クロアチア・スロベニア・モンテネグロ・ボスニアヘルツェゴビナ１０日間の旅

2011/09/03 - 2011/09/12

９月３日より阪急交通社トラピックスの「クロアチア・スベロニア・モンテネグロ・
ボスニアヘルツェゴビナ　４カ国周遊１０日間」に行ってきました。
９月３日は台風１２号が四国を縦断して関空も暴風圏内に入っており飛行機が飛び立つか
分からぬまま梅田から関空行きのバスに乗りました。
バスの車内で“関空の連絡橋が渡れない場合梅田に引き返します”と言っていましたが、
関空到着頃から雨、風が小康状態になり、ルフトハンザ航空は定刻通りフランクフルトに向け飛び立ちました。
ＫＬＭオランダ航空は早くから欠航になっていましたが、律儀なドイツ魂で飛び立ちました。

１日目、１１時間の飛行でフランクフルト空港に着き、乗り継いでオーストリアのグラーツ空港に到着後、バスでクロアチアのザグレブに向かいました。
当初の予定はブレッドに行く予定でしたが、４日（日）にブレッド湖でボートレースの世界大会が行われる為ホテルが取れずザグレブに変更になりました。
ザグレブまで１９０Km、途中オーストリアからクロアチアの国境を通過、クロアチアはＥＵに加入していないためパスポートのチェックが有りました。

２日目、クロアチアの首都ザグレブ市内を観光後、バスで１９０Kmヨーロッパ最大のポストイナ鍾乳洞（スベロニア）に。
ポストイナ鍾乳洞は全長２７Kmの洞窟で入口からトロッコに乗って２Kmまるでインディージョーズのように疾走し、下車後1.7Km歩いて見ます、鍾乳洞内は８℃でした。
観光後バスで約７０Km、国境を超えクロアチアのオパティアのホテルに。

３日目、バスで３４０Kmクルカ国立公園へ、カルストによって造り出された階段状の川では暑さ（３０℃以上）のため大勢泳いでいました。
水温はプールと同じ位です。
クルカ国立公園を観光後、バスで８０Kmクロアチアのアドリア海岸のほぼ真ん中に位置するクルカ川河口に開けた町、シベニクへ、
建築に１００年以上かかったためゴシック様式で建設が始められ途中からルネッサンス様式に変更されたヤコブ大聖堂は世界遺産に登録されています。
シベニク観光後、バスで４０Km城壁に囲まれた小さな島、トロギールのホテルに宿泊。

４日目、トルギールを散策、聖ロブロ大聖堂も世界遺産に登録されています。
トルギール観光後、バスで３５Kmアドリア海沿岸最大の港町で世界遺産のスプリットへ。
スプリット観光後、バスで２２０Kmドブロヴニクのホテルへ。
途中ボスニア・ヘルツェコビナのネウムを通過。
ネウムのスーパーでクロアチアのチョコレートが試食出来ます、またお土産品はクロアチアより安かったです。
クロアチア→ボスニア・ヘルツェコビナ→クロアチアと国境を通過しました。

５日目、アドリア海の真珠と称される世界遺産のドブロヴニクは今回の旅行のハイライト。
オレンジ色で統一された屋根が並ぶ旧市街地は高く重厚な城壁に囲まれており、過去大地震
や内戦等で大きな被害を受けましたが完全に修復されています。
城壁は一周約２Km 一方通行で途中で降りれます。
ドブロヴニク観光後、バスで１００Kmモンテネグロのコトルへ、バロック様式の建築物が建ち並ぶ市街地は世界遺産に登録されています。
コトル観光後モンテネグロからクロアチアへ国境を超え再びドブロヴニクのホテルへ。
モンテネグロからクロアチアへ国境を通過するとき前にアルバニアのバスが居たため
検問に掛かり１時間足止めでした。
アルバニアは麻薬などの持ち込みでユーロ各国で厳しい検問を受けているそうです。

６日目、バスで１４０Kmボスニア・ヘルツェコビナのモスタルへ。
モスタルはイスラム教国のオスマン朝の領土だったこともありトルコ的な雰囲気で昼食もトルコ料理でした。
内戦の傷跡が残っている建物が数多くあります。石橋も破壊されましたが復元されています。
モスタル観光後、バスで３３０Kmクロアチアのブリトヴィッツェのホテルに。

７日目、世界遺産のブリトヴィッツェ湖群国立公園を散策。
標高６３９ｍの湖から標高１５０ｍまでを階段状の川を滝が結んでおり大自然の芸術です。
午前中下の湖を散策、遊覧船で入口に帰り、昼食後上の湖を散策しました。
疲れたらエコロジーバスに乗ることも出来ます。
公園内最大の滝ヴェリキ・スラップは２ヶ月間雨が降っていないため水量が少なく迫力が有りませんでした。６時間散策後ホテルに。

８日目、バスで３１０Kmスロベニアのブレッドへ。
ブレッド城、ブレッド島を観光。
ブレッド島の聖母被昇天教会は船着き場から７〜８０段の階段を上った所にあり、結婚式を挙げる新郎が新婦を抱き上げて教会まで行くのですが新婦が重すぎ途中で下す新郎が居ました。
この日のために新郎は筋トレをし、新婦はダイエットをするそうです。

９日目、午前５時３０分ホテルを出、バスで２２０Km、オーストリアのグラーツ空港へ。
グラーツ空港から約１時間でフランクフルト空港へ。
フランクフルト空港に１１時３０分に到着、乗り継ぎで１３時３５分発関空行きの予定が
機材の故障で約３時間後の１６時３０分発となりました。

１０日目、１０時３０分、無事関空に到着
クロアチアの通貨はクーナで１クーナ約１５円、食事中のジュースは２０〜２５クーナ
ビールが２５〜３５クーナでした。
バスで移動距離は２３６５Km,東京、博多を往復した距離でした
今回の参加者は１４名で母娘連れ３組、友達連れ２組、夫婦連れ１組、
一人参加（男一人、女一人）バスは定員５０人で余裕のある旅でした。

エリア ドブロブニク(クロアチア)

• 旅行の満足度: 4.0
• 観光: 4.5
• ホテル: 3.0
• グルメ: 3.0

• 同行者: カップル・夫婦（シニア）
• 一人あたり費用: 30万円 - 50万円
• 交通手段: 観光バス
• 航空会社: ルフトハンザドイツ航空
• 旅行の手配内容: ツアー（添乗員同行あり）
• 利用旅行会社: 阪急交通社

クロアチアの首都ザグレブ　聖母被昇天大聖堂
右の塔が修理中

聖母被昇天大聖堂前広場

ザグレブ　青果市場
果物類が多く売られている

聖マルコ教会
左はクロアチア国王、ダルマチア地方、スラヴォニア地方を表す紋章
右はザブレブ市の紋章

イエラチッチ広場

ボストイナ鍾乳洞　入口より黄色いトロッコに乗って
約２Ｋｍを猛スピードで疾走、まるでインディージョーズの世界。
洞内温度は８℃

ボストイナ鍾乳洞
細く繊細な「スパゲティ」と呼ばれる
氷柱のような形状の鍾乳石

クルカ国立公園

クルカ国立公園
気温３０℃以上の暑さで泳いでいる。
水温は２２〜３℃で冷たくありません。

聖ヤコブ大聖堂
建築には1431年から1535年と100年以上かかりそのため当初ゴシック様式で建設が始められたが、途中からルネッサンス様式に変更されている

城壁に囲まれたトロギールの時計台

トロギール　聖ロヴロ大聖堂
建築が開始されたのが1３世紀初頭、完成したのが1７世紀になってのこと
そのため教会内は様々な建築様式が組み合わされており、鐘楼の窓は
各階層毎に異なる様式になっている。

アドリア階沿岸最大の港町　スプリット

ディオクレティアヌス宮殿の中にある大聖堂に
隣接する鐘楼

鐘楼からのスプリットの町並の眺め。

ドブロヴニク　フランシスコ会修道院

フランシスコ修道院の中にある1391年開業の
エーロッパで３番目に古い薬局の発売当時の
アスピリンの広告

プラツァ通り
旧市街地の入り口ピレ門から中心部ルジャ広場まで
続く200ｍの通り。
通りの両側には銀行、郵便局、ショップ、カフェが並んでいる。

バロック様式の聖母被昇天大聖堂

城壁よりドブロヴニクの街の眺め

城壁の窓より港の眺め

コトル（モンテネグロ）

コトルの教会

コトルの町並を望む

夕日のドブロヴニク
９月７日午後７時２０分

モスタル（ボスニアヘルツェゴビナ）
内戦による銃弾の跡が残る民家

この旅行記へのコメント （1）

• yayayaさん 2011/09/28 17:00:48

  こんにちは

  ほぼ同じ時期に同じコースを同じ旅行社で巡りましたね。
  わたしは　９月７日出発だったのでブレッド湖のガレッタレースも終わっていて予定通りブレッドからはいりました。クロアチアは今度はオットと一緒に個人旅行でレンタカーでぜひゆっくりまわってみたいです。