2011/07/29 - 2011/07/31
1422位(同エリア1850件中)
ruiさん
富士山の頂へ。
2011年最大の目標だった。
3月11日に震災が起こったとき、今年の富士登山は難しいかなと正直思っていた。
静岡方面でも大きな地震もあったし。
しかし、こんな年だからこそ、日本一高い富士山に登ってみたいと思いなおし、山に何度も登っている友達と相談した結果、7月29日から2泊3日の予定で決行することに決まった。
その後は富士登山に向け、6月には北海道、ニセコアンヌプリへ登山。7月には屋久島へ行き、白谷雲水峡で長時間歩くことに体を慣らす練習をした。
が、正直富士山のきつさは、アンヌプリや屋久島の比ではなかった。
今回混雑する頂上でのご来光は諦め、山小屋にも泊まらない日帰り登山を決行。
結果、登り8時間、頂上滞在時間1時間、下り5時間の行程。
下山時には雷鳴とどろき、途中から雨。
とにかく予想以上に過酷な登山だった。
(写真は昨年の山中湖からの富士山)
- 交通手段
- 私鉄 自家用車
- 旅行の手配内容
- 個別手配
-
7月29日
会社終わりに新宿から特急あさぎり号で今回の登山のベース基地、御殿場へ向かう。この特急を使うと御殿場まで約1時間でいけるので便利だった。
御殿場で先に到着していた友達と合流。
前夜の決起集会を行い、今回のベース基地、ルートイン御殿場南へ。早めの就寝で翌日に備える。 -
7月30日
AM3:30 ホテルルートイン御殿場南出発。翌日も連泊にしていたので、大きな荷物は部屋に残し、登山スタイルで出発。
前日予約しておいたタクシーに乗り込み、走ること30分ほどで須走口5合目に到着。ここで1時間ほど滞在し、高度順応。
4時頃からお店も空いており、山の朝は早いと実感。
マイカー規制のため続々とタクシーで登山客があがってきた。 -
AM5:00
須走口5合目をいよいよ出発。スタート時の天候は曇。薄いフリースを羽織ってスタート。
須走口登山道はしばらく森林地帯を通る。歩きあじめると少し暑くなってきたので、重ね着していたウェアを脱いでいった。
1時間高度順応させたとはいえ、標高は2000M。ちょっと歩くと息があがってくる。
意外とこのスタートしてから最初の30分が結構きつかった。 -
目指す頂はまだはるか遠く。
周りは家族連れが多く、小さな子もがんばって登っていた。
これは負けられない。
最初はすぐ息切れしていたが、だんだんと慣れてきたのか、ペースがつかめてきた。
途中にわか雨もあったが、なんとか天気はもっている。 -
5合目と新6合目の間だけど、雲がかなり下に見える。
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五合目をスタートして約1時間後、最初の休息ポイント新六合目の山小屋「長田山荘」に到着。トイレや給水休憩をとった。
富士山は山小屋ごとにトイレがあり、便利だった。どこのトイレも有料で1回の利用にだいたい200円くらい。小銭を大量に持参していてよかった。
またどの山小屋でも水のペットボトルが売っていて、平地よりも高いが、無理していっぱい持ってくる必要はなかった。 -
休息を終え、次は本六合目へ向けてスタート。
まだ森林地帯で途中花も咲いていた。 -
長田山荘を出て、40分くらいで本六合目に到着。標高は2700M。ペースもつかめてきていて、まだ疲れは感じなかった。
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瀬戸館を出発する頃にはもやが立ち込めてきた。
-
次に目指すは7合目。標高差は250Mあがる。
先ほど出発した瀬戸館が小さくなってきた。 -
眼下には山中湖が。
雲海と山中湖幻想的な景色だった。 -
この頃はペース配分や標高にも慣れてきて、快調な登山だった。
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本6合目から1時間ちょっとで7合目到着。標高は2,950M。3,000M目前である。
7合目太陽館前で一休み。小腹がすいたのでおにぎりやウィダーインゼリーでエネルギー補給。
ここの小屋にはワンちゃんがいた。 -
お腹も満たされ次は本7合目を目指す。
この頃はまだ元気。天候も回復し、気持ちのよい登山だった。 -
30分ほどで本7合目、見晴館到着。標高はついに3000Mを越えて3200Mに。特に高山病の症状もなし。
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ついに富士山頂まで2kmをきる。
だが、所要時間は105分。まだ長い道のりだ。 -
雲海の位置がさらに低くなってきた。
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懸命に登ってきた登山道。さすがに3000Mを越えるとちょっと歩いただけで息があがる。
見晴館から30分ほどで8合目到着。少し休憩して、すぐ上の本8合目を目指す。
しかし、このあたりから予期せぬ出来事が。
富士山には何度も登っている友人が僕らの遅いペースに合わせたためか、まさかの高山病に。
頂上まではがんばるとのことで自分のペースで登ってもらった。 -
やがて本8合目到着。
ここは吉田口との合流地点で人でにぎわっていた。
山小屋ではカップ麺なども売っていておいしそうだった。 -
さあいよいよ頂上までラストスパート。
さすがに足には疲労感がでてきはじめた。
途中8号5勺の御来光館で最後の休息をとり(トイレがメンテナンス中で使用できなかったのがちょっと痛かったが)出発。ここからは頂上まで休息する山小屋がない。
御来光館から30分ほど歩き9合目へ到着。だんだん登りがきつくなり、息もあらくなってくる。標高は3600M。
また道幅が狭く、急な道のため、人が増えてきた。 -
そして遂に13:00、スタートしてから8時間で頂上に到達。
9合目から最後のラストスパートがきつく、なかなか乱れた呼吸が戻らず、しばらく座りこんでしまった。
しかし、達成感はあった。
あと頂上はすごい人。山の頂上とは思えないくらいお土産屋さんがあったり、神社があったりでびっくり。
団体旅行のバッチをつけてあがってきた集団も。 -
頂上から見下ろす登山道。
最後のここが一番きつかった。
みんながんばってます。 -
頂上について乱れた呼吸を整え、お昼ご飯を。コンビニで買ったランチパックを食べるが、最後の登りが呼吸が乱れ、ちょとボーとした感じ。やや頭痛も感じ、これが高山病なのかなと思った。
食べる酸素というのを持っていってたのだが、すっかり食べるの忘れていて、も少し酸素に頼ればよかったかと後悔。
お土産屋さんものぞきたっかのだが、このときはそんな気力が残ってなかった。
少し落ち着いたので、富士の最高所、剣が峰を目指してお鉢めぐりをしようと動きだしたのだが、このとき雷雲発生。頂上で聞く雷は迫力ありすぎで怖かった。結局剣が峰方面に雷雲が発生していたためと、下山時間が迫ったいたため、今回はお鉢めぐりは断念。
雷が鳴り出すととたんに土産物屋や休息所は雨戸を閉め始め、発電機を止めるなどなんだか物々しい雰囲気に。 -
仕方なしに剣が峰が見えるポイントで記念撮影。
今度はコンディション整えてあそこへチャレンジするぞ。
火口も少し見えたが、それよりも天候が心配。
14:00急いで下山することに。 -
下山中は疲労と雨のため、写真を撮っている余裕がなかった。8号目くらいまではなんとか天気は持ったが、7号目くらいから遂に雨が降り出した。しかも雨雲がしたにあるため、下から雨が吹き上げてくる感じ。
マスク、サングラスをして下山道・砂走りに挑んだのだが、雨のため火山灰は舞い上がらず。よかったのか悪かったか。
しかし、この砂走り、正直ここが一番きつかったかもしれない。
足をすりながら火山灰の道を降りていくのだが、膝に負担がかかり、結構つらかった。
また7合目をでると途中山小屋が2時間近くなく、雨のため休憩する場所もなくて、きつかった。もう転がって降りたいと思ったくらい。なんとか気力で足を前に出し、ようやく砂払い5合目に到着。ようやくこれで終わりかと思ったら、バスが出る5号目はまだ2km先とのこと。再び自分を奮い立たせて、40分くらいでようやく5合目に到着。下山は5時間。雨と砂走りでだいぶ体力を奪われたが、なんとか無事戻ってくることができた。足は棒のようだったけど。 -
須走口5号目から帰りは路線バスで御殿場駅へ。
バスに乗る頃には雨もあがっていた。
ホテルに着くと精魂尽き果て、夕飯を食べに行く気力も残ってなかったので、ホテルの自販機でカップヌードルを買い、ささやかな登頂記念を。そしてコンビニで買った富士山サイダーで乾杯。
いやー、よくがんばった自分。
実は3,4日前から電車のクーラーでやられやや風邪気味の中、雨にも負けずよく登れたなと思った。ただ、この雨にやられ翌日以降風邪こじらせました。 -
7月31日
前日の激闘を追え、疲れた体を癒しに温泉へ。
裾野ヘルシーパークで癒された。
この日も富士山を見てみると暑い雲に覆われていて全貌が見えなかった。この日も天気は悪そうだった。 -
最後に温泉近くにあった蕎麦仙坊というお店でおそばを食べた。
-
麺の太さが違うそば。
水がおいしいからそばもうまい。
帰りは友達の車に乗せてもらい、東名をひた走り帰途へ。
今回結構きつい登山だったが、やはり達成感はあった。
ただ、もう少しコンディション良いときにまた挑戦したいなとも思った。剣が峰に行ってないし、お土産屋ものぞけなかったので。
また、今度リベンジしたいと思います。
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