GW　札幌近郊の牧場でソーセージ作り体験

2011/04/29 - 2011/04/29

今年のＧＷは遠出はせずに、札幌近郊で日帰りで楽しむことにしました。
ＧＷ旅行の候補として、一、台湾旅行　二、道南旅行
を考えていたんですが、台湾の直行便の欠航が多く料金が高めなのと、道南方面の花見は何度も行っていてちょっとマンネリなので止めました。
ＧＷ初日の２９日は、あいにくの天気でしたが、空知方面は観光地ではないので、道路も空いていて、今まであまり行ったことのない千歳空港以外の千歳を満喫することができました。

主な費用：
レンタカー代　日産モコ（軽）　１２時間２５００円。
ガソリン代　１４００円。
箱根牧場体験代　３０００円（二人）。
松原温泉入浴料　１０００円（二人）。

エリア 千歳・新千歳空港(北海道)

今回の目的地は、長沼町と千歳市です。
長沼町の道の駅、マオイの丘公園は、農産物販売で有名ですが、時期がまだ早いので、全面オープンはしていません。
たしか農作物が獲れ始める６月くらいが営業開始です。
それでも八百屋さんは営業していて、今の時期は道産物の野菜は少ないですが、各地の野菜がお安く買えます。

北海道の早春の味覚の代表といえば、アスパラガス。
スーパーでは、ニセコや富良野産が多いような気がしますが、長沼でも作っているようです。
朝どり、もぎたてのフレッシュなアスパラガスはおすすめです。
ぶつ切りにしてさっとゆでてからしマヨネーズで食べたり、斜めに切ってバター炒めにするのがおすすめです。

ホワイトアスパラは私はあまり食べないですね・・・。
手間がかかる分お値段が高いようです。

山葵です。

長葱が安いです。

にんにくも安いですが、大量です。

行者にんにく（別名：アイヌ葱）も売られていました。

花や野菜の苗も売られています。
私は、黄色パプリカ、黄色トマトのアイコ、くろべりという名前のナスの苗と名前の知らない宿根の花の苗を買いました。

マオイの丘公園の展望台からの風景です。
小雨が降り強風なので、誰もいません。
ここのレストラン、「美夕」は長沼産野菜を使ったメニューが豊富です。
今回は機会がありませんでしたが、今度行ってみようと思います。
長沼はファームレストランを売り出し中で、「ハーベスト」というレストランが有名みたいです。

今回の旅のテーマは牧場です。
長沼のハイジ牧場は子供のころに何度も行っているので、千歳の箱根牧場というところに行くことにしました。
牧場の名前の由来は、昭和４０年代に箱根の観光地化に伴い、北海道に移転してきたことによるそうです。
ここで作られた製品は東京の小田急系の百貨店で取り扱っているようです。

ＨＰで体験メニューの予約ができます。
ソーセージ、バター、チーズ、キャラメル作りの中から二種類選んで一人１５００円というキャンペーンに申し込みました。
二人以上で申し込めます。

ソーセージとバターにしました。
どちらも初めてだったので、結構難しかったです。
１１時からは、ソーセージ作り体験です。
羊の腸の先端がなかなか探せず・・・。
肉は牛肉だそうです。

バター作りは１時からなので、牧場内でランチを取ることにします。
私は、モッツァレラとトマトのサラダ（６５０円）と、パンプキンスープ（３００円）にしました。
フレッシュでとてもおいしいです。

旦那はポークステーキ（１６００円）です。

パンプキンスープは美味です。
売店で缶に入ったものが売られています。

バター作り体験までまだ時間があるので、レストランと道を挟んで反対側にある牧場を散策します。
天気が悪いので、牧場を歩いている人は誰もいません。
おとなしそうに見える馬たちですが、後ろに立つと蹴られるらしいです。

羊発見！

人懐こくてとてもかわいいです。

雨が降っているので、牧場内はどろどろです。
旦那が手に持つ雑草に興味を示して、立ち上がりました。

目のぎょろっとした牛さんもいました。

これがこの牧場の目玉の地中海水牛です。
体験メニューの中に水牛に乗れるコースもありましたが、今は子育て中でやっていなかったはず。
こんなにたくさんいるとは思っていなかったので、びっくり。
反対側にはホルスタインが並んでいますが、こちらは水牛ばかり。
黒くて大きくてすごい迫力です。
恐る恐る牛が届かない真ん中の通路を歩いていきます。

地中海水牛は日本ではここ箱根牧場でしか飼育されていないそうです。
中国南部やベトナムの水牛より毛が多いです。

牛舎に入ると、一斉に牛さんの注目を浴びます。
こんな人懐こい牛さんたちを見ると、原発の影響で殺処分される動物たちがかわいそうでなりません。

枯れ草を食べ続けています。

角がないのが雌牛でしょう。
カメラ目線でなかなか愛嬌のある顔です。
恐らくこの牛さんの乳からモッツァレラチーズができます。

茶色っぽいのはジャージー牛です。
濃厚な乳で有名ですね。
ホルスタインより小柄で愛嬌があります。

雨がやんだので水牛たちが外に出てきました。
枯れ草が鼻に入っちゃってるよ！
爆笑させていただきました

恍惚の表情。

ジャージー君です。

奥のほうの牛舎には子牛が数頭いました。

どこからか涎を垂らす牧場猫がやってきました。
自由きままな暮らしです。

左奥の牛舎には成長したお乳パンパンのホルスタインを集めているようでした。
ここで搾乳するのかな？
体験メニューで、７００円で乳搾りができるようです。

１時からは、バター作り体験です。
バターの攪拌が腕がだるくて大変でした。
お子さんにはきついかも。

バターが固形化したら、木製の台の上でならして水分をとり、紙の容器に入れてできあがりです。

右側の機械のハンドルをひたすら２０分くらい回し続けると、生クリームから脂肪分が分離されます。
イギリス製の機械だそうです。

千歳空港のある千歳市に真っ黒い温泉があるというので行ってみることにしました。
千歳市は意外に広く、全く気づかなかったのですが、長沼町と接しています。
ここ、松原温泉は長沼町に隣接する泉郷というところにあります。
カーナビで目的地を検索すると、名称で登録がありました。
箱根牧場から約１６キロの距離です。

長沼、南幌、北広島、恵庭のあたりにはコーヒー色の温泉が出るのは知っていましたが、こんなに真っ黒な温泉は初めてです。
松原温泉には、泉質の異なった湯船が二つあり、それぞれ真っ黒な方が、重曹泉で、茶色い方が食塩泉です。
蛇口があって、両方飲むことができます。
慢性胃腸病に効果があるそうです。

シャワーのカランは４箇所くらいあります。
露天風呂はありません。
重曹泉の方は、ちょっと熱めです。
温泉の肌あたりはとてもつるつるしていて肌によさそうです。
十勝のモール泉のような感じです。
ＧＷ初日ですが、それほど込んでいなかったので、人がいなくなった隙を見計らって写真を撮ってみました。

近くに、もう一軒、信田温泉というところもあります。
情報によると、洗髪すると、別料金で１００円かかるという記述を見ました。

建物は古いですが、温泉旅館で、一応客室があり、宿泊客もいるようでした。
受付のおじさんは優しかったです。
子供のころ、高くて買ってもらえなかった、憧れのアイスクリーム、宝石箱の入れ物があったので、激写しました。

テレビも年代ものです。
大事に使用されているのか、状態がいいようなので、現役かしら？
二箇所のつまみを回して調節するタイプが懐かしいです。
でも、地デジ以降後は使用できなくなりますね。

こちらは、箱根温泉で自分たちが作ったソーセージとバターです。
ソーセージは牛肉なので、残念ながら牛肉の苦手な私の口には合いませんでした。
かなりワイルドなお味です。
バターはトーストにつけて食べましたが、ちゃんとしたバターになってました。
モッツァレラチーズは売店で買いました。

長沼の道の駅で買った野菜たち。
長沼産アスパラ（２８０円）と、栗山産チンゲンサイ（１００円。

千葉産の大根（１００円）と、苫小牧産の長いも（２５０円）。

これから自宅のベランダで家庭菜園をしようともくろんでいるので、苗を集めているところです。
今回、長沼の道の駅で買ったものは、黄色パプリカ（１５０円）と、黄色トマトのアイコ（１５０円）と、くろべりという名前のナス（２３０円）と名前の知らない宿根の花（３８０円）の苗を買いました。
写っているその他のズッキーニなどの苗は、先日、北広島のアウトレットで購入したものです。
家庭菜園素人なので、母に植え替えを手伝いに来てもらう予定です。
外に出すのは寒くてまだ早いので、室内に戻しました。
母によると、北海道では６月くらいに植えるものらしいです。
最初、外に出していたら、寒さと風のせいか、苗がへろへろにへたってしまいました。
この時期外に出すなら、ビニールなどをかけて保温をしないとだめみたいです。

名前の知らない宿根の花（３８０円）です。
この花は、百合が原公園の花壇にたくさん咲いていました。
球根で越冬するみたいです。

買ってきたモッツァレラでレストランのメニューを再現してみました。
レタスはベランダ菜園でとれたリーフレタスです。