2011/09/09 - 2011/09/10
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ぱっしょんKさん
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中国の旧暦8月15日は中秋節にあたり、前後3連休になります。
現在中国の世界遺産16カ所を制覇しています。
2011年の中秋節は17カ所目として承徳に行く事にしました。
北京まで大連と広州から飛行機で向かい、北京と承徳の間は往復列車の予定でした。
中国温州で起った7月23日の事故を受けて、8月に列車ダイヤの見直しがすすめられ、その影響で列車の切符が10日前販売から5日前販売に変更になっていたのが大きな出発前の不安材料でした。が、
10日前の9月1日に広州東駅に行くと、9月から正常な10日前販売に戻っていました。そこで早速行きのK7711次列車を購入。
軟座が欲しかったのですが、改札口の「女性からは軟座はありません。」
「ん?ダイヤ改正で軟座が連結されなくなったのかな?まさか販売初日に売り切れはないでしょう」と思いながら硬座切符を購入。
翌々日の9月3日
今度は北京に戻るK7712次の切符を購入に行くと今度は「座席、寝台ともにありません。」
「ん??売り切れってことですか?」
「はいそうです。」
なんだ〜ぁ!!販売初日で完売ですか????
行きの軟座も即日完売だったことをこのとき初めて知りました。
相変わらず、中国の列車切符購入の難しいこと、難しい事。出発前に痛いほど思い知らされました。
北京戻りはバスを使用することに。
ただ、時間がどれだけかかるのかはっきりしないんですよね。
いろいろしらべたけど、3.5〜5時間と書いてある事が多いです。
帰りは列車とほぼ同じ時間にバスに乗る事にして以下の計画を立てました
予定
9/9夜
僕:20時05分発 中国聯合航空 KN2276 広州→北京南荘空港(22時45分着)
北京南荘空港→(タクシー)北京駅
彼女:20時25分発 中国国際航空 大連→北京首都空港(21時45分着)
北京首都空港→(空港快線鉄道、地下鉄)→北京駅
合流後北京華美倫酒店泊
9/10
北京駅 8:05発 K7711次
承徳駅 13:30着
避暑山荘賓館チェックイン
バスで外八廟 布達拉行宮景区見学
避暑山荘賓館泊
9/11
午前中 外八廟 普寧寺景区見学
午後 避暑山荘見学
避暑山荘賓館泊
9/12
午前中 外八廟 磬錘風景区見学
14時頃発のバスにのり北京へ
北京市内(どっか地下鉄にのれるだろう)→(地下鉄、空港快線)→北京首都空港
僕:21:30発中国南方航空 CZ3114(13日 0時45分着)
彼女:22:15発中国南方航空 CZ6124(23時25分着)
以上の予定ですが、計画通りまずいった事がないんですよね。
今回もそれに漏れず、変更しまくりになりました。
では、9/9夜に北京に移動することから旅のスタートです。
天気に翻弄された9/10までを!!
- 旅行の満足度
- 4.0
- 観光
- 4.0
- ホテル
- 4.0
- グルメ
- 4.0
- ショッピング
- 3.0
- 交通
- 5.0
- 同行者
- カップル・夫婦
- 一人あたり費用
- 5万円 - 10万円
- 交通手段
- 鉄道 高速・路線バス 飛行機
- 航空会社
- 中国国際航空 中国南方航空 中国東方航空
- 旅行の手配内容
- 個別手配
PR
-
9/9
仕事を終え、一度家に荷物を取りに戻り、改めて出発です。
まずは広州空港に地下鉄で向います。
帰宅時間なので地下鉄駅に向う人がたくさんです。 -
反対車線は渋滞中。
-
最寄り駅地下鉄客村駅。
-
帰宅ラッシュがはじまったばかり。ホームへの入場制限がかかる直前にホームに降りれました。
ここから地下鉄3号線にのり、3つ先の体育西路駅に行き、そこから、同じく3号線の空港南行きに乗り換えます。
時間にして約50分。 -
仕事、プライベート旅行で頻繁にくる広州白雲空港。
いつ来てもでっかいわ〜! -
ホールのど真ん中にいつも車が展示してあります。
この日はヒュンダイのソナタが展示されていました。
中国ではまだヒュンダイの高級車は人気がありませんが、アメリカではトヨタのカムリやホンダのアコードを食っている車だそうで。。 -
中秋節を祝う展示が。
今年は卯年なんですね。これ見て思い出しました。 -
搭乗口はA区115番。
OH〜!!
すでにDelateの文字が。30分の遅れの連絡が出ていますが、経験上そんなもので済むはずはありません。
彼女に電話連絡。
「30分くらい遅れるみたいだから、北京駅にはゆっくり来たまえ!」 -
暇なんで空港内をうろうろ。
広州空港は割とお店が多いので、時間つぶしは困りません。
あっという間に変更離陸時間8時35分に。
飛行機はまだ到着せず。
やっぱやられた〜〜!! -
40分遅れで中国聯合航空の飛行機が到着。
ボーイング737−800でした。
飛行機ですでに飛び立っている彼女にショートメールで連絡
1時間半は遅れると思うから、ホテルに先に行って、このメールを見せてチェックインをしちゃって!
デポジッドは僕が到着後預けるので、部屋を開けてください。予約名はぱっしょんK(仮称)です。 -
この日は冴えなくてもいいのに冴えてた!!
1時間遅れの搭乗となったけど、乗ってから30分離陸せず。
彼女にショートメールで送った通り1時間半遅れでの離陸になりました。 -
中国聯合航空は初めて利用します。中国東方航空グループの飛行機会社です。
サービスドリンクに特徴がありました。
通常飛行機の様にコーラー、コーヒーなどのサービスとは別に茶葉で入れた鉄観音とプーアール茶のサービスがありました。
僕は鉄観音を頂きました。 -
初の中国聯合航空の機内食です。
箱入りと丸い銀紙包みのものが渡されました。 -
中には中国パンにベーコンの挟まれた中華バーガーとでもいうものがありました。
味はまずまず。ただ、中国パンは水分がすくないんです。
これだけなら問題はないんですが。。 -
箱の中身に驚愕。
パン。干しマンゴ
。リンゴチップス。あともう一品乾燥させたものと杏仁ゼリー。
のどパサパサになるわ!!
飲み物、食事来る前に飲んじゃったもの。再度飲み物サービスが来るまで、食べかけでストップ!! -
中国聯合航空は北京の南荘空港を起点にしている唯一の航空会社です。
他はみんな首都空港発着なのですが。
南荘空港は街には近いのですが、降りてみてびっくり。
真っ暗、明かりもなんもない。
建物まで空港を歩きます。 -
南荘空港の建物。ちっちゃ!!
これが、中国の首都にある空港とは信じられませんでした。
表に回っても空港を表すネオンサインすらなし。
ただ、タクシーと空港シャトルバスはありました。
直接ホテル、北京華美倫酒店へ。1時過ぎに到着。
部屋に入ると彼女はすでに熟睡中。
起こさない様に準備して僕も眠り着きました。 -
9/10
朝。いつもの様に彼女より先に起床。
出かける準備を進め、準備完了したら彼女を起こします。
彼女が準備している最中に外を見ると。。。
げっ!雨かいな??
外はかなりの雨。僕は自分の傘を持ってきていましたが、雨が少なく、傘など1本も持ってないひとがめずらしくない大連に住む彼女は当然の様に傘を持ってきていません。それを予測して、広州の僕の家にある彼女の傘を持ってくる予定が、うっかり忘れてしまいました。
しかたがありません。ホテルの向かいのコンビニ(らしき店)が開店しているのを確認し、傘を買いにでかけることに。
外出たら、めっちゃくちゃ寒い。。。
広州から北上してきた僕は長袖Tシャツのみで来ていましたが、大連から南下してきた彼女は当然のように大連同様半袖Tシャツのみ。
これはやばいぞ!と思いながら傘を持って部屋に戻ります。
戻り際、冷静に北京華美倫酒店の外観写真は撮っておきました。
北京駅から歩いて5分の三ツ星ホテルです。 -
エレベーターホールです。
-
部屋に帰るとまだ彼女は洗面所。
ベッドを簡単に直し、泊まった部屋の撮影を!
朝食抜き388元(4500円くらい)なり。 -
先ほど傘を買ったお店を。
横に郵便局の集配センターがあります。 -
あるいて5分。北京駅7時20分くらいに到着。
8時5分発の快速7711次列車で承徳に向います。 -
彼女。この格好は寒いよね〜!
-
僕は長袖だから暑いよ。
なんてやってますが、長袖Tシャツ1枚ではこの日は寒かった。 -
まだ時間もあるので駅にある加州牛肉面のお店に逃げ込みます。
とりあえず、朝食であったかいものをほうりこみませう!
キュウリのぴりから浸けとなんかの野菜のピリ辛炒め。何頼んだか忘れちゃいました。 -
僕がオーダー
あっさり鶏肉面 -
彼女がオーダー
ピリ辛牛肉面
2人で67元(700円)
朝ご飯にしてはちょっと豪勢。 -
レストランを出ると改札が始まっていました。
そのまま列車に向います。
我々が乗るのは8号車。席番号は1番、2番。
階段を降りると9号車軟座が連結されていました。
やっぱり軟座はあるんだ。と再認識。
8号車に行くと僕たち2人は思わず
「げっ!!」
人であふれかえっています。
当然のように我々の席にすわる中国人男性。
「ここは僕たちの席だよ」
丁重(じゃなかったかも)に席を空けて頂きました。
座るとすぐに列車は出発。 -
通路側に僕は座ったのですが、席無し切符の人がすぐ横に立っていて落ち着かない。
荷物ががんがんあたるし。
きっついな〜。
と思いながら、窓際の彼女を見ると、すでに夢の世界に。
寝顔の写真をこっそり撮ったら、めっちゃくちゃ怒られたので、ここには掲載せず。
30分くらいで、景色は一面畑ばかりに。 -
首都北京の近郊にこんな山地があるなんて!ちょっと信じられません。
-
河北省に入り、ときどき集落が見えます。農村です。
彼女曰く 生活は楽ではないそう。です。 -
重要作物はトウモロコシとひまわり。
交互にトウモロコシ畑とひまわり畑が現れます。
ひまわりの種は中国では人気のスナックです。 -
終点承徳駅の一つ手前興隆県駅で3分の1くらいのお客さんが降りて行きました。
みんな旅行に行くのではなく、3連休に帰省する人がいるという事ですね。
車内がやっとすいたので、硬座の様子を。
6月に乗ったアモイ→龍岩の車両の椅子よりもグレードがかなり下がります。
僕が住んでいる南方の硬座は軟座とあまり変わらないものにかなり変わっていて、だんだん軟座をつないでいる短距離列車が減ってきているんですが。
北方はまだまだです。 -
承徳駅に到着。
期待に反して承徳も雨。さらに気温も北京以上に低い。
長袖Tシャツ一枚の僕にも相当堪えます。
こりゃ半袖は無理だ!! -
駅前に出てきました。
僕のこの旅一番の不安は帰りの北京行きのバス。
高速バスが登場しているとの情報はあったものの、どこから出ているのか、北京までどのくらいかかるのか。また、何分ごとにあるのか?
さっぱり分からなかった事ですが、駅前に北京高速と書かれたバスが止まっているのを発見!
3台くらいあったので、15〜20分くらいに1本は有りそうです。
これで安心。
その隣にある市内路線バス乗り場で15路バスに乗り、避暑山荘バス停を目指します。 -
避暑山荘のバス停と道を挟んだところに本日のホテル山荘賓館がありました。
-
3星ホテルですが、老舗だけあって、格調は高そうです。
-
部屋はまさしくクラッシックな3星ホテル。
でも価格はちょっと高め。1泊640元(朝食付き)です。 -
バスタブが有りましたが、排水栓が故障していて、水はためれず。
-
トイレは清潔でした。
-
洗面台。アメニティーは必要十分。
-
さて、到着早々、部屋にて活動会議。
結論はすぐ出ました。
この寒さでは半袖で観光は無理!
というわけで、街に出て彼女の長袖を購入することに。
まずは腹ごしらえだね。
有名なのは喬家満族八大碗。彼女も満族だけど行ったことがないとのこと。
まぁ行くなら夜だわね。
というわけで、街に歩く途中で食べる事に。
山荘賓館のすぐとなりに羊肉鍋の看板を発見。承徳はモンゴル族とも関係があるし、ここにしてみようということで。昼食はモンゴル風羊肉の煮込み鍋に決定!
肉はあらかじめ煮込んであってそこに別注文の野菜を入れて食べます。 -
僕のシャツを来て寒さをしのぎつつ昼食を取る彼女。
まもなくこのシャツも不要になります。 -
食事を終え、一番の繁華街南営子大街に向います。
-
相変わらず雨が降っています。
-
南営子大街の入り口のロータリーに康煕帝の銅像があり、ここから南が繁華街南営子大街です。
写真正面のビルが百貨店で、ここに入ります。
彼女はKAPPAのジャンバーを僕はニューバランスのベストをそれぞれ購入。
彼女に長袖のシャツを買いなさいと言ったんですけど、気に入るのがないとのことで、購入せず。
こんな緊急事態でデザインもくそもあるか〜!!
と思ったけど、正直承徳はやっぱり田舎町です。何軒か見ましたが、たしかにいいのは無かったわ。。
最終日に駅に向う途中に発見したんですが、盛華大酒店の横におしゃれなショッピングモールがありました。承徳で何か買うなら南営子大街よりもそちらの方が良さそうです。
写真左手に夜店街があるのを発見。まだ5時前なので、まだやっていませんでしたが、ここで夕飯を取ろうと決めてホテルに戻ります。 -
ホテルへの帰り道。トウモロコシを焼いているおじちゃんがいて1本購入。2元。
中国のトウモロコシはスイートコーンではないので、甘さは日本のものの様にはありません。
ホテルに戻り軽く休憩のはずが、疲れと昼ご飯も遅かったこともあり、そのまま6時すぎに2人とも就寝。
朝まで熟睡になってしまいました。 -
翌日の写真ですが、この日購入したジャンバーと
-
ベストです。合わせて1000元くらいでした。
翌日は予定変更で、午前中避暑山荘、午後この日予定していた外八廟布達拉行宮景区に向います。
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