プロヴァンス　リュベロン地方をサイクリング

2011/04/02 - 2011/04/02

プロヴァンス地方のど真ん中に、リュベロン地方自然公園がある。1200km平米もあるこの公園は、1997年にユネスコによって生物圏保護区として認定されている。そして、そこは自転車乗りにとってもパラダイス！なぜなら、東西230kmにわたって、小さな村を訪れながら走れるサイクリングルートが整備されていて、とても走りやすいし、なにしろ丘陵地帯ののどかな風景を堪能出来る。今朝は自宅から25kmほど北に行った所にあるラ・トゥール・デーグ(La Tour D'Aigues)という街から出発して、そのサイクリングルートの一部を走った。

エリア フランス

• 旅行の満足度: 5.0
• 観光: 5.0

• 交通手段: 自転車

La Tour D'Aiguesの街には、16世紀に建てられた城跡がある。城の前の公営パーキングに車を停めて、サイクリングスタート。

そこから北に10分ほど行くと、のどかなワイナリーの風景が広がる。このあたりは丘陵地帯で、多少は登りがあるけれど、そのため眺めもいい。ぶどうの樹は、まだ裸だけれど、もう少しすると新緑で美しくなる。

小さな農村が点在するリュベロン地方。

写真では遠過ぎて見にくけれど、今は桜の花が満開。

リュベロンの230kmに及ぶサイクリングルートは、車も通れるけれど、交通量がとても少ないので、快適にサイクリングを楽しめる。

１時間ほど走ったところで、ちょっとカフェに寄ることに。
Peypin-D'Aiguesという村の真ん中には、噴水とカフェがひとつ。
おじいさんが美味しいコーヒーを出してくれた。

次に立ち寄った村は、Vitrolles-en-Luberon。高台にあって、眺めが良い。

村の中央、店もカフェも無い。でも、なんだか可愛い雰囲気の村だった。

今の季節、気温は２０度くらいでサイクリングには最高。土曜日だけど、観光客の車はまったく居ないし、なんとも贅沢な環境。

最後に、Gramboisの街を遠くに見る高台に立ち寄った。桜が満開で日本が恋しくなる。今日は35kmほどを、写真を撮ったり、カフェに寄ったりしながら２時間かけて自転車で走る。プロヴァンスに住めて良かった！と心から思える一時だった。
プロヴァンスでサイクリングしたい方に便利なサイト
http://aceurope.jp/
http://velenprovence.web.fc2.com/