思い付きのヨーロッパ旅行～イギリス

2011/08/11 - 2011/08/13

※この旅行記のテーマを変更しました。
「サッカー観戦」がテーマの割には写真が少ないですからね。

この夏はベトナムに行こうかと思っていましたが、ベトナムは「バイクで縦断」するのが正しい旅行の仕方と思い違いをしていることもあり（大泉洋やジェレミークラークソンの影響大w）、いまひとつ気分が乗らなかったところ、TG利用でヨーロッパ往復が格安なのを発見。気が付いたら購入してましたw。
さてヨーロッパで何しようかと考えたところ、
1、レスターに阿部勇樹出場試合を見に行く。2、シュトゥットガルトでベンツとポルシェの両博物館を見学。
二つのイベントが決定。
ほかにもちょっと乗り鉄も入れようかと・・・。

エリア その他の都市(イギリス)

• 旅行の満足度: 4.0
• ホテル: 2.5
• 交通: 5.0

• 同行者: 一人旅
• 交通手段: 鉄道 徒歩
• 航空会社: タイ国際航空
• 旅行の手配内容: 個別手配

なにせ突然決めた旅行なんで何も準備ができてない。
下着が足りず、あわてて買い足しに行ったり･･･。
で、いつもの場所。成田空港第1ターミナル。
TGのチェックインカウンターはこの写真の一番奥。
アルクダケデツカレタヨ。

最初に乗ったのはTG677便バンコク行き。

案内の通り44番ゲートに行くが、雷雲の「直撃」により出発が30分遅れます。

写真左側は三保の松原です。
ここでアクシデント発生！デジカメが壊れました（泣）。
電源が入らない。
仕方がないので携帯に切り替え。

（ここからは携帯の画像です。サーセン）
バンコク着後、TG920便フランクフルト行に乗り換え、日本時間で午前2時頃出発のため眠くて仕方ない。しかも離陸後に食事が出る。子供みたいに飯を食いながら寝てましたよ。
現地時間午前6時にフランクフルト着。
この飛行機のシートは20年くらい前に日本の国内線で見た、エンターテインメントは音楽のみという、眠る以外にないシートでした。
フランクフルト到着後、寝ぼけて撮ったコンドルエアー。

ロストバゲージ対策で一度ドイツ入国。荷物を拾ってフランクフルト市街地に移動。天候は雨で気分が滅入る。フランクフルトhbf。

フランクフルトhbfのキオスクでブレーツェルを購入。
ここで魔法の言葉「チュース」発動。すると無表情だったキオスクのおばちゃんの顔がみるみる綻んで「チュース」と返してくれる。
あいさつって大事ですね。

駅前のトラム。乗らない。

ここには行こうと決めていた欧州中央銀行。
ここにしか行かずに駅に戻る。

フランクフルトhbfにこんな動物がいました。
他にはタランチュラとかニシキヘビとか。

フランクフルトからヒースローにはBA905便で移動。
この便がヒースローに着いたとき、「駐機スポットの準備がまだできていないため少しお待ちください」とのアナウンス。その駐機スポットを見てみると、誰もいなくて準備ができていないどころの話じゃない。ワラワラとタラップとかバスとかが集まってくる様子は爆笑モンでした。日本じゃ新聞ネタだろうな。
たくイギリス人って奴ぁ。
ところで写真はフランクフルト空港で飲んだ謎の栄養ドリンク。だれか詳細キボンヌ。

ヒースローエキスプレス@パディントン駅。
私が渡英する数日前から、ロンドンを中心として暴動が発生していました。
報道によると地方都市にも波及しており、イギリス行きを本気で迷いましたが、ロンドン市内の観光地は平和という情報が複数の情報源で見受けられたため、「危なきゃ逃げる」ということにして、イギリスに入国してしまいました。

パディントンから地下鉄で「キングスクロス-パンクラス駅」へ移動。正直な印象は「古臭い」。釣り掛けモーターだし、昔の銀座線みたいに第3軌条の切れ目で消灯する。エアコンがなく生温かく、車両断面が小さく狭い車内。

セントパンクラス駅構内。
来年（2012年）はロンドン五輪ですよ。

鉄道のチケットはすべて日本で予約しておきました。
英語と格闘しながらWEBを操るのは非常に疲れるけど面白いです。ただし購入する切符の種類と条件（払い戻し可否など）はきちんと読んでおく必要があります。
これは翌日のレスター往復のチケット。WEBで予約して、駅の券売機で受け取ります。

ヒースローで買った、ヒースローエキスプレスのチケット。本当はヒースローから地下鉄で市内に行くはずだったんだけど、1時間も地下鉄に乗るのは苦痛だったんで…。

パディントンで買ったオイスターカード。ロンドン版パスモってところですか。
窓口に並んでたらガイドの人が「ねぇねぇ切符買うの？」て聞いてきたから「オイスターカードがほしい」て言ったら、「んじゃこっちで買えるよ」て券売機に案内され、あとはなすがまま。気づいたらオイスターカードGET！

一応ロンドンに来た証拠ってことで。
タワーブリッジとベルファスト号。
しかしテムズ川って汚いな。

「キングスクロス-パンクラス駅」近くに宿を取りました。
セントパンクラス駅の立派すぎる駅舎。
この隣にはキングスクロス駅がありますが、現在改装工事中でした。

ロンドンでの宿は「SWINTON HOTEL」。パンクラスから徒歩10分の、古いアパートを改造したようなホテル。昔の住人だったおばあさんの幽霊でも出そうなくらい歴史がついていて、しかも床の絨毯が汚くて、裸足で歩くのに勇気が要ったレベルです。
ここに2泊もします。少し後悔。でも2日目になると慣れてくるんですよねぇ。ふしぎふしぎ。
ロンドンでは、思い切り高級なホテルにするか、割り切ってB&Bにするか、の2択がいいと思います。中間的な値段のホテルを選ぶとすごいことになります。
それから「イギリスの料理はまずい」と言われます。それは基本的に味付けをしていないからと思ってましたが、スーパーのデリで買ったサンドイッチのマヨネーズが極めてまずかったです（泣）。こいつらの味覚は少し変なんです。一番おいしいのがカットフルーツってどういうこと？てことで、翌日の晩飯はチョコバーになりましたw。

イギリスの2日目はレスターに移動して、「レスターシティvsレディング」の試合を見に行きます。昨日セントパンクラス駅で受け取った、あのチケットの出番です。
ところで情報を集めると、レスターでも暴動があったらしい。
もうｶﾞｸﾌﾞﾙでしたよ。街を歩きながら写真なんか撮ってられません。
もちろん土産購入なんてしないで、試合終了後は一目散に撤収することにしました。

駅にあった、レスター市内の地図。右上の赤丸から、左下のスタジアムまで歩きますが、携帯の写真じゃ細かいところが見えないので途中で道に迷う。インフォメーションを探して道を訊く
俺「スタジアムまでどう行くの？」
案「は？」
俺「スタジアム。フットボールの」
案「Oh,ストゥーディアムね」
俺（発音がおかしくて悪かったな）
案「左に出て右折して左折して右折して（以下略）」
俺「・・・地図はない？｝
案「30ペンスです」
俺「･･････」

とにかく地図をGET

で、なんとかスタジアム到着。
スタジアムの一角にあるファンショップ。
おお！阿部ちゃんがどどーんとお出迎え。
きちんと認知されている。すごいな。

ここで日本から予約したチケットを受け取ります。
通常はWEBを通じて購入→購入者宅に郵送となりますが、英国国外に住んでいる人には郵送されず、現地で受け取りとなります。
席はバックスタンド、ハーフウェイライン付近の前から2列目です。

開場まで少し時間があるのでスタジアムの周りを歩く。
ここは？墓場？？

レスターシティFCに過去在籍して、現在は鬼籍に入った人たちがここにいます。

今日は2011-12シーズンのホーム開幕戦。なのでこんなアトラクションもあるのでしょう。
ここで腹が減ったので屋台からチーズバーガー＆チップス（フレンチフライのこと。いわゆるポテチは「クリスプ」って言います）を購入。パンを持って、チーズの乗ったハンバーグをのせて、パンで蓋をして、おしまい。隣の棚にあるソースを自由に使えってさ。
あとポテトを皿にメガ盛り。食いきれないよ。

いよいよ入場。
ピッチまでの距離感は大宮より少し遠いくらい。目線は線審と同じ目線の高さです。もう最高。
阿部ちゃんは先発出場したけど、3日前は日韓戦で日本にいたので疲れてたのかな？動きが鈍く前半で交代しちゃいました。
しかしレスターってプレミアの下のリーグ（チャンピオンシップ）なんだけどみんなデカイし早いし当たりは強いし・・でこんな中でよくやってますよ阿部ちゃんは。

お父さんのサッカーファンの中には「イングランドのサッカーはボーンと蹴ってあとはガツンとぶつかるだけでつまらない」なんて話も聞いたことがありますが、フットボールの原点てこんなものなんだろうなぁ、なんて思いました。
とにかく雰囲気は最高です。あとはチャントが解れば最高なんでしょうが。

肝心の試合は2-0でレディングの勝ち。レスターはいいところなしでした。

試合終了後、バス停のガラスが先日起きた暴動で粉々に割れているのを見て恐怖を感じつつ、急いで駅に戻ります（改札の中に入れば少しは安心かと）。
でも結局何もなく、駅について一安心です。

街の印象
レスター大学には中国人留学生が多かったなあ。

このあとロンドンまで平和に戻りました。