2011/05/01 - 2011/05/01
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catwomanさん
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イギリスには様々なお城がありますが、今回は行きそびれていたリーズ城へ行ってきました。
“貴婦人の城”と呼ばれるリーズ城は英国の中でも最も美しいと呼び名の高いお城です。
国から援助を受けていない、今も生き続けるお城
もしよろしければ一緒にお楽しみ下さい♥
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イギリスのお城は色々行きましたが、まだ訪れた事がなかったリーズ城
入場料は£18.50とやっぱり高し
でも、1度購入するだけで年間何度来てもよいそうです。
地元の人ならいけれど、観光客は年に2度も来ないだろうから
このシステム自体、イギリス人向けの御愛想のような気がしなくもない -
イチオシ
駐車場からエントランスへ 中に1歩入ると、そこは鳥の楽園!
こんなに美しい孔雀がわんさかお出迎えしてくれます -
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最後の城主 ベイリー夫人
鳥をとても愛する女性だったようで、敷地内には熱帯地区から集めたトロピカルな鳥たちの飼育場をはじめ、たくさんの鳥たちがいました -
なかでも驚いたのが、このブラックスワン!! Black Swan!!
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イチオシ
これは本当に驚きました(@_@) 物知らずな私は、映画(元はバレエストーリーですけど)だけの
架空の生き物だと思っていました
黒い白鳥はこのお城のシンボルで、ベイリー夫人がイギリスで繁殖させたそう -
お外では、鳥のショーもやっていました
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中で結婚式をしてる人に遭遇
実はこのお城、結婚式もあげられちゃうんです
お城で結婚式
最高ですね! -
湖でぐるっと囲まれたお城
残念ながら日本語のwikiは発見できませんでしたが、ガイドブック&英語wikiによると、
元々857年にサクソン王家によって建てられた城で、当時は木製だったそう。
城主の名前をとり、Esledes(リーズの語源)と呼ばれるが、ノルマン人の侵攻によって
1119年、石造りの城に立て替えられて以来1500年代中盤まで王家の住居として数々の王妃に愛される。 -
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ではお城の中へ入ってみましょう
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現在でも、結婚式場、国際的セミナーなどで実際に使用される事もあるこのお城
後ほど詳しく書こうと思いますが、リーズ城財団によって保護されているもので、他の観光場所と違い
国からの補助、援助は受けていないそう。 入場料が高いのもわかる気がします。
実際にぶどう園も経営されてるらしく、ミュラー・トゥルガウとセイヴァルブランの二種でブレンドされたワインが作られて、レストランと売店で販売されていました。 -
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ワイン貯蔵室を抜けて、段差違いの階段を上がって行きます。
段が高いもの、低いものバラバラで不揃いなのは、敵がせめて来た時にスムーズに上がり込んで来れない様にするためにわざと不揃いにされてるんですって。
それにしても、微々たる抵抗 昔の人は必死だったんですね -
階段を上がって踊り場に出ると、リーズ城の歴史がまとめられた年表が飾られてあります。
英語ですが、日本語の案内もちゃんと用意されてるので安心です -
リーズ城は、数世紀に渡り、改築、増築を重ねてきました。
それでも、つぎはぎ感はもちろんなく、見事に調和されてる感じは素晴らしいです
まずは女王のお部屋 この素晴らしいベッド
ヘンリー5世の妻、キャサリン王妃の寝室を再現された部屋。
キャサリンという名前の王妃が多くてややこしいのですが、こちらはCathrine de Valois
フランスから嫁いだ女王 -
女王の浴室 ハンプトンコートでもみましたが、
今の様に蛇口がひねればお湯が出てきた時代ではないので、
侍女がお湯を運んで、女王様の心地の良い温度に常に調節しなければいけなかったのだから
お風呂に入るだけでもすごい労力ですよね -
1420年に結婚して、2年後 ヘンリー5世は亡くなってしまう。 時にキャサリン王妃は21才で未亡人となってしまう。
その後すぐ、ウェールズ人の衣装係と恋に落ちてしまうがこのロマンスが発覚し二人は投獄される。
しかし、女王は後に釈放され、衣装係も脱獄しその後密かに結ばれ、息子が生まれた。
この息子がエドマンド・テューダー であり後にヘンリー7世の父となり、偉大なるチュダー朝が始まるのだから歴史は面白い。 -
ヘンリー8世のちょっと目がメルヘン過ぎる肖像発見 アニメ顔になってます
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リーズ城は歴史の前半は王家の所有としてたくさんの王妃に愛されてきたが、
歴史の後半は親戚である一族(サーやレディーなど呼ばれる方達ですね)の間で長く譲渡され続ける。
ここで絶対外せないのが、ベイリー夫人(Lady Baillie)
最後の城主で、その半生をリーズ城の修復とデザインに費やした貴婦人。
写真は二人の娘さんと 真ん中がベイリー夫人 -
上の絵画でもなんとなく読み取れるけれど、この夫人 かなりお洒落センス抜群だったのでは
ファッショニスタだった一面も読み取れる衣装室 で見えるシューケース -
ルイ・ヴィトンのケースが奥に ヴィンテージ感たっぷりで素敵
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お城自体が今でも行きてる様に美しさを保ってるのは、このベイリー夫人のおかげで、
晩年、努力の末彼女はリーズ財団を立ち上げ、リーズ城とその周辺の公園は1974年にリーズ財団へ寄贈される。 -
若い頃のほとんどをフランスですごした彼女は、
フランス人デザイナーを呼び理想的なお城の内装を実現。 -
国際的セミナーの会議場所としても利用されるこのお部屋。
『博物館ではなく、生きた城を』
とベイリー夫人は求めたようで、現在もゴルフや野外コンサートなど一年を通して色々なイベントが開催されてる様。
(パヴァロッティもエルトンジョンもここでコンサートを開いた事があるみたい) -
美しすぎて造花かと思ったら本物だった! ベイリー夫人!このお城生きてますよっ!
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イチオシ
私のお気に入り ライブラリー
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なんだかよくわからないけど、素晴らしい表紙の本達
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イングリッシュガーデン
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Mazeと呼ばれる、迷路は1988年に2,400本のイチイの木を植えて作られたそう
皆迷ってます! -
迷宮のあとはこんな洞穴を抜けて帰ります
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怖すぎて急ぎ足だったので写真ブレブレ
こんなのまであるなんて期待以上ですね -
行きはエントランスから歩いたので、帰りはトロッコ?にのってゆったりリーズ城を眺めながら帰る事に
お一人50pの別料金 もれなく車内、壮大な音楽付きで気分があがります? -
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