とうとう憧れのノイシュバンシュタイン城へ！

2010/07/06 - 2010/07/06

毎日が目玉のこの旅行ですが、これこそ真打ち！
大学の教養でドイツ語を学んだ時に初めて写真を見て
ずっと憧れていたノイシュバンシュタイン城に向かいます！

エリア フュッセン(ドイツ)

• 旅行の満足度: 5.0

ローテンブルクを出発して、途中お昼ご飯を食べた街。
道路にみえる白い塔は、
中世にペストが流行した際にあるお坊さん（ではないですよね、神父さん？）
が祈ってその流行拡大を食い止めた、
という記念に作った塔だったと思います。
バスで振り返り様に何とか撮影！

お昼ご飯はシュバインツハクセ。
豚の骨つきのそのボリュームに圧倒され、あまり食の進まない我々^^;

フュッセンに向う途中、これまた世界遺産のヴィースの巡礼教会へ立ち寄りました。
この牧場の中に建つシンプルな外観の教会は、
ずっとかえりみられなかったキリスト像をまつったところ涙を流したという奇跡が起こり、建てられたそうです。

シンプルな外観からは想像もできない美しいバロック様式の内部！！
天国ってきっとこういう所よね・・
といううっとりさ加減でした。

ドイツ最後の夜はフュッセン泊。
もう窓からアルプスが見えますよ！！

フュッセンの街からバスで小一時間でノイシュバンシュタイン城のふもとにつきます。
ここからは入場が制限されていて、このバスにみんな乗り換えて上がります。

その待合場所からはノイシュバンシュタイン城をつくったルードヴィヒ2世の
お父さんが作ったホーエンシュバンガウ城が見えます。
右の黄色いお城です。

バスのおじさんうますぎる！！

バスから降りるとまずはマリエン橋に登ります。
そこから見えたノイシュバンシュタイン城です！！
緑の中にたたずむ白いお城・・めるへん・・・

ちなみにディズニーランドのシンデレラ城がこの城をモデルにしていることは
有名ですね。

このお城をつくったルードヴィヒ2世は18歳でバイエルン王に即位したのですが、
ワーグナーの音楽を愛し、中世にあこがれた聡明な人だったらしいのですが、
頭がよすぎたのでしょうか、周りに理解されず精神を病んでいるとされて
王位を奪われ、最後は散歩に出た池でなくなっているのを発見されるという
謎の死を遂げます。

先ほどのホーエンシュバンガウ城が下に見えます。
父親の城よりも高いところに造る、というところに
彼の父親への対抗心がかいま見えるのだとか。

マリエン橋からの絶景を堪能して山道を降りてくると
緑のあいだからお城が近づいてきます！

お城の門もかわいくて大きなおもちゃのようです。

中は写真が撮れませんでした。
ルードヴィヒ2世の夢を現実化した絢爛豪華な、でも洗練された美しい空間・・
見た目は中世のお城ですが、できたのは19世紀なので
機能的には結構近代化されているんですよ。

これはチケットの写真です。
よくパズルなどになるこの角度は飛行機などからでないと見れなさそうです。

帰りは馬車で。
のんびりとしたの待合場所まで下りていきます。

はぁ、ほんとに夢のようなお城でした。