2010/07/16 - 2010/07/18
25位(同エリア32件中)
Tommyさん
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友人の結婚式に参列するために訪れたモンペリエ、ペズナスからパリに戻る途中にオーヴェーニュ地方に2泊してきました。
ちょっとゆっくりしたいな〜ということで思い切ってシャトーホテルに宿泊してきました。
-
クレモンフェラン周辺でシャトーホテルを探していた所、あるホテルに連絡すると連休中(フランスでは革命記念日の祝日と土日が続いていた)なのでいっぱいですと断られてしまいました。
だめ元で、どこかいいホテルはないかと聞いてみた所、このシャトーホテルを紹介してくれました。
Chateau de Charade・シャトードシャラード
http://www.chateau-de-charade.com/visite.htm
(英語・フランス語・ドイツ語) -
ウェブサイトを見るとローズの部屋、緑の部屋、青の部屋、黄色(Ocre)の部屋、スイートと5部屋しかありません。
それぞれ値段も違います。
写真は私たちが泊まったローズの部屋です。
2人で一泊94ユーロ、朝食込みです。 -
ローズの部屋って感じでとてもかわいい感じになっています。
花柄には縁がない私もウキウキ。女子にはたまらないです。
家具もアンティークっぽいもので揃えられていて感じが出ています。
もちろんTVなんかはありません。お城には似合わないです。 -
窓からの眺め。
目の前がもう森です。道路からも少し離れているので全く音がしません。
私たちが泊まっていたときは他にも宿泊客が3組ほどいましたが、まったく物音や声など聞こえなくて私たち2人だけかと思っていたぐらいでした。
写真はありませんが、お風呂場、トイレもすごく広くて使いやすいです。もちろんバスタブもしっかりあります。
お水が良いからか髪の毛を洗うとさらっさらになります。かの有名なボルヴィックの町が近くにあるので、それこそボルビックで髪の毛洗っている状態です。パリの水道水はカルキがすごく髪は毎日パサパサだったので違いがすごく分かります。 -
ローズの部屋は日本で言う2階でしたが、やはりお城なので天井が高いのか3階ぐらいにいる気分でした。
お庭も結構広くてしっかり手入れされているのが分かります。いろんな花が咲いていました。 -
お部屋の真下。
テラスもあるので天気のいい日はこちらで朝食を頂けます。
午後にはゆっくり本でも読みたいものです。 -
お庭の端の方から。
元々、このお城は17世紀頃に建設が始まって、最終的にこの形になったのは19世紀だそうです。フランス革命のころはあったのでしょうか。だとしたら壊されなかったのはラッキーですよね。 -
2階の左側部分がローズの部屋です。
お城の裏っかわ半分はオーナー夫婦が住んでみえます。 -
1階ホール。雨の日はこちらで朝ご飯を頂きます。
TVやビリヤード台などが置いてあります。
その他、オヴァーニュ地方の観光地パンフレットなどもそろっているので便利です。私たちは3日目にPuy de Dome(ピュイデュドーム)という山にハイキングに行って来たのですが、こちらで地図を頂いて、オーナー夫妻にハイキングコースを教えてもらいました。
お勧めのレストランなども教えてもらえるのでここで情報収集するのもいいです。 -
たっぷり朝食。大満足です。
焼きたてのクロワッサンやバゲット、フルーツいっぱいのコーンフレーク、果物、ヨーグルトと食べきれない程です。
何種類かの自家製ジャムも出てきます。 -
おばあちゃん犬。
このお城の主です。自由気ままにお庭やホテル内を行き来しています。 -
滞在したのは7月の中旬。お花がいっぱいです。
少し寒い地域のためか7月でもバラが満開でした。
オーナー夫婦によるとここにあるバラの木のほとんどが100歳を越えているらしい。手入れも大変だそうです。
ホテルはクレモンフェランから車で10分〜20分程。Royatという町にあります。すぐ近くにはF1も開かれたシャレードサーキットがあります。
バスもなにも走っていないので交通機関で行くのは難しいです。車で行かれる方はぜひ。おすすめのシャトーホテルです。 -
ホテルから車でクレモンフェランに向かいます。
目指すはクレモンフェランの大聖堂、ノートルダム・ド・ラソンプシオン。
ここに向かって歩いて行くと旧市街地に着きます。 -
13〜14世紀に建てられた大聖堂。
パリのノートルダムなんかと比べると黒いです。
クレモンフェランの多くの建物は黒っぽいものが多いですが、ここ周辺で採れる石が火山石のためパリなどの建築物とはずいぶん違っています。
黒いのは、存在感あります。 -
中に入るとステンドグラスがとてもきれい。
パリノートルダムのようなバラ窓はありませんが、新しいものなのか色合いがとてもきれいです。 -
おおきなパイプオルガンもあります。 -
大聖堂の正面からのびる Rue de Grasから。
この通りはカフェやレストランが並んでいて活気があります。
数件お土産屋さんなどもあります。
たまにビールの缶を片手に持った酔っぱらいさんもいるので注意です。
この地方、オヴェーニュ地方はアル中の人が多いことでも有名なんです。 -
大聖堂の左側の道を入って行くと市役所があります。
革命記念日のすぐ後だったためか、フランス国旗が沢山飾ってあります。
市役所もまた黒っぽい石で建てられています。 -
市役所。反対側から。
奥に大聖堂の背中がみえます。 -
市役所の道を抜けるとこの噴水があります。
アンボワーズの泉。 Fontaine d'Amboise
ちょっとした公園もすぐそばにあります。 -
この噴水もまた黒いです。
ちなみに使われているのは、バザルト(玄武岩)という火山石だそうです。
お水で少し変色しているのでしょうか。 -
クレモンフェランでもう一つ有名な教会。ノートルダム・デュ・ポー聖堂。
市役所の辺りから Rue de Portを下って行った所の住宅街にあります。
12世紀に建てられたオヴェーニュ地方ロマネスク様式の建物。
この地域にはロマネスクの教会が多く残っています。 -
中は比較的明るい感じです。
この聖堂はユネスコの世界遺産「フランスのサンティアゴ・デ・コンポステーラの巡礼路」の一部として登録されています。 -
旧市街の町並み。
こんな感じです。 -
-
変わった建物。 -
本日の夕食。お勧めレストラン。
市役所の向かいにあります。
Le Caveau de Pascal et Francis
↓口コミサイト・地図(フランス語)
http://www.linternaute.com/restaurant/restaurant/17302/le-caveau-de-pascal-et-francis.shtml -
ここではオヴァーニュ地方の名物が食べられます。
トリファッド、アリゴなど、だいたい15〜30ユーロがメインになります。
ただ量がとても多いので前菜は頼まない方が良いでしょう。
ちなみにオーナーの方は元ラグビー選手なので、量が多いのもうなずけます。 -
付け合わせのリエット。
これとパンが出てくるので、前菜は必要ありません。
おいしくてどんどん食べてしまいます。
お店の人が「あんまり食べるとメインが食べられないよ〜」と言ってくるぐらいでした。 -
トリファッド。これにサラダとオヴァーニュ地方特産生ハムが(かなり分厚い)3枚ぐらい付いてきます。
トリファッドはジャガイモとベーコンとチーズ(トム)の料理です。22ユーロ。
写真にはないですが、もう一つはロールキャベツを頼みました。かなり大きいのが2つ。。食べきれません。。25ユーロ。 -
レストラン、横側から。
夏はテラスでみんなお食事。店の中で食べている人はいません。 -
お腹いっぱい。。
さあ、シャトーホテルに帰りましょう。
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