HALノールダムで西地中海クルーズ7泊８日（2011年夏）③カンヌ

2011/08/01 - 2011/08/01

クルーズ3日目は、フランスのカンヌに入港。

カンヌは映画祭とセレブのリゾート地というイメージくらいで、
あまりカンヌの街自体には興味がなかったので、
ニースとその近くのエズという小さな村を巡るオプショナルツアーに参加しました。


①ローマ～乗船
　http://4travel.jp/traveler/kurakura2001/album/10590459/
②ポルトフィーノ
　http://4travel.jp/traveler/kurakura2001/album/10591066/
③カンヌ
　http://4travel.jp/traveler/kurakura2001/album/10591151/
④バルセロナ
　http://4travel.jp/traveler/kurakura2001/album/10591209/
⑤終日航海日
　http://4travel.jp/traveler/kurakura2001/album/10591335/
⑥チュニス
　http://4travel.jp/traveler/kurakura2001/album/10591524/
⑦パレルモ
　http://4travel.jp/traveler/kurakura2001/album/10591584/
⑧下船～ローマ
　http://4travel.jp/traveler/kurakura2001/album/10591722/

エリア カンヌ(フランス)

• 旅行の満足度: 4.5

• 同行者: カップル・夫婦
• 一人あたり費用: 20万円 - 25万円
• 交通手段: 観光バス 船
• 旅行の手配内容: 個別手配

クルーズ3日目は、カンヌ入港。
カンヌには、ロイヤルカリビアンクルーズの、エクスプローラーオブザシーズ（だったと思う）が停泊中でした。

朝日を浴びる客船。美しい。

カンヌでもノールダムは沖合に投錨。
乗客は、テンダーボートで上陸です。

カンヌの街。大きなホテルが林立しています。
ここカンヌから、われわれはツアーバスに乗り込んでニース方面へ出発。

バスは知らない間にどんどん高度を上げて…

到着したのは、標高400ｍほどの高い崖の頂上にあるエズという村。
この村は、ニースとモナコの中間くらいに位置し、コートダジュールの海を見下ろす立地で多くの観光客が集まる。

紀元前2000年くらいから人が住み始めていて、ポエニ人、ローマ人、ムーア人など、いろいろな人々が支配したそう。

細い路地が入り組み、街全体が石造りの要塞のようでもあります。

古い教会。

そこかしこに咲き乱れるブーゲンビリアの花。

エズを出て、ヴィルフランシュ経由でニースへ。

写真はヴィルフランシュの港。

ヴィルフランシュは古代ローマ時代から天然の良港として知られた街ですが、ジャン・コクトー、サマセット・モーム、ティナ・ターナー、キース・リチャーズといった有名人の自宅や別荘のある保養地です。

バスの車窓から見たニースの港。

日本では見たことのないような巨大なクルーザーヨットの数々。お金持ちが多いんでしょうね。

ガイドに連れられ迷宮のようなニースの旧市街へ。

ここをひとめぐりして、しばらくのあいだ自由行動です。

ニースは、人口約35万人でフランス第五の都市です。

ニースもカンヌ同様、リゾート地として有名で、高級ホテルやカジノが海岸通り沿いに立ち並んでいますが、旧市街は雰囲気が全然違っています。

ニースの歴史は古く、古代ギリシャ人が最初に建設、ケルト人、ローマ人らに支配され、その後も、フランス、サヴォイア、スペイン、サルディニア王国などの支配を受けてきた、複雑な歴史があります。

旧市街は、迷路のように路地が入り組み、ここが「地中海都市」であることを実感。フランスというより、イタリア、それも南イタリアの雰囲気がある。

旧市街の中心部にある広場に面したレストランで昼食。

適当に入った店でしたが、とっても美味しいパスタとピザが食べられました。でも両方ともものすごいボリューム。

旧市街で出会ったわんこ。
何犬だ？

ニース旧市街に別れを告げて、カンヌの港へ戻ります。

あとで知りましたが、ニースには、マティス美術館やシャガール美術館などもあって充実したコレクションだそう。また来たいです、ニース。

ランチの時間が遅く、ボリュームも多かったため、
夕食はあまりお腹もすかず、軽めにしました。

これは妻がメインでチョイスしたカニのサラダ。

ベジタリアンメニューというのは特にありませんでしたが、
このように、メインをサラダやパスタで済ませる、ということも可能です。

でもデザートはちゃんと食べてしまいます。

夜9時近くまで明るいこの時期。海と空の青がゆっくりと濃い碧色へと変わっていきます。
プロムナードデッキに出ると、エンジン音はなく、波の音だけが聞こえます。船旅の良さを実感するひとときです。