2011/09/19 - 2011/09/19
168位(同エリア258件中)
がおちんさん
九州ドライブの3日目です。
別府での研修を終えて、夕方から塚野鉱泉、長湯温泉と共同温泉めぐりをしました。
翌朝のフェリーで五島に帰るはずが欠航になり、もう一日ドライブをすることになりました。
熊本経由で島原・雲仙方面に行こうと考えたのですが、台風の影響で有明海のフェリーも止まったため、大牟田・柳川・鹿島とぐるっと回ってナイトドライブを敢行することに。
大村で力尽きて寝ました。
3日目のルート:別府→大分→塚野鉱泉→長湯温泉→熊本→柳川→大村
- 同行者
- 一人旅
- 交通手段
- 自家用車
-
2011年9月19日(月)
朝の別府市街。
山の上にはラクテンチと大分自動車道のアーチが見える。 -
弦躋塾セミナー(鍼灸の研修会)の2日目。
塾長の首藤傳明先生による実技が行われた。 -
経穴を取る様子がスクリーンに映される。
会場の参加者たちは、名人の指の動きに見入っていた。 -
熟練した臨床家ほど、無駄がなくシンプルな治療になる。
50年という臨床経験に培われた首藤先生の実技をじっくり見て、今回も多くのことを学ばせていただいた。 -
セミナー終了後、首藤鍼灸院の若先生より「せっかく車で来たのだから、伯母の顔を見ていって下さい」と声をかけていただき、首藤先生の奥様に挨拶へ向う。
先生のお宅に行くのは6年ぶりだ。 -
すごい雨。
前がよく見えない。 -
16時20分、首藤鍼灸院に到着。
50年間、ここで数え切れないほどの患者が治っていった。
首藤先生の著書は英語やドイツ語、スペイン語にも翻訳されており、外国からも見学者が訪れるほど、鍼灸師にとって憧れの地である。
そして、先生は今も現役である! -
「あんたも元気かぇ」と先生の奥様。
いつも陰で先生を支えてきた、内助の功。
お元気そうで何よりだった。 -
「これ、もっちいけよ」とみやげまでいただき、恐縮する。
どうもありがとうございました。 -
大分から豊後街道(国道442号)へ出て、共同温泉めぐりを再開。
まずは塚野鉱泉へ向うことにした。 -
大分市内から少し走っただけで、こんな長閑な山里の雰囲気になる。
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17時30分、塚野鉱泉に到着。
自然に溶け込んだ、閑静な湯治場だ。
料金箱に200円入れ、共同浴場へ。 -
中に入ると、小さな湯船がひとつ。渋い色合いの湯は貴重な「薬湯」。
塚野鉱泉は病気を治すための浴場であり、掛け流しで温泉情緒を楽しむといったものとは対極的な位置にある。
胃腸疾患に著効があるとされ、「霊泉」を求めて全国のみならず、韓国からも湯治客が訪れるそうだ。 -
湯治客は夜明け前から飲水場で「霊泉」をたくさん飲んでトイレに行った後、今度は冷えた体をこの浴場で温めるのだという。
鉱泉を飲んでみると、酸味+鉄の味。まずいけど、これは胃腸に効きそうだ。 -
別府や湯布院のような有名な温泉地がある一方で、塚野鉱泉のような小さな湯治場もある。大分の温泉は奥深い。
国道442号、県道412号を経由して長湯温泉方面へ向う。 -
途中、今市石畳に寄っていく。
ここは肥後街道の一部で、熊本城主細川氏と豊後岡藩主中川氏の参勤交代道路として利用されていた、石畳が続く宿場跡である。
ひっそりとした佇まいのなか、神社から笛の音が聞こえてきて気分は江戸時代にタイムスリップ。 -
田舎道を走っていると、素朴で素晴らしい風景に出会えるものだ。
車を停め、しばし日本の美しさに浸る。 -
雨は降り続けている。
今日はドライブのスタートが遅かったため、長湯温泉の手前で日が暮れてしまった。 -
18時30分、長湯温泉に到着。
長湯には魅力的な共同浴場がいくつもあるが、今回は御前湯へ。
真っ暗で雨の降るなか、「ガニ湯」に入る根性は無かった。 -
入り口にある飲水場。
シュワッとする炭酸泉を飲むことにより、さまざまな内臓疾患に効能があるという。ただし、一気に飲みすぎると下痢をするそうだ。 -
笑顔が素敵な受付のお姉さん。
「御前湯」が作られたのは安永10年(1781年)というから、230年もの歴史がある。
長湯温泉の特徴は、炭酸ガスが30℃〜50℃の高温域に溶け込んでいることと、九州初の源泉かけ流し宣言が行われたように、ほとんどの施設が源泉をもっていることだ。
2〜3週間かけて、「温泉+食+散策」を正しく行うことが、長湯温泉の提案する現代版の湯治スタイルだという。
湯布院のような変な観光化をせず、健康のために存在する温泉地という姿勢が素晴らしい。 -
モダンレトロ調の風呂場へ。
浴槽の中央からは源泉が出ていて、飲泉もできる。
飲みすぎるなといわれても、つい飲んでしまった。 -
湯はやや熱めで最高の気分。浴槽は深く、その気になれば耳まで浸かれる。炭酸泉が疲れた体にしみこんでいくような快感がたまらん。
七里田の下湯みたいに体に泡はつかないけど、こっちのほうが体に効きそうな心地よさがある。
広いし(笑)。 -
炭酸泉によって末梢血管まで開き、御前湯を出た後も体はポッカポカ。
湯上りの雨が気持ちいい。
さあ、あとは帰路につくだけだ。 -
ゆったり気分もつかの間、妻との電話によって、明朝の五島に帰るフェリーが欠航になったと知る。
明日予約の入っていた患者さんも、全てこちらからキャンセルした(涙)。
これが離島暮らしの泣き所。 -
島に帰れなくなったということは、時間に余裕ができたということでもある。
飲泉の効果も相まってか、腹も減ってきた。
なぜか唐突に「桂花ラーメン」が食べたくなり、ちょっと遠いが熊本行きを決めた。
夜の国道57号をひた走り続け、桂花をめざす。 -
21時30分、熊本に到着。
ところが「桂花総本店」は祭日のためか早めに閉店しており、本場で太肉麺(ターローメン)を食すという野望は打ち砕かれた。
タイミング悪すぎだ。24年ぶりの来店になるはずだったのになー。 -
軽いショックを受けた私に、さらに厳しい現実が。
今夜はフェリー乗り場で泊まり、朝一番のフェリーで島原へ渡って雲仙などの温泉をめぐろうかと目論んだのだが、甘かった。台風の影響で、有明海のフェリーも欠航になったのだ。
長洲港にも行ってみたが、風が強くて朝のフェリーは出そうになかった。 -
「ならば走るしかない」と開き直り、大牟田から有明沿岸道路に乗る。
昼なら眺めが良いだろうに、墨のような有明海がうっすら見えるのみ。 -
23時30分、柳川を過ぎたところで空腹の限界。
こんな時間に名物の鰻が食べられるはずもなく、街道沿いのジョイフルに飛び込んでチキンステーキを注文。
島にはファミレスすら無い環境のため、久々に食べた898円(税込み)のディナーに感動するという失態を犯してしまう。 -
佐賀県に入り、深夜の国道444号をひたすら走る。
腹が満たされると、今度は眠気との戦いが始まった。 -
鹿島を過ぎ、平岩黒木トンネルを越えると長崎県に出た。
国道444号は、4が並ぶから「しあわせ街道」と別名がついている。
良いネーミングだ。 -
そろそろ眠気も疲労も限界に近い。
寝場所を探すほど脳が働かないため、大村から一区間だけ高速に乗ってPAで寝ることにした。 -
1時30分、木場PAに着いた。
洗面と歯磨きをしようと車を降りたらフラーッ。もうゾンビ状態だ。
夜の一気走りで疲労困憊だが、どうにか長崎県に戻れて一安心。
すぐに寝る。
2011年秋 エブリイで九州ドライブ〜共同温泉をめぐる旅・4(小浜 雲仙)に続く
http://4travel.jp/travelogue/10607642
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