古城とアビーを訪ねてinUK～１２日目②ダラム

2011/07/06 - 2011/07/06

午後、ダラムを訪れます。

ダラムは１０世紀以降、プリンスビショップと呼ばれる司教によって治められてきた地域。司教が一国の支配権を持ってきたことは英国史上極めて稀なことだという。

エリア ダラム(イギリス)

• 同行者: 一人旅
• 一人あたり費用: 25万円 - 30万円
• 交通手段: 鉄道 徒歩
• 航空会社: ANA
• 旅行の手配内容: 個別手配

ダラム駅１３：４８着。

駅を出て坂道を下ります。
鉄道橋が上に見えています。

ノースロードから街の方を。

ノースロードからシルバーストリートを歩いて行くと、右方向に見えてきたのはダラム城。

歴代プリンスビショップの居城。現在はダラム大学の一部。

ダラム大学は、オックスフォード大学、ケンブリッジ大学に次いで、イングランドで３番目に古い名門校。

緑の中の荘厳な建物。

ダラム大聖堂。
１０９３年に大聖堂の建設が始まり、１１３３年に完成。

この大聖堂は、ノルマン様式の教会としてはヨーロッパで最も精巧な建築物の例とされており、ユネスコにより、そばに立つダラム城と共に世界遺産に登録されている。大聖堂とダラム城は、ウェア川を見下ろす崖の上に建てられており、パレス・グリーンと呼ばれる緑地を挟んで向かい合っている。
（ウィキペディアより）

ウィア川の流れと緑の木々の絶妙なバランスの上にたつ大聖堂。
まるで一幅の絵画のよう。

見ているだけで満足。
このまま帰ろうかな、なんて思ったり。

ストリートミュージシャン。

シルバーストリートの坂道を上っていくとマーケットプレイス。

聖ニコラス教会。
すぐ近くに大聖堂があっても、教会があるんですね。

マーケットプレイス。

人々がのんびりとくつろいでいます。それを見ると、あまりせかせかと歩きまわらずのんびりと、とも思うのですが。

マーケットプレイスの像。

何か宗教的な像。

マーケットプレイスからサドラーストリートへ。

木組の家がとてもいい雰囲気。
かなり急な坂道です。やはりヨークを起点に歩きまわることにしてよかった。荷物と一緒ではとても歩けません。

ここで道が二つに分かれているので、左のノースベイリーを辿っていくことに。

Durham Heritage Centre and Museum

中庭のようです。
木製の像。

さあ、ダラム城へ。

ダラム城と大聖堂の間には Palace Green という広場があります。
反時計回りに歩いてみると。

この建物は Durham Union Society。

建物の入り口の上にはこんな紋章?と文字。

Owengate の通り。

ツタに覆われています。

ダラム大学の入り口。
この日は閉まっていて見学ができません。せっかく見学ツアーの時間に合わせて訪れたというのに残念です。

建物の壁にはこんな飾り。

ちょっと大学の紋章とは思えないような。

入り口の上の紋章。

University Palace

おなかも空いてきました。ここのベンチに座って、ランチにします。
とても甘いパンは駅を降りて、歩いている途中で買っておいたもの。

ダラム大聖堂。

入り口の扉にはこんなドアノッカー。

ちっとも宗教的には見えませんが、何か意味があるのかしら。
ここから内部は撮影禁止です。

中庭に面した回廊。

中庭を挟んで反対側です。

先ほど歩きかけた Bow Ln を歩いてみます。
この小路の左側にあるのは Hatfield College

ウィアー川がみごとにU字を描いて蛇行して形づくった輪の先の中は、大聖堂と大学街なんですね。

Bow Ln を下まで下りると歩道用の橋。
ボートの練習かしら。

ウィアー川沿いに遊歩道があるのはチェックしていたけれど、足が動こうとしません。
ここで引き返します。

来た道を戻るという安全策。

Elvet Bridge の通りを歩いていると、東洋系の学生をずいぶん見かけました。
彼らが持っていたのは、テスコの袋。
ふと思いついて、帰りに寄ってみると、見つけちゃいましたよ、スイスのリンツチョコ。

ダラムの街歩きは済んだし、ここからヨークまでは列車だし、ということで買えるだけ（帰りの荷物の余裕分を見積もって）買っちゃいました。

なごりの大聖堂を。

ダラム駅はもうすぐです。

このアーチの具合、たまりません。

階段を上ってショートカット。

でもやっぱり坂道。

ダラム駅、５時頃発。