権力者達も滞在　メゾン・ラフィット城

2010/12/05 - 2010/12/05

「パリから気軽に行けるおすすめの場所ってないですか？」ってガイドさんに聞いたら　「メゾン・ラフィット城なんかは　どう？」って言われて　初めて知ったこのお城。

郊外列車RERのA線に乗って　パリ中心から20分ほど。地理的には　パリの北西に約18キロ。

高級住宅街で、馬の街としても有名。競馬場もある。

駅を出て　メインストリートらしき通りをブラブラしながら15分ほど歩くと　メゾン・ラフィット城（Chateau de Maisons-Laffitte）に到着。

お城に着くまでの道の両脇には　高級住宅地という名にふさわしい　豪邸がずらりと並んでいました。パリ郊外とはいえ　こんな大きな家は　うらやましい！

メゾン・ラフィット城は冬の間（11月〜3月）だけ　第一日曜　入場無料。（それを狙って行った）

「お城」というより　大きな邸宅と言えそうなメゾン・ラフィット城だけど、ルイ14世、ルイ16世、ナポレオンも滞在したことがあるというから　由緒あるお城？

受付で入場券（無料だけど）と　パンフレットをもらって　さっそく見学。思ったより調度品もたくさん飾られていて、　家具や装飾品を見るのも　面白い。

解説プレートもちゃんとあったし、何より　私たちの他には1組、2組ほどしか　観光客がいなかったので　のんびり観光できたのも　よかった。

アクセスもいいので　パリから半日で　気軽にいけて　楽しめるお城。春になったら　お庭でピクニックするのもよさそう。

エリア フランス

• 旅行の満足度: 4.0
• 観光: 3.5
• グルメ: 3.0
• ショッピング: 3.5
• 交通: 4.5

• 同行者: 友人
• 一人あたり費用: 1万円未満
• 交通手段: 鉄道

メゾン・ラフィットの市役所

パリからメゾン・ラフィット（MAISONS-LAFFITTE)は　RERのA号線で約20分。

メインストリート、お城方面は　駅を出て左手、市役所が見える側へ歩いていきます。

おいしそうなケーキ！

香辛料を売る店など、メインストリートでは　ちょっと　面白いお店も　並んでいました。

ただし　お昼休みをとるところが多いし、日曜の午後は閉まっているところが多いので　要注意！

お城広場（La Place du Chateau)の入り口にあった門

どうやら　お城への第一の入り口で　護衛さんがいた場所みたい。

お城までは　ここを抜けてから　まだ　10分弱ほど　歩きます。

メゾン・ラフィット城（Chateau de Maisons-Laffiette)

3つの様式からなるファサード

1番下が　ドリア様式
真ん中が　イオニア様式
1番上が　コリント様式

フランソワーズ・マンサール（Francois Mansart）によって　17世紀に建てられました。

18世紀には ルイ16世の弟、シャルル10世の所有となり、革命後　数代の所有者を経て、1905年に国に寄贈されたそう。

思ったより部屋数もあって、装飾品も　綺麗に展示されていた。

豪華な扉・・・

部屋の壁や家具、カーテンも　その部屋にあうように　ブルーで統一されていました。

表玄関　（Vestibule）

お城のメイン玄関の部分

ドリア式のデザインになっていて　すごく美しい

お庭も　ここから　見渡せます

18世紀の遊戯部屋ってなっていたから　なにか　遊び道具なんだと思うけど、使用方法は不明。

一つ一つの部屋に　ちゃんと解説プレートがあって　とっても　親切。（フランス語のみ）

こざっぱりしているけど　こういう部屋も嫌いじゃない。

舞踏の間

イタリア式のこの部屋。

天井はフランス式、タピスリーは17世紀のもので　アブラハムの物語が描かれていました。

王の部屋（La Chambre du Roi)

ここにルイ14世が泊まった

2階の日当たりのいいお部屋

鏡の間

Michelle Corneilleによって描かれた　ドーム状の天井が　素晴らしかった

赤に統一されている

Marechal Lannesのお部屋
（Chambre du marechal Lannes)

こざっぱりしているけど　こういう部屋も嫌いじゃない。

真ん中のテーブルを　他の観光客が　一生懸命　写真を撮っていたけど、貴重なものなのかしら？よく見ると　12星座が描かれていた。

ちょっと　かわいい鉢植えのデザイン