2011/08/20 - 2011/08/22
31位(同エリア430件中)
ぱぶさん
10年前の2001年の夏に田舎で中学の同窓会が持たれた。あれから10年、われわれ同級生も古稀を迎える歳となりました!田舎に住んでいる同級生、数名が幹事となり、3.11の東日本大震災・原発事故もあり、この時期、ちょっと悩んだようであるが、色々プランを詰めて準備、案内を取り仕切り素晴らしい一夕&泊りとなった。
前回、2年前にぱぶさんは母の7回忌で田舎に帰り、その時は故郷・周防大島を色々廻って、全国に知ってもらうべく「金魚の形をした島、周防大島(屋代島)」として4編に分けてあげている(http://4travel.jp/traveler/pabusan/album/10440861/ 他)。
今回は、同窓会に繋げて秋吉台、秋芳洞、湯田温泉一泊小旅行を考えた。広島に住んでいる兄夫妻に声をかけると、快く小旅行に賛同・参加してもらえた。
- 交通手段
- レンタカー JALグループ 新幹線
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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JAL1605便(羽田 9:45―11:10 広島)に乗り予定通り広島着。ぱぶさんあまり車を運転しないので、空港からではなく、交通混雑の広島市通過を避け、なるべく周防大島に近い、新岩国でレンタ・カーを予約、ナビ付きで周防大島へ向かうこととした。
それで、新岩国での車受け取りの時間が2時半ころなので、広島駅で時間調整。山口県の道路マップを買い、昼食に釜飯(鯛)を酔心で食べる。新岩国ではレンタ・カーの店の人を探すもいない!電話すると、お客が店に来ており、駅まで来れないので店までタクシーで来てくれとのこと。岩国市内の店で車を受け取り、瀬戸内海沿いの国道を田舎に向けて走る。やがて大島大橋を渡り、周防大島に入る。 -
島の端っこの方がぱぶさんの故郷、今日の同窓会の会場もこちらである。懐かしい、白木山(しらきさん)がぱぶさんの家とはちょっと90くらい向きを変えて374mの姿を見せている。
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会場には5時半頃につけば良いので、それまでにお墓参りしておこうと、道の駅サザンセト・とうわに寄って、お花を買う。
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お花は大目に買ってお墓に行く。久しぶりのお墓参りなので、自分のうちのお墓なのにどこだっけと探す。また、親戚のお墓も探し、こちらにも、水、お花もあげ、お参りを済ます。
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会場に着き、懐かしい同級生等29名と久しぶりに会う。前回の別れ以降の、あるいは人によっては今回初めての同級生等とも近況情報交換、昔のことなど話す。
ぱぶさんは一番遠くからの参加と言うことで、乾杯の音頭を発声する栄誉も与えられ、和気藹々の一杯・食事、各自の近況報告・昔のエピソード紹介等話に大いに花が咲く。
二次会は有志で会場近くのカラオケ店にも出掛け、深夜12時ころまでジュエットするもの、ダンスに興じるもの等それぞれに歌を楽しみ、思い出話にふける。 -
記念の集合写真の他に、昔の仲良しグループでのスナップもいくつか撮り、これらは幹事さんを通じて、写っている各自に会計報告と合わせ、送ってもらう。
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開けて次の日は、天気があまり良くなく、同級生らもそれぞれ家路につくのに、あるいはお墓参りに、故郷の家の訪問に、大畠に渡ってからの電車(山陽本線)に乗るのにも大いに苦労する羽目となった!
ぱぶさんも兄夫妻と大畠駅で10:18に待ち合わすこととしていたのに、電車のつく10分くらい前に電車が止まり、宮島口―柳井間がゲリラ豪雨の為、不通になってしまい、時間には会えない!復旧を1時間、2時間と待つも電車は動く気配なし。食堂・喫茶店もこの日、日曜は休みで、時間つぶしもままならず。
同級生の一部と駅で再会して話していると柳井に行けば下関・九州方面は動いているとのことで、ぱぶさん柳井駅まで同級生をレンタ・カーで送ったりする。
他の同級生から、駅に頼んで近くの駅に止まっているであろう兄夫妻への電話連絡を聞いてみたらと勧められる。(兄は携帯等持たない。兄からのぱぶさんへの電話もない!後でわかったのは間違った電話番号にかけていたそう!)駅員は若い女性であったがとにかく連絡がつき、ぱぶさん、二つ手前の駅まで迎えに行くこととしてやっと会える! -
大畠から秋吉台の方角へは雨は無く、3時間くらい遅れるも、途中昼食しながら、午後4時ころには秋吉台の展望台に着く。
円形の2階展望部から360度の大パノラマを堪能できた。 -
標高400m、150Kmに及ぶ広大な石灰岩が露出するカルスト台地の眺めを見る。
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一部の風景はちょっと目には京都のお寺の石庭の様でもある。この日はこれからカルスト台地を横切るドライブ・ウエイを走り車窓からの景色を楽しみながら湯田温泉のホテル松政(まつまさ)に向かう。
到着後、ホテルの前身は「千人湯」と言う公衆浴場で俳人・種田山頭火や詩人・中原中也が愛したという源泉100%かけ流しの露天風呂「千人湯」につかり、今日の疲れを癒す。兄夫妻との夕食を楽しみ就寝する。 -
次の日、ゆっくりの朝食の後、秋芳洞に向かう。前日の秋吉台展望台近くにエレベータ入口があったので、ここに車を止め、エレベーターで洞内に入る。
最初に見たのは黄金柱(こがねばしら)である。高さ28m、横8mに及ぶ石灰岩の柱。光に照らされると黄金色に輝く特別天然記念物。黒谷口の方に向かい、岩窟王と言う鍾乳石のオブジェを見て、もとのところまで戻る。 -
この洞内にあるマリア観音とか、傘づくし、千畳敷、千町田等々と名付けられた名物風景を見る。
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同じ様な名前で百枚皿と言うのもある。洞内の千枚田の様な風景である。
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1Km程の洞内見学で出口(と言っても実はこちらが入口)に到達。
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この秋芳洞の指定プレートである。
この後、バスセンターまで歩きバスに乗り、車を止めている場所近くまで行く。前日時間が遅くなり見られなかった秋吉台科学博物館(無料)を見学する。小さいながら充実したコレクションを展示しており地質構造、化石、地球の歴史までとても納得のいく内容であった。 -
夕方の帰りの便までにまだ時間があるので、どこかに行こうと聞くと、兄嫁の希望で雪舟庭が良かろうと言うこととなる。途中ちょっと遅い昼食を蕎麦屋さんで取る。
常栄寺(雪舟庭)はおよそ500年前、大内政弘が別荘として画聖・雪舟に依頼して築庭させたもの。雪舟の禅的教養と絵画的神技とをもって作られた日本庭園。 -
庭園は心字池や中国大陸の象徴、三山五獄を配した名園である。
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庭をめぐる小道より、本堂を見る。
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小道には竹藪がしつらえてあり、庭を一周するルートがある。
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この様な筆塚もある。なお、兄嫁は山口大学で学生だった頃この雪舟庭を訪ねたことがあるそうで、当時は草ぼうぼうだったと昔を思い出し、今回の再訪で手入れされた素晴らしい庭に感銘を受けたようであった。
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本堂入口側には京都龍安寺の石庭を思わす様なきれいな石庭がある。
南溟庭(なんめいてい)と名付けられ、昭和の新石庭で七五三の石組み、杉苔で海岸線を表す仏国土、輝く理想の世界を表していると言う。 -
この庭は雪舟が中国南溟を踏破して終に画聖と称せられたとのいわれから名付けられたものと思われる。
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庭の外から覗いて撮ったものはこの様である。
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今回の小旅行を2枚にまとめたコラージュの一つ。秋吉台と秋芳洞。
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こちらは湯田温泉と雪舟庭。これら2葉は兄に記録として送ってあげた。
良い兄弟旅行の想い出となろう。
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この旅行記へのコメント (8)
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- うさぎさん 2011/10/17 23:23:22
- 同窓会楽しそうでしたね!
- ぱぶさん、こんばんは。
本日はご訪問ありがとうございました!
同窓会いいですね!
遠く離れていても、また集まれるって素敵ですよね。
秋芳洞、恥ずかしながら初めて知りました。
ぱぶさんの旅行記を見てちょっと知った気に…(笑)
私も行ってみたーい!と思いました♪
また覗かせてもらいますね〜☆
- ぱぶさん からの返信 2011/10/18 00:08:40
- RE: 同窓会楽しそうでしたね!/早速にぱぶさんサイトご訪問有難うございました。
- うさぎさん:
早速にぱぶさんサイトご訪問有難うございました。m(__)m
一票の投票も有難うございました。
ぱぶさんもうさぎさんサイトをもう一度訪問してみると、Part2 が
上がっていましたので早速訪問させていただきました。
パワーサイト訪問の様子、色々パワー注入を得たようで、きっとご利益あり
ますよ!うみがめも覗いていたあたりで泳ぐ(or スノーケリング等する)と
ほとんどお会いできますよ!もしまだでしたら、次回には旦那さんと
チャレンジください。ハワイ名物のレインボーもね!
なお、ぱぶさんは1964年頃(45年以上も前!)にハワイ大学の大学院に留学
していましたのでそれ以来何度も訪問しています。昨年夏には同窓会の様な
イベントがありこれに参加、もう30くらいの色々な活動を「ハワイ総集編」
としてあげています。お手すきの折、ご訪問ください。
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- tensobaさん 2011/09/29 16:13:01
- 鍾乳洞大好きです
- ぱぶさんこんにちは
秋吉台と秋芳洞^^
鍾乳洞はわたしも大好きです。秋吉台はずいぶん前に行きましたよ。すずしいですよねー。
それにしても旧友をレンタカーで送られたり、お友達を大切にされるぱぶさんだから皆さんに愛されているんですね。見習いたいです。
- ぱぶさん からの返信 2011/09/30 00:05:20
- RE: 鍾乳洞大好きです
- tensobaさん:
ご訪問、一票もカキコも有難うございました。 m(__)m
tensobaさんも秋吉台を訪問されたことがあるのですか?ぱぶさんも
大学生のころ以来でした。山口市や萩は数年前にも行ったことがある
のですが、何故か秋吉台・秋芳洞はそのままになっていました。もっとも
今回も今はやりの金子みすず館や香月泰男(シベリア・シリーズの絵)は
月曜・休館日で残念ながら行けませんでした。(日曜日は3時間のロスで
開館時間に間に合いませんでした!)
同級生のおばちゃんには、大畠駅で駅員さんに頼んで二つ手前の駅に
止まったままで連絡取れなかった兄とのコンタクトの知恵を授けて
もらったりとお互い様でした。ぱぶさんだけが親切だった訳ではあり
ません。(*^_^*) でも、とても良かった10年ぶりの同窓会でした!
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- ぬまちゃんさん 2011/09/28 20:51:30
- ふるさとの同窓会、楽しかったでしょう!!(^。^)
- ぱぶさんへ
山口県のふるさとで同窓会ですね。懐かしく楽しかったことでしょうね。
歌にも出てくる秋吉台
秋吉台、ぱぶさんのブログでどんなところか分かりましたよ。
2年前の周防大島もすっごい感激したものです。
知識を豊富にしてくれるぱぶさんのブログに一票です。
- ぱぶさん からの返信 2011/09/28 22:44:38
- RE: ふるさとの同窓会、楽しかったでしょう!!(^。^)/は〜い、ありがとうです。
- ぬまちゃん:
いつもご訪問・一票も有難うです。ぱぶさんの旅行記で周防大島や山口県
の情報リッチも良いですが、ぜひ、現地のご訪問で肌での体験も歓迎いた
します。何しろ、限界村落で現地では貴女もまだまだ青年部でしょうか?
還暦はオギャーです。青年にはまだまだ遠大な未来と希望がありますよ!
(*^_^*) ぬまちゃんのブログ更新もお待ちしています。
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- 385さん 2011/09/28 17:58:00
- 友との再会・秋吉台・雪舟庭に乾杯☆!
- ばぶさん
いつもお世話になっています。
心温まる今回のブログば、ばぶさんらしい誠実さが随所に感じられました。
秋吉台は今から20年ほど以前に姉妹で「山陽・山陰の旅」をした地で
懐かしくまだ其の頃は展望台はありませんでした。此の写真からカルスト台地
の素晴らしい眺望を感じ入りました。うれしい!(*^_^*)
今でも石炭岩でのポックリ下駄が思い出としてありますよ。
ばぶさんもお兄様義姉様との旅に真心を使いご希望の雪舟庭にも回られ好き
想いでを感動します。又、京都のお庭を思い出させ癒される風景に1票です。
385
- ぱぶさん からの返信 2011/09/28 20:02:09
- RE: 友との再会・秋吉台・雪舟庭に乾杯☆!
- 385さん:
いつもの様に早速ぱぶさんサイトにご訪問、一票の他、385さんの
この地の想い出や優しいコメントのカキコを有難うございます。
兄ももう大分歳を取り、今回は本当に良い機会でした。昔、おやじとの
ハワイ、中国東北部(満州)を家族で回り、ハワイではおやじの従兄弟たち
と会わせ、大歓迎されたり、旧奉天では黒山の人だかりで、一生懸命
戦前の我が家の特定に協力してくれたのを思い出します。兄とも何か
良い想い出を作れないかと思っていましたので、今回が良い機会でした。
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