2011/08/20 - 2011/08/21
12位(同エリア60件中)
どんぴさん
2011年の夏休みは嫁さんに許可をもらって2年ぶりに海外一人旅ができることになりました!\(^◇^)/
だったら妻子を連れて行くのが難しい国に行こうということで選んだ行き先はイスラエル。
イスラエルと言えばテロが心配ですが、ここ数年は目立ったテロ事件は起きていないので大丈夫………思っていたら、出発2日前に南部エイラット周辺でテロ発生!路線バスが武装勢力に銃撃され7人死亡!!!!(-_-;)
しかも、襲撃されたバスはベエル・シェヴァ発エイラット行き…。これって俺が乗る予定の路線じゃん!(-_-;)
というわけで、出発直前にスケジュールを大幅に変更。時間がなくて全然ホテルの予約も出来ないまま現地に向かいました。
出国前から波乱含みの旅になっちゃいましたが、何はともあれ初日の目的地のテルアビブと世界遺産メギッド遺跡に向けて出発です!
【今回訪問する世界遺産】
第147弾「テルアビブの白亜の街 -近代化運動-」
第148弾「聖書のテル群 -メギド、ハツォール、ベエルシェバ」
■8/20(土) 成田空港出発(16:55) → バンコク・スワンナプーム空港着(21:25)
■8/21(日) バンコク発(10:30) → テルアビブ空港着(07:20)→メギッド→テルアビブ
□8/22(月) テルアビブ → エルサレム
□8/23(火) エルサレム → ベツレヘム → エルサレム
□8/24(水) エルサレム → マサダ → エルサレム →(ヨルダン入国)→アンマン
□8/25(木) アンマン → ペトラ → ワディ・ラム
□8/26(金) ワディ・ラム →ウンム・アル・ラサース → マダバ → アンマン
□8/27(土) アンマン →(イスラエル入国)→ エルサレム→ハイファ
□8/28(日) ハイファ → アッコ → ハイファ → テルアビブ空港発(23:05)
□8/29(月) バンコク空港着(14:40)→バンコク→バンコク空港発(23:50)
□8/30(火) 成田空港着(08:10) → 帰宅
- 旅行の満足度
- 3.5
- 観光
- 4.0
- ホテル
- 2.0
- グルメ
- 2.5
- 交通
- 3.0
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 20万円 - 25万円
- 交通手段
- 鉄道 高速・路線バス タクシー ヒッチハイク 徒歩
- 航空会社
- タイ国際航空
- 旅行の手配内容
- 個別手配
PR
-
16:55、成田空港発のタイ航空TG677に搭乗。
なんと一番後ろの席だった。リクライニングし放題(^_^)v
23:25(タイ時間)、バンコク・スワンナプーム空港に到着。
乗り継ぎのためターミナルを移動していたら、土産物屋やレストランの中に混じって「エル・アル・イスラエル航空」と書かれた変なコーナーを発見。
驚いたことに、ここで手荷物の検査や乗客に対する質問(というか尋問)をするらしい。イスラエルの空港ではセキュリティチェックが厳しいのは知っていたけど、乗り継ぎ地でもこんな事をやっているとは思わなかった。 -
ここでの質疑応答はこんな感じ。
質問:イスラエルで最初に泊まるホテルはどこか?
回答:予約なし
質問:どこらへんのホテルに泊まるつもりか
回答:初日はテルアビブで宿を探す
質問:ガイドブックに泊まるつもりのホテルをチェックした跡はあるか?
回答:無い(飛行機の中で考えるつもりだったので)
質問:イスラエルを訪れる目的は?
回答:エルサレムに行きたいから
質問:あなたはクリスチャンか?それとも仏教とか?
回答:無宗教
質問:なんでエルサレムに興味を持ったのか?
回答:歴史上、とても重要な場所だから
質問:イスラエル以外に行く国はあるか?
回答:ヨルダン
質問:ヨルダンには何日間行くか?
回答:3日間の予定
質問:ヨルダンではホテルを予約したか?
回答:一部は予約している
質問:イスラエルやヨルダンのガイドブックは持っているか?
回答:両方持っている
質問:イスラエルに関してプリントした物(ネットなどを?)は持っているか?
回答:YES
質問:カメラは持っているか?
回答:YES
質問:手荷物はどこでパックしたか?
回答:成田空港
質問:自分自身でパッケージしたか?
回答:YES
質問:誰かに何か物を渡されたか?
回答:無し
質問:荷物は常に自分の監視下にあったか?
回答:YES
質問:イスラエルやヨルダンを訪問するのは何回目か?
回答:1回目
質問:イスラエルに友達はいるか?
回答:いない(巷の情報では、いると答えると面倒くさい事になるらしいぞ)
質問:結婚しているか?子供はいるか?
回答:結婚していて、子供が1人いる
質問:なぜ今日は1人なのか?
回答:嫁さんが旅行が好きじゃないから(←適当(笑))
質問:イスラエルで訪問する予定の都市はどこか?
回答:テルアビブ、エルサレム、ハイファ、アッコ
最後に手荷物に変な暗号めいたものを書いた黄色いタグを貼られて終了。いや〜、長かった…
しかもこの職員、態度がすっごく横柄。
何を言っているのか聞き取れなくて、もう一度言ってと頼むと「お前は本当に英語ができるのか!?」とキレ気味に。今まで散々質問に答えてきただろうが!
経由地のバンコクで既にイスラエルの第一印象最悪。 -
飛行機の登場口へ行くと、テルアビブ行きのとこだけ雰囲気が違う。
入口にイスラエル人職員が立っている。さっきの所で尋問を受けなかった人はここで尋問を受けるらしい。
さらに入口がテーブルで塞がれていて、ここでまた簡易的な荷物検査。
さらに変な地下室まで連れて行かれ、手荷物だけ奥の部屋に持って行かれた。どうやら徹底的に中身を検査するらしい。10分ほど待合室で待ちぼうけ。
この本格的な手荷物検査は乗客全員が受けるものではないようだ。待合室にはアジア系の人が多かったので、恐らく主にイスラエル国民以外がこの本格的な手荷物検査を受けさせられるのだろう。
ここまでやって、やっと登場口まで到着。テルアビブ行きの便に乗る場合、この検査に時間がかかるので早めに搭乗口に行くよう注意した方がいい。
00:10、テルアビブ行きタイ航空TG4593(機体はエル・アル・イスラエル航空)に搭乗。
機内食がすげぇマズイ。
機内エンタテインメント無い。
座席がオンボロ。
CAさんが通路を通るときビシバシ体当たりしてくきて、謝りもしない。
イスラエル最悪…。 -
07:20、テルアビブのベン・グリオン空港に到着。
画面に表示された飛行ルートを見ると、紅海と面したごく狭いエリアを通ってイスラエル国内に進入している。
隣国のエジプトやヨルダンの上空を通るのを避けているようだ。 -
08:35、テルアビブ行きの電車に乗る。
まわりの乗客は兵士だらけ。みんなマシンガンを首から下げてる(!)
あのー、隣りの席に座ってる兵士のマシンガンの銃口が俺の膝に向いてるんですけど…
08:57、テルアビブ中央駅(Tel Aviv Savidor HaMerkaz)到着。
駅も兵士だらけ。
この旅の間、電車に乗ってもバスに乗っても常に兵士がわんさか乗っていた。テロの標的になるのは主に兵士だから、普通のバスは比較的安全だろうと思っていたけど、これじゃ全てのバスが標的だ…
嫌な国に来ちまったな〜 (-_-;) -
大きな荷物を持ったまま、ヨルダンのビザを取るためにヨルダン大使館へ。
地球の歩き方にはヨルダン大使館の行き方は
「中央駅裏のダイヤモンド・ストック・センターに行き、徒歩でアッバ・ヒレル通り(Abba Hiller st)に入って少し歩くと左側にヨルダン国旗がはためく高いビルがある」
と書いてあるけど、これが全くデタラメ(怒)。
まず、ダイヤモンド・ストック・センターとアッバ・ヒレル通りは隣接してるように書かれているけど、実際には距離が離れているのでセンター周辺を探し回ってもアッバ・ヒレル通りは見つからない。
載ってる地図も大雑把で役立たずなので、最初から地元の人に「アッバ・ヒレル通りはどこか?」と聞いたほうがいい。
#左の写真がアッバ・ヒレル通り。 -
さらに、ヨルダン大使館の入ってるビルはアッバ・ヒレル通りの「左側」ではなく「右側」だ。そもそも左側に「高いビル」は存在しない。
結局30分以上迷ってようやくヨルダン大使館の入ったビル(左の写真)到着。
ちなみにビルの名前は「OZ BUILDING」。
さらにハプニングは続く。
地球の歩き方によるとヨルダン大使館が開くのは09:30。着いたのはちょうど開館直後だったけど、受付のジジイは10:30に開くという。えっ??
このジジイの態度も最悪。こっちが戸惑っていたら「さっさと出て行け」と言わんばかりに"あっち行けシッシッ!"のゼスチャー。
ホントにイスラエル最悪。地球の歩き方も最悪。 -
近くの商店で1時間ヒマ潰し。
10:30、ビルの10階にあるヨルダン大使館へ。ところがまだ開いていなくて行列が出来ている。ここに並んでいた日本人男性のAさんと談笑しながら待つ。
10:40、ようやく営業開始。
荷物は中に持ち込めず、入口の左側にある棚の中にしまう。さらに中の受付で携帯電話も預けなければならない。
すっかり丸腰になって窓口へ進み、パスポートを預け、書類を書いたりして手続き。
窓口には「1回ビザの手数料は200NIS(約5000円)」と書かれているけど、日本人はタダだそうだ。
ちなみにビザの申請には写真が必要。近くに照明写真の自動販売機はなさそうだったので事前に用意していきましょう。
11:10、手続き終了。12:30にビザが発行されるから、その時にパスポートも返却すると言われる。
ネットで調べたら1時間ぐらいでビザ発行されると書いてあったので、10:30にはビザがもらえるつもりで予定を立てていた。いきなり大きく予定が狂った… -
1時間も待ちぼうけはイヤなので、宿を探しに行くことにする。
Aさんが泊まった「SKY HOTEL」が安そうなので、そこまで2人でタクシーで移動。(45NIS=約990円)
これで本日の宿を確保。シングル1泊で160NIS(=約3520円)。
Aさんがビーチが近い言うので暇つぶしに行ってみることにした。 -
これはビックリ!
ビーチが想像以上にすごい!
とにかく砂浜が広い!海がきれい!
テロ事件のせいでエイラットに行けなくなったけど、テルアビブでも僕ちゃん十分大満足! -
♪君、かわうぃーね!
(byオリラジ藤本) -
♪君、かわうぃーね!
(byオリラジ藤本) -
♪さぁ!まだまだ 終わらぬ
夏 まんきーちゅ!
(byオリラジ藤本&あやまんJAPAN) -
今までヒドい目にばかりあってきたけど……、イスラエル許す!
-
12:10、ビーチからタクシーでヨルダン大使館に戻る。40NIS(=約880円)。
12:40、無事にヨルダンのビザ発行。
左の写真はテルアビブ市内で何故かよく見かけるレゴブロックをパロった落書き。 -
ヨルダン大使館から再びタクシーでAさんと一緒にセントラルバスステーションへ。たしか35NIS(=約770円)。
入口でX線の機械も使った荷物検査をしてから中に入る。さすがイスラエル。 -
Aさんは中国の上海在住とのこと。
このバスステーションの建物は中国の雑居ビルみたいな雰囲気ですね、と言ったら大笑いしてくれた。 -
ビルの中にあるパン屋でピザを買ってランチにする。
確か10NIS(=約220円)くらい。
ここでエルサレムへ向かうAさんとはお別れ。 -
私の目的地のメギッド遺跡へ向かうバスはビルの最上階のプラットフォームから出発。ここのチケット売り場にいるオヤジの態度がまた最悪。チケットを買おうとしたら休み時間に入ったのか、窓口を紙で塞いでパソコンをいじり始める。こっちが何を聞いてもガン無視。
結局、バスのチケットはバスの運転手から直接買えた。往復割引で51.9NIS(=約1142円)
13:40、バス出発。 -
15:10、メギッド遺跡の最寄のバス停「メギッド・ジャンクション」に到着。
周囲に建物は何も無く、バス停だけがぽつーんと存在。
ホントにここで降りて良かったのか不安になる。 -
バス停「メギッド・ジャンクション」はその名の通り交差点にある。
この交差点をバスの進行方向に対して左側に曲がった先にメギッド遺跡がある。
メギッド遺跡の方向を指す茶色い看板があるので解りやすい。 -
遺跡はここから2km離れた場所にある。
交差点と遺跡の手前にもバス停があったので、もしかしたら路線バスが走っているかもしれない。だけど、いつバスが来るか解からない。
タクシーが通るような場所でもないので、結局歩くしかなさそうだ。
道には歩道などなく、横を車が高速でビュンビュン通っていくので結構こわい。足場は悪いけど、ガードレールの外を歩いたほうが無難だ。 -
しばらく歩くと、左前方に丘が見えてくる。
メギッド遺跡はこの丘の上にあって、入口は丘の向こう側にある。 -
炎天下を歩き続けること20分、遺跡の入口に到着。
ここからさらに上り坂が続く… -
ビジターセンターにあるビデオ上映室で休憩させてもらう。ものすごく汗かいた…
ちなみにこのビジターセンターには荷物置き場は無い。ビデオ上映室に荷物を置いてもいいが、責任は取れないとのこと。
15:45、遺跡へ向かう。 -
「The Canaanite city gate」
坂道を上ったところにある、遺跡の入口っぽいところ。
訳すと"カナンの街の門"ってとこかな? -
遺跡内には日陰があまりない。炎天下にさらされて汗が噴き出る!
-
「Lesser Canaanite palace」だったかな?
ギリシャの古代遺跡もそうだけど、紀元前とか古い時代の遺跡は山や丘の上にあることが多いな。たぶん防衛上の理由だろう。 -
「The northern paace」
遺跡は閑散としていて、自分以外に白人の中年女性が1人いるだけ。その人にお願いしてジャンプしてるところを撮ってもらった。
でも、ちょっとタイミング早すぎ(^_^;) -
丘の上にあるだけあって、ここからの眺めは抜群。
遠くにメギッドジャンクションが見える。
俺はあそこから歩いてきたのか……。気が遠くなるな。 -
「Administrative structures」のあたりだったかな?
-
「Temple Area」
-
メギッド遺跡は様々な時代の遺稿が層のようになっているという話だけど、確かによく見ると層っぽく見えてくる。
-
どこも同じような雰囲気なので、ここがどこなのか解らなくなってきた(^_^;)
-
この後姿の人がその女性。
「日本は今後、原発は廃止すべきだと思うか?」とか、「太陽光発電や風力発電などについてはどう考えているか?」とか、英語で答えるのがつらい質問を次々とぶつけてくる。
答えるのに必死で、このあとは遺跡の事をあまり覚えてない(笑) -
馬に水を与えるための桶。
-
「Water System」
どうやら貯水池らしい。
アメリカ人女性といっしょに階段で底まで降りていくと… -
そこには地下水道のトンネルが!
-
トンネルの長さは70m。
よく古代の人がこんなトンネルを作ったな。 -
トンネルを抜けるとそこは出口。丘の下の道路を通って遺跡の入口まで戻る。
このアメリカ人女性、いとこと2人でレンタカーを借りてイスラエル国内を旅しているそうだ。そのいとこは遺跡に行かずどこかへ行ってしまったらしい。
俺はバス停から2km歩いてきたと話したら、車でメギッド・ジャンクションのバス停まで送ってくれることになった。やった!
ビジターセンター前の坂道を再び上り、いとこと合流して車に乗せてもらった。ああ、らくちん。
17:00、テルアビブ行きのバスがやってきた。定刻ピッタリ。 -
18:37、テルアビブのセントラルバスステーションに到着。
かなり疲れたので、しばらく休憩。 -
ふと天井を見上げると、「シェルター」と書かれた案内板がある。
さすがイスラエル… -
路線バス(4番)に乗ってホテル方面へ向かう。
途中のマゲン・ダヴィド広場で下車して「カルメル市場」に行ってみる。 -
時間が遅かったので、ほとんどの店が閉店の準備をしていた。
それにしても汚い。そこら中にゴミやら変な液体が散乱している。 -
時計屋さん。
真剣に品定め中。 -
下着屋さん。
ずいぶん大胆なディスプレイだ。 -
エジプトやトルコの市場に雰囲気が似てる。
地理的にも文化的にも近いからかな。 -
市場から歩いてホテルに向かう。
夕焼けがきれい。 -
スカイホテルに戻り、チェックイン。
うーん。なんと言うか、いかにも安宿という感じ。
部屋は狭く、トイレとシャワーは共同。
エアコンは無く、ちんけな扇風機のみ。
ベッドは硬いくて小さい。タオルは臭い(笑)
Aさんはこのホテルはあまりお勧めしないと言っていたけど、確かにこりゃ人に勧められないや(笑)
今回は嫁さんに旅費を極力抑えるようにキツく言われているので安宿を選んだけど、俺も安宿がキツい歳になったな…。
《2011年イスラエル&ヨルダン旅行:テルアビブの白亜の街編へつづく》
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