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雲南省は、西遊記の猪八戒の故郷です。<br />原種に近い品種の豚も見られるということで、豚好きとしては一度は行っておかなくては。<br /><br />中国語もできず、中国の奥地、一人旅は無理そうということで、<br />写真家で、雲南省を毎年のように訪れている、伊藤真理さんの撮影旅行に、金魚のフンさせていただきました。<br />

雲南省 猪八戒のふるさと

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2009/06/01 - 2009/06/06

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keropig

keropigさん

雲南省は、西遊記の猪八戒の故郷です。
原種に近い品種の豚も見られるということで、豚好きとしては一度は行っておかなくては。

中国語もできず、中国の奥地、一人旅は無理そうということで、
写真家で、雲南省を毎年のように訪れている、伊藤真理さんの撮影旅行に、金魚のフンさせていただきました。

旅行の満足度
4.5
観光
4.0
グルメ
4.0
交通
3.0
同行者
その他
交通手段
レンタカー
旅行の手配内容
個別手配

PR

  • まずは今回の旅の目的を。 <br />写真集『雲南の豚』『雲南の豚と人々』で有名な <br />写真家の伊藤真里さん <br />http://mixi.jp/show_friend.pl?id=2046578 <br />の撮影旅行に同行させていただき、 <br />「中国の奥地でのんびり過ごす豚を見てこよう!」 <br />というのが目的でした。 <br /><br />ちょうど、新型インフルエンザが流行していて、<br />中国は、検疫が厳しかったです。 <br />飛行機の中に検疫官が乗り込んできて、全員の体温を測定。 <br /><br />私の3つうしろの青年に熱があり、前後3列の乗客が飛行機内に留め置かれることに!! <br />同行者は私のひとつ前の席。 <br />彼らは先に降ろされて、残された私は中国語がわからない。 <br />英語の通じるステュワーデスも先に降りちゃうし、 <br />ニュースでやっていたように、このままホテルに隔離されたらどうしよう・・・。とかなり不安に。 <br /><br />結局、その青年は新型インフルエンザの確率は低いということで、連絡先を聞かれただけで、数十分後には開放されました。 <br />よかったー。 <br />

    まずは今回の旅の目的を。
    写真集『雲南の豚』『雲南の豚と人々』で有名な
    写真家の伊藤真里さん
    http://mixi.jp/show_friend.pl?id=2046578
    の撮影旅行に同行させていただき、
    「中国の奥地でのんびり過ごす豚を見てこよう!」
    というのが目的でした。

    ちょうど、新型インフルエンザが流行していて、
    中国は、検疫が厳しかったです。
    飛行機の中に検疫官が乗り込んできて、全員の体温を測定。

    私の3つうしろの青年に熱があり、前後3列の乗客が飛行機内に留め置かれることに!!
    同行者は私のひとつ前の席。
    彼らは先に降ろされて、残された私は中国語がわからない。
    英語の通じるステュワーデスも先に降りちゃうし、
    ニュースでやっていたように、このままホテルに隔離されたらどうしよう・・・。とかなり不安に。

    結局、その青年は新型インフルエンザの確率は低いということで、連絡先を聞かれただけで、数十分後には開放されました。
    よかったー。

  • 雲南省の省都である昆明から、さらに国内線を乗り継ぎ、 <br />ミャンマーの国境にも近い保山市へ。 <br />http://maps.google.co.jp/maps?f=q&amp;source=s_q&amp;hl=ja&amp;geocode=&amp;q=%E4%BF%9D%E5%B1%B1%E5%B8%82&amp;sll=25.116213,99.162598&amp;sspn=0.152011,0.160675&amp;ie=UTF8&amp;z=12 <br /><br />雲南省は少数民族の多い地域。 <br />同じ保山でも、あっちの山は○○族、こっちの山は□□族というように、仲良く共存している。 <br /><br />雨の中、保山から車で1時間以上、くねくねの山道を登ったところにある「イ族」の村へ。 <br />しとしと降り続く雨で、村全体がしっとりとしたいい感じ。

    雲南省の省都である昆明から、さらに国内線を乗り継ぎ、
    ミャンマーの国境にも近い保山市へ。
    http://maps.google.co.jp/maps?f=q&source=s_q&hl=ja&geocode=&q=%E4%BF%9D%E5%B1%B1%E5%B8%82&sll=25.116213,99.162598&sspn=0.152011,0.160675&ie=UTF8&z=12

    雲南省は少数民族の多い地域。
    同じ保山でも、あっちの山は○○族、こっちの山は□□族というように、仲良く共存している。

    雨の中、保山から車で1時間以上、くねくねの山道を登ったところにある「イ族」の村へ。
    しとしと降り続く雨で、村全体がしっとりとしたいい感じ。

  • 村の中の小道に入ると。 <br />危ない!!角からヤギが飛び出してきたぞ!! <br />黒いのははじめて見た♪ <br />

    村の中の小道に入ると。
    危ない!!角からヤギが飛び出してきたぞ!!
    黒いのははじめて見た♪

  • 続いては水牛と村のおじさん。 <br />雨の中、農作業に出かけるのだろうか。 <br />赤いレインコートの伊藤真里さんは、早速撮影モードに。 <br />後ろの男性は、現地ガイドのジャー君とドライバーさん。 <br />

    続いては水牛と村のおじさん。
    雨の中、農作業に出かけるのだろうか。
    赤いレインコートの伊藤真里さんは、早速撮影モードに。
    後ろの男性は、現地ガイドのジャー君とドライバーさん。

  • お昼をご馳走になる予定だったお宅がお留守だったので、 <br />別の家を探して村の中へ。 <br /><br />このあたりの家は、3棟がコの字型に配置されているパターンが多いようで、 <br /><br />1棟は母屋 <br />1棟は家畜小屋 <br />1棟は倉庫 <br />といった感じだろうか。でも、どの棟がどの役割というのは、あまり明確ではない様子。 <br />

    お昼をご馳走になる予定だったお宅がお留守だったので、
    別の家を探して村の中へ。

    このあたりの家は、3棟がコの字型に配置されているパターンが多いようで、

    1棟は母屋
    1棟は家畜小屋
    1棟は倉庫
    といった感じだろうか。でも、どの棟がどの役割というのは、あまり明確ではない様子。

  • さて、私たちのお昼交渉に応じてくれたお宅で、第一村豚発見!! <br />雨なので、小屋の中におとなしくしています。 <br /><br />豚小屋の中は二重構造になっていて、2階では鶏を飼っていました。

    さて、私たちのお昼交渉に応じてくれたお宅で、第一村豚発見!!
    雨なので、小屋の中におとなしくしています。

    豚小屋の中は二重構造になっていて、2階では鶏を飼っていました。

  • さあ、お昼ご飯だー。 <br />しかし、ここからが雲南流。 <br /> <br />まずは、鶏を選ぶ。 <br /> ターバンをまいた、イ族のおばあちゃん。 <br /> ターバンの中は髪の毛がぐるぐるっと巻いてあるそうです。 <br /> 奥のほうで、子豚が心配そうに見てるぞ。 <br /><br />そして目の前で絞める。

    さあ、お昼ご飯だー。
    しかし、ここからが雲南流。

    まずは、鶏を選ぶ。
     ターバンをまいた、イ族のおばあちゃん。
     ターバンの中は髪の毛がぐるぐるっと巻いてあるそうです。
     奥のほうで、子豚が心配そうに見てるぞ。

    そして目の前で絞める。

  • で、ぶつ切りにして、塩と一緒に鍋の中に。 <br />血の塊もプリンのようにして鍋の中に。 <br /><br />とうもろこしの芯に火をつけて、焚き火でじっくり煮る。 <br /><br />その間約1時間半、ひたすら待つ!!

    で、ぶつ切りにして、塩と一緒に鍋の中に。
    血の塊もプリンのようにして鍋の中に。

    とうもろこしの芯に火をつけて、焚き火でじっくり煮る。

    その間約1時間半、ひたすら待つ!!

  • これで、おいしいおいしい地鶏鍋の出来上がり♪ <br /><br />骨のエキスもたっぷり、コラーゲンもたっぷり <br />シンプルだけど、力強い味。 <br /><br />野山を走り回り、健康な自然のえさを食べてる鶏は、ブロイラーとは全然違うぞ。

    これで、おいしいおいしい地鶏鍋の出来上がり♪

    骨のエキスもたっぷり、コラーゲンもたっぷり
    シンプルだけど、力強い味。

    野山を走り回り、健康な自然のえさを食べてる鶏は、ブロイラーとは全然違うぞ。

  • 煮炊きの煙は屋根裏部屋に上がっていく。<br />そこには、トウモロコシと、豚肉の燻製が。<br />この豚肉は、熟成させて。雲南ハムになる。<br />しっぽも無駄にしない。

    煮炊きの煙は屋根裏部屋に上がっていく。
    そこには、トウモロコシと、豚肉の燻製が。
    この豚肉は、熟成させて。雲南ハムになる。
    しっぽも無駄にしない。

  • 醗酵段階のものは、茶箱のような木の箱に保存されます<br />うっすらカビが生えていて、これが鰹節みたいに旨みを引き出すのかなー? <br /><br />冷蔵庫がないので、保存が利くように加工するのは、生活の知恵ですねー。 <br />日本にいる私たちは、冷蔵庫に頼りすぎかもって感じました。

    醗酵段階のものは、茶箱のような木の箱に保存されます
    うっすらカビが生えていて、これが鰹節みたいに旨みを引き出すのかなー?

    冷蔵庫がないので、保存が利くように加工するのは、生活の知恵ですねー。
    日本にいる私たちは、冷蔵庫に頼りすぎかもって感じました。

  • さて、そんな自家製雲南ハムを分けていただき、 <br />じゃがいもとキャベツと一緒に、大鍋で炒めると、雲南ハムとキャベツの炒め物の出来上がり!! <br /><br />ハムの塩味と旨みだけで、他の調味料は使ってないのに、とにかくうまい!! <br />

    さて、そんな自家製雲南ハムを分けていただき、
    じゃがいもとキャベツと一緒に、大鍋で炒めると、雲南ハムとキャベツの炒め物の出来上がり!!

    ハムの塩味と旨みだけで、他の調味料は使ってないのに、とにかくうまい!!

  • 軒下には、こんなものもぶら下がっている。<br />山鼠<br />というらしい。<br />日本で言うと、テンとかおこじょの仲間かな。<br />食べるのかな?

    軒下には、こんなものもぶら下がっている。
    山鼠
    というらしい。
    日本で言うと、テンとかおこじょの仲間かな。
    食べるのかな?

  • さて、お昼の鶏を煮込んでいる間、村の中を散策。 <br /><br />原種の豚に会えるぞ!! <br />原種の豚は、耳が垂れて、おなかも垂れて、しわくちゃで、たてがみがある。 <br />写真では見たことがあるけど、本物にはまだお目にかかったことはない。 <br />今回はそれを見ようと雲南にやってきた。 <br /><br />しかし、い、いない・・・。 <br />新しい品種の豚ばかりだなー。 <br /><br />中国政府による貧困撲滅の援助が入り、コンクリの新しい豚小屋を作り、新しい品種の豚を飼うことがが流行っているらしい。

    さて、お昼の鶏を煮込んでいる間、村の中を散策。

    原種の豚に会えるぞ!!
    原種の豚は、耳が垂れて、おなかも垂れて、しわくちゃで、たてがみがある。
    写真では見たことがあるけど、本物にはまだお目にかかったことはない。
    今回はそれを見ようと雲南にやってきた。

    しかし、い、いない・・・。
    新しい品種の豚ばかりだなー。

    中国政府による貧困撲滅の援助が入り、コンクリの新しい豚小屋を作り、新しい品種の豚を飼うことがが流行っているらしい。

  • 1軒だけ、原種に近い豚を飼っている農家を発見! <br /><br />よかった。 <br />生まれたばかりの子ブタにはうり坊のような縞模様があって、これも原種に近い証拠。 <br />お母さんは、まるでお父さんのような迫力。 <br /><br />これが猪八戒のモデルになった豚。 <br />そう、猪八戒は白豚で描かれることが多いけど、もともとは黒豚だったんですよ。 <br />しかし、今のまま新しい品種を買うことが流行り続ければ、絶滅の可能性も・・・。 <br /><br />新しい品種は子供の数は多くて、育ちも早いのですぐに出荷できるが、抗生物質や配合飼料が必要で、その土地に根ざした健康な豚とは言えない。 <br />(新品種=不健康というわけではないので、誤解のないよう。念のため) <br />時代の流れ・・・と言ってしまえばそれで終わりだが、何とかこの古い品種を残せないものだろうか。 <br />

    1軒だけ、原種に近い豚を飼っている農家を発見!

    よかった。
    生まれたばかりの子ブタにはうり坊のような縞模様があって、これも原種に近い証拠。
    お母さんは、まるでお父さんのような迫力。

    これが猪八戒のモデルになった豚。
    そう、猪八戒は白豚で描かれることが多いけど、もともとは黒豚だったんですよ。
    しかし、今のまま新しい品種を買うことが流行り続ければ、絶滅の可能性も・・・。

    新しい品種は子供の数は多くて、育ちも早いのですぐに出荷できるが、抗生物質や配合飼料が必要で、その土地に根ざした健康な豚とは言えない。
    (新品種=不健康というわけではないので、誤解のないよう。念のため)
    時代の流れ・・・と言ってしまえばそれで終わりだが、何とかこの古い品種を残せないものだろうか。

  • こちらは、原種と新種のミックスですね。

    こちらは、原種と新種のミックスですね。

  • 水煙草を吸う若者たち。<br />雨で仕事がないから、こうやって集まって、たばこを吸い、おしゃべりしながら時間をつぶす。<br /><br />通りかかると、見ず知らずの外国人でも家に招き入れて、お茶を出してくれる。

    水煙草を吸う若者たち。
    雨で仕事がないから、こうやって集まって、たばこを吸い、おしゃべりしながら時間をつぶす。

    通りかかると、見ず知らずの外国人でも家に招き入れて、お茶を出してくれる。

  • 鳥を提供してくれたおばあちゃんも、実は知り合いではなく、たまたま通りかかって、交渉したそうだ。

    鳥を提供してくれたおばあちゃんも、実は知り合いではなく、たまたま通りかかって、交渉したそうだ。

  • 保山市に戻り、市場が立っているということで、行ってみた。<br /><br />水煙草を吸うための竹の根

    保山市に戻り、市場が立っているということで、行ってみた。

    水煙草を吸うための竹の根

  • 雲南省は漢方薬でも有名

    雲南省は漢方薬でも有名

  • 不思議なものを売るお店がたくさん

    不思議なものを売るお店がたくさん

  • どうやって使うのかな?

    どうやって使うのかな?

  • 実は、私も処方してもらいました。<br />動物系は怖いので、植物だけでお願いして。

    実は、私も処方してもらいました。
    動物系は怖いので、植物だけでお願いして。

  • 脈を測ったり、顔色を見たり、<br />おじいちゃんが見立ててくれてできたのがこれ。<br /><br />ホテルでさっそく煎じてみると<br />苦いー!!<br /><br />良薬口に苦しか?<br /><br />仕方ないので、お茶で割ってうすめてペットボトルに。

    脈を測ったり、顔色を見たり、
    おじいちゃんが見立ててくれてできたのがこれ。

    ホテルでさっそく煎じてみると
    苦いー!!

    良薬口に苦しか?

    仕方ないので、お茶で割ってうすめてペットボトルに。

  • 2人乗りバイク用レインコート<br />こんなことがゆるされるのかー!!

    2人乗りバイク用レインコート
    こんなことがゆるされるのかー!!

  • 保山のまちのマネキン

    保山のまちのマネキン

  • 楽器屋のおじさんが、<br />日本の歌を知っているよと<br />さくらさくらをひいてくれました。

    楽器屋のおじさんが、
    日本の歌を知っているよと
    さくらさくらをひいてくれました。

  • 翌日は別の村へ。<br />

    翌日は別の村へ。

  • 田ウナギというのをとってきたということで、たらいにあけていました。<br />食べたいか?というので、食べたいというと、ちょっと待ってろと、調理してくれることに。

    田ウナギというのをとってきたということで、たらいにあけていました。
    食べたいか?というので、食べたいというと、ちょっと待ってろと、調理してくれることに。

  • その間、市場を見て回ります。<br />日本に渡来した野菜と、食文化の多くは、ルーツが雲南省にあるといわれています。

    その間、市場を見て回ります。
    日本に渡来した野菜と、食文化の多くは、ルーツが雲南省にあるといわれています。

  • これは豆腐?

    これは豆腐?

  • 豚はこんな感じで売られます。<br />好きなパーツを、その場で切り分けてくれます。<br /><br />天気が良ければ、生きた豚をそのまま連れてきて売る光景も見られたそうです。

    豚はこんな感じで売られます。
    好きなパーツを、その場で切り分けてくれます。

    天気が良ければ、生きた豚をそのまま連れてきて売る光景も見られたそうです。

  • 顔としっぽがセット

    顔としっぽがセット

  • 幼稚園発見<br />壁画が、何かおかしいぞ。

    幼稚園発見
    壁画が、何かおかしいぞ。

  • 木の皮でできたレインコート

    木の皮でできたレインコート

  • 重そうだけど、風情あるね。

    重そうだけど、風情あるね。

  • ぶらぶらしていると、お昼ごはん完成<br />先ほどの田ウナギのぶつ切りと、野菜の炒め物です。<br /><br />雲南では、レストランでも、お客が厨房に入って行って、厨房が清潔か、食材が新鮮か、自分の目でチェックして、<br />それを使ってと指定してから、調理を始めるそうです。<br /><br />なので、注文してから、出来上がるまで、1時間近くかかることが多いそうです。

    ぶらぶらしていると、お昼ごはん完成
    先ほどの田ウナギのぶつ切りと、野菜の炒め物です。

    雲南では、レストランでも、お客が厨房に入って行って、厨房が清潔か、食材が新鮮か、自分の目でチェックして、
    それを使ってと指定してから、調理を始めるそうです。

    なので、注文してから、出来上がるまで、1時間近くかかることが多いそうです。

  • お昼が終わったら、市場から見えた、反対側の村へ

    お昼が終わったら、市場から見えた、反対側の村へ

  • これは、お茶を乾燥させる建物です。

    これは、お茶を乾燥させる建物です。

  • 風情のある家々が、崖にへばりつくように並んでいます。

    風情のある家々が、崖にへばりつくように並んでいます。

  • ぶらぶらしていると、ある家族が家に招き入れてくれました。<br />

    ぶらぶらしていると、ある家族が家に招き入れてくれました。

  • 自慢の息子

    自慢の息子

  • おばあちゃんは、てんそく にしています。

    おばあちゃんは、てんそく にしています。

  • 家族みんなで見送ってくれました

    家族みんなで見送ってくれました

  • べっぴんさんの牛や

    べっぴんさんの牛や

  • 巨大な豚や

    巨大な豚や

  • かわいい子犬と子供にも会いました。

    かわいい子犬と子供にも会いました。

  • 道に迷ったら、女の子が案内もしてくれました。

    道に迷ったら、女の子が案内もしてくれました。

  • やさしい人々が住む素敵な村でしたが、<br />私たちが訪れた翌年の豪雨で、大規模な地滑りがおき、<br />村ごと押し流され、<br />村民の半分の百人ほどが命を落とされたそうです。<br /><br />あの家族は、無事だったでしょうか。<br /><br />私は、その後行けていませんが、伊藤真理さんは、その後も支援物資を持って継続的に訪問されています。

    やさしい人々が住む素敵な村でしたが、
    私たちが訪れた翌年の豪雨で、大規模な地滑りがおき、
    村ごと押し流され、
    村民の半分の百人ほどが命を落とされたそうです。

    あの家族は、無事だったでしょうか。

    私は、その後行けていませんが、伊藤真理さんは、その後も支援物資を持って継続的に訪問されています。

  • 棚田では、水牛を使って田おこしと水かきをしていました。

    棚田では、水牛を使って田おこしと水かきをしていました。

  • 最近機械も導入されはじめていますが

    最近機械も導入されはじめていますが

  • 左 機械のおじさんたち<br />「ダメだよこの機械、全然いうことを聞かない。せっかく高いお金を出して買ったのに。」<br />右 水牛のおじさん<br />「だから言っただろ、機械なんかに頼るな。」<br />という会話をしていたようです。<br /><br />機械は、私が幼稚園の頃の長野で導入され始めたものに似てます。<br />まだ、雲南の田んぼにあう仕様になっていないのでしょうね。

    左 機械のおじさんたち
    「ダメだよこの機械、全然いうことを聞かない。せっかく高いお金を出して買ったのに。」
    右 水牛のおじさん
    「だから言っただろ、機械なんかに頼るな。」
    という会話をしていたようです。

    機械は、私が幼稚園の頃の長野で導入され始めたものに似てます。
    まだ、雲南の田んぼにあう仕様になっていないのでしょうね。

  • 保山市に戻り、八戒寺にむかいます。

    保山市に戻り、八戒寺にむかいます。

  • 日本だったら、猪八戒の寺として観光地化され、<br />猪八戒資料館とか、猪八戒の生家(復元)なんてものが作られていそうなものですが、<br />そんな様子はなく、ひっそりと佇むお寺。<br /><br />さらにその本堂の裏側に(知らなければ誰も行かないでしょう)猪八戒を奉る一角がありました。

    日本だったら、猪八戒の寺として観光地化され、
    猪八戒資料館とか、猪八戒の生家(復元)なんてものが作られていそうなものですが、
    そんな様子はなく、ひっそりと佇むお寺。

    さらにその本堂の裏側に(知らなければ誰も行かないでしょう)猪八戒を奉る一角がありました。

  • 中庭の池<br />同行者たちは、この龍は豚に見えるねと笑って写真を撮っていましたが、それは、あながち冗談ではないんです。<br />麒麟と同じく、いろいろな動物を組み合わせてつくられた、想像上の動物である龍。<br />その顔には、豚のパーツが多く使われています。確かに、鼻のあたりとか、たてがみのあたりとか、古い品種の豚や猪にそっくりですよね。<br /><br />中国では、豚も龍も水の守り神です。現在でも、雨乞いや洪水よけのためのお祈りの供物には豚が使われます。<br />漢字では、ブタにさんずいをつけると「水たまり」という意味になるんですよ。<br />

    中庭の池
    同行者たちは、この龍は豚に見えるねと笑って写真を撮っていましたが、それは、あながち冗談ではないんです。
    麒麟と同じく、いろいろな動物を組み合わせてつくられた、想像上の動物である龍。
    その顔には、豚のパーツが多く使われています。確かに、鼻のあたりとか、たてがみのあたりとか、古い品種の豚や猪にそっくりですよね。

    中国では、豚も龍も水の守り神です。現在でも、雨乞いや洪水よけのためのお祈りの供物には豚が使われます。
    漢字では、ブタにさんずいをつけると「水たまり」という意味になるんですよ。

  • 猪八戒の物語が描かれていますが、壁に直接!<br />しかも下手。<br />どうにかしてくれー。

    猪八戒の物語が描かれていますが、壁に直接!
    しかも下手。
    どうにかしてくれー。

  • 八回寺の周りの村も、いい風情です。

    八回寺の周りの村も、いい風情です。

  • またまた、見ず知らずのお宅でお茶とすももを頂き

    またまた、見ず知らずのお宅でお茶とすももを頂き

  • 真理さんが撮影していると、子供たちが集まってきます。

    真理さんが撮影していると、子供たちが集まってきます。

  • てんそくのおばあちゃんもいます。<br />てんそくを強いられてた最後の世代です。

    てんそくのおばあちゃんもいます。
    てんそくを強いられてた最後の世代です。

  • 保山の最終日は、板橋という地区にむかいます。<br />板橋の入り口

    保山の最終日は、板橋という地区にむかいます。
    板橋の入り口

  • 素朴な市がたちます。

    素朴な市がたちます。

  • 100年以上続く伝統のお菓子屋さんに行きました。<br />看板娘のおばあちゃん。

    100年以上続く伝統のお菓子屋さんに行きました。
    看板娘のおばあちゃん。

  • みんな急がしそう。<br />気軽に製造現場を見せてくれます。

    みんな急がしそう。
    気軽に製造現場を見せてくれます。

  • 座って、注文の順番を待ちます。

    座って、注文の順番を待ちます。

  • 注文したお菓子を、紙に包んで、赤い糸でくるっと結んでくれます。<br />ほんとに素朴な包装ですが、すごくおしゃれに見えます。

    注文したお菓子を、紙に包んで、赤い糸でくるっと結んでくれます。
    ほんとに素朴な包装ですが、すごくおしゃれに見えます。

  • 馬車が現役

    馬車が現役

  • お茶屋さんでマージャンに興じる老人

    お茶屋さんでマージャンに興じる老人

  • お茶屋さんに、ポットを持ってお湯を買いに来る人もいます。

    お茶屋さんに、ポットを持ってお湯を買いに来る人もいます。

  • 椅子屋さん

    椅子屋さん

  • 体に悪そうな飴屋さん

    体に悪そうな飴屋さん

  • こんなものも

    こんなものも

  • あんなものも

    あんなものも

  • いろいろ売ってる楽しい市です。

    いろいろ売ってる楽しい市です。

  • 日本人は雲南に行くと、心のふるさとに来たようだというようです。<br />なんだか、懐かしいと感じるそうです。<br />日本文化の源流が、雲南にあるからだという人もいます。<br /><br />滞在中、ずっと雨でしたが、<br />貴重な体験をたくさんさせていただきました。<br /><br />また、いつか訪れてみたい場所です。<br /><br />

    日本人は雲南に行くと、心のふるさとに来たようだというようです。
    なんだか、懐かしいと感じるそうです。
    日本文化の源流が、雲南にあるからだという人もいます。

    滞在中、ずっと雨でしたが、
    貴重な体験をたくさんさせていただきました。

    また、いつか訪れてみたい場所です。

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