やっぱり涼しい軽井沢

2011/08/17 - 2011/08/20

夏になると暑い下界から、天空に昇りたいといつも思います。
八ヶ岳か周辺かor軽井沢か・・・・
8月はヤッパ軽井沢でしょう。
夏休みは家族と一緒に過ごすので、どうせなら涼しい所が一番ですねエ。
salaも26日で11歳になるしのんびりユッタリと涼を楽しむことにしました。

エリア 軽井沢(長野)

• 同行者: カップル・夫婦
• 一人あたり費用: 1万円 - 3万円
• 交通手段: 自家用車 徒歩
• 旅行の手配内容: 個別手配

家を出て1時間強で駒ケ岳SAに到着です。
手下のsalaが「飽きた」と言うのでSAでちょいと一休み。
花壇の影で何だか卑屈な表情をしています。
「sala、今から疲れてどうするの？？」
実は昨日まで大阪で一緒だったので、その間テンションが上がりすぎでお疲れモードのsalaです。

軽井沢に行く時は東部湯の丸ICで降ります。
小諸でもいいんだけど、何故か東部湯の丸ですねｴ。
軽井沢に向う昔の言い方をすれば「農道」ですが、今はしゃらくさい名前を付けるのがはやりですからねｴ。
その名も「サンロード」。
サンロード沿いの小林農園さんに立ち寄って野菜ゲットするためです。
この日も立ち寄って幾つかの野菜をゲットしました。

桃も売っていますが、今日は通過。

グリーンアスパラ\100・とうもろこし\140/一本×２・枝豆\180・ワッサークイン（ネクタリンと白桃のMIX）\90／一個×５をゲットして目的地に向います。

キャンプ地に着く前に遅い昼食を「銀亭」で頂きます。
「銀亭」は北軽井沢のパン屋さんです。
以前は国道沿いのスーパー内にあったのですが、奥に引込んで単独店舗になりました。
儲かったのでしょうか？？
他人の懐はどうでもよい話です。

salaはおあずけです。

イチジクのパン（一番奥）
右チーズのパン
左クロックムッシュみたいなパン

でした。

どれも美味しいです。
ただ、飲み物が￥450は高いんでないかい？？

今回もキャンプ地は「キャンプクレスト」さんです。
とにかくグラスで敷地が広く、雨が降った時の心配がいりません。

こんな具合にセットアップ完了。
降雨に備えて我が家ではタープ下にテントを張ります。
こうすると夜中にトイレに行く時も全く濡れる事無く外へ出られます。
降雨時でなくてもテントのファスナー部分が夜露に濡れることもないので、テント⇒テント外⇒テントを繰り返す時はとっても快適です。
空飛犬君が移動式別荘と呼ぶ所以です。

salaはテントサイトを我が家と認識するので、「よし」の声掛をしなければテントサイト以外へ出ることはありません。
こうやっていつまででも待っています。

「よし」の声掛をすると一目散に駆け寄ってきます。
別に訓練をしたわけではありません。
ラブラドールが飼い主に忠実な証拠ですねｴ。

今夜のディナーが整いつつあります。
salaは自分の夕食が「まだかまだか」と待ち遠しいようです。

これで今夜のメニューが揃いました。
メインは「鶏肉のチリソース和え」。
小林農園さんでゲットした「生でも食べれるとうもろこしのソフトボイル」「枝豆」「トマトのサラダ」「胡瓜の酢和え」と「りんごのワイン」です。
ちょっとりんごのワインが甘すぎました(-_-;)
香りも甘い所為か、食後に羽アリがよってきて仕方がありませんでした。
次回からは、その当りをもう少し考慮しなければならないと深く反省する空飛犬君でした。

誰もいないテントサイトでsalaは伏せをして番犬をしています。
弱っちい番犬です。

こういう感じだと「ロンドンデリ〜　シュビラディ」と歌いながらウイスキーを呑みたくなりますが、今回は持ってきていません(-_-;)

奥様の後を付いて廻るsalaです。
付いてくれるのはいいのですが、ハッキリ言って結構邪魔です。
時々踏みそうになることもあります。
奥様は時々salaの足を踏んで「ごめんね！！」と言っています。

話しは変りますが、最近の我が家の流行は、
何か失敗をした時、被害をこうむった方が
「ごめんさないは！！」 からスタートします。
「ゴメンナサイ」　加害者
「いいよ」　被害者
これが一つのセンテンスとなったやり取りです。

⇒あ〜〜〜〜〜あほくさっ(-_-;)

でも何だか「金子みすゞ」の世界みたいですねｴ。

夜もいい感じでテントはバラバラ状態です。
あまり人が少ないのも寂しいものですが、この程度が一番いい感じです。

キャンプ場のワンコも野放し状態です。
この子はジャックラッセル。
salaは吠えられていました。

これもキャンプ場のライオンの子供です。
＊本当はゴールデンリトリーバーのライオンカットです。

女の子が連れていたので「この子本当はライオンなの知ってる？」
と尋ねたら、しばし無言で「飼ってるもん」と言葉が返って来ました。
何と飼い主でした。
かっこ悪〜〜〜〜。

翌日は鳥と同時に起床。
今日も一番乗りです。
遠くには浅間山が見えます。
実はここ北軽井沢は群馬県の長野原の一部なのです。
軽井沢のブランドを利用して集客したいのはわかるけど・・・・・
ちょっといかんでしょ(；一_一)
百歩譲って「軽井沢北」だと以前から思っていた空飛犬quillです。

今回は金曜日・土曜日の天気が不安なので行動をするとしたら木曜日しかありません。
星野温泉ピッキオ主宰の早朝ネイチャーウオークに参加しようと思い星野温泉にやってきたら、ネイチャーウオークの開始時間が10時からになっていました(-_-;)　もう早朝ウオークではありません。
ちなみに今の時間は７：３０です。

空飛犬quillが本格的に自然に興味を持ったのは、20年位前の「星野温泉野鳥の森早朝散歩」が始まりです。
当時は星野温泉本館で手続きをして、ごく少ない人数が参加していました。
当然無料です。
今は￥2,000の参加費。自然を守り、人に自然の大切さを伝えるには莫大なお金がかかると言う見本みたいなものです。

やむを得ず隣接の「ハルニエテラス」で約2時間時間調整することにしました。

「ベーカリーレストランSAWAMURA」さんはテラス席ならワンコOKです。

何も注文しないわけには行かないので、ジュース＋パンをゲット。
読書をしながら時間をつぶします。

朝だというのに結構な人出です。
テラス席がある幾つかのお店ではモーニングプレートがあるようです。

こんな木立もあります。

ハルニレテラスでは自然の中をと言うイメージを大切にしています。
向こう側は森です。

ネイチャーウオーク出発の時間が近づいたのでピッキオビジターセンターに向かいます。

野鳥の森にsalaを入れるわけにはいけないので、ネイチャーウオークが終わるまで約2時間salaはピッキオビジターセンターの木陰で待たせてもらいます。
ピッキオスタッフにしてはいい迷惑でしょうねｴ。
その当りを拝み倒して実現するところは我が家の偉い（？？）ところです。
本当は星野温泉本館側にペット預かりがあるようです。

ピッキオスタッフのおねえさんです。
みんな自然が大好きなんでしょうねエ。

いよいよネイチャーウオークのスタートです。
夏休みの所為か子供も結構います。

ツリフネ草です。薄紫の小さな花です。
1000メートル前後の高原でよく見かけます。

黄色い花の草は、キツリフネと言って草はつきません！
何故なんでしょうか？？

ミズヒキもちょくちょく見る事ができます。

マタタビの実です。
ライオンでもゴロゴロさせる不思議な実です。

青ナシの実は、香りは梨のような美味しそうな香りですが・・・・

一口食べると、とても渋くて到底食べられるものではありません(-_-;)
奥様がチャレンジして「まずっ！！」

これはアブラチャンという木です。
何とも可愛らしい名前ですねエ。
脂分が多いので薪として使われたそうです。

所々で止まり、説明を受けます。
結構知っている事も多いので、先生の質問に奥様は答えたそうですが、「答えちゃいかんよ。子供たちに考えさせなきゃね」。
空飛犬君が奥様に「待て」をかけます。

参加している子どもたちは、物知りの子が多いです。
流石ネイチャーウオークに参加するだけあって、自然には興味があるんでしょうねエ(^_-)

木に爪跡らしいものがあります。
「さあ、これは何の跡でしょうか？？」と先生。
「レッサーパンダの爪跡」空飛犬君がボケてみせると。
「レッサーパンダはいません」と先生に叱られてしまいました(-_-;)

正解はツキノワグマの爪跡でした。

どんぐり池では、オタマジャクシや線虫がいます。
女の子でも平気でオタマジャクシを触っています。
頼もしい子たちです。
これが正常なんですけどね。

ムササビ注意のタテカンは珍しい。
2年前に夕方のムササビツアーに参加しましたが、ムササビが当日いると思われる巣穴の前でひたすらジット待つ。だまってジット待つ。
と巣穴の中からムササビが周りの様子をうかがいにちょくちょく顔をのぞかせ始めたな！　と思ったらすーーっと滑空し、見失っておしまいでした。

ピッキオビジターセンターのムササビ君に見送られながら、さよならです。

ピッキオビジターセンターの前には星野温泉の本業である温泉があります。
当然ながら有料ですが誰でも入浴できます。

丁度ネイチャーウオーク終了時がお昼なので、ビジターセンターの向えにある「村民食堂」さんでランチを頂くことにしました。一部の席はワンコ同伴OKです。
当然salaも一緒です。
奥様がオーダーした「十色野菜のヘルシーどんぶり」￥1,800（食後の飲み物つき）。
雑穀米の上に茗荷・ニンジン・かぼちゃ・なす・野沢菜・ダイコン・ズッキーニ・ゴボウ・きのこ？＋αが乗っています。
済みません最後の2品種は自信がありません(-_-;)

空飛犬君は、信州サーモンの包み焼き￥1,600（食後の飲み物付き）
こちらはサーモン・キャベツ・ニンジン・エリンギ・シイタケ・ナメコ？・αが重ねてあります。
包んであるのは紙で、スタッフのおねえさんが「あっつ！」と言いながら開封してくれます。
思わず「気を付けて下さいね」と空飛犬君。
「ありがとうございます」とおねえさん。
残念ながら会話はここまでで,それ以上の進展はありません。

「味噌が中段に重ねてあるので良くかき混ぜて食べて下さい。」
と　おねえさん。

かき混ぜました。
何だかぐちゃぐちゃになった感じです。
とても美味しく頂きました(^^♪

駐車場へ行く途中にハワイ帰り（空飛犬君の勝手な想像）のワンコに会いました(^^♪
レイをつけています。

プリンスホテルのアウトレットにやって来ました。
salaは疲れてしまうので木陰の芝生でお昼寝にしました。

一番西側の芝生広場以外は「ワンコ芝生内進入禁止」の立て札があります。

でも木陰でお昼寝です。

ちょうど大きな林で木陰があるので、おじゃまする事にしました。
木陰と言うのはどこに陣取るか難しいです。
太陽の傾きと共に日陰の位置が移って行きます。
今回は４〜５回少しずつ場所を変えました(-_-;)

お盆過ぎでも人は結構います。

夜になり雨が降り出してしまいました。
我が家は「長靴」を持ってきているので少しも怖くありません。
周りを見ると草履で歩いている人ばかりです。
足が濡れると寒くなるので、キャンプ時には長靴必須です。

salaは雨の中いつもより卑屈な表情です。

3日目は雨模様の軽井沢でした。
軽井沢銀座も皆傘をさしての見物です。
人は少ないのですが、傘が邪魔で歩き辛いです。

ここのプリンは美味しいです。

お煎餅を食べながらブラブラです。
雨が降っているしsalaはお年寄りなので車中で留守番です。

こんな感じでぞろぞろ歩いています。

浅野屋さんでは季節限定商品「軽井沢グリーンティ」を販売中。
奥様が見逃すはずはありません。即とは行かなかったですが、ゲットです。

空飛犬君はパンよりも「カニクリームコロッケ\210」に興味津々です。

勿論ゲットし、即いただきました。
美味しい。けど大阪の食べ歩き文化を知った空飛犬君は「やっぱ三田のコロッケかな！？」
と言う結論です。

軽井沢に来ると必ず奥様が立ち寄る場所は「大倉陶器」さんです。
今日もティーカップ（ソーサー付き）をご購入。

こちらも有名な「浅井写真館」さん
以前は店頭にレトロな写真が多く飾られていましたが、何だか今風の写真ばかりになっています。
少し残念(-_-;)

軽井沢銀座の一番奥です。
ここから先は旧碓氷峠に登る道になります。

細い道と廻りに生い茂る木立。
何とも軽井沢らしい景色です。

軽井沢銀座を徐々に下って行きます。

呉服屋さんの前にマーライオンが鎮座しています。
ここのご主人はシンガポールファンなんでしょうねｴ。
＊口から水は出ていません。特注品でしょうか？？

会社のお土産にクッキーを買いました。
実際に食べたら思いのほか粉っぽく水無しではいただけませんでした。
会社のスタッフ「美味しい」と言ってくれたのですが・・・・

今回雨で行くところがないので、碓氷峠山頂に来ました。
長野県・群馬県の県境です。

碓氷峠県境の階段を登ると熊野皇大神社があります。

登りきった右側の社。

左側の社。

左手奥には小さな祠

祠から神社側。
碓氷峠は以前軽井沢銀座から自然道を使って徒歩で登ったことがあります。
息子が10歳前後のときでしょうか。
途中で野生のリスを見たり、小鳥のさえずりを楽しみながらのウオーキングでした。

楽しい思い出です。

更にパワースポットまであります。
凄く期待しましたが、特に変化は見られません(-_-;)

キャンプ地に帰る途中、以前から気になっていた「Cowboy House」さんで夕食を食べることに。

星野温泉入り口近くの国道に面したステーキハウスです。
いつもものすごく混んでいますが、この日は意外とすいていて駐車場にすぐ止めることが出来たので入ることにしました。
しかし、それでも待ち時間は約20分(-_-;)

勿論メニューは肉料理のみ。

ほうれん草サラダ￥800　ほうれん草の上にカリカリベーコンをトッピングしドレッシングが掛けてあるシンプルなサラダです。
「よくかき混ぜて食べてください」女性スタッフ。

奥様は150gのステーキ￥1,600。
「素早く、二種類のドレッシング　お好みの方をを掛けてお召し上がりください」　女性スタッフ。

素早くと言われたら素早くせねばなりません。
素早くドレッシングを掛けて素早くお召し上がり始めてしまったので、写真を撮ることを忘れて食べ始めてしまいました(ーー;)
最初はもっとお肉がありました。野菜も載っていました。
欠食児童二人に大きな×。

これが二種類のドレッシングです。
味噌味と醤油味。

空飛犬君はハンバーグステーキ￥1,600．
こちらもステーキにつられて食べてしまいました。
欠食児童二人に大きな×。

アメリカらしいです。
私たちが出る頃には待ち時間も結構あったようです。
いつもはやっている「Cowboy House」でした。

外はまだ、ほんのり空に明るさが残っている時刻でした。
「Cowboy Huse」を制覇したことで軽井沢の制覇mapが又１ページ増えました。

最終日の朝食です。
奥に見える緑縞のパンが「季節限定軽井沢グリーンティ」です。

帰宅後奥様が「軽井沢グリーンティ」をまねて「奥様グリーンティ」を作って、「ねｴねｴ、浅野屋さんのパンと似てる味？？」と聞いてきましたが、ハッキリ言ってパンの味は覚えていなかったので「さあ？？　見た目は一緒みたいだけど」　と答えると、いつも通り「たーるいねｴ」とお叱りの一発。

雨の中でもテントのセッティングが良かったので苦労する事無くキャンプを撤収し、昼食は「りんでんばーむ」さんに決めました。

ここはテラス席であればワンコ同伴OKでちょくちょく使わせてもらっています。
軽井沢にしては安いし、とっても美味しいお店です。

入ったときはテラス席は我々だけでしたが、時間と共に満席に。
最後は待ちも出ていました。

ランチメニューを頂き、スープかサラダが選べます。
いつも空飛犬君達は別メニューを選択し、違った味を楽しんでいます。

空飛犬君は豚ロースのタプナードソース￥1,500。
タプナードソースはアンチョビ＋オリーブの実を細かくして作るのだそうです。
とても美味しく始めていただくお味。
これが豚肉とよ〜〜く合い感激。

奥様は目鯛のジンジャートマトソース￥1,500．
こちらの料理も美味しいですが、今回はタプナードソースが気に入りました。

メニューです。
ランチ以外の食事も手ごろな価格で楽しめます。

食後のコーヒー、これも込みです。
普段夏の食後はジュースが多い空飛犬君ですが、この日は寒くてコーヒーをオーダー。

高速で松本近辺まで帰ってきました。
梓川SAでトイレ休憩＋salaの気分転換です。

奥様はまたもや「どら焼き」発見。
当然ゲット。

軽井沢からず〜〜〜と「ソフトクリーム・ソフトクリーム」と子供みたいに言っていましたが、寒くて食べなかったようです。
ここの気温も18℃ですが、軽井沢より少し暖かなようでソフトクリームもゲット。

社内で美味しく頂きました。

ヤッパリ涼しかった軽井沢。
宝くじにでも当ったら移住しようかな？？

この旅行記へのコメント （2）

• くまくまさん 2011/09/02 19:25:43

  空飛犬quillさーん

  くまくまです
  
  軽井沢
  みごたえたっぷりの旅行記になりましたね〜
  テント生活も楽しそう！
  （山登りしなくなってからずいぶんやってません）
  外のお食事もおいしそう！
  なにより自然の空気で涼しいのがいちばんですね！
  

  空飛犬quillさん からの返信 2011/09/02 21:44:53

  RE: 空飛犬quillさーん

  くまくまさん
  
  こんばんは、書き込みありがとうございます。
  
  > 軽井沢
  > みごたえたっぷりの旅行記になりましたね〜
  > テント生活も楽しそう！
  > （山登りしなくなってからずいぶんやってません）
  
  実は今のテントで大人2人とsalaでは少し大きいんです。
  中はスカスカ状態で2人と一匹がコチョッと固まって寝ています。
  
  > 外のお食事もおいしそう！
  > なにより自然の空気で涼しいのがいちばんですね！
  
  美味いと言えば「オフ会」のイカ美味しそうでしたねエ( ^)o(^ )
  同じ趣味の人たちの飲み会は本当に楽しくていいですネ。
  
  
  空飛犬quill