2010/08/04 - 2010/08/04
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かっちゃんさん
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2010.7.31〜8.8の成都・九寨溝・黄龍・北京旅行。
黄龍観光の後半です。
黄龍全体が停電だったこの日。
色々な面で停電の影響があったのですが、更に追い討ちをかけるようにプチトラブルが・・・。
この日のうちに九寨溝まで移動しなくてはいけないのだけど、果たして無事にたどり着いたのでしょうか??
- 旅行の満足度
- 4.0
- 観光
- 4.0
- 同行者
- カップル・夫婦
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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-
黄龍旅日記、後半です。
黄龍には、ロープウェイ組と登山組のルートが合流する地点があり、その近くには休憩所のような建物があります。
もちろんお食事もそこでOK。 メニューを見てみると、餃子にお粥、炒飯と、シンプルながらもメニュー色々。
何を食べようかな〜と迷っていたら、店員が一言。
「そのメニュー、全部ムリ」
・・・へ? (またこのパターン!?)
ムリって何で? ・・・まさか。
「停電だから」
やっぱり!
どうやら黄龍全体が停電らしく、そんな中で私達が選べるものといえば。 -
ザ・カップ麺。
数種類のカップ麺が並んでいたけど、どれも辛そう。 夫が「辛すぎないか?」と聞いたところ、
「あの外国人も食べてるから大丈夫」
と、1人ラーメンをすすっているフォーリナーを指差す店員。
そっか、そっか、じゃあ大丈夫だね。
・・・って、どんな理屈や。
でもまあ、こういう場所で食べるカップ麺はなんだかとっても美味しく、朝ごはんでくすねてきたカップケーキと一緒に無事ランチ終了。 -
それにしても、酸素、ランチ・・・と停電の影響は広がるばかり。 中でも一番困ったもの。それは。
トイレ。
ここでは自動で一回ごとにブツをビニール袋で包み込んで捨てるという、“清潔で環境に優しい”がウリのトイレが設置されているんだけど、これも電気が通って初めて機能するもの。
画期的なトイレも電気がなければ、単なる“底の浅い”ボットン便所と化すわけです。
つまり、人がトイレに入る度に、回収できないブツがどんどんビニール袋にたまっていくんですね〜。 怖いですね〜。
当然重みでビニール袋が耐えられなくなっていくわけで、時間が経つにつれて『使用不可』の張り紙が貼られたトイレがぞくぞく。 まいったね、こりゃ。
ばっちい話の後は、もう一度綺麗な景色でお口直し。
こんなに美しい景色を目の当たりにすると、ワタクシの黒い心もすっかり洗われて。 -
どれだけ混雑していていようが、どれだけ写真撮影の順番を待っていようがお構いなしに、何故か座ったポーズで写真を撮る多くの中国人観光客や。
-
絶対に入っちゃいけない場所に、平気で入って写真を撮る中国人観光客を目の当たりにしても
寛大な心で見守ることができました。
・・・なわけ、あるか〜い!
マナーを守れ! 世界遺産を汚すな〜!!!
さて、往復で6時間の山歩きを終え、ドライバー陳さんの車で一路、九寨溝へ。
順調に行けば夜6時前には着くかな、今日こそ素敵な晩御飯かな?なんて考えていたら、おもむろに車、停車。
まさかもう着いたの・・・?と思ったら。 -
問い: ココハドコデスカ?
答え: 車の修理場デス。
陳さんの車、ぶっ壊れてしまいました。はっはっはっ!
とてもすぐには修理できないので、一旦事務所に戻って別の車に乗り換えてくるという陳さん。 40分くらいで戻ってくるから、近所の茶館で待っていて欲しいとのこと。
車のトラブルは仕方がないので、大人しく茶館で待つことに。
それにしても、茶館なんてこの街にあるの? -
ありました。
女の子が出てきてお茶を入れてくれたのですが、その子を指して、陳さん。
「ボクの妹」
成都の李さんに引き続き、またしても身内ネタ。 -
というわけで、茶館で陳さんが戻ってくるのを待つことになりました。
-
なかなか立派なプーアル茶が並んでいるその上には。
-
なぜかキノコの説明。 しかもハングル。 ナゾは深まるばかり。
さて、40分で戻ると言い残して陳さんは去っていったので、茶館で陳さん妹の入れてくれたプーアル茶を飲む私達。
妹、お茶煎れる。
私達、お茶飲む。
妹、煎れる。
私達、飲む。
・・・・・。
40分経過しても、陳さん、戻らず。
1時間経過。 陳さん、姿も形も見えず。
で、2時間後。夫も私も体内の1/3がプーアル茶で満たされた頃、ようやく陳さん戻ってきました。
ほんとだったらもう九寨溝に着いている時間に、ようやく出発。しかもお腹、たっぷんたっぷん。
80kmの道のり。晩御飯に間に合うかな〜? トイレ、我慢できるかな〜。 -
陳さん、山道をぶっ飛ばして、無事ホテルに到着。
今日のホテルはちゃんと電気がついてるぞ〜! (それだけで感動)
しかも、しかも!ホテルの中には明るく美しいレストランがっ! 今日こそ素敵ディナーだ!!
・・・と思ったら、何故かバーと一緒になった広いレストランの方に案内された。 薄暗いぞ。
更にどういうわけか私達のテーブルの真上だけ、電球が切れてる。おいおい、何かの陰謀か? -
味はそこそこいいのに、薄暗い場所での写真は何を撮っても不味そうに見えますね。
(しかもボケボケ) -
どうやら明るい素敵レストランは団体客専用のようで、大きな丸テーブルばかり。
私達のような個人旅行者は、残念レストランに案内されたのでした。
朝から晩まで、電気ネタに振り回されたこの日のシメは、ホテル近くのお店で買ったぬる〜いビールで乾杯! この際もう、ぬるくても何でもいいのだ〜!
こうして長〜い一日は無事(?)終了したのでした。
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