2011/07/18 - 2011/07/18
805位(同エリア928件中)
ちゃおさん
調布に住んでいた友人の樋口君の自宅へ焼香に行った帰り、調布駅前のパルコ7階にあるインドネシア料理店「スラバヤ」へ行く。「スラバヤ」とはインドネシア・ジャワ島東部にある大きな街の名前で、近くには歌で有名な「ブンガワン・ソロ」という大きな川も流れている。
このレストランに行くきっかけになったのは、ブログの知人嵐子さんが時々行く店で、インドネシア料理がとても美味しい、との紹介で、いつか行ってみようと思っていた。
3連休の最後の日。店は混んでいるかと思って行ったら、それ程でもなく、パルコ7階に10店位あるレストランの中で、行列を作っている店もあるかと思えば、閑散としている店もある。どちらかと言うとこの「スラバヤ」は閑散の口だ。
インドネシア料理はこの5月の連休にバリ島へ行き、何回か食べたことはあるが、どこか中華に似た感じで、中華チャンプルに香辛料を利かせたもの程度の認識しか持っていない。
今日の料理は、定番のランチセット「シーフードのサンバル炒め」。表の写真を見るとその「サンバル炒め」にライス、スープ、コーヒーが付いて1180円。よし、これに決めた!
少し空き気味の店内に案内され、店員に聞いたところ、一人はジャワから、もう一人は別の大きな島の出身らしい。年配者の人がタイ語を少し理解できたのは嬉しかった。
運ばれた料理を見ると、この「サンバル炒め」がどんな意味か知らないが、イカの輪切りににマグロの切り身、それにホタテがミックスされた、確かにシーフード料理で、野菜と一緒にオイスターソースで炒めてある。ふーん、英語のメニューを見ると「NASI CAMPUR」とある。何だ、そうか「サンバル」とは「チャンプル」の事だったのか・・。
勿論「NASI」は「ご飯」のことだから、この「チャンプル炒め」のお皿の隣にご飯盛りのお皿も付いてくる。沖縄でもチャンプル料理を時々食べたが、そこでは炒め物の中にご飯が混ぜられていたり、うどんが一緒に炒めてあったが、このインドネシア料理は、別の皿盛りになっていて、少しは手が込んでいるかも知れない。
味の方は、見た目もそうだが、矢張り中華料理の域を出ない。大型の中華鍋でバンバン炒めたものだろうから、どうしても似たような味覚になるのかも知れない。味も先ず先ずで、中華には引けを取らない。名前を変えて「八宝菜」で出しても文句は出ないかも知れない味付けだった。
最後に出されたコーヒーはこってりしたインドネシア・ジャワコーヒーで、コーヒー粉がカップの底に沈殿していて、如何にも本場もの。暑い国の濃い目のコーヒー、と言った感じだった。
これは後で気が付いたことだが、樋口君の亡くなったのが去年の11月28日。この日は三鷹にあるタイレス「チャーン」でタイ料理を食べた後、井の頭公園を散歩したが、今日は彼の位牌に焼香し、その後、ここインドネシア料理店でランチを食べた。何か偶然の一致を感じたが、去年も今日も黙って死んで行ってしまった友人からの贈り物かも知れなかった。
11.28.(日・晴れ)タイレス・チャーン、井の頭公園、大相撲千秋楽、白鳳優勝。
http://blogs.yahoo.co.jp/ciaocommodore/64224449.html
そう言えば、あの時井の頭で会ったフリマの女性、仲さん。南の島から来ていたと言っていたが、それも又因縁のあることかも知れない。樋口君を偲ぶ訳でもないが、彼女とも一度会ってみなくては・・。
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