2011/05/04 - 2011/05/04
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akkiy363672さん
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連休後半、世界の建物や風俗が並ぶ「リトルワールド」と、古き良き明治という時間が漂う「明治村」を訪ねました。
『リトルワールドは、愛知県犬山市と岐阜県可児市にまたがる緑ゆたかな愛岐丘陵の中に、123万平方メートルの敷地を有し、世界で初めての野外民族博物館として昭和58年3月に開館した。世界各地から集めた4万点の民族資料と22カ国、31施設の野外展示家屋を有し、『生きた博物館』として、世界の生活や文化に手軽に触れ、学ぶことができ、そのすばらしさを味わうことができる』と、パンフレットにあります。
章くん、今まで行ったことがなくて、一度訪れてみたいと思っていました。
午後から、明治村へ回りました。
- 同行者
- 友人
- 一人あたり費用
- 1万円未満
- 交通手段
- 自家用車
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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駐車場に着いたのが、午前7時30分。開園予定は9時。
でも、来場者多数につき、開園は30分ほど早くなりました。 -
入場ゲートを入るとすぐに、大きな母子像がありました。
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第1エリア、園内第一番目の展示物は「沖縄の民家」です。
北海道アイヌの家、台湾の民家 -
門口には、シーサーが控えています。
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← 園内は花いっぱい
北海道アイヌの家、台湾の民家を経て、向こうに見える三角形は、アメリカインディアンの家です。 -
北アメリカ、平原インディアンのテントです。
北米大陸中央部の大平原に暮らした30部族ほどのインディアンが利用した移動式住居で、ティピと呼ばれます。 -
第2エリア…。16世紀末ごろから発達した、ペルーのアシエンダ(大農場)領主の邸宅で、海岸地方のものをモデルに復元したものです。
丘の上に中庭を囲んだ母屋があり、その左端にカトリックの礼拝所が付属しています。 -
館内のレストランで、コーヒーを飲みました。
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インドネシア、バリ嶋の貴族の館です。
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バリ島の民族衣装をまとった女の子。
レゴンダンスの舞踊衣装は、皮でできた冠や胸飾りなどに、金粉をふんだんに使っています。
日本の着物にあたる伝統衣装は、南国らしい色使いで女性らしいスタイルです。
園内のさまざまな展示館で、各国の民族衣装を貸し出しています。
料金は、300〜500円ほどです。 -
第3エリア…。
ドイツ南部、バイエルン州のガルミッシュ・パルテンキルヘン周辺をモデルとした、のどかな美しい村です。 -
村の奥の小高い丘には聖ヨセフ礼拝堂が建っていました。
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フランス東北部、ドイツと国境を接するアルザス地方で、ムギ・トウモロコシなどの耕作、ウシの飼育のほか、ブドウ栽培も行なっている農家です。
母屋・納屋・小屋が凹字形に配置され、広い中庭があります。屋根は積雪を防ぐため急勾配になっています。白いしっくいの壁に柱や筋かいなどが浮き出ていて、中部ヨーロッパ独特の建築様式である木骨構造(コロンバージュ)となっています。 -
2階の居間です。
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フランス、アルザス地方の民族衣装。
女性の大きなチョウ型の帽子は、プロテスタントの特徴です。 -
南イタリアのアルベロベッロという街の郊外にある農家をモデルとして母屋と畜舎の2棟を復元し、ウシやヒツジを飼いながらオリーブなどを栽培する農家の雰囲気を再現しています。
復元された家は比較的大規模なもので、5つのとんがり帽子の屋根をもつ母屋には2階部分もあり、全部で8つの部屋があります。 -
← 館内に展示されていた、アルベロベッロの町並みの写真
アルベロベッロとは「美しい木」という意味で、オリーブ畑やブドウ畑がひろがるゆるやかな起伏をもった丘陵地帯にあります。
人口1万人ほどの小さな街ですが、とんがり帽子の石積みの屋根をもつ家がが集まっていることで有名で、その家並みはユネスコの世界遺産にも登録されています。 -
第4エリア…。
南アフリカ共和国の内陸部、標高900〜1500mの高地に住むンデベレの家です。
首都のプレトリアに近い地域に住んでいたため、早い時期から白人文化の影響を強く受け、昔ながらの習慣を喪失し、新たな文化を創出していった民族です。
水性ペンキで描く色鮮やかな幾何学模様の壁画をもつ家や、プラスチック製のビーズ細工の装飾品をつけ、アクリル製のカラフルな毛布をまとう民族衣装などは、近隣の他の民族には見られないンデベレ独自の文化です。 -
アフリカのさまざまな展示物のあとに、ネパールの仏教遺跡がありました。
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本道の壁面にはいっぱいに仏画が描かれています。
この絵は、ネパールから仏画師が来日し、数ヶ月をかけて手描きしたそうです。 -
南インドのケララ州にある、水田とココヤシに囲まれた美しい村の地主であるナヤール・カーストの家です。
1階が居間・食堂・ベランダ、2階が寝室です。1階の入り口や居間などにはヒンドゥーの神々が祀られています。屋敷のまわりには、はた織りの家、かじ屋の小屋、茶店(インド料理レストランとして営業)のほか、ポスト・電柱・道標などもあります。 -
第5エリア、タイ北部平野のランナータイ地方の民家を経て、第6エリア、韓国のヤンバン(支配層)の屋敷に来ました。
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いずれの部屋にも冬用の床暖房があるオンドル部屋と、夏用の板の間がセットになっています。オンドルの部屋には天井があり、出入り口は扉と障子戸の二重になっています。
← オンドルの炊き口です。 -
午後0時20分、出入口に帰ってきました。
パキスタンのバスが展示されていました。カイバル峠を走っていたのでしょうか。
0時30分、リトルワールドを後にして、明治村へ向かいました。
朝はスイスイと走って来た「尾張パークウエイ(県道49号)」は、リトルワールドに入る車で驚くなかれ延々たる渋滞…。とても今日中にたどりつくは無理なのではないかというほどの、車の量です。
ところが、明治村に向かう県道16号も、駐車場が近くなるに従って混雑してきました。明治村駐車場は満車で入れません。後ろからの車に追われるようにして、駐車場を素通りしなければなりませんでした。 -
しばらく真って、「北駐車場」へもぐりこみました。
← 北入り口です。 -
北入り口から入った章くんは、園内を走るバスに乗って、正面玄関まで向かい、そこから北口まで、村内を見物しながら戻ることにしました。
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園内は見物人でごった返しています。村内の整理係のおじさんが、バスの前を走って、人々をかき分けていました。
明治5〔1872〕年10月14日、日本で最初の鉄道が、新橋−横浜間で開業しました。明治天皇のお召し列車が往復運転し、全線の正式営業は、翌10月15日からだそうですが、この岡蒸気を見ようと人々が押しかけ、列車の前を人の波をかき分ける先導員が走っていたといいます。
今日の明治村村営バスの運行は、まさに明治初期の先導員が走る姿を髣髴とさせるものでした。 -
バスが、正門前に着きました。
この正門は、名古屋の「旧制第八高等学校の正門」を移築したものです。
章くん、ここから北門へ、諸施設を見物しながら戻っていく予定です。 -
「三重県庁」、明治12年の建築だそうです。重要文化財です。
この庁舎は、1964年(昭和39年)に新庁舎が建設されたため解体され、 1966年(昭和41年)に現在地に移築復元されました。
章くん、実は小学生のころ、津市の吉田山にあったこの庁舎で遊んだ覚えがあります。廊下を走っていました。 -
知事室、机で記念撮影です。
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三重県庁舎の2階ベランダから、前にある「鉄道局新橋工場」が見えていました。
この中に、「明治天皇御料車(6号御料車)」と「昭憲皇太后御料車(5号御料車)」が展示されています。
左に見えているのは、これも豪華ないでたちで良き明治の面影を伝えている、「二重橋飾電燈」です。 -
森鴎外・夏目漱石住宅です。
明治20年(1887)頃、医学士中島襄吉の新居として建てられたものですが、空家のままであったのを、明治23年森鴎外が借家、一年余りを過ごしました。
また、明治36年(1903)から同39年までは夏目漱石が借りていて、ここで「吾輩は猫である」を執筆しました。文中に描写された家の様子は、猫のためのくぐり戸をはじめ、よくこの家の姿を写しています。 -
木造総二階建銅板葺のこの洋館は、明治10年代(1877〜1886)のはじめ西郷隆盛の弟「西郷從道」が東京上目黒の自邸内に建てたものです。
重要文化財です。 -
食堂には、当時の食卓が再現されています。
女の子がテーブルに座って、食事を楽しんでいるような雰囲気でした。 -
西郷従道邸から、学習院院長官舎を経て、「聖ヨハネ教会」へと向かいました。
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明治6年(1873)、鎖国以来二百数十年続いたキリスト教の禁止令が解かれ、各地に教会堂が建てられるようになりました。
この「聖ヨハネ教会堂」(重要文化財)は、明治40年(1907)京都の河原町通りに建てられたプロテスタントの一派日本聖公会の京都五條教会です。 -
教会の前には、「入鹿池」が広がっています。
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「東山梨郡役所」(重要文化財)
現在、明治村役場として、村民登録などの業務も行っています。 -
東山梨郡役所前から延びる「レンガ通り」。
向こうに見える、トンガリ帽子の建物は「北里研究所本館・医学館」です。 -
明治44年(1911)、現在の西宮市甲東園に大阪の商人芝川又右衛門の別荘として建てられた、「芝川又右衛門邸」です。
設計者は当時京都工等工芸学校図案科主任で、後に京都帝国大学建築学科の創設者となる武田五一だとか…。
まるで洋館らしさの無い建築様式で、今回の明治村見物で新発見した、とても興味を引く建築物でした。 -
2階、畳の部屋の窓に1尺ほどの板張りのベランダが出されていました。
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ベランダの外は、入鹿池の眺望です。
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幸田露伴住宅「蝸牛庵」。
玄関を入ったところに、一畳ほどの板間と中庭を見透かすことの出来る窓がしつらえられていました。 -
自由に上がることのできる座敷には、露伴の使った(?)文机が置かれていました。
… ちょっと、文豪の雰囲気が出ていませんか(笑)?
露伴は自分の家を「かたつむりの家(蝸牛庵)」と呼び、やどかりのように幾度となく住まいを変えています。隅田川の東にあったこの家もその内の一つで、明治30年(1897)からの約10年間を過ごしました。 -
茶室「亦楽庵」。
京都の医家、漢学者であった、福井恒斎が、明治10年(1877)頃自宅の庭に建てたものと伝えられる。 -
「品川燈台」(重要文化財)
安政5年(1858)欧米の列強5ヶ国と結ばれた通商条約に従って各地に港が開かれましたが、列強国の関税率等に対する要求はさらに厳しくなり、慶応2年(1866)日本は改税約書を受け入れることになりました。
その第11条に、開港場に出入する外国船のために燈台や航路標識を設けることが記されていたそうで、その取り決めに従って、この灯台が建設されたようです。
観音崎など他の燈台がなくなった現在、現存最古の洋式燈台として貴重な遺構です。 -
いるか池に沿って歩き、「シアトル日系福音教会(旧シアトル住宅)」を目指します。
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明治10年11月、日本最初の複線用鉄橋として完成した「六郷川鉄橋」と、尾西鉄道が開業するにあたり、アメリカのブルックス社から購入した機関車「尾西鉄道蒸気機関車1号」です。
【今日はここまで。続きは また近日…】
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「宇治山田郵便局」(重要文化財)
明治3年(1870)太政官から郵便事業開始の達示が出され、翌4年には郵便の利用方法についての細かい規則が布告されました。これに伴ない、同年東京江戸橋に日本最初の郵便役所(郵便局)が建てられ、近代郵便事業が開始されます。
その後各地に郵便役所が建てられ、伊勢の宇治山田にも同5年わずか4坪(13.2?)の小さな役所が開業した。郵便事業が近代国家の一翼を担って発展し、電信電話事業をも行うようになると、事業の拡大につれて、宇治山田郵便局も移転につぐ移転を重ね、明治42年(1909)伊勢外宮前の角地にこの建物を新築しました。 -
「工部省品川硝子製造所」
その前に、オープンカフェがあったので、コーヒーとケーキを頼みました。 -
「聖ザビエル天主堂」
明治23年(1890)、かつてザビエルがいたことのある京都の地に献堂されたカトリックの教会堂で、フランス人神父の監督の下に、本国から取寄せた設計原案に基づき、日本人の手で造られました。 -
堂内は、身廊、側廊からなる三廊式で、前に玄関を張り出し、内陣の横には聖具室を配置しています。
大アーケード、トリフォリウム、丸窓のあるクリアストーリーの三層からなる典型的なゴシック様式で、身廊上部には交差リブヴォールトが架けられ、その頂点には木彫のボスが飾られています。 -
窓には、さまざまな形と色のステンドグラスがはめ込まれています。
外光を通して美しい陰影を見せるステンドグラスは、外に透明ガラスを重ねて保護されています。 -
「金沢監獄正門」
この奥には、「前橋監獄雑居房」や「金沢監獄中央看守所・監房」など、泣く子も黙る明治の監獄が並んでいます。
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高台にある「川崎銀行本店」。
屋上からは、村内が見渡せます。 -
村内で、章くん一番のお気に入り「帝国ホテル中央玄関」。
20世紀建築界の巨匠、アメリカの建築家フランク・ロイド・ライトによって設計され、大正12年(1923)4年間の大工事の後に完成しました。 -
メインロビー中央は、三階までの吹き抜きになっています。
奇しくも帝国ホテルの竣工の披露宴が関東大震災の当日であり、多くの建物が被害をこうむった中で、帝国ホテルだけがガラス1枚すら割れなかったというエピソードが有名なように、古き良き時代の日本の建築技術の確かさを証明する建物だということができると思います。 -
2階の喫茶室でコーヒーを飲みました。
文明開化の味がしました。 -
外へ出ると、午後6時前…。閉園時間を迎えて、ようやく昼間の喧騒から、いつもの静寂を取り戻した明治村のたたずまいがありました。
いくつもの展示館を素通りして、大急ぎで回ってきた見物でした。また近日、ゆっくりと一日をかけて再訪したいと思っています。
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