AVol.2コスタデリチョーザで行く中東クルーズ9日間

2011/03/26 - 2011/04/03

イタリアカジュアルクルーズ船「コスタデリチョーザ」での中東クルーズに行ってきました。
中東のそれぞれの国に昔から憧れがありましたが、最近ではあまりにも都会化されていて、個別に旅行する気分ではありませんでした。そこにこのクルーズを見つけ、前からクルーズに行ってみたかったことと、中東に行ってみたかったことがぴったり重なり、中東クルーズに行くことになりました。

ドバイ、アブダビ、フジャイラ、マスカット（バーレーンがあったのですが、治安が不安定ということで、寄港地から削除されました。）同じようでそれぞれに違う中東の街はとても楽しめました。

エリア アブダビ(アラブ首長国連邦)

• 旅行の満足度: 5.0
• 観光: 3.5
• ホテル: 5.0
• グルメ: 5.0

• 同行者: カップル・夫婦
• 一人あたり費用: 20万円 - 25万円
• 交通手段: 船
• 航空会社: エティハド航空
• 旅行の手配内容: 個別手配

乗船から3日目の朝、船はアブダビに到着しました。バスで90分の距離を船で一晩・・・？？

朝、いよいよ下船してアブダビ観光に行きます。船は独自のオプショナルツアーを出していて、ほとんどの人がそれを利用します。
私たちはF1サーキットに行きたくて、オプションを予約しようとしたのですが、人数が少なくて催行されませんでした。
そこで急遽ネットでサーキット見学予約を入れて、個人で行くことにしました。

行はよいよい・・帰りは・・・

まずは港から出るためには、港専用のバスに乗って、港の外まで行きます。そこでタクシーを捕まえて、YASマリーナサーキットまで行きました。

ＹＡＳマリーナサーキットは、字のごとく・・マリーナあり、フェラーリ遊園地あり、Ｆ１サーキットあり、でYAS島すべてがYASマリーナサーキットと呼ばれていました。
F1サーキット見学予約の確認書には集合場所等乗っておらず、タクシーの運転手も知らず・・・いったいどこに行けばいいのか・・・

しかし親切な人はいるもんで、ちゃんと教えてくれてそこまで連れて行ってもくれました。

F1見学のグループもいて、ようやく安心したところに、係員が「ここはWESTで今日はEASTからツアーがでるから、ここは違うよ！」と・・・なんと・・・

しかし、世の中強いのは「おばさん」です。多分シンガポールか香港の人・・・流暢な英語で「ここにこんな沢山人があつまっているんだから、ここからツアー出したらいいじゃない！」
みんなが納得する一言でした。

こんなバスに乗って、まずはWESTからEASTに行き、手続きを終わらせてから、いよいよ出発です。

・・・って私はあんまり興味はなく・・すごく興奮気味の主人を横目でみるばかり・・・（あ〜はやく帰りたい・・）

まずは車がいっぱいおいてある倉庫みたいなところを見学。
わたしは何がそんなにすごいのか全然わからないけど、F1好きの人にはたまらないらしい・・・

写真は撮ったがいったいここは何がどうなっているのか・・まったく記憶にない・・・

これはまさしくF1サーキット。アブダビグランプリはここで開催されるのだぁ〜（興味なし・・・）

横で旦那は恍惚状態・・・

しかし！！！F1サーキット見学はこんなもんじゃ終わらなかった。

ここはな・なんとゴールの場所（らしい）・・・

そう！私たちはサーキットの中まであのブルーのバスで入っていけちゃったんです。

バーレーンのF1サーキットを見学したことのあるお兄ちゃん二人連れは、バーレーンなんて目じゃない！ここの見学ははるかにおもしろい！とこれまた大興奮

サーキットの中にどんどん入っていけました・・・

そして極めつけは優勝トロフィーとその表彰台！トロフィーもって表彰台で記念撮影させてくれました！！！

すでにこの時点で旦那は放心状態！！！！

この豪華絢爛なのがYASホテル（読み方がヤスホテル）
・・・日本人には微妙・・・

しかし国際会議なども行われる有名なホテルなので、3秒で数十億ドル動かしていそうなアラブのお金持ちビジネスマンがうようよいまいした。

ここで私たちはタクシーだけ拾わせていただきました・・・

そして、港まで・・っていったい港に戻るバスってどこから乗るんじゃい？？？バスを降りたところまで行ってみたが・・それらしきバスはいない・・・
しょうがないので、港の入口までてくてくあるく・・・アブダビの昼12時・・驚異的な暑さです。
そして港の入り口でバスを待つことに・・・ほんとに船に戻れるか心配になったころ、同じような人たちがやってきました。街で拾ったタクシーは港の中までは入れないので、みんな入り口で降ろされるのです。そういった人たちが多分十数名・・・

ほんとは港に送迎バスしか乗れないのですが、コスタのオプショナルツアーのバスに空席があったので、乗せてもらえました。やっぱり数の力は大きい・・・

そして無事に船に帰還。船において行かれることが一番心配なので・・戻ってこれた時にはほんとうれしかったですよ・・

自力で街に出る場合は要注意ですね。

ちなみに・・パスポートは乗船時に船に預けてしまいます。下船のときは上陸証明書をもらって、それとコスタクルーズカードがあれば入国審査なしです。うまいシステムですね〜関心関心

ようやくランチにありつけました・・・これが2時くらい・・

夕食時にはウェーターさんたちのパフォーマンスがあります。
毎晩でないけど、2日に1回くらい？？

運ばないといけないし、踊らないといけない・・ウエーターさんも大変だ。テレビでドキュメンタリーを見たけど、このパフォーマンスも日中練習するみたい・・・あ〜大変。

次の日はUAEのフジャイラという街に入港しました。そこはほんとに何もないので、砂漠4WDツアーを申し込みました。
5-6人で1台なので、コスタ数千人のツアーは4WD行列となりました。

ともかくなんだか山道をゆっくりゆっくり進みます。

途中ラクダ農場見学。さっきのビューポイントも微妙だし、ラクダ農場も微妙。

そっかぁ〜シナイ山で死ぬほどラクダに乗ったから、ラクダ珍しくないだけか・・・我々は・・・

土産物屋一つもない・・・ラクダグッズ売れそうなのに・・

ようやく砂漠に到着！ここからスリリングなドライブが始まりました。

ヨルダンでも4WDドライブがツアーに入っていたんだけど、軽トラの荷台に乗って、ゆっくり石砂漠を走る・・って程度だったので、不完全燃焼気味・・・

ここで発散しました！！！超スリリングというわけではないですが、なかなか面白かったです。

スリリングなのは私は苦手なので・・よかった・・・

このツアーはランチ付です。
ランチパックはこんな感じ。お肉やフルーツなど結構豪華でしたよ。

このツアーなかなかよかったですが、港を出発してから1回もトイレ休憩がない、というかトイレがない・・・暑いけど極力水を控えていました。
お年寄りとか大丈夫だったのかな？日本人のツアーはだめでしょうねきっと・・・

この後、港に戻るんですが、また同じ道を戻るのかと思いきや、とってもきれいな高速道路で一直線に港に戻れました。
行の山道は雰囲気出したかったから???

本日はフォーマルナイト！しかもレセプションパーティ付。
レセプションパーティでは船長立ちが壇上でごあいさつされます。

夜のショーやっている会場なので、パーティという感じはちょっとしないかな・・・

我々もこの日はちょっとおしゃれしました。
20歳のとき友人の結婚式用に買ったワンピース（赤）など着てみました。日本ではやはり着る機会がないので・・・

夕食は前菜・メイン等から選ぶ方式ですが、それぞれに数種類づつあるので、好き嫌いのある私でも十分楽しめました。

味が濃かったり、おおざっぱだったりするのかな〜と思ってましたが、薄味好きの私でも十分おいしいと思いました。

部屋は毎日ベッドメーキングされてます。（もちろんですが）
チップもまとめて払ってあるので、小銭などの心配もなくいいですね〜
この日はこんなかわいい感じにしてくれてました。

部屋には毎日「TODAY」というイベントスケジュール表が届きます。
もちろん我々には日本語のものが届きます。これを見て、このダンスに参加しようとか、このゲーム見てみようとか決めました。

このクルーズは日本人コーディネータさんが乗船していました。
しかし・・・日本人は2組のみ・・彼女自身もあんまりやることがないので、なんでもどんどん言ってきてください！とはいうものの・・・私たちもあえてお願いすることもなく・・・
でも、とっても楽しい方でした！！！

いよいよ最後の寄港地オマーンのマスカットに到着しました。
中東クルーズの入港は劇的にきれい！！！という場所はあまりなく、このように商業港と一緒なので、クレーンやらコンテナやら・・で決して感動的！ではないですが、ゆっくり入港したり、ゆっくり出航していくのを、デッキで眺めるのは、とっても優雅な気持ちになります。

マスカット入港しました。
写真は上陸許可証。これを下船時に渡されます。

マスカットの港はバスが港の入口まで行ってそこで降ろしてくれたので、帰りもわかりやすくてよかったです。

港の入り口から行きたかったスークまでは徒歩10分くらいです。