水田と洋館が織りなす蜃気楼のような村：中国広東省・開平自力村

2008/10/05 - 2008/10/11

2007年に世界遺産にも登録された、中国広東省の広州から車で3時間程に位置する村、開平。なかでも自力村という村にある楼閣は、田んぼの中からニョッキリと顔を出したように建っており、その光景は非常にミスマッチ？とも思えますが、ここにしかない風景が味わえます。また、赤坎鎮という場所は、ちょっと廃れてしまった雰囲気の洋館が、川沿いに所狭しと並んでおり、いろんな映画のロケ地になっていることにもうなずける様な、フォトジェニックな場所でした。
広州、といえば、ビジネス出張や、他のどこかへの経由地点として訪れはするものの、いざ観光、といっても料理くらいしか、心躍るものが無いといった印象でしたが、この開平楼閣は、その広州付近の観光地としてはトップクラスではないかと思います。観光客が増える前に、ぜひ！

エリア 中国

• 旅行の満足度: 3.5
• 観光: 3.5
• ホテル: 1.5
• グルメ: 3.5
• ショッピング: 1.5
• 交通: 3.0

• 同行者: カップル・夫婦
• 一人あたり費用: 1万円未満
• 交通手段: 高速・路線バス タクシー
• 旅行の手配内容: 個別手配

開平のバスターミナルで2人乗り原付タクシーをチャーター。自力村、赤坎鎮などを回って半日チャーターで70元でした。

自力村への道。

世界遺産なのに人が全然いない。まぁこれを見たいって人が物好きなのかもしれないが・・。

遠くから見るとほんとにミスマッチだ。水田と楼閣。

いくつも発見。

なかなか重厚な建物だった。

水田と洋館。一体ここはどこ？という気分に襲われる。

路地を発見。この自力村では珍しい光景である。

廃墟になっているが、村全体で管理しているのだろうか。

洋館の真横はもう野原になっている。

野原と重厚な洋館がうまくとは言えないが不思議に立ち並んでいる。

洋館の屋上から①

洋館の屋上から②

洋館の屋上から③

洋館の屋上から④

洋館の屋上から⑤

さようなら自力村。ちょうど中国人のツアー客が大勢で到着したところだったので、人がいないときに観光できてよかった。

赤坎の旧市街地に到着。

橋の向こう側に不思議な建物がひしめき建っています。

館と館の境目がわかりません・・。

旧市街の目抜き通り？でも商店などはなく住宅街です。

ぱっと見は廃墟のようです。

旧市街の路地。

廃墟っぽい洋館ですが、しっかりと生活感が漂っています。

いい雰囲気の路地。

夜になると薄気味悪そうですね。

中国とは思えない旧市街地が広がっていました。