2011/09/19 - 2011/09/20
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volansさん
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プロが選ぶ旅館日本一に輝く、和倉温泉「加賀屋」。
その加賀屋が手掛けた再生旅館「虹と海」。
加賀屋が提案する新しいカタチ。
かねてより宿泊したいと思っていましたが、遂にその機会を得ました。
この旅館に宿泊する事だけが目的の旅です。
- 同行者
- 家族旅行
- 一人あたり費用
- 3万円 - 5万円
- 交通手段
- 自家用車
- 旅行の手配内容
- 個別手配
-
1泊2日。
旅館に泊まる事が目的の旅。
台風15号が沖縄付近で足踏みしていた頃でしたので、進路の予想円の向かう先がいつも以上に気になる日々でした。
そして当日。
曇り空の朝。 時折雨。
お昼は、母特製のおにぎりとたまご焼き。
子供の頃の懐かしい味。
半紙が敷かれた白いプラスチック製の大きな籠に沢山のおにぎり。
「江戸っ子煮」という缶詰と大根ときゅうりの醤油漬。
週末毎に出かけていました。
家族3人と祖母。助手席には必ず祖母のもじゃもじゃ頭が見えていました。
おにぎりが寿司弁当になり、外食になり…そして海苔巻きおにぎりに戻りました。
これが一番美味しい。 -
宿泊先が旅の目的とは言え、それだけではやっぱり味気ない。
でも移動は県内。行ったところばかりで行き先に困る。
しかし、この日は雨。自動的に屋内施設に
的は絞られる。
消去法から、能登島水族館と能登食祭市場に
立ち寄る事にしました。
行き先を迷っていた者には恵みの雨?かな?
能登島の小さな漁港に車を止めて、早めに腹ごしらえ。
沖縄のちゅらうみ水族館以来のジンベイザメが楽しみです。 -
「ジンベイザメ館 青の世界」
文字通り、青の世界。
大きさは、美ら海水族館「黒潮の海水槽」の
約1/5。
大型水槽の中を回遊する魚の群れやマンタ。
間近を通り過ぎるジンベイザメの迫力と美しさ。
圧倒され、思わず声が出て、時間を忘れて観ていた美ら海水族館には及ばないけど、それでも見入ってしまう。 -
クラゲを水槽で飼い、癒しを求める事がブームだったことがある。
その時は分らなかったものの、今になると、分かる気がする…。意外と綺麗。
でも、飼育する手間を考えると…。
藻で汚れた金魚の水槽の清掃は父親任せで、何も考えなかった頃が懐かしい。 -
必ず居る、ユーモラスなヤツ。
そして、動かずにじっとしてくれる、カメラ撮影を心得た良いヤツ。(?) -
鯵や鰯など、食べられる魚を見ると、「うまそう」とか「食べられるのかな?」と言うのはもう止めよう。
そういう言葉を投げかけて、相手の反応を喜ぶのは止めよう…。
そんな事をふと思いました。 -
-
そして「虹と海」。
部屋は16畳近い和室と、ベットが置かれた洋室、それに脇室。
全てが広く余裕がありました。
前身の「たな嘉」では新館特別室だった部屋らしい。 -
応接セットが置かれていた場所はベットスペースに改装されていました。
カーテンや障子をロールスクリーンに。
掛け軸等の装飾を省き、シンプルに。
他の格安再生旅館と違い、かなりの額を投資して改装した事もありますが、元々の設備も悪くなかったようで、上質な空間になっていました。 -
大きな窓からは、七尾湾を一望。
14階から眺める景色には胸が透きます。
飾り気の無い部屋は、主張する物が無くシンプルそのもの。
清掃は完璧で塵一つ無い。
経年劣化を感じない部屋は、装飾を省いても、チープさは一切ない。
ただ、「普通の旅館にありがちなもの」は非日常感を生み、マンネリ感はあるものの、「温泉旅館に来た」という、自分の中でのイメージを呼び覚まさせる「装置」なのかもしれない。
そのイメージこそ、温泉旅館から人々を遠ざけた原因でもあるけど、一方で古き良き日本であり、心を解すものなのかもしれない。 -
フリードリンクコーナーもありました。
この旅館は、仲居さんがいないので、当然、部屋に入ってからの接客は無い。部屋には茶菓は備えてあるが。
今考えると、このフリードリンクサービスはその代わりというような気もする。
大抵の旅館のロビーの喫茶なんてあんまり魅力が無い。
遠巻きにメニューを見て、疲れた体を休めたいのに、自由に座れない事を不満に思わせる程度。 実際、座っている人間なんて居やしない。
それなら、フリードリンクを餌に、重い腰を上げさせて、部屋から物販コーナーの有る1階に人を寄せる方が良いかもしれない。 -
正面には能登島。
雨の日でも静かな内海の七尾湾。 向かいの能登島。
夜は、湾をめぐる街の灯り。
漆黒の闇に、星の瞬き程度の航路灯と、ささやかな街の灯りだけど。
和倉らしい景色を何の障害物も無く楽しめる、絶景の部屋。 -
お隣には加賀屋。
客にもヒエラルキーが存在し、お金を払わねば真価が分からないと言われる賛否が分かれる旅館。
しかし…「いつかは加賀屋(しかも高価格帯で)」といった気分をおこさせる風景。 -
待望の食事!
場所は旧宴会場。
四方の壁に目を凝らすと、舞台であったり、大広間にある床の間であったりと、宴会場の名残が見てとれる。
改装は、照明、畳の交換、テーブルの搬入と実演コーナーの設置程度に見える。 しかし、空間作りが巧みで、「目を凝らさない」と分からない。
限られた条件の中での空間作りが非常に上手。 これが加賀屋の旅館再生の手腕であり、さすが加賀屋と評価出来るものだと思いました。
そして料理はと言うと…。 -
旨い!
高級な「冴え」のある料理では無い。払う金額が金額だから、そんな要求は出来ない。
だけど、街場の「バイキング」とは一線を画する、冴えの片鱗を感じる味。
格安旅館の「数だけ並べた御膳」に比べようも無い位、旨い!
天麩羅、鰤カマの塩焼き、サイコロステーキは
実演。
どれも旨かったが、特筆すべきは「鰤かま」。
身はふんわり、皮はパリパリ。 そして生臭みは
一切無い!
もちろんお代わりしました。^^ -
バイキングスタイルとは言っても、お刺身や八寸のようなものはあらかじめテーブルに用意されていました。
器も盛り付けも美しい。
バイキングでの盛り付けは、素人の力量と食欲に負けて、あまり美しくない。 そして満足感は主に満腹感に由来する。
しかし、あらかじめテーブルに用意された、美しく盛りつけられた一通りのものを見ると、視覚的に非常に満足する。
料理は見た目が8割(9割?)と言われるが、それが満たされ、さらに量的にも満たされるので、非常に満足度が高く感じられるのではないかと思う。 -
松茸ごはんには、驚くほどの松茸の量。
きのこの和え物は、しっかりと香りが生きている。
お刺身は、確かな技術で料理されている味。 -
(「加賀屋」には宿泊した事ないけど…)「加賀屋」の名に恥じぬ味。
最大のお楽しみの夕食にとても満足し、「加賀屋のお手並み」を十分、拝見したように思いました。 -
ただ、気付いた事もひとつ、ふたつ。
まず、「バイキングの料理数が少ない」。
小皿(直径5?弱程度)料理が5品。 おかず系3品(鯛の煮込み、ペンネのクリーム煮、牛たんの煮込み)。そして鍋の具材バイキング。
ごはんと汁もの各2〜3種。 デザートは写真の物に、チョコレートフォンジュタワー(具材はマシュマロのみ)とアイス6種。
書き上げると多く思えるが、実際は少々不足感がある。
各人に好き嫌いがあるとすると選択の余地が無い。
鍋を食べずとも満腹で、これ以上は食べられなかったとは思いますが、「バイキング」ならではの「目移り」する楽しみが欲しかった。
もうひとつはBGM。
悪くはないけど、ずっと「ルパン3世」。
テンポの良さに思わず食がすすむという効果はあったかもしれませんけどね。w -
夕食後は、お隣の加賀屋さんでお散歩。
堂々たる構えの加賀屋。
入口には「宿泊者以外の入館お断り」の表示。
少々気後れしながらも、フロントで虹と海宿泊者である事を告げると、満面の笑みで向かい入れてくれました。
虹と海のショップも、とても巧みに商品がセレクトされていて良かったのですが、虹と海の1店舗に比べて、加賀屋にはそれが複数店舗ある。
置いてある商品は、詰まらないありきたりなものではなく、どれも購入の選択肢に入りそうなものばかり。
簡単な作務衣の虹と海に対して、加賀屋は草履から浴衣、羽織まで上質。
一度は泊まりたいな…と思わせました。
トヨタで言えば「いつかはクラウン」ということかな。
ところで、写真は「虹と海」エントランスです。
気後れがする中、加賀屋の写真は…撮れませんでした。 -
「虹と海」エントランスは周囲の旅館とは一線を画したもの。
リゾートホテルのようでもあり、モダンな美術館のようでもある。
2つの自動ドアをくぐり館内へ。
外玄関を含めて、都合4度、角を曲がらせてようやくフロントへ。
人気の無い中、モダンな空間を歩く時、徐々に外の喧騒から虹と海のコンセプトに世界へと導く装置として、とても有効に機能していました。 -
そぞろ歩きしていた他旅館の宿泊客が、注目している声が聞こえる。
そんな中、入っていくとちょっとした優越感に浸れる。
宿泊費はもしかしたら彼らより安いかもしれないけど…。
そんな異色な旅館。 -
売店は「ショップ」と呼びたくなるような雰囲気。
地元民から見ても、ある程度精選されたものが置いてある印象を受けました。 ベタなものから、定評のある名物まで。
シンプル&モダンが基調なので、商品ディスプレイまでオブジェに見える。 -
お隣、加賀屋の夜。
どんな部屋なんだろうな? どんな人が宿泊しているんだろうな?
そんな事を考えながら見ていました。
ひとつ、ふたつと徐々に灯りが消えていきます。
寝るのがもったいない様な部屋じゃないのかな・・・? -
宿泊プランに付いていた、「和倉スィーツ巡り」。
500円でチケットを購入。 指定されたお店の中から3つ、好きなものを選べるというもの。
「好み」と「コストパフォーマンス」 両天秤のバランスを考えて思いを巡らします。 -
すぐに食べるべきか・・・。
お土産にして楽しみをとっておくべきか・・・。
後で分かった事ですが、下手に選ぶと総額500円以下になる場合もありそうです。 -
今朝は雨。
それも時折、ガラス窓を打ちつける雨。
「雨の日もオツなもの」そうは言っても晴れるに越した事は無い。 -
鳥が羽を休めていました。
-
逃げないね。
餌が欲しいのかな…。 -
お待ちかねの朝食!
味は良かった。 B級の安っぽい味ではない。
でも、やっぱり「選ぶ楽しみ」が欲しい。
数だけで言えばビジネスホテル並み。 楽しく無い。 残念。
気だるいBGMも何か違う気がする…。 -
朝食会場は、1階のドリンクバーが設置されていたロビー。
大きな窓から、七尾湾の海原が見えます。
雨の日の明るい墨絵の世界も趣が有るけど、晴れていれば目の覚めるような青が見えるんだろうな…。 -
果物は美味しかったです。
この果物を昨夜出してくれれば、チョコレートフォンデュもたのしかったろうに…。
エスプレッソにたっぷりの能登ミルク。ミルクが濃厚なせいか、非常に美味しかった。 -
お世話になったお部屋。
いつも通り、ありがとうを言って後にしました。
いつもと違い、なんだかあっさりした感覚にちょっと違和感。 -
最初、総持寺祖院を目指して車を走らせました。
和倉から約40?。
能登半島を横断して外浦の方へ。
「道の駅とぎ 海街道」で休憩。 しかし雨は本降りに。
雨の日に薄暗い寺院を拝観するのも気が重い…。
距離的にはあと17?程度。 しかし、ここで断念する事にしました。
すぐに帰るのも詰まらないので、和倉のおもちゃ博物館に寄る事にしました。 -
1階は昭和のくらしを再現展示。
2階はぶりきのおもちゃ、めんこ etc… なつかしのおもちゃが展示されていました。
木、鉄、プラスティック… 時代によって素材も変化。
今となっては、精巧な木や鉄、ブリキのおもちゃが非常に価値あるものに思えます。
デザインも夢の有るデザインが多い。
部屋に大切に飾ればかっこいい、そう思わせるものも少なくない。
それは本来の用途とは違うだろうけど、新たな価値を見いだせる様な「力」をいまも持ち続けている。
時代が進むにつれて、そんな力が弱まっている気がしました。 -
ミニカ―。
子供の頃、デパートに行く度に、一台ずつ買ってもらっていたらしい。
祖母からは大きな立体パーキングをプレゼントして貰いました。
ただ、大人になってみると不思議と全く興味が無い。
子供の頃の興味が今に至るまで続き、大人の経済力を背景に「大人買い」してしまうものもある。 例えばレゴ。
ミニカ―一つで泥の道も高速道路になる…そんなイマジネーションがなくなったからかな…。 -
僕が幼稚園の時使っていたお気にいりの弁当箱。
まさか「懐かしい」ものを広く扱う「博物館」で「ガラス越し」に再開するとは…。
とうとう、「むかしもん!」になってしまったのかと複雑な心境。
(「ドラえもん」で、のび太達が未来時代の子供達に「や〜い!むかしもん!!」と揶揄されていたのを思い出す…。) -
学生時代、ゲーセンでバカのように取りまくった貯金箱。
展示されている他に、1500円でミュージアムショップで売られていました。
これは現役で実家で活躍。
まさか15倍に値打ちが跳ね上がっているとは・・・。 -
「おもちゃ博物館」というよりは、歴史民俗博物館。
福井県歴史博物館もそうだけど、こういった再現展示は娯楽性が高い。
そして、この時代はちょうど両親が過ごしてきた時代。
歴史教育では置き去りにされた「昭和」を親と楽しみながら振り返る事が出来る。
「おもちゃ博物館」の字面から想像されたもの以上の価値がありました。 -
帰宅後の甘いもの。
スィーツ巡りで購入したロールケーキ。
このお店は、美味しいシフォンケーキを作るお店。
ゴロゴロ入った果物。
たっぷりのカフェオレと頂きました。 なかなか美味。 -
夕食は、和倉温泉駅で購入した駅弁。
駅近くのお寿司屋さん製造。
寿司は寿司屋、そう思わせる美味しさ。
格別旨い! ・・・とは言えないかもしれないけど、帰宅後の疲れたカラダに、酢飯は効く。 熱い緑茶との組み合わせは最高。 -
僕個人は民宿が好き。
ひとり旅では、民宿に泊まるのが楽しみの一つ。
だけど、民宿の宿泊が重なると疲れる事も事実。
民宿の後のホテルは、ひとりの空間にホッと一息つく思いがする。
煩わしさが無い新しい温泉旅館、虹と海は良かった。また泊まりに行きたい。
一方で、仲居さんの挨拶、煎れてくれたお茶と茶菓子を座卓を前に頂いてホッと一息。 そんな旅館に泊まりたくなりました。 -
「手ぶらで加賀屋を後にするのは恥ずかしい…」
何故かそんな見栄を張ってしまい、購入したお土産。
季節ごとに山中石川屋に特注している和菓子。
秋は、柿餡とカステラを組み合わせ。
蜜香阿里山烏龍茶で頂きました。
家族で温泉、また行きたいな。
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