2011/09/13 - 2011/09/21
51位(同エリア391件中)
ankhさん
夏季休暇を利用して短期間(5泊9日)でしたが、地球の裏側、郷愁に誘われる感じで南米アルゼンチンに出掛けて来ました。
日頃は、時間に追われるしがないサラリーマン(もういにしえの表現?)ですが、そこには、大迫力のイグアスの滝とゆったり時間が流れる鈍行列車の旅。
アルゼンチンでも北部地方になりますが、非日常を十二分に満喫して参りましたので、こちら方面へ行かれる皆さんの参考になればと、拙い写真ですが、UPさせて頂きます。
- 旅行の満足度
- 5.0
- 観光
- 5.0
- ホテル
- 4.0
- グルメ
- 4.0
- ショッピング
- 3.0
- 交通
- 3.0
- 同行者
- その他
- 一人あたり費用
- 50万円 - 100万円
- 交通手段
- 鉄道 観光バス 飛行機
- 航空会社
- カンタス航空
- 旅行の手配内容
- ツアー(添乗員同行あり)
- 利用旅行会社
- クラブツーリズム
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今回の南米大陸への上陸は10年ぶり。しかもカンタス航空利用なので、シドニー経由でアルゼンチンへと向かいます。経路としては珍しいでしょ。でも整備不良で2時間遅れでシドニーを経ちました。(この遅延はまだ序の口でした。)
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シドニー経由でしたので、アンデス山脈を通過するルート。
目覚めるとはっきりアンデスを見ることが出来ました。(ラッキー!)
はるばる来たぜ南米!! -
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ブエノス・ディアス!
入国審査も無事通過、時差の関係で2日以上経過し、お昼前にブエノスアイレスのエセイサ国際空港にようやく到着! -
国際線と国内線が離れている立地条件なので最初の目的地であるイグアスへ向かうため、空き時間を利用してブエノスアイレス市内観光。
先ずは、下町色が濃いボカ地区へ。
写真は、かつて高原選手も一時在籍していたボカジュニアーズのサッカー場。
というより、マラドーナが活躍していた場所!聖地です。
残念ながら、サッカー観戦はできませんでした。 -
カミニート地区は、パステル調の街並みでした。
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ここは、ブエノスアイレスといえば、必ず写真に載る程有名な場所だそうで、そういえば絵葉書でも沢山見かけました。
現在のお店はアルゼンチンでも有名なお菓子屋さんです。東京なら老舗の虎屋さん?! -
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お洒落なバー。
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言わずと知れたあのマラドーナ!?
横に並んでの記念撮影も悪くなかったかな〜。 -
観光客へのサービスでしょう。多くのダンサーがタンゴを踊っておりました。
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男性は、ガウチョとよばれるカウボーイの制服姿。
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暫くバスにて市内観光、車窓からの眺めが続きます。
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プエルト・マデーロ地区。ここは、東京でいえば、お台場でしょうか。超高層ビル群が。やっぱり首都ですね。地下鉄も運行され、中には、以前東京で活躍していた旧型の赤い丸ノ内線の車両が走っているとか。
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モンセラート地区にある大統領府。合衆国のホワイトハウスに対しピンクハウスと呼ばれているそうです。
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19時発のイグアスに向かう為、ホルヘ・ニューベリー空港へ。
空港の前に広がるのは海ではございません。ラプラタ川の夕景です。河口で一番広い所は、約220kmもあるとか。ケタ違いです。 -
な、なんと、イグアスに向かう飛行機が、空港当局のミスで4時間以上も遅れ、出発が23時を過ぎてしまった。
結局、イグアスに着いたのは、深夜1時半過ぎ。まぁ、今夜はホテルで寝るだけなのでOKとしよう。
後で聞いたところによるとこの日、フライトできたのは、この空港では4便のみだったそうで、後の日程を考えるとラッキーでした。 -
いよいよ本格的な観光開始!
でも朝を迎えたとたん、既にもう3日目と言われても、なぜかやりきれぬ感じも・・・南米は、やっぱり遠いです。 -
川を挟んで手前がアルゼンチン、左手がパラグアイ、右がブラジルの国境です。世界でも3箇国が隣接するのはそう無いとの事。
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今回は、ブラジルへのビザも無く、イグアスの滝もアルゼンチンのみの旅。もう少し、会社が休めたらなぁ・・・仕方なし。
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イグアスの滝、国立公園のゲートです。
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園内は整備されているので、重装備なしでOK。
但し、濡れても良い格好で。 -
30分間隔で出発するミニトロッコ列車に乗って、「悪魔の喉笛」を目指します。
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10数分も乗ると途中の駅があり、それを2回乗り換えると目的の駅に到着!
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「悪魔の喉笛」の看板!世界中から皆がここを目指してやってきます。
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途中、こんな小鳥達が迎えてくれます。
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草むらには、お休み中のワニ君が。
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駅を降りて15分も歩けば間も無く、「悪魔の喉笛」です。
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轟音とともに!
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この水しぶきが、数分置きに・・・。
カメラの水滴を拭うのと、世界中からの人、人、人をかき分けて、シャッターチャンスをモノにします!! -
今回は、残念ながら、アルゼンチン側からのみ。
現地ガイドさんに聞くと「写真を撮るならブラジル側からの方が・・・」との事ですが、いやはや、凄い迫力でした。 -
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足元を流れ落ちる滝。
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ここから見える滝には、それぞれ名前が付いているとか。
でも、水量が豊富だとご覧の通り一緒になってしまいます。
かえって、迫力があって見応えあります。 -
夕刻、チャレンジするボートツアー。多分ずぶ濡れになる事でしょう。
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虹も滝を彩り、カメラでパッチリ!
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ご来店記念!?
公園内のレストランに飾ってあった著名人の写真。
誰だかわかります?
往年の点取り屋、バティストゥータです。 -
夕方、いよいよボートツアーに参加です!
後列は濡れにくい・・・ハズだったのですが、イキナリ洗礼を! -
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ここまで来たのなら、是非参加をお薦めします!
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下から見上げるイグアスの滝。
アングルが変わると迫力もまた凄い! -
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翌日、アルゼンチン北部の街、ボリビアやチリに近いサルタへ移動。ここは、「雲の上の列車」の起点となる町。
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街の中心は、7月9日広場とカテドラルです。
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隣接するビルの鏡に反射するカテドラルです。
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先代の法王ヨハネパウロ2世の立像。
今迄、法王が南米を訪れた事がなかったそうですが、サルタを訪れた記念に建てられたそうです。 -
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インカの末裔? それとも大道芸人?
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カテドラルの向かいにあるカビルド。市内で一番古い建物。
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サンフランシスコ教会。
夜はライトアップされていました。 -
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サンベルナルドの丘。小高い丘で地元っこが大勢おりました。夜はカップルで大盛況らしいです。
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丘に登って、街を見下ろすと碁盤の目になっています。
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市内の主だった観光スポットは、終日ライトアップされてるそうなので、散歩してきました。
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カテドラルの夜景。
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太鼓や楽器の音が響いていて、お祭りの雰囲気が漂っていました。
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翌早朝、サルタ駅舎。
全席指定の為か飛行機の搭乗みたいに、乗車の際にパスポートが必要です。
現在は週に一度の土曜日出発の観光列車。
片道217km。平均時速35km。因みに往復列車でサルタ迄戻ってくると深夜23時過ぎになります。 -
標高1187m地点。サルタ駅です。
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7時5分発「いよいよ、雲の上の列車」の発車です。
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女性コンパートメントが各車両に2名づつ配置され、ガイドと同時に場を盛り上げます。
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スイッチバックを繰り返し、標高4186mの終点La Polvorillaの鉄橋を目指します。
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出発してから、間も無く雨雲が現われ、気分も落ち込みがちに・・・
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右に、左に揺られながら・・・
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いわゆる撮り鉄の皆さんが歓迎してくれてます。
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撮り鉄の車両が川をも超えて追い掛けて来ます。
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撮り鉄の皆さんが、駅に先乗りして我々を歓迎してくれました。
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この旗はインカの末裔である証しだそうです。
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いつしか、雨雲は何処かへ。
気分もハッピー! -
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様々な鉱物、マンガン等の地質で多色の岩肌となっています。
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車窓の風景を楽しみながらもガタゴト、ガタゴトゆっくりですが、着実に前進しています。
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駅に着くと現地の子供達が集まって来ます。
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かなりの標高地点。もう、柱サボテンも生えていない。
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高山病に備え、医療スタッフを乗せた救急車が、隣接する国道を同行します。
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富士山の高さの辺りにも、町はあります。
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リャマかな。
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ラ・ポルポリージャ鉄橋が見えてきました!
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いよいよ、終点の鉄橋です。(標高4220m)
列車はここで3、40分程停車し、サルタに向け折り返します。 -
橋脚の高さは64m、長さは224m。昔は、鉱山の物資輸送で、この先のチリにも継っていたとか。今は、ここで折り返します。
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折り返し地点の為、先頭にあった機関車を切り離し、最後部へ接続します。
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週に一度の現金収入のチャンス!
でも、地元っ子は、あんまり商売っ気がなく、積極的な押し売りはしてきませんでした。素朴さが現れていました。 -
アルパカを引き連れて、一緒に記念撮影をすれば・・・。
これも現金収入の一種です。 -
旅行客同士、色んな言語が飛び交ってましたが、日本人だと分かるとカタコトの日本語で挨拶をされました!これも国際交流!?
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心地よい揺れの中、15時半過ぎ、8時間近くの列車の旅は終わりを告げ、サルタへ戻る途中駅で下車し、今夜の宿泊先であるウマワカ渓谷へと向かいます。
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アルパカかな。
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ビクーニャかな。
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途中、ボリビアのウユニ塩湖には及ばないものの、サリナス・グランデス塩湖というのがあります。
塩製のリャマ。 -
オットット!
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手乗り人間!?
こんな遊びゴコロも非日常だからこそでしょうか。 -
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翌日、ウマワカ渓谷、七色の丘。ここも世界遺産の1つです。
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午前と午後では、光の加減によって色に違いがでるそうです。
午後がお薦めだそうです。
曇り空が恨めしい。 -
30分も経たぬうちにプカラ遺跡へ。天気も良好に!午後に期待!
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当時の建造物は殆ど無く、創造で再現された石組みで作った住居がありました。印象としては、青い空に映える柱サボテンが立派でした。
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プカラ遺跡の丘の上より各方面を望む。
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柱サボテンの中って観たことありますか?
乾燥させると材木並みに堅くなり、教会にも使用されていました。 -
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午後のウマワカ渓谷。この地域の山肌、「七色の丘」と呼ばれているが、学術的には、5色なんだそうです。
快晴となって色鮮やかです! -
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ウキアの教会。17世紀初頭に建てられた可愛らしい教会。当時のスペイン制服者達が天使の絵を飾り布教に務めたとか。内部の撮影は御法度でした。
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お土産屋さんで売られていた柱サボテンを乾燥させたオブジェ。
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正午になると神父が出窓から出てくるカラクリ時計。
向かいには、ラ・カンデラのマリア像が有名だそうです。 -
正午の時報に皆が集中。
固唾を呑んで、カメラを構えます。 -
期待した割りには・・・
否、大変無礼な発言。
神父様お許しを! -
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昼食のレストランにて。、フォルクローレで旅情もUP。
歌い終わったら、現地の衣装を着せてもらって記念撮影。
勿論チップは、はずみました! -
何だろう?と思って見ていたら、アイス売りのおじさんでした。
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南回帰線のモニュメント。赤道ってのは、聞いたことがあったけど。
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後、何万年か経つと、トルコのカッパドキアの様になるかも。
との事ですが・・・ -
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この辺り、南米のグランドキャニオンと呼ばれているとか。
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間も無くサルタという地点での現地の市場。寄る時間が無かったのでちょっと残念。
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19時過ぎ、サルタの町に戻ってきました。
明日は、午前中に首都ブエノスアイレスの市内観光をし、昼過ぎには帰国の途へ着きます。だから実質、今宵が南米最後の夜。 -
なので、もう一度22時過ぎに市内を散歩してみました。
先日と違い時間が遅かったので、町は静かでした、
カテドラルの夜景、静かな分、厳かな雰囲気。
日中の写真と比べてみてね! -
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サンフランシスコ教会です。
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隣接するビルの鏡に反射するカテドラルです。
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9階のホテルの自室から、サルタ市内を。
このあと、風呂に入って、翌日の帰国の準備で1時半に就寝したのでした。 -
4時に起床し、6時半の国内線でブエノスアイレスへ。
機内から見る御来光。 -
14時発の国際線は、離れた場所にあるため、移動を兼ねたサン・ニコラス地区を市内観光。
ギネス記録にも載るんじゃない!?という片側12車線。24車線もある「7月9日通り」を走行中。
どうやって、車線変更して右左折するんでしょ?
歩行者も横断は、1回では渡りきれないらしい。 -
これは、最高裁判所だそうです。
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最高裁の向かいにあるコロン劇場だそうです。
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ギネス記録にも載るんじゃないか!?という24車線もある「7月9日通り」の真ん中に建つオベリスク。
何処かの国のようにエジプトから拝借したものではなく、コンクリート製だそうです。 -
エセイサ国際空港にあるレゴで作られた国旗。
さようなら、アルゼンチン。 -
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翼よ、あれがアンデス山脈さ。
またまた2日以上を掛け、シドニー経由で帰国の途に。 -
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太平洋上へ出た。という訳で、ここはチリ上空かな。
暫し、南米とはお別れです。アディオス!
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この旅行記へのコメント (3)
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- belleduneさん 2011/09/28 10:22:35
- 乗りたかったなぁ、この列車に...
- ankhさん、雲の上の列車に乗られたんですね。素晴らしい景色です。
雑誌か何かで見て、私も乗りたかったのですが、アルゼンチンで欲張りすぎたスケジュールには、入りませんでした。
また行く機会があれば、是非日程を調整して乗ってみたいです。
今は、この旅行記を見ながら、行ったつもりになってみます。短い日程でこんなツアーがあるんですね。
またお邪魔します。
- ankhさん からの返信 2011/09/29 07:05:58
- RE: 乗りたかったなぁ、この列車に...
- > ankhさん、雲の上の列車に乗られたんですね。素晴らしい景色です。
> 雑誌か何かで見て、私も乗りたかったのですが、アルゼンチンで欲張りすぎたスケジュールには、入りませんでした。
> また行く機会があれば、是非日程を調整して乗ってみたいです。
> 今は、この旅行記を見ながら、行ったつもりになってみます。短い日程でこんなツアーがあるんですね。
>
> またお邪魔します。
- ankhさん からの返信 2011/09/29 07:16:14
- 初めまして、belleduneさん
- これから出勤なので短いコメントをお許し下さい。
確かに短い日程で南米はちょっと無理があるかもしれませんが、でも、是非行きたかったので今回、行ってきちゃいました。
belleduneさんも、色々な所へ出かけておられるようで何よりです。
詳しくは次回にでもコメントさせて頂きます。
取り急ぎお礼まで。
ではでは。
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