8日間で11カ国巡り-10　ハンガリー鉄道途中下車の旅

2011/05/03 - 2011/05/03

セルビアからオーストリア行きの寝台車に乗った際に通過国の一つとなったこの旅１０カ国目のハンガリー。
深夜１時過ぎ頃に叩き起こされセルビアを出国後、しばらくするとハンガリーの入国でまた起こされ入国審査。
双方の入国審査官の顔つきがあからさまに違うため国境を越えたという実感が強く感じられました。出入国審査官を見下すような感じで横になったまま３段ベッドの最上段から顔だけ出して審査してもらえたので楽でした。とにかく眠くて死にそうだったので私の顔は顔にならないすさまじい表情をしていたことでしょう。夜が明け始めた頃、ブダペスト駅に到着しました。印刷してきたタイムテーブルを確認すると発車まで４０分くらいあったので停車中に観光したのですが、駅に戻ったとき乗っていた列車が居なくなるという軽いアクシデントが発生しました。その後、せっかくなのでもう一箇所立ち寄りということでギョールという街を散策しました。通過ついでに軽く寄り道程度のハンガリーでしたが建物が美しい街並みを堪能することができたので良かったです。

エリア その他の都市(ハンガリー)

• 旅行の満足度: 4.0
• 観光: 4.0
• 交通: 5.0

• 同行者: 一人旅
• 一人あたり費用: 1万円未満
• 交通手段: 鉄道 徒歩
• 旅行の手配内容: 個別手配

列車に動きが無く静かだなと思ったらブダペスト駅に到着中でした。いつの間にか隣に連結されていたハンガリーの客車もいなくなりブルガリアの客車が連結されていました。機関車もハンガリーの物になっていました。
目も覚めてしまったので狭くて窮屈な寝台で４０分間待っているのも退屈ですので町を散歩することにしました。

駅前です。
工事中で景観悪し

何処に何があるのか分からないのでとりあえずいつものとおり尖った建物を探して歩いてみると何か見つけました。

教会でした。
収穫はたったコレだけですが戻ります。

石造りの道路でいい感じなのですがアスファルトに換えるための工事を行っているようで残念です。

綺麗な駅の中です。

さて列車に乗ろうかと思ってホームに行ったのですが私の乗ってきた列車はそこには居ませんでした。。。
置き去りでしょうか。
ん〜
軽く困りました。

でも、冷静になってもう一度ホームの掲示板を確認してみたら列車番号は違うのですが私が乗ってきた列車と同じ発車時刻の列車が隣のホームに表示されていたのです。時間がありません。とても長い車両なので先端まで走り私の乗ってきた客車を探すと先頭に連結されていました。どうやら、私が駅を離れている間に他の国からやってきた列車との連結作業が行われ停車位置が変わったようでした。先頭はオーストリアの機関車に交換されていました。
ふぅ〜
やれやれ。。。

部屋はカーテンが閉まっていて景色が見えないので廊下に出て景色を楽しみました。

写真では分かりにくいのですがすぐそこが川で対岸はスロバキアです。
まもなくギョールに到着です

定刻より５分遅れでギョール駅に到着しました。
左側で手を振っているのは私の車両を担当していた車掌さん。
写真撮れたよ～って
グーのサインをしたらグーで返してくれました（笑）

列車が去っていくところです。
セルビア出発時には４両だった編成も切り離しや連結を繰り返し１２両になっていました。
（動画削除）

まずはギョールからウィーンまでのチケットを確保してから行動開始です。
駅前の広場の風景です。
短時間でも観光できるように駅前に見所のある町を予め調査した結果ギョールが選ばれました。地図は持っていないので駅を出て右にしばらく進み左に曲がると見所があるという記憶だけで行動開始。列車の出発は６０分後。忙しいです。

ハンガリーの建物って壁の模様の凹凸が細かい気がします。

無事に迷うことなく見所に入ったようです。

ちょっと高級感のあるマンホールのロゴ

小船に乗った銅像。
船の中はゴミだらけでした。

また銅像がありました。
変な珍獣に襲われそうですが人は何か考え込んでいるようです。何を意味しているのでしょうか。

奥のほうにワンピースのチョッパーに似たような顔のような建物を発見

突き当たりでＴ字路になりました。
右に行こうか左に行こうか迷いましたが建物の間に路地を発見してしまい気になって仕方が無いので直進することにしました。

狭い路地は左に曲がると長い階段になっていました。

路地を抜けそうです。

教会が見えてきました。

これは教会の跡地のようです

来た道を戻り路地から脱出です

小さなスーパーです。
果物の並べ方がお洒落で絵になります。

橋が見え人の往来が多いので気になったのですがスルーしました。

広場に出ました。

引き返している最中に街の地図を発見してしまいました。
軽く見た感じ何となく２／３くらいは回れたようです。

ギョール駅に戻ってきました。
手書きのチケットです。6260フォリント(2896円)
チケット売り場は国際線と国内線で別々になっており場所も離れていました。

１０分遅れで　ＲＡＩＬ　ＪＥＴ　という綺麗な電車がやってきました。

座席は自由で車内はこんな感じです。

いよいよこの旅も終盤です。
まずは朝の一杯でセルビアで買ったセルビアのビールを飲みました。
ハンガリーでもビールを買いたかったのですがコイツがあるので飲みきれないため断念。。。

初めて見ました。
トラックが電車に乗っています。

途中の駅で乗客が写真を撮っているので何かと見てみると旧い感じの変わった形の列車が停まっていました。ＤＢと書かれているのでドイツの車両のようです。

まだ時間があるし、お腹が空いたので食堂に行ってオーダーしました。

商品を待っている最中に一枚。

デイスプレーが付いていて現在の速度やカーナビのように現在地を表示させたりしていました。分かりやすくていいと思います。

自席に持ち帰り召し上がりました。
５．９ユーロのパスタ。
とても美味しかったです。

列車は快調に走り続けまもなくウィーンに到着します。
続きは次の旅行記で。