2011/06/03 - 2011/06/04
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ぱっしょんKさん
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中国の旧暦5月5日は端午節で前後3日の休みです。今年はその連休を利用して福建省龍岩市永定県にある福建土楼に行く計画を建てました。
当初予定
6/3 夜 動車で東莞に。
東莞から深せん発福州行きの快速列車で龍岩へ(6時着)
6/4 龍岩から洪抗土楼群又は初渓村土楼群へ。
土楼群からバスで龍岩に戻って列車でアモイへ移動
6/5 アモイコロンス島
6/6 アモイ島観光
との予定だったのですが、5/27に広州東駅に切符を買いにいったところ、まぁびっくり!1周間前なのにすでに寝台の切符は完全売り切れ。
急遽携帯を使って、6/3夜の広州→アモイの飛行機のチケットの状況をチェックし、購入。
合わせて、6/4朝7:55発アモイ発龍岩行きK8712 12:29着の切符を確保。これによって6/4に龍岩を離れる事が不可能になったため、6/5の18:49龍岩発アモイ行きの切符も購入。
バスの方が早いことは分かっているのですが、バスは疲れるから、あえて列車にしました。
切符は購入したのですが、当初の予定は大幅に変更になります。
結局永定で1泊することになったのですが、調べると下洋鎮に温泉が有る事が発覚。さらに初渓村にも改造してシャワー室のついた土楼民宿があるとのこと。
迷ったので、彼女の意見を聞く事に。
すると、温泉がいいとの返事。
さらに6/5は時間がありそうだけど、前回の蘇州で庭園ばっかり見てお腹いっぱいになった経験を踏まえ、数ある土楼群からいちばん景色がよいと評判なのに、少し不便なところに有る為、人が少なそうな初渓村に絞ることに。
これを2点を確認し、今回の旅の計画が以下のようにまとまりました。
6/2 彼女 大連→広州 ZH9678 南京経由便だけど、7割引チケットが有ったため)
6/3 広州→アモイ CZ3805
アモイ駅前の東南亜大酒店泊
6/4 アモイ→龍岩 K8712
龍岩→下洋 長距離バス
龍岩永定客都(国際)温泉度假村泊
夜温泉満喫
6/5 初渓村土楼群(世界遺産)
下洋→龍岩 長距離バス
龍岩→アモイ K8710
6/6 コロンス島 南普陀寺 胡里山砲台
アモイ→広州 CZ3714
では、アモイに到着した6/3と下洋鎮に到着した6/4の旅行記です。
- 旅行の満足度
- 4.5
- 観光
- 4.5
- ホテル
- 5.0
- グルメ
- 4.5
- 交通
- 3.5
- 同行者
- カップル・夫婦
- 一人あたり費用
- 1万円 - 3万円
- 交通手段
- 鉄道 高速・路線バス 徒歩 飛行機
- 航空会社
- 中国南方航空
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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-
6/3 仕事が終わって、家に帰り、彼女といっしょに出発。地下鉄で広州白雲空港に向かいます。CZ3805 20:25発 中国南方航空でアモイに向かいます。仕事以外でアモイに行くのは初めてです。約1時間のフライトです。定刻より少し早い21:30に降り立ち、タクシーでアモイ駅前の東南亜大酒店を目指します。
写真は、新しく増設された広州空港のB区ターミナルです。 -
次の日の出発が7:55発の列車ということもあり、あえて駅前のホテルにしました。
本当は中山路付近のホテルにしたかったのですがね。
写真は泊まった4つ星の東南亜大酒店です。朝写真を撮ったので、明るいですが、着いたのは夜です。1泊388元。 -
ツインルームを希望していたのですが、台湾からのツアー宿泊客が凄く多く、この日はダブルしか空いていませんでした。
-
荷物を置いて食事に行きます。
すぐそばに海鮮の東興海鮮大排档という店を発見。
福建ではこのような屋台で、海鮮料理をやってるところが多く見られます。
この看板の下には魚や、貝などが並んでいて、指定して炒めたり、煮たり、揚げたりを指定して注文します。 -
外で食べたかったのですが、15テーブルくらいあるのにみんなうまっていました。
10時すぎに何食ってんだ!!(って自分たちもだけど)
しかたなくエアコンの効いた室内で食べる事に。 -
チンゲンサイの炒め物。彼女のリクエストで唐辛子をいれて炒めてもらいましたが、福建の人は辛いものをあまり食べないので、もし分けなさ程度の辛さ。
-
これ、何貝っていうんでしょうか?日本でもみたことはありますが。
福建に来て屋台で海鮮を食べるときは必ずこれを炒めてもらいます。 -
おいしいよ〜!
-
たにしの炒め物。醤油味でなかなかおししい。爪楊枝でほじくって食べます。
-
占めは焼きビーフンです。ニンニク風味でおいしかった!
これで、100元いかなかったんじゃないかな。
翌日も早いのでこれでホテルに帰ります。6/3はこれで終了! -
明けて6/4。
朝7時にチェックアウトをしてそのまま1階にあるパン屋に。
朝食はここのパン屋でサービスになっています。
焼きそば、ウインナー、白菜の炒め物が乗ったプレートをもらって、何種類があるパンはバイキングで取る形です。
僕はフレンチトーストと、胡麻付きの丸いパンを選択。オレンジジュースといただきます。 -
ゆっくり食事をして、7:30に出発。アモイ駅に入ります。
待合室でよくわからない標示が。
アモイ→龍岩→北京西
?? -
7:55発 K8712次龍岩行き改札開始です。改札口の電光掲示板に案内が点灯します。
列車に乗ると、あれ??人が座ってる。切符をみせてもらうと、龍岩からどっかしらないところになっています。すぐ横に立っていた女性の車掌さんが、席がちがいますと伝えると、もう一枚の切符を持って立ち去っていきましたが、荷物はそのままで立ち去りました。
特になにも思わなかったですが。 -
今回僕たちが乗ったのは一般的な座席車硬座。デッキからの眺めです。
アモイ龍岩間249キロ、41元(500円強)です。 -
椅子はこんな感じ。20年前の硬座を知っている物としてはほんとうに快適になりました。
向かいに2人の20代の女性が座りました。二人共に龍岩の一つ手前、しょう(さんずいに章)平までのっていくそうで、3連休を利用して帰省するそうです。
そのうち1人の女性がまぁ〜!ようしゃべる娘で。車内でまったく退屈しなかったと同時に眠る事もできず。
その子から龍岩の名物を聞くと‘ミン(門構えに虫)西八大干’というのがあると教えてくれました。
ミン西は福建の西のこと。八大干は8つの代表的な干物の意味。
そこで僕は、8つの干物ってなに?って聞いたところ
果物とか魚、かわったところではブタの肝臓などが上がっていき最後の一つを聞いてびっくりしました。‘ねずみの干物’
すぐ彼女が食いつきました。
ねずみの干物ってなに?
その女性はさも普通のことのように
ネズミの首をおとして、体を2つに開いて干したやつ。とってもおいしいのよ!!
しょ〜え!!
けっこういろいろなゲテものを食べて来た僕も、中国人である僕の彼女もどん引きしました。
興味はあるけど、やっぱり食べる勇気はないなぁ。と2人で話しました。
このアモイへの線路は単線でよく列車が遅れます。でもしょう平には時間通りの到着でした。
彼女達2人と別れをつげました。ずいぶんたくさんのお客さんが下りて行きました。
すると、さっき僕の席にすわっていた男性が戻ってきました。
僕たちはまだ乗っているけど、さっき彼女達が座っていた席が開いたので、そこに座りました。さらに女性がやって来て僕の彼女を見て「まだ座ってる人がいるの」
??
よくわからないけど、彼女にも向かいの席が空いた事を伝えたら、彼女もやってきました。
2人に確認すると、この列車はそのまま龍岩から北京西行きの列車に番号だけ変わって走るのだそうです。そのため、そのまま北京西行きの切符を持っていて、龍岩から僕たちの席の住人になる人達だったのです。
この2人とも楽しい会話ができました。これが列車旅のいいところですが、この情報を聞き、ちょっといやな感じが。
帰りは反対方向のこの列車の切符を取っているのですが、北京西から来るとなると、間違いなく遅れが発生すると思われます。
切符キャンセルしてバスで帰ろうかとも思いましたが、バスはバスで渋滞があるかもしれないので、考えた結果そのまま列車で戻ることに決めました。 -
龍岩駅に到着。
たしかに行き先プレートにアモイ→龍岩 龍岩→北京西の表記があります。 -
龍岩駅から5路の路線バスで4区間で旧龍岩バスターミナルに到着します。
そこで、下洋行きのチケットを購入一人31元。
写真のような少し小さめなバスです。が、エアコンはついています。
時間にして1時間半程度の旅程です -
下洋鎮に到着です。バスを降りてさらに1キロほど省道を歩きます。
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すると進行方向左側にこの日の宿龍岩永定客都(国際)温泉度假が見えてきます。
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フロントです。6階にあります。といっても、上の写真の入り口が6階です。崖のようなところに建っているかんじでしょうか。まだ新しいです。1泊318元朝食付きです。
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廊下。われわれの部屋は6階の一番奥でした。
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ツインルーム。広くて快適でした。
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ホテルを出て右手に温泉の入り口があります。
宿泊客は60元必要です。 -
温泉です。部屋からみたところ。
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同じく温泉。温泉入り口から見たところ。
中国南方の温泉は水着着用です。 -
部屋で少し休んで、食事に行く事に。
下洋の街まで歩こうかと思っていましたが、彼女がホテルですまして温泉に入ろうというので、そのようにしました。
福建料理レストランでした。
豆腐の炒め物 -
チンゲンサイの炒め物。
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牛肉盤麺。茹でた麺にいためた牛肉が載ったものです。
けっこうあっさりしておいしいですが、ちょっと量が多いですかね。 -
キクラゲとハムの炒め物。やけにピンクのお肉だったので、まさかネズミ??と思いましたが、たべたら薫製がしてありました。たぶん豚肉です。
そのあと温泉に。月明かりと外灯の中でゆっくりとしました。あまりメジャーでないようで、連休中なのに人もあまり多くなくゆっくりできました。
温泉をでたら、そのままおやすみです。
翌日は今回の旅行のメイン。世界遺産 初渓村土楼群に向かいます。
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