2011/04/23 - 2011/04/23
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アリゾナ州の州都フェニックス(Phoenix)のあたりにも、数多くのロックアートが存在する。おそらく、街から気軽に最もアクセスがしやすいのが、この辺りではないだろうか。昔の住居跡も点在する。このあたりのロックアートは基本的にはペトログリフがメインで黒い溶岩石に刻まれている。特にコロラド川の支流であり、ニューメキシコ州からアリゾナ州を西に流れるヒラ リバー(Gila river)沿いにも、紀元前7500年頃から古代人が住み着き、以後、1450年まで人が住んでいたとされる。「まで」の表現の理由として、最後に繁栄したHohokam族は、突如として消えたとされている。また、近世においてもこの川沿いに探検や開拓が行われている。ペトログリフを見ると、色あせたものとまだはっきり残っているものがあり、長い時代において、岩に絵が刻まれているのが分かる。それだけ、ここは、交通の、もしくは、生活の拠点だったのだろう。
最も気軽にアクセスしやすいと書いたが、最大の難点は、気温。フェニックスもそうだけど、夏に行くと暑くて死にそう。この日もサンディエゴから4時間かけて日帰りで行ったけども、気温は10度以上違い、4月にもかかわらず、最高気温は34℃だった。水を忘れずに。
今回、訪れたのは、以下の3箇所。
Painted Rocks Petroglyph Site
Sears Point
Antelop hill Petroglyph site
もし、ペトログリフ大好き、自然大好き、オフロード車を所有しているのなら、Sears Pointはお勧めかもしれない。
- 旅行の満足度
- 3.5
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 1万円未満
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サンディエゴからI-8を東に。アリゾナ州ヒラベンド(Gila Bend)の手前のexit No.102、Painted Rock Dam Roadで降りて、その道を北上。目的地まですべて舗装道で行ける。4時間。ちなみに、この出口の数字は、日本のように順番につけられるのではなく、起点からの距離を表わす。つまり、カリフォルニア州とアリゾナ州の州境にユマ(yuma)の街があるが、そこを起点として、102マイルの距離にある出口ということ。途中に新しく高速の出口を作っても、番号をずらす必要はない。
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Painted Rocks Petroglyph Site
ちゃんと、駐車場、ベンチ、キャンプ場、案内板が整備されている。施設使用料$2を払って(ポストに入れるだけ)中へ進む。僕の他にも2グループおり、日帰りのハイキングにはいいかもしれない。 -
地図。中央にあるPetroglyph moundが目的の場所。
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さて、見つけられるかな。今回も手持ちの本、A FIELD GUIDE TO ROCK ART SYMBOLS of the Greater Southwestを参考にいろいろ何を表わしているか、推測してみたいと思います。
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これが、Petroglyph moundの全景。
もちろん、外周のトレイルを外れて、このmoundに登ることは許されない。不思議なことに、この小高い岩山の南半分の岩には、ペトログリフが岩にびっしりと刻まれているけども、北側の岩にはほとんどない。 -
写真のように岩にびっしりと絵が刻まれている。
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ここで一番多く見られるモチーフのリザード。
大抵、写真のように腹部が丸くなっている。 -
びっしりと絵が刻まれた岩。
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岩の上部。角のある四足の動物、鹿?。おそらく、気候変動で川の水が枯れるまでは、この辺りにも鹿がたくさんいたのだろう。
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左下にメイズ(迷路)。3匹のリザード。中央に2つ描かれているのは意味不明。
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メイズ。
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渦巻きが2つ繋がっているものがある。渦巻き自身、いろんな意味を持っているらしいが、本によると、2つ繋がっているものには、migration(移民)を表わしているという。
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でかいリザード。指まで描写されている。
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多重サークル。結構、正確に円を彫っている。紙の上でも難しいのに。
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ここにはやや意味不明なマークが。
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丘の頂上にある岩には、太陽とグリッドか描かれている。
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繋がったリザード。渦巻き、リザード、そして、逆さの四肢の動物。逆さに描かれると「死んだ」を意味する。
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個人的には月だと思う。
ところで、実はここへ来る前に下調べをしていて、絶対に見たいと思っていたペトログリフがある。(残念なから探しきれなったけども。)
http://www.zullophoto.com/sub_gila_eclipse.html
それは、上記のサイトの中段ほどに、このPainted Rocksで撮ったというsupernova(超新星)の絵である。1054年に世界各地で観測されたおうし座超新星(SN1054)を表わしているとされていて、三日月と一緒に光り輝く星が刻まれている。
有名なのは、Chaco Culture National Historical Park (チャコカルチャー国立歴史公園)のピクトグラフだけども、このGila川沿いにもいくつか、supernovaの絵があるとされている。
http://www.astronomy.pomona.edu/archeo/outside/chaco/nebula.html
ちなみに先に紹介したサイトでは、皆既日食ではないかという絵について書かれている。この付近では、1076年の3月だけ見ることができ、それは、supernova(SN1054超新星)の22年後であり、日中、真っ暗になるこのイベントを見ていたはずだとしている。
もちろん、それを証明するすべはないのだけど。 -
山頂付近の岩には幾何学的な模様が刻まれている。
左下に「く」の字と左右逆さの「く」を重ねたようなシンボルを次にいくシアーズポイント(sears point)でも見ることができる。ということは何らかの意味を持っているということ。 -
へび。
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2体のきつねみたいな動物。
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本物のリザードに遭遇。確かにおなかの部分が太くて赤い。
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人。手に何か持っている?
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右の絵は、入り口の案内板によると、さそりらしい。
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これも意味不明。下半分は、雲とその下に雨を表わしているかもしれない。
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こんな隠れた場所にもペトログリフが。右に太陽、左に?。
Solstice/Equinox?
同心円や渦巻き状のシンボルが季節を知る為の日時計だったのではとされている。もしくは、東西南北を正確に知る為か。有名なのは、チャコキャニオン(Chaco Canyon)にあるFajada Butteに刻まれたもの。
このシンボルも光の筋(写真を撮った時間では右に見えている)が当たるように描かれている。太陽のシンボルから延びた6本の先端の向きが2本だけ逆向きなのも何か意味を持つのだろう。 -
岩の右下にあるのはとんぼかな。
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2つ描かれている幾何学模様。コの字を組み合わせたものは手を組み合わせた様子を表わしており、親交を意味しているとの説がある。
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意味不明な絵。
比較的アクセスがしやすく簡単に見て周れるので、1時間もあればざっと見て周れてしまう。
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