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タウシュベツ橋梁は、上士幌町の糠平湖に沈む国鉄の廃線遺跡です。<br /><br />夏には水没して姿を隠してしまい、冬には水位が下がって姿を現すのですが、そこに至る林道が閉鎖されて容易には近づけないため、「幻の橋」と呼ばれています。<br /><br />雪解けの季節、タウシュベツ橋梁を求めて、小学3年生の息子と男2人旅をしました。<br /><br />※口コミでご好評頂きましたので、旅行記に格上げさせて頂きました。<br /><br />詳しくはHPにて<br />http://heartland.geocities.jp/ywkkt705/2009tausyubetu/2009tausyubetu.html

幻のタウシュベツ橋梁を求めて

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2009/04/11 - 2009/04/11

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4

12

うえのん

うえのんさん

タウシュベツ橋梁は、上士幌町の糠平湖に沈む国鉄の廃線遺跡です。

夏には水没して姿を隠してしまい、冬には水位が下がって姿を現すのですが、そこに至る林道が閉鎖されて容易には近づけないため、「幻の橋」と呼ばれています。

雪解けの季節、タウシュベツ橋梁を求めて、小学3年生の息子と男2人旅をしました。

※口コミでご好評頂きましたので、旅行記に格上げさせて頂きました。

詳しくはHPにて
http://heartland.geocities.jp/ywkkt705/2009tausyubetu/2009tausyubetu.html

同行者
家族旅行
一人あたり費用
1万円未満
交通手段
レンタカー ANAグループ 徒歩
旅行の手配内容
個別手配
  • 糠平のホテルでバイキング形式の朝食を済ませ、前日から借りているレンタカーで林道の入口へ向かいました。<br /><br />そして閉鎖されているゲートの前に車を停め、まだ足元の凍る道を、タウシュベツ橋梁目指して歩きました。

    糠平のホテルでバイキング形式の朝食を済ませ、前日から借りているレンタカーで林道の入口へ向かいました。

    そして閉鎖されているゲートの前に車を停め、まだ足元の凍る道を、タウシュベツ橋梁目指して歩きました。

  • 歩き始めてすぐに、林道は士幌線の廃線跡と交差します。<br /><br />林道の前半2kmは、山肌を縫うように坂とカーブが連続します。<br />熊の出没を警戒し、私達は歌を歌ったり、他愛も無い会話をして歩きました。<br /><br />遠くで草木のさざめきが聞こえて目を向けると、野性の鹿が群れを成して走り去っていきます。<br />最初に鹿と遭遇した時は興奮しましたが、この辺りは鹿だらけのようで、その後も何度となく鹿に会いました。

    歩き始めてすぐに、林道は士幌線の廃線跡と交差します。

    林道の前半2kmは、山肌を縫うように坂とカーブが連続します。
    熊の出没を警戒し、私達は歌を歌ったり、他愛も無い会話をして歩きました。

    遠くで草木のさざめきが聞こえて目を向けると、野性の鹿が群れを成して走り去っていきます。
    最初に鹿と遭遇した時は興奮しましたが、この辺りは鹿だらけのようで、その後も何度となく鹿に会いました。

  • 林道の後半2kmは、タウシュベツ橋梁に至る一直線の廃線跡です。<br /><br />ちなみに、この林道では最後まで人間と遭遇しませんでした。携帯も圏外だったので、滑って転んで骨を折っても単独行動だと助けも呼べません。これから行く人はその点に注意して下さい。

    林道の後半2kmは、タウシュベツ橋梁に至る一直線の廃線跡です。

    ちなみに、この林道では最後まで人間と遭遇しませんでした。携帯も圏外だったので、滑って転んで骨を折っても単独行動だと助けも呼べません。これから行く人はその点に注意して下さい。

  • この案内板の手前で、林道は左に90度向きを変えます。<br /><br />そしてタウシュベツ橋梁は前方およそ100m、この林道として整備されていない最後の100mが過酷を極めました。<br /><br />季節的に積雪の底が融け始めていて、表層が貫けて足がハマるのです。<br />息子は足の付け根まで埋まって動けなくなるし、私は積雪の下に隠れていた倒木でスネを負傷しました。<br /><br />細心の注意を払って足を踏み出してもハマってしまう始末で、精神的にも参りました。気持ちの良いハイキングの最後に、まさかの展開でした。

    この案内板の手前で、林道は左に90度向きを変えます。

    そしてタウシュベツ橋梁は前方およそ100m、この林道として整備されていない最後の100mが過酷を極めました。

    季節的に積雪の底が融け始めていて、表層が貫けて足がハマるのです。
    息子は足の付け根まで埋まって動けなくなるし、私は積雪の下に隠れていた倒木でスネを負傷しました。

    細心の注意を払って足を踏み出してもハマってしまう始末で、精神的にも参りました。気持ちの良いハイキングの最後に、まさかの展開でした。

  • そしてこれが、幻のタウシュベツ橋梁です。<br /><br />前日から飛行機とレンタカーと徒歩で丸一日以上かかって、ついに辿り着きました。

    そしてこれが、幻のタウシュベツ橋梁です。

    前日から飛行機とレンタカーと徒歩で丸一日以上かかって、ついに辿り着きました。

  • 廃線から50年以上経ち、さすがに損傷が目立ちますが、まだ美しいアーチは全て健在です。

    廃線から50年以上経ち、さすがに損傷が目立ちますが、まだ美しいアーチは全て健在です。

  • 左奥のV字崩壊は2003年の地震によるもの

    左奥のV字崩壊は2003年の地震によるもの

  • まるでローマの水道橋のような、素晴らしい景観です。

    まるでローマの水道橋のような、素晴らしい景観です。

  • 遺跡の横でお菓子を食べる我が子。<br /><br />この経験をいつまでも覚えていて欲しいです。

    遺跡の横でお菓子を食べる我が子。

    この経験をいつまでも覚えていて欲しいです。

  • この倒木も、橋と一緒に命絶えたのでしょうか?<br />

    この倒木も、橋と一緒に命絶えたのでしょうか?

  • 雪解け水のせせらぎに春を感じます。

    イチオシ

    雪解け水のせせらぎに春を感じます。

  • タウシュベツ橋梁は、北海道遺産に選定されていますが、立地の悪さから保存措置の対象外とされているため、いずれ崩壊する運命にあります。<br /><br />アーチが崩れる前のタウシュベツ橋梁の勇姿を、雲1つない最高のロケーションの下で胸に焼きつける事が出来て、本当に幸運でした。

    イチオシ

    タウシュベツ橋梁は、北海道遺産に選定されていますが、立地の悪さから保存措置の対象外とされているため、いずれ崩壊する運命にあります。

    アーチが崩れる前のタウシュベツ橋梁の勇姿を、雲1つない最高のロケーションの下で胸に焼きつける事が出来て、本当に幸運でした。

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この旅行記へのコメント (4)

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  • kawakoさん 2012/01/18 23:02:23
    こんにちは
    この橋、テレビで見たことがあるような気がしますが、こんな大変なところだったんですね〜ご苦労様です。

    私はスイス在住なのですが、冬の雪山には原則として近づいたことがありません。なにせ夫婦揃ってウィンタースポーツをしないので 
    とほほ・・・(´Д`)=3

    最後に、私の地味な旅行記に投票いただいてありがとうございました。

    うえのん

    うえのんさん からの返信 2012/01/19 01:27:06
    RE: こんにちは
    スイス在住とはスゴイ!

    スイスと言えば山岳鉄道、絶対に行きたい所のひとつです。

    それにしてもヨーロッパは絵になる風景ばかりで、そんな所に住めるなんて羨ましい限りです。

    これからも素敵な旅行記を投稿して下さい。

    うえのん
  • 横浜臨海公園さん 2011/08/27 13:31:56
    士幌線
    うえのんさま、こんにちは。


    タウシュベツ橋梁を訪ねられた由。
    小生、士幌線には1度乗車したことがあるのですが、8月だった故に増水期で現地を訪れて満水だった湖面を見て恨みがましく思ったものでした。
    ご存知かと思いますが、タウシュベツ橋梁は士幌線の他の橋梁でも話題になっておりますが、建設当時、総動員体制下に在った日本としては鋼材を使用する事は極力避ける方針であった事と、現地が交通不便たるを以って、鋼材の搬入が困難とされたことから、竹筋構造として構築されたのではと長年論争になっている橋梁の1か所です。
    現実には、竹筋論は机上のみで廃線後に調査した処では、内包されているべき竹が発見されず、現実には使用されなかったとの見方が強まっておりますが、未発見の可能性もあり、今後の展開が期待できそうです。



    横浜臨海公園

    うえのん

    うえのんさん からの返信 2011/08/27 21:49:03
    RE: 士幌線
    書き込みありがとうございます。

    夏に近づけば姿を隠し、姿を現す冬には近づけないという美しい橋。
    そんな神秘的な橋を求めて、この旅は宝探しの冒険のような旅でした。

    それにしても竹筋論というのは知りませんでした。
    崩れるのは悲しいですが、いづれ分かる事ですね!

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