能登･金沢３　金沢の武家屋敷通り

2011/05/13 - 2011/05/13

輪島からあさいち号で金沢に到着。

夕方、香林坊のホテルにチェックインの後、武家屋敷通りをぶらぶらお散歩。

写真は、長町武家屋敷通りの中の野村家軒先。

エリア 金沢(石川)

• 同行者: 家族旅行
• 一人あたり費用: 5万円 - 10万円
• 交通手段: タクシー ANAグループ 徒歩
• 旅行の手配内容: 個別手配

バスは、金沢駅到着。ここからタクシーで香林坊へ。
駅前が繁華街ではないのね。
金沢の繁華街は、お城の膝元、香林坊。駅からタクシーで約１５分。

今日のホテルは、エクセルホテル東急。
香林坊は、観光にも食事、ショッピングにもとっても便利な場所だった。

ホテルの部屋から街がきれいに見える。これは、西方面。
あの緑の多いエリアは何？

武家屋敷通りだって。

そこ、行ってみよう！夕食までの散策、決定。

ホテルからすぐの用水沿いも、シャレたお店、おいしそうなお店が並んでいる。
夕食はどこにしようかなんて、話しながら、さらに西側へ入っていく。

何でもない通りなんだけど、昔ながらの町屋が並ぶ。

そして、ここ、長町が加賀藩の中級、下級武士の屋敷があったあたり。

鞍月用水に囲まれるようにして、風情のある武家屋敷が今も残る。

その中の一つ、野村家の屋敷は、一般公開されている。

入るとすぐに、冑甲冑。
天正１２年に実際に使われたんだって。

天正といえば、まさに「利家とまつ」の時代だ〜！

屋敷内は、なかなか立派な造り。
総桧の格天井。

説明には「金に糸目をつけない総桧」だって〜！

すごい。天井を見直してしまうよ。
野村家って、ほんとに中級武士なの？
謁見の間とかあったし、中級武士の屋敷町といわれる長町の中でも、由緒正しい家柄だったんだろうね。

これ以降、邸内の何を見るたび「金に糸目をつけてないねえ」と、
糸目がつきっぱなしのhastings家の面々は、言葉を交わすのであった。

お庭もなかなかのもんです。
アメリカの庭園雑誌でも紹介されたらしい。

新緑のシーズンで、緑がきれい。

こじんまりとした感じがするが、昔は、もっと大きい屋敷で、現在残っているのはほんの１部らしい。

すぐ外の用水から引き込まれた水を利用した庭の池。

二階のお茶室につながる庭。

小さいけど、とっても風情のある庭です。

真ん中におかれている紐でしばった石は、これ以上立ち入り禁止という茶道の取り決め事。
「関守石と言うのよ」と、母の教え。

お、うちのおかあさん、なかなか教養あるやんか。
と、無教養の娘は、母に関心することしきり。

茶室への入り口。

この日の茶花はシャガでした。

静かな時間が流れるひと時。

黄土色の土塀と黒瓦の路地は、曲がりくねっている。
どこを歩いているのか、わからないながらも、気のむくままに、ぶらぶらお散歩。

塀の上から見える蔵。

開いた門から、そっと中をのぞいたり。

塀の上の苔を写真にしてみる。

郵便ポストも風情があるなあ。

友禅館に入ってみたかったけれど、もう夕方で閉館時間。

和菓子屋、九谷焼のお店、かわいい雑貨屋さんなどもあって、このへんの散歩は、とても楽しい。

この古久谷は、野村家の展示物。

これは、九谷焼のお店の収集品のひとつ。

昔の風俗が描かれていて、じっと見ていると面白い。

食器屋さんのディスプレーも素敵。

食器屋さんから外を見ると、こんな造りのお家。

お着物の人も通る、長町武家屋敷通りでした。
そんなに広い場所でもないけれど、２時間以上もぶらぶらしていた。
お散歩心がくすぐられるところです。

さて、夕食は、香林坊にある「居乃一BAN」という古民家風居酒屋。
若い人が多く、活気のあるお店でした。

お魚が色々あって、刺身やら焼き物やらたくさん食べて、しあわせ〜。

この旅行記へのコメント （2）

• いっちゃんさん 2011/07/18 09:10:24

  武家屋敷

  日本の美　楽しんでますね
  
  金沢は大好きな町　長町・長土塀町・・・
  
  私は飲めないので　ついお菓子に目が
  特に森八のお菓子は・・。
  
  
  　　　　　　　　　　いっちゃん

  ElliEさん からの返信 2011/07/19 14:21:46

  RE: 武家屋敷

  いっちゃんさん、こんにちは。
  
  金沢はいいところですね。
  町歩きにぴったりのところです。
  
  森八のお菓子は、私も大好きです。
  長生殿、舞鶴、えくぼ、など色々買いました。
  昔ながらの老舗だけど、少し前には、倒産の危機で大変だったようですね。
  最近、そのドキュメンタリーの再放送を見ました。