2011/06/16 - 2011/06/17
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raicoさん
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知ってる人は知っている。ベネッセハウス直島。
行きたいけど価格設定とか昨年の瀬戸内芸術祭で混雑してるのでは
等々二の足を踏んでいた。
今回は真剣に行ってみようと思い調査したところ期間限定でリーズナブルな価格であることが判明。
これは、行かなくては!
早速予約をしていざ、直島!!
宿泊:ベネッセハウス直島 Park棟
- 同行者
- 友人
- 交通手段
- JALグループ 新幹線 JR特急
- 旅行の手配内容
- 個別手配
PR
-
姫路在住の友人に岡山空港でピックアップしてもらう
予定が、霧のため飛行機は伊丹または羽田に引き返す
かもしれないというアナウンス。
直前になっても飛んでみないと何とも言えないという返事
のっけから困ってしまった。 -
結局飛行機は岡山空港に到着。
予定外の展開になってしまったが時間的に見て友人とは、宇野港で待ち合わせをすることにした。
岡山空港からJR岡山駅までバスで30分駅で乗り換え宇野港に向かう
特急バスで1時間。ほぼ同時刻に無事到着。 -
13時発のフェリーに乗船。
このフェリーは、車専用のフェリーのため
客室はこれだけ。
観光ではなく働く車が多数のため客室に人はまばら。 -
無事ベネッセハウスPark棟に到着。
言わずと知れた、安藤忠雄先生の建築。
コンクリート打ちっぱなしのシンプルな構造に
さりげない間接照明とアートがお出迎え。 -
研修中のバッチを付けた新人のコンシュルジュに
導かれ、第一のアートの説明を受ける。
この作品は仏教に興味を持った作者が昇華をテーマに等々
テツで出来たこの作品は300kもあるらしい。
特に支えもないので「倒れませんか」と尋ねると
「倒れます」との返事
「それじゃあ、自分が昇華してしまいますね〜」
がはは。この後ドアにカードを刺しいよいよ客室へ。 -
客室の前の廊下のスリットから入る光もオサレ!
-
Park棟はベネッセハウスの中でも比較的新しいようで
あまり広くはありませんがシンプルな構造が
落ち着ける雰囲気。 -
この日は生憎の雨模様。
窓の外には、瀬戸内海を行き来する船と遠く高松の
町も見渡せます。 -
昼食もまだ済んでいなかったので、車で宮浦港方面へ
向かい、地元の「山本うどん」へと出かけてみた。
14時を回っていたのと土砂降りとで客の姿はまばら。
注文をすると「20分ほどかかります」との返事が。
眺めているとご主人が小気味よいリズムで足踏みをしている
のでどうやら今うどんを打っている最中の様子。 -
注文した「肉そば」にはたっぷりのすりおろししょうが
添えられていて、これがまた食欲をそそります。 -
海の駅なおしまへ向かいかの有名な赤かぼちゃを
眺める。
残念ながら外は更に雨あしが強くなっている。 -
雨もひどくなってきたのでPark棟へ戻る
宮浦港からは車で10分くらいだったような。
友人の話だと、「ウェルカムシャンパン」がふるまわれる
予定だというが一向にそんな様子もなく。。。
我々の宿泊価格が格安のためそんなサービスはないのか?
などとぶつぶつ言いながら
仕方がないので冷蔵庫から白ワインなんぞを
出してセルフウェルカムをした。
後日、ここに泊まったという別の友人に聞いてみたら
ミュージアム棟の決まった場所の決まった時間に
集合をしないとウェルカムシャンパンはいただけないそうです。
でも、そんなアナウンスは一切なかったぞ! -
夕食は昨年連泊した前出友人に聞いたところ和のほうが
お勧めだという事で、バスに乗りミュージアム棟に
ある「ミュージアムレストラン一扇」へ。 -
すでに窓の外もなにやらアートしてます。
天気がよければ瀬戸内海の夕日が見渡せるロケーション。
残念ながら曇天の空を眺めながらのお食事。 -
ウェルカムシャンパンを頂けなかった我々が
オーダーしたのは泡。 -
前菜が運ばれてきました。
海鮮がメインの前菜ですがチェックインの際に
あらかじめメニューをみせてくれて
嫌いなものがないかを聞いてくれます。
アナゴが苦手な友人はこの前菜にちょこっとだけ
入ってるアナゴを別のメニューに変えてくれるという
かゆい所に手が届くサービスに「さすがっ!」と
膝を叩きました。 -
次に出てきたのは銀色に光る椀に入った「鱧しんじょう」
-
御造りは上品に盛られた鱸。
-
焚合せは丸茄子の吉野煮。
-
焼物は金目鯛の風干し。
-
牛蒡とともに煮つけられた鯛の荒焚き。
-
食事はしょうがごはんに赤だし。
-
デザートはグレープフルーツゼリーで〆。
器も料理も見た目にも美しく、上品な仕上げの
お味に大満足。
友人がおすすめする理由がよくわかりました。 -
毎日 9:00〜9:40、17:00〜17:45、19:45〜20:30
にミュージアムギャラリーツアーがあり、ミュージアム棟
に展示されているアートを解説を聞きながら鑑賞できます。
(チェックイン時に要予約)
残念ながら、撮影はNG。でも、空間を有効に利用した作品やら
流木を円形に並べたオブジェ、万歳をしたウルトラマンとウルトラマンエースがおびただしく並べられたもの砂で描いた国旗をつなぎありの巣にしたものなどかなり見ごたえのある数々。
写真にある「100 Live&Die」と言う作品は広々とした空間にネオンサインの
メッセージが点滅していてなんともインパクトありお見せできないのが残念
ミュージアム棟の展示物はが手の届く場所にあるものが多く、蹴とばしたらとか子供が来てウルトラマンを将棋だおしにしたらなどなどいらぬ心配もするのでありました。 -
ミュージアム棟は全10室その上には宿泊者のみモノレールで
上がるオーバル棟6室。
ちなみにオーバル棟は1室通常シーズンで38000円なので
食事をしなければ、驚くほどの価格ではありません。 -
Park棟に戻り内部を散策。
安藤建築の特徴であるスリットから入る
光が美しい。 -
一面だけが鏡になっている小さな立方体を壁に無数貼ったテレジータ・フェルナンデスさんの作品 -
外に出てみると怪しく光るオブジェ
夜にこれらを鑑賞できるのも宿泊者の特権。 -
Park棟にあるパークラウンジではドリンクバーがあり
宿泊者は自由に飲めるサービス有。 -
翌朝は、雨こそあがったものの薄曇り。
部屋からは見える猫のアートもやや曇り気味。 -
朝食は、Park棟にあるテラスレストランでバイキング。
-
卵料理はオーダーに応じて焼いてくれます。
-
その後申し込んでいたパークアートツアーに参加。
-
ここはもともとゲストを迎えるための明るい部屋
だったものを杉本博司氏がこのアートを展示するために
このような暗い場所へと作りかえたらしい。
しかし、自分の建造物を他人によって改造されたことのない
安藤氏とは当時かなりモメたとか。。。 -
上に飾られているものは松林図とよばれる
皇居前の写真をシャッターを開きっぱなしにして
組み合わせたもの。
下に光る「光棺」は細い蛍光管を何重にかディフューズしている
らしくなんでも、虎屋の栗羊羹好きが高じてこの形に
なったとか(笑) -
この作品は「観念の形:オンデュロイド:平均曲率が0でない定義となる回転面」という難しい数式が書かれた作品。
-
お部屋から外を眺めると・・・
これはアートではありません(笑) -
Park棟前の庭は、西洋風の庭園。
サラサラ流れる小川と綺麗な花で
彩られています。 -
寝ても覚めてもアート三昧。
価格以上の非常に満足度の高いホテルでした。
今度はオーバル棟に宿泊してみたいなあ。
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