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ポアズカレ(Bogazkale)は、トルコの首都アンカラの東150kmにありアナトリア高原のほぼ中央部である。ポアズカレが紀元前16 - 14世紀の古代ヒッタイト帝国の首都、ハットゥシャと確認されたのは、1906年のことであり、以来90年余り発掘はゆっくり続けられている。大神殿跡、突撃門や上の街神殿群跡、獅子門などが発掘されている。(フリー百科事典:ウィキペディア (Wikipedia)」より引用)<br /><br />ボアズカレ付近にあるヒッタイト遺跡はアナトリアのほかの遺跡のなかでもスケールが大きく重要な遺跡である。これらの遺跡はヒッタイト王国の首都であったハットゥーシャス、神殿跡があるヤズルカヤ、ヒッタイト人の紀元前4000年前の住居遺跡であるアラジャホユックの3つである。ハットゥーシャスとヤズルカヤはどちらもボアズカレに近いが、これらの遺跡の間には坂もあり、歩いていくには時間と体力が必要。<br /><br />ハットゥーシャス<br />長さ6キロの城壁に囲まれたヒッタイトの首都ハットゥーシャスは、当時のスタンダードを考えるとかなり巨大な都市だった。この地はもともとハッティ人によって紀元前2,500年頃に建てられたが、中央アナトリアを支配したヒッタイト人はハットゥーシャスへ移動し、紀元前1375年頃にこの都市を首都に定めた。紀元前1200年頃には「海の民」と呼ばれる民族によってこの地におけるヒッタイトの支配は終わりを告げ、ハットゥーシャスは破壊された。その後フリギア人が巨大な都市を同じ場所に再建した。<br />かつてハットゥーシャスには多くの建物が存在したが、現在残っているものはそのライムストーンでできた基礎のみである。この基礎の上部には土レンガを支えていた木造の骨組みがあったが、かなり昔に焼失してしまった。遺跡の中でも一番の見どころはビュユック・マベト(大神殿)とビュユック・カレ(大要塞)のふたつ。<br /><br />遺跡の入場口からごく近くのところに位置する。ヒッタイト遺跡の中でも保存状態がよい神殿。嵐の神テシュバと太陽の女神ヘブトに捧げられた神殿で、神殿中央を78の貯蔵室が不規則に囲む形で紀元前14世紀または13世紀に建てられた。<br />今日この遺跡は石の土台ほどしか残っていないため、もともとどのような神殿だったのかを想像するのは多少困難。まず大きな二つの石があるが、これは儀式の門で、神殿構内へと続いている。そばにあるライオンの石像はもともと貯水槽の一部だった。さらに奥へ進むとそこには大きな緑色の石があり、これはエジプトのラムセス2世からの結婚プレゼントだといわれている。ヒッタイト時代に王と女王はそれぞれ神官であり、宗教行事をここで執り行っていた。約30メートルほどいくと神殿そのものにたどり着ける。神殿は中庭を取り囲む12の小さな部屋から構成されている。<br />(http://www.torukomania.com/%E3%83%88%E3%83%AB%E3%82%B3/%E3%83%9C%E3%82%A2%E3%82%BA%E3%82%AB%E3%83%AC%E3%83%8F%E3%83%83%E3%83%88%E3%82%A5%E3%83%BC%E3%82%B7%E3%83%A3%E3%82%B7%E3%83%A5 より引用)<br /><br />2日目 ・・5月12日(木)<br />【アンカラ・ホテル発】8:00〜アンカラ観光へ。(約1時間)<br />◎アナトリア文明博物館  <br />観光後、ボアズカレへ。(約210KM、約3時間30分)<br />到着後【世界遺産】ボアズカレ観光へ。(約1時間)<br />◎ハトゥッシャス遺跡、◎ヤズルカヤ、観光後、<br />カッパドキアへ。(約240KM、約4時間)<br />ラクダ岩 ローズバレー 観光ホテル着 20:30<br />昼:サチカブルマ  夕:ホテル<br /><br />【宿泊地:カッパドキア泊】 ユスフ イート オール コナウについては・・<br />http://www.pelican-travel.net/hotelinfo.php?frCd=turkey&amp;htlCd=YUSUFIGIT<br />http://www.tour.ne.jp/blog/mtitour/1822/<br /><br />

トルコ06 ヒッタイトの首都 / ハットゥーシャス遺跡で ☆鉄器使用の始まり

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2011/05/12 - 2011/05/12

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マキタン

マキタンさん

ポアズカレ(Bogazkale)は、トルコの首都アンカラの東150kmにありアナトリア高原のほぼ中央部である。ポアズカレが紀元前16 - 14世紀の古代ヒッタイト帝国の首都、ハットゥシャと確認されたのは、1906年のことであり、以来90年余り発掘はゆっくり続けられている。大神殿跡、突撃門や上の街神殿群跡、獅子門などが発掘されている。(フリー百科事典:ウィキペディア (Wikipedia)」より引用)

ボアズカレ付近にあるヒッタイト遺跡はアナトリアのほかの遺跡のなかでもスケールが大きく重要な遺跡である。これらの遺跡はヒッタイト王国の首都であったハットゥーシャス、神殿跡があるヤズルカヤ、ヒッタイト人の紀元前4000年前の住居遺跡であるアラジャホユックの3つである。ハットゥーシャスとヤズルカヤはどちらもボアズカレに近いが、これらの遺跡の間には坂もあり、歩いていくには時間と体力が必要。

ハットゥーシャス
長さ6キロの城壁に囲まれたヒッタイトの首都ハットゥーシャスは、当時のスタンダードを考えるとかなり巨大な都市だった。この地はもともとハッティ人によって紀元前2,500年頃に建てられたが、中央アナトリアを支配したヒッタイト人はハットゥーシャスへ移動し、紀元前1375年頃にこの都市を首都に定めた。紀元前1200年頃には「海の民」と呼ばれる民族によってこの地におけるヒッタイトの支配は終わりを告げ、ハットゥーシャスは破壊された。その後フリギア人が巨大な都市を同じ場所に再建した。
かつてハットゥーシャスには多くの建物が存在したが、現在残っているものはそのライムストーンでできた基礎のみである。この基礎の上部には土レンガを支えていた木造の骨組みがあったが、かなり昔に焼失してしまった。遺跡の中でも一番の見どころはビュユック・マベト(大神殿)とビュユック・カレ(大要塞)のふたつ。

遺跡の入場口からごく近くのところに位置する。ヒッタイト遺跡の中でも保存状態がよい神殿。嵐の神テシュバと太陽の女神ヘブトに捧げられた神殿で、神殿中央を78の貯蔵室が不規則に囲む形で紀元前14世紀または13世紀に建てられた。
今日この遺跡は石の土台ほどしか残っていないため、もともとどのような神殿だったのかを想像するのは多少困難。まず大きな二つの石があるが、これは儀式の門で、神殿構内へと続いている。そばにあるライオンの石像はもともと貯水槽の一部だった。さらに奥へ進むとそこには大きな緑色の石があり、これはエジプトのラムセス2世からの結婚プレゼントだといわれている。ヒッタイト時代に王と女王はそれぞれ神官であり、宗教行事をここで執り行っていた。約30メートルほどいくと神殿そのものにたどり着ける。神殿は中庭を取り囲む12の小さな部屋から構成されている。
http://www.torukomania.com/%E3%83%88%E3%83%AB%E3%82%B3/%E3%83%9C%E3%82%A2%E3%82%BA%E3%82%AB%E3%83%AC%E3%83%8F%E3%83%83%E3%83%88%E3%82%A5%E3%83%BC%E3%82%B7%E3%83%A3%E3%82%B7%E3%83%A5 より引用)

2日目 ・・5月12日(木)
【アンカラ・ホテル発】8:00〜アンカラ観光へ。(約1時間)
◎アナトリア文明博物館  
観光後、ボアズカレへ。(約210KM、約3時間30分)
到着後【世界遺産】ボアズカレ観光へ。(約1時間)
◎ハトゥッシャス遺跡、◎ヤズルカヤ、観光後、
カッパドキアへ。(約240KM、約4時間)
ラクダ岩 ローズバレー 観光ホテル着 20:30
昼:サチカブルマ  夕:ホテル

【宿泊地:カッパドキア泊】 ユスフ イート オール コナウについては・・
http://www.pelican-travel.net/hotelinfo.php?frCd=turkey&htlCd=YUSUFIGIT
http://www.tour.ne.jp/blog/mtitour/1822/

旅行の満足度
5.0
観光
5.0
交通
4.5
同行者
カップル・夫婦(シニア)
一人あたり費用
20万円 - 25万円
交通手段
観光バス
旅行の手配内容
ツアー(添乗員同行あり)
利用旅行会社
阪急交通社

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