キヨ、脱皮（川崎ﾌﾛﾝﾀｰﾚ１−２ｾﾚｯｿ大阪）

2011/08/06 - 2011/08/06

前節の自滅ｹﾞｰﾑ（vs鹿島）で星取表がすっかりｵｾﾛ状態になってしまったｾﾚｯｿ。ﾌﾛﾝﾀｰﾚもﾎｰﾑで2連敗中と互いに必勝が義務化された手負いﾏｯﾁでしたが、試合の内容も失点防止の意識＆勝ちたい気持ちの強さからか、鋭いｶｳﾝﾀｰの応酬合戦に。川崎Fは故障者と試合直前のｱｸｼﾃﾞﾝﾄ、C大阪側は...疲労？からか、全体的にｻｲﾄﾞﾊﾞｯｸがうまく機能せず、幾分乱打戦気味（ｾﾚｯｿにしてみれば最近はいつものこと？）に試合が進行していくなか、ｼﾞﾝﾋｮﾝの超ﾌｧｲﾝｾｰﾌﾞと、ｷﾚｷﾚ清武選手の1得点1ｱｼｽﾄで辛くも勝利。思えば昨年11月の試合も似たような展開（ｱﾄﾞﾘｱｰﾉ独走＆塁ﾍｯﾄﾞで2-1）で終盤は似たような冷や冷や感で終了のﾎｲｯｽﾙを祈ってましたっけ。ｱｳｪｰ的には｢ちょっとそれは違うんぢゃないの？｣という笛さえもｵﾄﾅの風格で捌いてしまう西村主審のｺﾝﾄﾛｰﾙも客観的にはｻｽｶﾞでした。

さてA代表ﾃﾞﾋﾞｭｰ戦での大活躍で一躍全国区...どころか世界区も遠くないほどﾌﾞﾚｰｸしてしまいそうなｷﾖですが、この日も相変わらずｷﾚｷﾚなﾄﾞﾘﾌﾞﾙと絶妙なｽﾙｰﾊﾟｽで勝利を手繰り寄せてくれちゃいました。乾選手、清武選手に対しては、ｸﾙﾋﾟ監督が去年から｢点を取れ｣と口酸っぱく事あるごとにｺﾒﾝﾄしていましたが、全くその通りで、今ｼｰｽﾞﾝに入り得点を決めるようになってから、ｷﾖのﾌﾟﾚｰが自信に満ちたものになって来たなぁ、と思っていました。韓国戦後の本田（圭）選手のｺﾒﾝﾄにもあったように、ｾﾚｯｿの育成は面白い→才能ある若手が飛躍を求めて移籍→活躍→ﾁｰﾑの成績上昇、という方程式が確立すれば、もうこれは立派なﾋﾞｼﾞﾈｽﾓﾃﾞﾙですね。

さて乾選手の抜けた影響ですが、この試合を見る限りでは、ｸﾙﾋﾟ監督のﾏﾈｼﾞﾒﾝﾄも有ってか、倉秋・ｷﾖ・ﾎﾞｷﾞｮﾝが今の調子を維持できればそれほど影響はない、むしろ色んな意味で好転も期待できるのではないかと思いました。願わくば早いとこ永井・健勇に初ｺﾞｰﾙ決めてもらって活躍していって欲しいところです。あ、もちろん新入団のﾌｧﾋﾞｵ・ﾛﾍﾟｽ選手と、特に大竹選手にも期待していますよ。

ということで、来週も絶対に勝つぞ〜！（ﾎﾞｷﾞｮﾝの落ち込み具合が少し心配）

エリア 溝の口・武蔵小杉(神奈川)

• 同行者: その他
• 交通手段: JRローカル 徒歩

ｺﾞｰﾙ裏席を比べると、ｷﾝﾁｮｳSのｱｳｪｰはやっぱりちょっと厳しいかな。夏場は蚊もいるそうですし。

ﾎｰﾑｻｲﾄﾞは結構満席のようでした。

試合前の巨大ドラえもん。

ﾏﾙちゃん、若干よそ見？

松田直樹選手のご冥福を祈って黙祷中。小宮山選手（試合前ｱｸｼﾃﾞﾝﾄにてﾒﾝﾊﾞｰ落ち）、山瀬選手（62分に交代）など、田中選手も含めて横浜FM出身選手のｺﾝﾃﾞｨｼｮﾝに多少なりとも影響があったように思えました。

前半を2-0で折り返すだなんて、いつ振りか思い出せません。

このFKのﾄﾘｯｸﾌﾟﾚｰのｱｲﾃﾞｨｱはなかなか面白かった。でも直接狙って欲しかったなぁ。

試合終了！なんとかようやくやっとのことで勝利。今ｼｰｽﾞﾝ生観戦初勝利でした。長かった。

♪つっぶっせぇ〜、ガ○バ！の大合唱。

前節の歯がゆさと次節への決意からか、すごい声援にも反応せず淡々と引き上げるイレブン。この直後、一人で川崎Fのﾛｯｶｰ側に向かう11番の姿がありましたが、ご本人のﾌﾞﾛｸﾞによれば親友の憲剛選手に会いに行ってたみたいです。

見事にWOWｱﾜｰｽﾞをｹﾞｯﾄの倉田選手。ｶﾒﾗﾏﾝさんに｢ｻﾎﾟｰﾀｰをﾊﾞｯｸに｣と言われてﾎﾟｼﾞｼｮﾝ修正してました。嬉しそう。

取材を受けていて、一人遅れて挨拶に来た清武選手。完全に一皮向けましたね。もっともっとすごい選手に脱皮して、ゆくゆくは世界に羽ばたいちゃいましょう。

まぁ、セミに例えればこんな感じでしょうか。