていきます。天安河原 自然・景勝地
-
苔に覆われた岩場を清水が流れていきます。
-
ここ天安河原は、有名な神話である「岩戸開き(天の岩屋にこもったアマテラスを何とかして引き出そうとする神話)」で、八百万神が話し合ったといわれる場所です。
少し開けた河原に仰慕窟という洞窟があり、その中に神社が建てられています(写真はブレてしまっていますが)。天安河原 自然・景勝地
-
イチオシ
神社横の天安河原です。
両側を緑におおわれ、静謐な雰囲気に包まれています。天安河原 自然・景勝地
-
河原には、たくさんの石積みがありました…。
-
〔高千穂神社〕
天岩戸神社ではタクシーに待っていてもらい、高千穂神社まで送ってもらいました(ここまで5,000円也)。ここからは歩いてゆくことに。
まずは高千穂神社からです。 -
階段を登って奥へ…。
-
やがて高千穂神社の拝殿へ。
高千穂神社は、およそ1100年前からこの地方の総鎮守として歴史を刻んできた由緒ある神社だそうです(神社の御由緒を見たのですが、とても歴史のある神社だということ(だけ?)がよく分かります)。高千穂神社 寺・神社・教会
-
イチオシ
境内には立派なイチョウの樹が!
-
境内に屹立するこの秩父杉(国指定天然記念物)は、鎌倉時代に源頼朝の命を受けた(秩父の豪族)畠山重忠が植えたものだと伝えられているそうです。
そうすると樹齢は800年くらいでしょうか。 -
さらに夫婦杉も。
-
拝殿の奥に回り込むと、1778年に建て替えられた本殿(国指定重要文化財)が残されています。
立派な彫刻で飾られてますね〜。 -
さらに神楽殿も。
こちらでは、重要有形文化財に指定されている夜神楽が行われるそうです。 -
〔高千穂峡〕
高千穂神社から西の方へ進み、自然観察遊歩道を通って高千穂峡を目指します。
五ヶ瀬川沿いを歩いてゆくと…。 -
イチオシ
前方に石橋が見えてきました!
-
反対側にも近代的な橋が。
小さな滝を眺めつつ、石橋の方へ向かいます。 -
この石橋の名前は神橋というのですね〜。
橋が自然と調和している感じが美しいです。 -
この神橋を渡ったあたりから、高千穂峡のメインルートとなっているようです。
このためか、一気に観光客の数が増え、(旅行会社の添乗員にくっついていくみたいな)皆で並んで進むといった感じに。
紅葉の季節の連休時だから仕方ないか…。高千穂峡 自然・景勝地
-
神橋に別れを告げ、いざ出発。
-
こうやって見てみると、ここが峡谷であることがよく分かります。
-
このあたりは高千穂峡で一番川幅が狭く、槍飛びと呼ばれているそうです。
高千穂峡 自然・景勝地
-
こちらは高さが約70メートルもある「仙人の屏風岩」です。
高千穂峡には、様々な奇岩絶壁があるので歩いていて飽きないですね。高千穂峡 自然・景勝地
-
この大きな岩は「鬼八の力石」というそうで、重さは約200トンもあるそうです。
さらに渓谷沿いを進んでいくと…。 -
イチオシ
〔真名井の滝〕
ついに、高千穂峡のハイライトである真名井の滝が!
紅葉した木々に包まれた滝が美々しい…。 -
こちらは、真名井の滝の手前にあった少し小ぶりの滝です。
真名井の滝 自然・景勝地
-
ちなみに、この日は高千穂峡の貸しボートの待ち時間が2時間とか3時間との声が聞こえてました…。
(真名井の滝周辺は人の数がとても多くて、写真を撮るのも一苦労でした。) -
このあたりは、国の名勝と天然記念物に指定(五箇瀬川峡谷)されています。
-
そろそろ時間も14時を過ぎ、1人くらいなら並ばずにお店に入れそうだったので、ここで腹ごしらえをすることに。
近くの観光用レストランで、高千穂牛の焼き肉セットを注文しました。 -
おのころ池のまわりも見事な紅葉が。
-
周りは紅一色に染まっています…。
-
道路の反対側には玉垂の滝もあります。
玉垂の滝 自然・景勝地
-
そろそろ高千穂峡から街中へ戻っていきます。
それにしてもすごい人の数でした…。高千穂峡 自然・景勝地
-
さて、ここからは高千穂町の街歩きを。
街のあちこちに、このような地元の文化に関するものが置かれていました。 -
〔高千穂鉄道高千穂駅〕
高千穂神社を横切り、町役場の方へ歩いていくと、今は営業を行っていない高千穂鉄道高千穂駅があります。
今は、高千穂鉄道記念公園となっているそうです。 -
駅には、今も当時の列車(TR100形)が展示され、中にも入れるようになっていました。
-
駅から延岡方面に鉄路が続いていますが…もうここを列車が走ることはないのですね。
-
〔くしふる神社〕
高千穂駅からさらに東へ進んでいくと、小さな丘上にくしふる(木偏に串と触偏に蜀)神社が鎮座しています。 -
こちらは昔から峯そのものを御神体としていたのですが、1694年に現在の社殿が建立されたそうです。
-
奥には拝殿が。
高千穂にある神社はどれも風格を感じる立派なものですね〜。 -
こちらの神社には観光客が一切おらず、とても静かな空間です…。
-
〔荒立神社〕
今日最後の目的地は荒立神社です。
こちらの祭神は天鈿女命(アマノウズメ)で、岩戸開きの神話のなかでこの天鈿女命が舞い、天照大神を外に出すことに成功したことから、芸事の神様で芸能人の祖ともされているそうです。 -
拝殿はちょっと小ぶりな感じです。
中心部から少し離れている割には、そこそこ参拝客がいました。
ちなみに、昔から芸能界関係の人々の参詣が絶えないそうです。まあ、芸人の元祖ですから。 -
本殿の裏側には一本の黄葉した樹が…。なぜかこれだけ立っていました。
-
だんだんと夕暮れ時に。
今日も高千穂峡を横断するなど、けっこう歩いたなあと一人ちょっと感心。
そろそろ帰りましょうか…。高千穂峡 自然・景勝地
-
高千穂バスセンターから、16:25発の高速バスごかぜ号で福岡へ帰ります。
それにしてもバスは安いですね〜(福岡まで3,910円です)。
博多に予定到着時刻より30分くらい遅れたのはご愛敬ですが…。
この旅行記のタグ
利用規約に違反している投稿は、報告する事ができます。
コメントを投稿する前に
十分に確認の上、ご投稿ください。 コメントの内容は攻撃的ではなく、相手の気持ちに寄り添ったものになっていますか?
サイト共通ガイドライン(利用上のお願い)報道機関・マスメディアの方へ 画像提供などに関するお問い合わせは、専用のお問い合わせフォームからお願いいたします。
旅の計画・記録
マイルに交換できるフォートラベルポイントが貯まる
フォートラベルポイントって?
0
48