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4月8日(金曜日)<br />FREE WHEELS EAST 自由な車輪、東へ<br /><br />僕らFREE WHEELS EAST(FWE)チームは目覚ましい前進を続けている。2日連続で80キロほど走ったおかげで、今はベルギー・アントワープの街をのんびり楽しんでいる。<br /><br />みんなにお別れを言うのが、僕たちのこれまでの人生のなかで最もつらいことだった。二度とやりたくないよね。何もかもが無計画でバタバタだったけど、結果的にはそれでよかったのかもしれない。みんなに言いたいことが山ほどあったのに、どういうわけか、何も口から出なかった。それでも、ドーバー港の埠頭で家族に向かって手を振ったことは脳裏に焼き付いている。あの光景は一生忘れられない。

ジェイミー&ベン 自転車で南極へ2 FREE WHEELS EAST 自由な車輪、東へ

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2005/04/08 - 2005/04/09

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2

ジェイミー&ベン

ジェイミー&ベンさん

4月8日(金曜日)
FREE WHEELS EAST 自由な車輪、東へ

僕らFREE WHEELS EAST(FWE)チームは目覚ましい前進を続けている。2日連続で80キロほど走ったおかげで、今はベルギー・アントワープの街をのんびり楽しんでいる。

みんなにお別れを言うのが、僕たちのこれまでの人生のなかで最もつらいことだった。二度とやりたくないよね。何もかもが無計画でバタバタだったけど、結果的にはそれでよかったのかもしれない。みんなに言いたいことが山ほどあったのに、どういうわけか、何も口から出なかった。それでも、ドーバー港の埠頭で家族に向かって手を振ったことは脳裏に焼き付いている。あの光景は一生忘れられない。

同行者
その他
交通手段
自転車
  • フェリーの旅は快適で、悲しみを紛らわせるために、ビールを何杯か飲んだりもした。ダンケルクからの道のりを把握するのにだいぶ時間がかかったけど、ベルギー国境を目指して、向かい風のなか北に自転車を走らせた。オステンドに着く頃には、脚がひりひり痛み、その晩はすぐにホステルにチェックインすることにした。<br /><br />翌日はそこから北東に位置するブルージュを目指した。前日に比べればずっと楽な行程で、すばらしい映像も撮れた。僕の自転車の後輪につけたパニエバッグのなかでボロネーズソースが破裂して、すべてがバジル風味のどろどろにまみれるという事故もあったが、それをベンが「撮影したい」と申し出たのには、丁重に断ったよ。

    フェリーの旅は快適で、悲しみを紛らわせるために、ビールを何杯か飲んだりもした。ダンケルクからの道のりを把握するのにだいぶ時間がかかったけど、ベルギー国境を目指して、向かい風のなか北に自転車を走らせた。オステンドに着く頃には、脚がひりひり痛み、その晩はすぐにホステルにチェックインすることにした。

    翌日はそこから北東に位置するブルージュを目指した。前日に比べればずっと楽な行程で、すばらしい映像も撮れた。僕の自転車の後輪につけたパニエバッグのなかでボロネーズソースが破裂して、すべてがバジル風味のどろどろにまみれるという事故もあったが、それをベンが「撮影したい」と申し出たのには、丁重に断ったよ。

  • オランダ入りに際しては、国境そばで道を間違えたり、高速を走る車から卑猥な言葉を浴びたりもしたけど、ともかく田園地帯に入って時速30キロ弱で走り続けた。そのうち一軒の農家を見つけたので、寝る場所を提供してもらえないか交渉したら、納屋のなかの柔らかい草の上で寝てもいいことになった(完璧!)。テントの準備をしていると、その農家の奥さんがやって来て、ヌードル&ミートボールのスープ、パンと温かい紅茶をふるまってあげるわと声をかけてくれた。もちろん、つつしんで全部たいらげたよ。大感謝だよね。<br /><br />その日は一晩中激しく雨が降っていて、朝には寝袋の内側までしっとりしていた。雨のなか、僕らは自転車の荷造りをし、ほんの少し食べ物を口にしてから出発した。ベンの膝が痛むらしく、無理せず行くことにしたけど、それでも昼前には50キロを走破することができた。<br /><br />膝を休ませるために、今日はここで泊まることにした。シャワーつきがいい、何しろ数日間体を洗っていないから。<br /><br />そういうわけで、チームFWEは順調に、ほぼ1日1カ国のペースで進んでいる。道は想像以上に平坦で、行けども行けどもまっすぐ続いている。全体的にはあまり刺激的な旅行とは言えないが、これからの毎日に慣れるためには、このぐらいのスタートがちょうどいいのかもしれない。ベン推奨のクレアチンドリンクが日々の活力になっているし、ドライバナナは内臓に劇的な効果を発揮している。特にベンは、胃腸がらみで何度かひどい目にあっているし。<br /><br />まだまだ東への道のりは遠いけどね。

    オランダ入りに際しては、国境そばで道を間違えたり、高速を走る車から卑猥な言葉を浴びたりもしたけど、ともかく田園地帯に入って時速30キロ弱で走り続けた。そのうち一軒の農家を見つけたので、寝る場所を提供してもらえないか交渉したら、納屋のなかの柔らかい草の上で寝てもいいことになった(完璧!)。テントの準備をしていると、その農家の奥さんがやって来て、ヌードル&ミートボールのスープ、パンと温かい紅茶をふるまってあげるわと声をかけてくれた。もちろん、つつしんで全部たいらげたよ。大感謝だよね。

    その日は一晩中激しく雨が降っていて、朝には寝袋の内側までしっとりしていた。雨のなか、僕らは自転車の荷造りをし、ほんの少し食べ物を口にしてから出発した。ベンの膝が痛むらしく、無理せず行くことにしたけど、それでも昼前には50キロを走破することができた。

    膝を休ませるために、今日はここで泊まることにした。シャワーつきがいい、何しろ数日間体を洗っていないから。

    そういうわけで、チームFWEは順調に、ほぼ1日1カ国のペースで進んでいる。道は想像以上に平坦で、行けども行けどもまっすぐ続いている。全体的にはあまり刺激的な旅行とは言えないが、これからの毎日に慣れるためには、このぐらいのスタートがちょうどいいのかもしれない。ベン推奨のクレアチンドリンクが日々の活力になっているし、ドライバナナは内臓に劇的な効果を発揮している。特にベンは、胃腸がらみで何度かひどい目にあっているし。

    まだまだ東への道のりは遠いけどね。

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この旅行記へのコメント (1)

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  • ももであさん 2011/08/24 17:15:51
    目指せペンギン!
    Jamie & Ben ♪

    なんだなんだ!?
    Free Wheels Eastの大冒険が、日本の4トラで拝める
    なんて、びっくり!

    我が国の寛平さんも偉大だったけれど、彼には充分
    な資金とバックアップ体制があった。

    ボロネーズソースが大爆発したときには、一瞬
    「この旅も、もう終わりか…」と思いましたが、
    二人はまだ頑張っている。

    ペンギンと共に走るまでの二人の大冒険が楽しみです。

    ももであ

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