2011/08/11 - 2011/08/16
6位(同エリア49件中)
まーめいさん
2011年のお盆休み、モンゴルに行って来ました。
うちのだんなさんは、小学生のときに父親とともにモンゴル・恐竜化石発掘ツアーなるものに参加し、中学生のときにはモンゴルで一人旅デビューを果たすという変経歴の持ち主で、大のモンゴル好きである。
彼曰く、目の前には青い空と白い雲と鮮やかな緑がどこまでも広がっていて、夜は地面に寝転がって360度の天然プラネタリウムで美しい天の川が見られるよ。
ハワイ(私はハワイに行きたかった)よりモンゴルの方が安いし、ハワイは冬も行けるけどモンゴルは夏がベストシーズンやし・・・うんぬんかんぬん。
という暑苦しいほどのモンゴルアピールで押されまくって、この夏はモンゴルに行って参ったのであります。
<8月11日>
昼、関空からソウル乗継でウランバートルへ。ウランバートル市内のフラワーホテル泊。
<8月12日>
午前中、ツーリストキャンプのあるツォンジンボルドグへ移動。途中、大チンギスハーン像を見学。昼食後、4時間の乗馬トレッキングでお尻を痛める。ハーンジムス・ツーリストキャンプ泊。
<8月13日>
朝から夕方まで乗馬三昧。山、川、草原を馬で駆け巡る。お尻だけでなく全身を痛める。ハーンジムス・ツーリストキャンプ泊。
<8月14日>
朝からお弁当を持って別のツーリストキャンプ、テレルジまで乗馬トレッキング。往復6時間の馬旅で、お尻が限界を迎える。ハーンジムス・ツーリストキャンプ泊。
<8月15日>
昼過ぎまでハーンジムス・ツーリストキャンプでのんびり尻を癒したのち、ウランバートル市内に移動して民族舞踊を見学しながら夕食を楽しみ、夜中の飛行機で帰国・・・の予定だったのだが、なんと旦那さんも私もお腹を壊してしまい、飛行機の時間までハーンジムス・ツーリストキャンプでぐったりして過ごす。
<8月16日>
いろんな人たちのおかげでなんとか飛行機に乗ることができ、ソウル乗継で関空に無事生還。
旅費は食費などすべて込みで、二人で50万くらいでした。
- 旅行の満足度
- 5.0
- 観光
- 5.0
- ホテル
- 5.0
- グルメ
- 4.0
- 交通
- 3.0
- 同行者
- カップル・夫婦
- 一人あたり費用
- 20万円 - 25万円
- 航空会社
- 大韓航空
- 旅行の手配内容
- ツアー(添乗員同行あり)
PR
-
8月11日、快晴。
関西空港13:35発の大韓航空の便で、いざモンゴルへ出発!! -
仁川空港で乗継。
不便なことに乗継時間が4時間もあったので、仁川空港探検に乗り出す。
すると、無料で韓国民族衣装の試着体験ができるコーナーを発見!! -
私の大きな声では言えない趣味シリーズのうちの一つであるコスプレを、まさかこんなところで楽しめるなんて・・・ ヾ(*´∀`*)
-
22:10、ウランバートル着。
韓国からウランバートルまではだいたい3時間くらいやった。
空港を出るとすぐに、HISの服を着たガイドのお姉さんが迎えに来てくれていた。
美人だし日本語も上手なお方で、この旅の全日程をともに行動(宿も食事も乗馬も一緒)してくれるらしいので、良い人そうで良かった。
そんなお姉さんが、挨拶もそこそこに突如、「お二人は乗馬のベテランなんですよね(´・∀・)??」と、念のため確認ですが・・・みたいな断定的口調で確認してきた。
いやいや、まったく根も葉もない誤情報である。
旦那さんは2回目、私は初めての乗馬ですけれど、日頃から乗馬を趣味にしているような貴族に見えるのかしら?もちろん悪い気はいたしませんですが・・・( ´∀`)フハハハハ・・・
などと思っていると、どうやら私たちが日本で申し込んだ乗馬のオプションがあまりに詰め詰めでハードすぎる日程のため、こよなく馬を愛する上級者が馬に乗るためだけにモンゴルにやって来るのだとばかり思っていたそうな。
・・・やってしまったか( ̄ロ ̄lll)
通常の初心者→2〜6時間くらい×1日の乗馬体験。
私たち→約6時間×3日の乗馬体験を申し込み済。
なぜこんなに詰め詰めで乗馬を申し込んだかと言うと、旦那さんが馬に乗りたい!!と激しく主張して半ば勝手に申し込みしたのと、そんな必死な彼を止めにかかるのも面倒臭かったからである。
到着早々、このモンゴルの旅が厳しい試練の待ち受ける馬合宿になることを予期する私であった。 -
この日の宿は、ウランバートル市内のフラワーホテル。
空港から車で30〜45分くらいやったかな?
ガイドのお姉さんがチェックインをしてくれる。
日本の旅行会社のホテル格付みたいなものを見ると、このフラワーホテルは日本のビジネスホテルよりもランクが低かったので、さぞかしカビ臭くお湯も出ず汚いところなんやろうと思っていたら、予想外にめっちゃキレイやった。
日本のビジネスホテルでもとくに激安を売りにしているようなところよりは、こちらの方が広々としていて清潔な感じがするかも。 -
部屋は二部屋あって、こちらはテレビのお部屋。
と言ってもテレビはめっちゃ小さい。 -
寝室。
-
バスローブなどの寝巻きになるようなものや、ドライヤーは備え付けてなかったけど、バスタオルとフェイスタオル、質は悪そうやけど一応シャンプーなどもあったので良かった。
心配していたお湯はちゃんと出たが、水はけはめっちゃ悪かった。
けど、次の日からは市内のホテルではなく、草原のツーリストキャンプに連泊する予定やったので、ここが最初で最後のお湯かも知れないと思うと、いつもより念入りにシャンプーしてしまう。
ところで、このホテルには日本人向けに大浴場があるあらしい。
私たちがホテルに着いたのは夜中だったので、もう大浴場は閉まっていたらしく、残念ながら実物を見ることはできなかったが、このホテルはモンゴルで唯一の日系ホテルということで、日本食レストランなんかもあるという。 -
8月12日、くもり。
朝食はビュッフェ。
日本から遠く離れたモンゴルの、数あるホテルの中のこのレストランで、旦那さんが大学時代の先輩にばったり出くわすという、日本でもめったに起きないようなミラクルに遭遇。 -
先輩と旧交を温めたのち、今日の朝ごはん。
ふつーーーのお味。 -
チェックアウトを済ませ、ついでにフロントで両替をお願いする。
この旅のすべての宿代(朝昼晩の食事付き)、オプションの乗馬代はすべて日本で支払いを済ませていたので、たぶん現地でお金を使う機会はほとんどないやろけど一応5000円分だけ・・・モンゴルの通貨に両替しとこうか。
ちなみにけっこう米ドルが使えると聞いていたので、念のため日本から1万円分の米ドルを持参していた。
1円=15トゥグリクやったので、5000円で75000トゥグリクをゲット。
100円=1500トゥグリク。
ホテルを出発して、いざ草原へ。 -
ツーリストキャンプのあるツォンジンボルドグへ移動の途中、大チンギスハーン像を見学。
中に入れるらしいので、せっかくやから入ってみる。
入場料20000トゥグリク。(けっこう観光地価格やな。ボソッ)
中にはエレベーターがあって、チンギスハーンが乗っている馬の頭の部分まで登って、外に出ることができるらしい。 -
大チンギスハーンの靴。
-
エレベーターに乗ってやって来ました、馬の頭頂部へ。
見渡す限り草原で、モンゴルに来た〜という感じを味わう。
晴れとったらもっとキレイやったかも・・・。 -
馬の頭頂部から間近に見るチンギスハーン像。
-
施設内に、モンゴルの武将スタイルを試着体験できるコーナーを発見!!(*゜∀゜)
さっそく着せてもらう。
料金は2000トゥグリク。 -
私の大きな声では言えない趣味シリーズのうちの一つであるコスプレを、まさかこんなところでも楽しめるなんて・・・ ヾ(*´∀`*)
-
チンギスハーン像に別れを告げて、ツーリストキャンプへ。
-
ハーンジムス・ツーリストキャンプに到着。
空港からだいたい1時間半くらいやったかな?
途中に寄り道したけど、午前中のうちに着いて良かった。
思っていたよりも1000倍キレイそうな宿!!Σ(;゜▽゜) -
敷地内には小さな川が流れていたり、バスケットコートがあったり、小さい子が遊べる砂場があったり、アーチェリーの設備があったり。
ちょっと離れたところにはバドミントンやサッカーのコートもあるし、なんと屋内にはカラオケの設備もあるとか。
めっちゃ観光施設やん!!
電気ないトイレないお湯出ない的なイメージを抱いていたけど、もちろんそういう上級者向けのツーリストキャンプもあるんやろうけども、このハーンジムスに関して言えば日本のキチッと整備されたキャンプ場並みにキレイやと思う。 -
こんなゲルに泊まる。
-
中もキレイ〜!!(*゜∀゜)
形はゲルやけどコンクリート造りなので、暑くもなく寒くもなく快適な温度。
ベッドはダブルベッドとシングルベッド、ベビーベッドもある。
さすがにテレビはなかったが、テーブル、クローゼット、ミニ冷蔵庫などの設備が整っている。
ちゃんとコンセントもあるし、電気もつく。
ただ、ハエやらクモやらハチが元気良く目の前を飛び回っており、どうやら私たちを歓迎してくれていたので、仲良く共存してみることに。 -
他のゲルの中もチラッとのぞいたけど、置いてある家具などがちょっとずつ違っていた。
ベビーベッドがなかったり、ドレッサーがあったり、電気の付いている位置が違ったり。 -
丸いゲルのお部屋から扉を隔てて、シャワールームが併設されている。
水洗トイレ、水はけの良いシャワー、洗面台があり、全部キレイ。
寝巻きはないけど、バスタオルとフェイスタオル、アメニティはもちろん、嬉しいことにドライヤーもあり、正直ビックリした。
ただ、トイレットペーパーやタオル類の替えは、自ら申し出ないとくれなかった。
というか、毎日ベッドメイクしてタオルを取り替えてお部屋をキレイにしてくれる・・・というサービス自体がないようだ。 -
こちらがフロント。
-
こちらがレストラン。
ゲル滞在中の食事はこちらですべて用意してくれる。 -
お昼ごはん。
まずは牛肉とお野菜のスープ。
んま〜(*´д`*) -
かなりのボリューム!!
羊のお肉を石焼で焼いたものらしい。
モンゴルの料理はイマイチと聞いていたが、こちらで出してくれるお料理は観光客向けの味付けなのか知らんけど、とにかく全部おいしかった!!
大満足でぺろり(*゜∀゜)
このあと午後からは、4時間の乗馬トレッキングが控えている。
馬ごめん。 -
HISの特典で、4〜6月の日程で申し込んだ客にはモンゴルの民族衣装デールをプレゼント、7〜9月の客にはオプション割引の特典をプレゼント!みたいなやつがあった。
8月の客である私たちはオプションの割引が受けられるはずだったが、何を隠そう大のコスプレ好きな私たちは、デールがいい!オプションは正規の値段で払うからどうしてもデールがいい!と、あらかじめHISのお姉さん相手に駄々をこねていたので、ここに来てデールを恵んでもらうことに成功。
ありがとうお姉さん! ヽ(*^^*)ノ
ところでデールを頂いたは良いけど、いつ着るんコレ??
日本でパジャマとして着るにはちょっとゴワゴワしてるしな・・・。
などと悩んでいたら、ちょうど午後からの乗馬トレッキングの時間になるにつれてどんどん寒くなってきて、時折パラパラと小雨も降ったり止んだり。
この日は平日で他の日本人旅行客は皆無、その他の客も数えるほどだったが、翌日からの宿泊客はグッと増える見込みとのこと。
・・・チャンス!!
気候的にも、他の日本人の視線的にも、堂々とデールを着てモンゴルを満喫できるチャンスは今しかないぜよ!!
←という写真。 -
乗馬のガイドをしてくれる遊牧民のお兄さんが、馬たちを連れて迎えに来てくれた。
はっΣ(;゜▽゜)
お兄さんもデール着てる!!
さ、さすが本物・・・。
似合っていらっしゃる(。-∀-) -
ヘルメットをかぶって軍手をして、よろしくお願いします、馬。
お昼ごはんをたらふく食べてしまったけどゴメン。
HISのガイドのお姉さんと、馬のガイドをしてくれる遊牧民のお兄さん、旦那さん、私の計4人で、これから3日間連続乗馬という現地人でもけっこうしんどいと言う鬼スケジュールでモンゴルを旅するのです。
・・・ ((((;゚Д゚)))ガクガクブルブル -
まずは少し移動して、馬のガイドさんの家であるゲルにお邪魔することに。
-
遊牧民のお宅を訪れる際は、日本からのお土産を持参すると非常に喜ばれるとガイドブックに書いてあったので、私たちは日本から大量のアメちゃんとカップラーメンを用意して行ったのである。
早速それらの品を渡すと、言葉は通じないが、たぶん喜んでくれた風やった。
お礼に、たくさん食べて行ってと言っている風に、おやつを出してくれる。 -
ミルクティー風な塩味の紅茶と、チーズ風なクリーム、ドーナツ風な焼き菓子などを振舞われる。
お味は・・・ちょっと何ていうか個性的な・・・決しておいしくないわけじゃないんやけど・・・日本では口にしたことのない味でした。
ただたくさんのハエたちが、とてもおいしそうにクリームやらドーナツやらを貪っていたのが印象的です。 -
遊牧民宅をあとにして、いよいよ約4時間の乗馬トレッキング。
そう、旦那さんは2回目、私は初めての乗馬である。
どどどどうなることかと思っていたけど・・・けっこう楽しいかも!!(・∀・)
もともとジェットコースター好きな私は、馬が駆け足してパッカパッカと草原を走り抜けるのがめっちゃ楽しかった。
体育は全般的に苦手やけど、唯一バランス感覚だけはAやったのが良かったのかも。
車ではなく馬でないと行けないような場所に行けるから、キレイな景色を存分に楽しめた。 -
ただ、やはり厳しい試練もあり。
其の一
道中トイレはないので、もしものときは草原がトイレに早変わり。デールのような裾の長い服はトイレが大変で、女性は腰から巻けるシャツとかを持っていると人目を気にせずにトイレしやすい。
其の二
小雨が降ったためか、お気に入りの白い靴が真っ黒に。しかもモンゴルではそこらじゅうに動物のフンが落ちているので、オシャレを一切気にしないダサい靴で行くべし。
其の三
お気に入りのリュックが汚れてしまった上に足手まといに。乗馬中は全身がけっこう揺れて、リュックを背負っていると一緒に揺れて非常に邪魔なので、最低限の水とカメラとティッシュと少しのお金だけを、汚れてもいいカバンで持って行くべし。
其の四
私はギリセーフやったけど、旦那さんのお尻の皮が剥ける。長時間にわたって馬に乗っていると、振動によりお尻と鞍が摺れてひどい目に遭う。
其の五
とにかく全身が痛い。ただ乗っているだけ・・・と思いきや、乗馬はかなりの全身運動である。
4時間の乗馬体験を終えて、くったくたで宿に帰り着く。 -
夜ごはんはバーベキュー!!と聞いて、瞬時に元気を取り戻す(*゜∀゜)
気候が良ければ外で頂く予定やったけど、めっちゃ寒かったので中のレストランで頂くことに。
ちなみに、この日はくもり時々小雨やったのでけっこう寒く、午前中は長袖のTシャツ一枚、午後は長袖の上にデール、夜は薄手のニットとダウンコートを着た。 -
外で焼いてもらった牛のお肉。
日本では、夜の食事が最も種類豊富で盛りだくさんなイメージがあるが、モンゴルではお昼ごはんが一番豪華らしい。
この文化を知らなかった私たちは、今日のお昼ごはんがあまりにボリューミーやっただけに、こりゃあ夜もかなり期待できますな〜などと思っていたのだが、残念ながら見当違いやった ((((_ _|||))))ドヨーン
おかげで夜中に小腹が空いてしまい、こんなこともあろうかと日本からお菓子を持参していた自分を心底偉いと思う。
そんなこんなで、この日の夜はめっちゃ曇っていたので、超楽しみにしていた満点の星空は明日以降におあずけとなり、おとなしく眠りにつこう・・・
・・・としたその時、外からめっちゃノリノリのヤン車の音楽みたいな騒音が聞こえてくる。
大人な私たちはモンゴルにもヤンキーがおるんやな〜仕方ないわね〜とやり過ごして眠りについたが、翌日その騒音の正体をガイドさんに尋ねてみると、なんと現地人が草原のど真ん中に機材を持ち出して夜な夜なダンスパーティーを繰り広げていたらしい。
しかもけっこう日常茶飯事らしい。
草原でパーティー・・・斬新で楽しそうやけど、遊牧民は大迷惑やろな。 -
8月13日、快晴。
がんばって6時に起きて朝の散歩をしよう!!と打ち合わせをしていたので、目覚ましの音でなんとか目をこじ開けてみると、まず目に飛び込んできたのは、天窓から見える美しい青空!!
二度寝が趣味・・・むしろ特技である私だが、この日ばかりはいそいそと起き出して、朝の準備に取りかかる。
晴れてはいるものの朝は寒く、長袖2枚の上にダウンコートを羽織る。 -
ゲルの目の前、朝の風景。
-
ゲルの裏側の風景。
-
-
-
ハーンジムスのすぐ横には、こんな小さな山がある。
この山の頂上でお願い事をすると叶うと言われている。
それではさっそく登ってみます。 -
たくさん花が咲いていて本当にキレイ。
晴れ渡った青空!!
朝のさわやかな空気!!
草原に山に川に花に囲まれて、おーーーきく深呼吸をしてみる。
本当に早起きって良いもんやな!!
この清々しさをしっかりと胸に刻んで、日本に帰ってもちゃんと早起きをしようじゃないか!!(たまには) -
山の中腹から眺めるハーンジムス。
-
ぜぇぜぇ。
頂上はまだか・・・。
道のない道を登っていく。 -
頂上に着いた〜!!
頂上には、神様が宿るというオボーなるものが。
こちらに向かってお願い事をします。
モンゴルの作法に従ってオボーの周りを3周歩いてから、日頃の感謝と家内安全を祈る。 -
山の頂上から眺める雄大な景色。
-
黄色のゲル一帯がハーンジムス。
裏手には川が流れており、森もある。 -
モンゴルと言えば草原ばかりかと思っていたが、山も川も森もある。
-
ハーンジムスとは反対側の、のどかな風景。
-
おなかが空いたので、山を下りて朝ごはんを食べにレストランへ。
美しい朝の光を浴びながら、今か今かと朝食が運ばれてくるのを待つ。 -
ふつーーーの朝食だ。
そうだ、モンゴルは昼ごはんが豪華なんやった。
奇抜な色をしたジュースが飲み放題で、果物の健康的な味がしておいしかった。 -
朝ごはんを終えて、乗馬の準備をしにゲルへ戻る。
今日はめっちゃくちゃ良い天気なので乗馬日和だ!!
ただ日焼け対策とお尻対策は万全にしないと痛い目に遭いそう。
私は長袖のTシャツの上に長袖のシャツを羽織り、首にタオルを巻き、上からヘルメットを装着できるように布製の柔らかい帽子をかぶる。
日焼けを気にしない旦那さんは、長袖のTシャツ一枚に、帽子もタオルも日焼け止めもなしで挑んだため、この日の夕方にはかなり真っ赤なお鼻になってしまい、翌日から日焼け止めを塗りたくることとなる。
そして、二人とも前日の乗馬時にお尻を痛めたため、日本から持参したフェイスタオルを縦に半分に折って、下着の上からオムツのごとく股にはさみ、ジーパンで固定するというお尻防御の対策を行う。
が旦那さんは、前日に尻の皮がずる剥けになってしまった恐怖もあってか、肌に直接タオルオムツをしてトランクスとジーンズで固定するという手法をとり、私はもう二度とそのタオルを使用しないことを固く誓った。 -
ゲルの窓からの眺め。
のどか〜。 -
さて、この日の乗馬は午前中3時間、午後3時間の予定。
午前中の3時間を使って、ハーンジムスの裏の川を渡り、森を抜けて、山の方へ行く。
乗馬中は写真撮影が禁じられており、道中の美しい景色を写真に収められなかったので、私の心のアルバムに綴ることにした。
この写真は、途中の草原でトイレ休憩中の一枚。 -
トイレ休憩とは言っても、もちろんトイレはない。
あるのはこんな雄大な草原だけ。 -
近くを馬の群れが駆けて行く。
-
しばらく山間を駆けて、また休憩。
なんだかアルプスみたいな景色・・・!!(アルプス行ったことないけど)
すごい気持ちいい〜〜〜(*≧∀≦*) -
-
-
このアルプス地点で折り返し、ハーンジムスに戻って昼食の予定。
行きより帰りの方が馬の駆ける速度がめっちゃくちゃ速くなる。
馬は自分のお家の方角がわかっていて、遠くにお出かけなんかした日には一刻も早く帰宅したいらしい。
わかるよ、お家大好きなんやな。
わかるよ、わかるけど・・・
今まで完全に手抜いてたやろ!! -
ところで、モンゴルの方は歌が大好きなのだろうか。
ガイドのお姉さんは、いつでもどこでも可愛い鼻歌を口ずさむ。
馬のお兄さんは、驚くべきことに馬に乗りながらケータイで音楽を流し、それに合わせて熱唱する。
そんなお二人が私たちに、最近日本で流行っている歌、もしくは日本を代表するような歌を教えてくれと言う。
え〜最近の歌と言われても・・・いまだにAKBの顔と名前が一致しない私のような老いぼれにとってはハードルの高い問いである。
日本を代表する歌なら・・・個人的にはサザンやGLAYを挙げたいところやけど、こちらは自分の歌唱力の乏しさを考慮するとモンゴル人に教えるのは難しいよな。
むむむ・・・ ヾ(´ε`;)ゝ
とそのとき、突然だんなさんが「こんにちわ♪」と耳慣れたフレーズを歌い出す。
私は反射的に「こんにちワン♪」と続けてしまう。
だんなさん「ありがとう♪」
私「ありがとウサギ♪」
二人「魔法の言葉で〜中略〜ポポポポーン♪」
・・・ハッ( ̄ロ ̄lll)
ちょっと待て!!この歌でいいのか?!
ほかに選択肢はなかったのか?!
・・・が、意外にもモンゴルのお二人には好評やったようで、お二人ともすぐに習得された。
4人でこんにちわ組とこんにちワン組に別れて、最後はポポポポーンでハモる。
草原を馬で駆けながら、何度も何度もポポポポーン!!と歌っては笑い合うモンゴル人と日本人。
モンゴルと日本はたしかに魔法の言葉で結ばれたようだポポポポーン。 -
行きの道中でトイレ休憩をとった場所で、再び休憩。
午前中3時間の乗馬トレッキングは、昨日の教訓が活かされたのか、草原トイレにも慣れ、お尻対策も万全で、歌まで口ずさんじゃって、何とも快適な旅でしたポーン。 -
お昼ごはんは期待通り、めっちゃボリューミー!!
鶏肉を使ったお料理とスープとごはん、めっちゃおいしい〜!!
この日は気候が良かったので、レストラン内ではなく、敷地内にある東屋みたいなところで、景色を見ながらお料理を頂く。
何とも最高な時間。 -
午後の3時間は、午前中とは反対方向の山へ向かうことに。
・・・とその前に、前日にお邪魔した遊牧民のお宅に伺って、馬乳酒を頂くことになった。
馬のお乳を発酵させて作られるモンゴルの伝統的なお酒である馬乳酒は、旦那さんいわくヨーグルトサワーみたいでおいしい!!と。
このあと乗馬がなかったら何杯でも頂きたいところだが、飲酒乗馬はまずかろうということで我慢したそうな。
ちなみに、昨日お土産に持参したカップラーメンがすべて、汁までキレイに食べきられて空っぽになっていたので、どうやらカップラーメンのお土産は大好評だったようだ。 -
山の上からの眺めは最高!!
-
-
ちょっと移動して、別の山の上からの眺め。
最初のうちは、馬のガイドさんが私の乗ってる馬を引っ張ってくれて、駆け足するときも歩くときも常にぴったりくっついて進んでたけど、二日目にもなるとだんだん慣れてきて、自分ひとりで走ったりもできるようになる。
なーーーんにも遮るもののないだだっ広い草原を、暴れん坊将軍が海岸を駆け抜ける的な感じで、パカラッパカラッと駆け抜ける気持ち良さと言ったらこの上ない。
最高〜〜〜!!(*゜∀゜)と思わず叫んでしまう。 -
とはいえ、移動中ずっとパカラッパカラッと駆け足をしているわけではなく、パッカパッカと小走りみたいな走り方をするのだが、実はそのときが最も振動が体全体に響いてしんどい。
通販で乗馬マシーンみたいなダイエット器具を見かけたことがあるけど、あれの売りにするところの乗ってるだけで痩せられるという原理がわかった気がする。
モンゴルでは牛やら羊やら鶏やらとにかく肉ばっか食べてたけど、もう全っ然!!すぐにおなかが空いてしまうのだ。 -
-
-
今度は山を下りて、川へ。
馬に乗ったまま川を渡る。
HISのガイドさん、馬のガイドさん、旦那さん、私の計4人の旅だったが、私を乗せてくれている馬だけ、川の途中で水をガブガブ飲んでなかなか進もうとしてくれない。
やっと川を渡りきったと思ったら、今度は草をムシャムシャ食べてなかなか追いつこうとしてくれない。
まぁ気持ちはわかるよ。
よーーーくわかるけど・・・
馬って飼い主ではなく乗り主に似るんだろうか?? -
川のほとりで休憩タイム。
それにしてものど渇いた・・・(´Д`;)
昨日の教訓を活かして乗馬中に持ち歩く荷物を極力少なくしたため、わずかなペットボトルの水がついに尽きてしまったのだ。
そんな私たちの目の前には、透き通る水がそよそよと流れる美しき川が。
ごくり。
モンゴルの水道水は絶対に飲まないこと!!飲むときは必ず火を通すこと!!ってガイドブックにしつこく書いてあったけど・・・
川の水はダメって書いてなかったよね??
馬もガブガブ飲んでたし、さぞおいしいんだろうね?? -
んまーーー!!(*゜∀゜)
こりゃあいけますな〜!!
ついでに空になったペットボトルも満タンにする。
そう・・・今思えばこれがいけなかったのかも知れない。 -
-
さて、午後の乗馬タイムも終わりに近づき、ハーンジムスの裏手の川まで戻って来た。
この川を馬に渡ってもらい、本日のゴールである。
乗馬二日目、前日よりも天気に恵まれたし、自分もだいぶ慣れてきたこともあって、めっちゃ楽しかった!!
一日目はだだっ広い草原をひたすら駆けて、道中の丘に少しばかり立ち寄った程度やったけど、二日目は山、川、森、草原、いろんなところを駆けて、たくさん素晴らしい景色に出会えた。
全身痛い、とくにふくらはぎと太ももと膝と腹筋とおしりが痛いけど、大満足の一日やった。 -
先ほどの川の水があまりにおいしかったので、すっかり味をしめた私たちは、部屋で飲むための水を裏の川で調達。
そう・・・今思えばこれがいけなかったのかも知れない。 -
そう、モンゴル最終日、二人そろって腹を下す運命にあることを、私たちはまだ知らない。 -
さて、今日の晩ごはん。
何かの肉のサラダ。 -
モンゴル風焼きそば。
-
日の入りは遅い。
だいたい20時くらいでこんな感じ。
今日こそは待ちに待った満点の星空が見られるだろうということで、ガイドのお姉さんと一緒に星を見に行く約束をする。
だいたい23時半〜24時あたりが良い時間帯なのだそう。
寝そべって空を眺めるために地面に敷くバスタオルを持参して、23時半にフロントで落ち合うことにする。 -
が、しかし!!
いざ日が暮れてみると、何とも美しい満月の夜が訪れた。
満月・・・そう、満月が明るすぎて、なんと星が見えないらしい!!
がび━━━(´OдO`|||||;)━━━ん!!
そんなことってある?!
星・・・楽しみにしてたのに。
一応23時半まで待って外に出てみたけど、ふつーーーの夜空やったので、どうしようもなくなって早々に就寝。
ちーん。 -
8月14日、快晴。
星がだめなら朝日を拝もう!!
というわけで、がんばって5時に起床。
あ〜美しい朝日だ〜・・・
寒い上に眠かったので、5時3分に二度寝。 -
朝食。
-
ごはんを食べて元気が出たので、朝のお散歩。
-
-
さて、今日は乗馬最終日。
テレルジというツーリストキャンプを目指して、片道3時間の馬旅をする。
ハーンジムスの方にお願いしてお弁当を作ってもらい、それをテレルジで頂く予定。
昨日までの乗馬でかなりの疲れを全身に残していたため、この往復6時間の長旅には多少の不安もあったが、今日はどんな景色に出会えるんだろうという期待と、風を切って草原を駆け抜ける爽快感が、見事に不安を打ち負かしたのである。
本日1回目のトイレ休憩は、こちらの草原で。
もう慣れたもんである。 -
遠くに見える人影はだんなさん。
-
山を一つ超えて行くのだけど、山道を登り切って下りに差しかかるところ辺りで、本日2回目の休憩。
見晴らしの良いこと!! -
-
さて、ここからさらに1時間くらい山を下って草原を越えて、ツーリストキャンプのあるテレルジを目指す。
-
やっと着いた〜!! 疲れた〜!!
亀の形をした亀石を発見。
テレルジの観光スポットらしい。
この亀石近辺は、私たちの滞在しているツォンジンボルドグより、都会というか何というか、人も馬も車も多くて、お土産やさんやコンビニ的なものまであり、ビックリした。
トイレは草原トイレではなく、ちゃんと施設として存在していて嬉しかったが、当然トイレットペーパーはない上に有料やった。 -
待ちに待ったお昼ご飯ーーー!!(*≧∀≦*)
お肉の炒めたやつと、白いごはんと、具だくさんスープ。
・・・スープ?!
がーん、お弁当を詰め込んでいたリュックがスープびたしに。
あの激しい馬の揺れならば当然の結果か。
だけどまぁ、自然の中で頂くごはんは何ておいしいのでしょう。
こんなおいしいスープが全部こぼれてしまわんで良かったよ〜。 -
おなかがいっぱいになって元気を取り戻したので、亀石を背景にモンゴルジャンプ!!
だんなさん(左)は、行きの道程ですでに足と腰と尻を痛めていたため、よく見ると全くジャンプできていない。 -
テレルジのツーリストキャンプ。
ツォンジンボルドグに比べて、こちらはけっこう山に囲まれている印象を受ける。
さて、重い体を馬に乗せて、帰路につく。 -
行きにも休憩をとった山の上で、再び休憩タイム。
みんな疲れすぎていたので、各自その辺に寝っ転がって1時間くらい本気で寝る。
体は疲れ切っているけど、雄大な自然の中で寝そべっていると、本当に気持ちが良くて充実感というか何というか・・・
学生時代の体育の授業以来、スポーツと呼べるものを全くやっていない私のようなもやしには、少しばかり分不相応なお話かも知れないが・・・スポーツで汗を流したあとの程よい疲労感とは、ひょっとしてこのことなのだろうか??
だとしたら私もこれを機に、日本に帰ってから何かスポーツを始めてみよう〜。
・・・とちょっとだけ決意。
あんまり意気込んで決意だけ先走ると、そのあとが持続しないという残念な性根を自分でよく知っているので、まずはちょっとだけ決意。
いつか趣味を問われる機会が訪れたとき、そうですね〜趣味は体を動かすことです、などとサラッと言ってみたいものだ。 -
私たちが先ほどまで目の前で見ておりました亀石が、あんなに遠くに。
馬、ありがとう。 -
この赤っぽい花をつけた草は、モンゴルで胃の薬として使われているらしい。
その他にもたくさんの見たことない花が咲いていたので、だんなさんの破れた尻の皮を癒す草はないものかと探してみる。 -
長めの休憩を終えて、再びハーンジムスを目指す。
足も腰も尻も限界をサラッと超えていたが、あと1時間くらいで着くと思うと自然とテンションも上がり、誰からともなくポポポポーンの歌を歌いだす。
ポンポン歌っているうちに、何とか無事に見慣れた場所に辿り着いた。
ほんまにお疲れさまでした、馬。
これでこの旅の乗馬は終わりだ。
初めはどうなることかと思ったけど・・・念のために日本で旅行保険にも加入して来たけど・・・怪我もなく無事にモンゴルを駆け回れてほんまに良かった。
モンゴルに来たからには、やはり車や徒歩ではなく、馬でしか行けない場所に行って良かった。
3日連続はやり過ぎた感があるけど、それでも体力の許す限りチャレンジして良かった。 -
ハーンジムスでの夕食も最後。
牛タンのサラダ。 -
中にお肉が詰まったナンみたいなやつ。
モンゴルのビールはめっちゃおいしいらしく、だんなさんは毎日飲んでいた。
瓶ビールは1本だいたい4000トゥグリクやった。 -
8月15日、晴れのち曇り。
モンゴル最終日の今日の予定は、15時までこちらのハーンジムスでのんびり寝たり散歩したり休んだりして過ごして、その後ウランバートルに向かい、夕方から民族舞踊を見学しながら夕食を頂き、最後は空港でお買い物・・・という充実した内容となっている。
さぁ今日も良い天気だ〜!! -
・・・かと思いきや、だんだんだんだん雲行きが怪しくなってきた。
そう、まるで私たち二人の体調を、天候が如実に表しているかのように。
朝起きたときは普通やった。
けど、だんだん胃の辺りが痛くなってきて・・・まずだんなさんが腹を下す。
あ〜こんなことなら昨日の乗馬中に見つけた胃に効くという薬草をいくらか頂戴してきたら良かったな〜・・・などと言っていると、今度は私も腹を下す。
え・・・原因は何やろう??
今思い返すと9割の確率で川の水のせいやと思うけど、このときはまさかあの清らかな川が原因とは思いもよらず、日本から持参していた正露丸を、あろうことかその川の水で飲み干すという・・・もうどうしようもない私たちである。 -
朝ごはんは、うどんみたいな麺類。
弱った私たちにはぴったりのメニューかと思いきや、中にはがっつり肉が入っており、本当に残念なことに最後まで食べ切ることができなかった。
この旅の中で、すでにかなりの大食いぶりを発揮してしまっていた私たちだったので、食事を残すという行為がいかに絶不調を物語っているか、共に旅をしてきたガイドさんにはすぐにわかったようだ。
その後、だんなさんは一通りの下痢を経て回復に向かったが、私は下痢、嘔吐、発熱とどんどん悪化していき、仕方がないのでこの日のウランバートル市内の予定はキャンセルしてもらい、飛行機に間に合う時間ギリギリまでハーンジムスで休ませてもらうことに。
胃腸を悪くしたときには、お湯に砂糖を溶かしたものを小まめに摂取すると良いらしく、それを持って来てくれたガイドのお姉さんの親切を無碍にすることはできなかったので、私は気力を振り絞ってがんばって飲んだ。 -
砂糖水のおかげか、少しだけ動ける程度に回復したので、車で空港まで送ってもらう。
さよなら〜・・・ハーンジムスよ・・・。
車内でも寝転ばせてもらったが、地面が悪いせいかめっちゃ揺れて酔ってしまい、もう踏んだり蹴ったりである。
空港に着いて、ガイドのお姉さんに付き添ってもらってトイレに行き、何とか飛行機に乗れるくらいの胃になるまで嘔吐を試みたあと、お姉さんとも別れのときがやって来た。
お姉さんにはすっかりご迷惑をおかけしてしまい、その上介護までしてもらって、本当にお世話になった。
本当にありがとうございました。
お姉さんと涙のお別れをしたのち、空港でチェックインをして荷物を預ける際、またまた気持ちが悪くなった私は、自分たちの順番が来るまで近くのソファーで寝ていることに。
次の次が私たちの番というところまできて、ずっと一人で並んでくれていただんなさんからお呼びの声がかかったのでヨロヨロと列に参加すると、なんと、前に並んでいた2人の韓国人が後方に手招きをして、ぞろぞろと20人くらいの連れらしき団体を一気に最前列に引き込んだのだ。
おい!!ちょっと待てお前ら!!┗(|||`□´|||;;)┛クラァ!!
・・・と言いたいところだったが、体調的にも度胸的にも国際的にもそんなことは言えないので、じっと耐え忍んでいると、その団体の中の一人が「大丈夫ですか?」と見るからに病人な私に声をかけてくれる。
何か病人がおるらしい!ガヤガヤ・・・と周りの空港関係者も集まって来る中で、その韓国人団体客の中から「私、医者です!!」というドラマのワンシーンのような台詞が聞こえる。
あっという間に、その韓国人医師ともう一人駆けつけてくれた空港常駐らしきモンゴル人医師が共同で私を看てくれる運びとなり、そこらへんのソファーで診察が始まる。
心拍数や血圧、問診、触診などの具合から、どうやら食あたりということが判明。(やっぱり)
手術が必要とされるような症状ではないし、血圧なども異常なしということで、このまま飛行機に乗って帰国しても大丈夫という有難いお言葉をもらう。
さらに韓国人医師は解熱作用のあるというお薬まで下さって、しかもその薬がめっちゃ効いて、機内ではぐっすり眠れた上に熱も下がり吐き気も治まって、乗り継ぎの仁川空港に着く頃にはすっかり元気になっていたのである。
本当に何とお礼を言ったら良いのか、せめて名刺などを頂いておけば後日改めてお礼をできたものを・・・。
けど今回の件で、韓国人が好きになった。
20人も横入りしてきた時にはどうしようか思ったけど、このご恩を忘れずに今後も生きていきたいと思う。
私も異国の地で異国の方に、日本人好きになったわ〜って言ってもらえるような、日本人として恥ずかしくない振る舞いを心がけたいと思う。
たとえば今回の旅で言うと、むやみやたらにその辺の川の水を飲んだりするという野蛮な振る舞いは今後は慎もうと思う。
本当にいろんな方々のお力添えによって、予定通りの8月16日の朝、無事に関空に生還いたしました。
自業自得とはいえ、あんな苦しい思いをしてしまったモンゴルだったが、それでもなお、またいつか絶対行きたい!!と思える魅力のあるモンゴルはすごい。
長くなりましたが、どうもありがとうございました。 ヽ(*^^*)ノ
この旅行記のタグ
利用規約に違反している投稿は、報告する事ができます。
この旅行記へのコメント (2)
-
- まーめいさん 2019/07/23 22:41:01
- ありがとうございます😊
- コメントどうもありがとうございます。
久しぶりにモンゴルの旅行記を読み返して、楽しかった思い出が蘇りました!
まだモンゴル再訪できてはいないですが、私たちもいずれまた必ず行きたいと話しています。
モンゴル旅行楽しんできてください(*´꒳`*)
-
- ミスズさん 2019/07/23 16:53:34
- こんにちは、はじめまして。
- 来月はじめに友人と2人でモンゴルへ行きます。
旅行のしたくが今一つわからなくて、「パジャマは長袖かな?」などと考えていたところ、こちらで「お盆の早朝は長袖2枚にダウンコート」とあったのでとてもためになりました。
馬との掛け合いがユニーク。
ステキなご夫婦ですね!
ありがとうございました。とても楽しい旅日記でした。
コメントを投稿する前に
十分に確認の上、ご投稿ください。 コメントの内容は攻撃的ではなく、相手の気持ちに寄り添ったものになっていますか?
サイト共通ガイドライン(利用上のお願い)報道機関・マスメディアの方へ 画像提供などに関するお問い合わせは、専用のお問い合わせフォームからお願いいたします。
旅の計画・記録
マイルに交換できるフォートラベルポイントが貯まる
フォートラベルポイントって?
2
107