ベルギー・フランス自転車レース観戦＆オランダ音楽旅行３　（EU & ゲント編)

2010/04/05 - 2010/04/05

自転車レース好きが高じて、とうとう自転車レースの本場ベルギーとフランスへ行って「ツール・デ・フランドル（ronde van vlaanderen)」と「パリ〜ルーベ（paris-roubaix)」を観戦。　さらに欲張ってオランダ・アムステルダムでロイヤル・コンセルトヘボウ管弦楽団のコンサートを鑑賞。
旅程は
成田→（エールフランスでパリ経由)→ブリュッセル(3泊）→ヘント（2泊)→アントワープ（1泊)→ロッテルダム(1泊)→アムステルダム(2泊)→ブリュッセル(1泊)→(エールフランスでパリ経由)→成田(機内泊)

エリア ゲント(ベルギー)

• 旅行の満足度: 4.0
• 観光: 5.0

• 同行者: 一人旅
• 一人あたり費用: 25万円 - 30万円
• 交通手段: 鉄道
• 航空会社: エールフランス
• 旅行の手配内容: 個別手配

【４月５日】
朝、チェックアウト前に周辺を散策していたら、なんかテレビで見覚えのあるビルが･･･

とりあえず三連泊＆週末だとかなり安いという理由で予約したクラウンプラザホテル。

実は隣のビルのはす向かいは欧州委員会のビルでした。徒歩3分ほど。

テレビでＥＵ関連のニュースがあると必ず画面に映るあのビルです

なんの予備知識もなしに突然このビルに遭遇したので、かなりビックリしました(笑)

テレビでおなじみのカット

「地球の歩き方'09~'10」では紹介されていないので、アクセス方法を簡単に説明します。
地下鉄１号線か５号線に乗ってシューマン（Schuman)駅で下車。
google map で【50.843624,4.38274】 と入力するとこの場所が表示されます。

エントランス。
ちなみにこの日は月曜日ですが、イースターマンデーなのでお休み。
周辺はガランとしてました。

欧州委員会ビルの向かいは寿司屋（sushi factory)です。

こっちは欧州議会の建物。
欧州委員会のビルから歩いて５分ほど

google map で【50.838688,4.375343】と入力するとこの場所が表示されます。

入口にはＥＵ加盟国全ての言語で「欧州議会」と書かれています（たぶん･･･)

欧州議会の最寄り駅の前にはなぜかベルリンの壁が二枚

裏はこんな感じ。　Ｌ字型をした頑丈そうな造りです

ベルリンの壁崩壊のニュースはテレビでリアルタイム見てましたが、それがどれほど大きな出来事なのか分かったのはかなり後でした。

ホテルをチェックアウト後、電車でゲントへ移動。

西洋建築史の本で読んだとおりのゴシック様式の大聖堂が見れてテンションＭＡＸ

本当に教科書どおりの典型的なゴシック様式で嬉しくなりました

こちらの古城はさらに古い時代の建築だと思われます
構造的にあまり洗練されてなく、やや鈍重な感じがしますので

その城のてっぺんからの景色。　見晴らし最高です。

こちらは運河に面したギルドハウス群
建築様式は16世紀ごろだと思われるのでルネッサンス後期くらいでしょうか

なにげない建物も、よーく観察するとアールヌーボー様式の意匠が散りばめられていています。

ゲントの街はアールヌーボー様式でいっぱいでした。

ドアの上の半円窓なんか、典型的なアールヌーボー様式。
鉄とガラスという当時の新素材の特性と魅力を存分に生かした表現様式です。
繊細な曲線・直線がその特徴

ゲントで滞在したホテルはかつて修道院だった建物を改装したもの
だから部屋は狭くて質素です。

シャワールームは共同ですが新しく清潔で悪くありませんでした。
（トイレは昔のまま。でも掃除は行き届いてました)
さらに廊下にはティファールの電気ケトルとティーセットが置かれていて自由に飲めるようになっていました。

ホテル内を歩いていたら、素敵なステンドグラスのある礼拝堂を発見

誰もいない礼拝堂で短い時間でしたが贅沢なひとときでした。

夕食後、夜のゲントを散策。治安面での不安は全く感じませんでした。

これはゴシック・リバイバル様式の時計台。ロンドンのビッグベンそっくりです。
夜はライトアップされます

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