2008/10/20 - 2008/10/20
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takkerさん
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以前から一度行ってみたかったモンサンミッシェルへの日帰りバスツアーに参加しました。
パリの街を抜けて高速道路をひたすら西に。約400km移動したところにモンサンミッシェルがあります。
モンサンミッシェルはノルマンディーの砂地にそそり立つ城砦のような修道院です。
「モン」は「マウンテン」つまり「山」
「サン」は「セント」つまり「聖」
「ミッシェル」は「ミカエル」つまり天使の名前を意味するもので、
「聖ミカエル」の山というのがこの場所の直訳になります。
この「ミカエル」という天使は旧約聖書の「ダニエル書」に名前が現れ、ユダヤ教からキリスト教そしてイスラム教へ引き継がれました。
キリスト教では「ラファエル」「ガブリエル」「ウリエル」とともに四大天使の一人と考えられてきました。最も偉大な天使とされています。
現在のキリスト教でサタンを意味する堕天使ルシファー(天使名はルシフェル)とは兄弟だったという説があります。
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フランスは農業の国ですので、ちょっと田舎に出るとこのような牧草地がつづいているのです。
400kmの長い道のりの中、遠くにモンサンミッシェルが見えた時には、バス内でどよめきがありましたよ。
近くに見えてくると期待感が高まります。 -
この島の地域は潮汐の差が14mもあり、ヨーロッパ最大の潮差があるのだそうです。
今でこそこのような舗装された道がありますが、昔は海の砂地の中にある岩山だったようです。
巡礼者は潮の引いたときに砂の上を歩いて渡ったようですが、この砂は流砂のように細かく、しかも14mの潮汐差のために、上げ潮の速度は人が走るよりも早かったとか。
多くの人が、それこそ命がけでこの島に来ていたのです。
島の内部の様子は次のブログで…。 -
島の入口から修道院へは、島の大通りを通っていきます。土産物屋やホテル、レストランなどでぎっしり。
島の人口が30人余りのところに、年間観光客が250万人も集まるのだそうです。
一大観光地ですね。 -
通りには、モンサンミッシェルの名物=巨大オムレツのお店があります。
レストラン「ラ・メール・プラール」1888年に創業です。
世界中から島にやってくる巡礼者のために、栄養とボリュームのある食事を作りたいと考えた「プラール」さんという女性が作ったのがこのメニューなのだそうです。写真でその巨大さわかりますか??
味はちょっと薄いかも。
醤油をもってくるべきだったな。 -
モンサンミッシェルは修道院というより、城か砦のような外観です。
近くの村=アヴランシュの司教であった聖オベールが、夢の中で聞いたミカエルのお告げに従って、この地に礼拝堂を建てたのは、708年10月のこと。
何と偶然にも今年はモンサンミッシェル1300周年の記念すべき年だったのです。
岩場の中の限られた土地に8世紀に建てられた小さな修道院は、15世紀までの間にヨーロッパに訪れたいくつもの建築様式によって変化を加えられながら増築されました。 -
この島は、ノルマンディー地方とブルターニュ地方の境界にあたります。
14世紀の百年戦争時にはイギリスから本土を守る要塞の役割を果たしました。
この際にモンサンミッシェルを守る110人の騎士が、潮の力を利用して二万人の英国兵の攻撃を押しのけるという偉業を果たしたため、今でもモンサンミッシェルはフランスの愛国心の象徴となっています。
また、16世紀に起こったカトリック教会とプロテスタント教会の争いである宗教戦争においては、カトリックの要塞であるモンサンミッシェルはプロテスタント教徒の攻撃の対象になりました。
1789年のフランス革命では、体制の変化によって社会からはじき出された作家や聖職者がこの島に送り込まれました。ナポレオン1世の時代には、牢獄島としても15000人もの囚人が収容されたのです。
暗い歴史を経たのち、1874年になって初めてモンサンミッシェルは政府の歴史記念物に指定され、西洋の歴史の遺産としての栄光を取り戻すことになりました。 -
礼拝堂は質素なロマネスク風の造り。
そして、ラ・メルヴェイユ(驚異の建築)と呼ばれるゴシック建築の回廊は素晴らしかったですよ。
回廊の天井には葡萄を食べるドラゴンの彫刻がありました。
竜は東洋では善の象徴ですが、西洋でのドラゴンは悪の象徴になります。
葡萄はキリストを暗喩しているのでしょうか…。 -
大天使ミカエルの像を載せた尖塔。
ある意味、天にもっとも近い場所なのかもしれませんね。
このツアーは朝7時にパリを出てから14時間もかかりましたが、無理してでも行く価値は十分ありました。
一泊できれば夜のモンサンミッシェルの景色を楽しめたかもしれません。
夜景も心に残るほど素敵らしいそうです。
ところで、この地が「一番人気の観光地」の称号を譲り渡した場所は…。
ディズニーランドだそうです。
まあ、仕方がないのでしょうか・・・納得ですね(笑)。
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