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中国の三大楼閣の一つ、黄鶴楼へ行きました。近代に再建されたものですが、武昌(武漢市)の長江を望む丘に立っています。成田から上海哺東経由で武漢天河空港に午後5時過ぎに到着しました。上海から武漢へのフライトは中国東方航空の国内線ですが、上海・武漢快線というシャトル便?です。1時間30分ほどのフライトですがサンドイッチと飲み物が提供されます。中国の旅行のWEBサイトでチケットを事前購入しました。哺東空港のターミナル1にあるチェックインカウンターは長い行列でしたが、近くに行列のない自動チェックイン機械が複数あり、パスポート番号を入力して自ら座席指定をすると搭乗券が出てきます。搭乗券をもって比較的空いているBaggage dropのカウンターで荷物を預けました。武漢天河空港から市内のホテルへはタクシーを利用。30分ほどで長江河畔の晴川にあるホリデイインに到着しました。その日はホテルで夕食を済ませました。部屋からは長江、長江大橋が見えます。2日目、ホテル前から108番のバスで黄鶴楼へ向かいましたが、バスの方向を確認しないで乗ったため、逆方向へ。途中で築き、バスを降りました。が、降りた場所が悪く、戻りのバス停が見つかりません。10分ほどバスルートを歩いて戻りのバス停を見つけ、再度108番のバスに乗りました。バスはホテル前を通り過ぎ、漢陽地区に入り、長江大橋を渡ります。途中のバス停から乗ってきた4,5人がバスが長江大橋を渡るときに騒ぎだしました。一人が炭酸入りの缶ジュースの蓋を開け、ジュースが吹きだし、もう一人ジュースのプルの裏が「当り」書かれていると言い、バスの中の人に見せて回ります。ジュースの缶を取れ上げて中身をバス内のバケツに捨て、今度はジュースのアルミ缶を壊して、中から当りの金色の金属プレートを取り出しました。そのプレートを私が座っている近くの仲間に見せると、その仲間は財布からお金を出して売ってくれと缶ジュースを開けた人に言います。ここで変だなと気づいたのですが、次に私のところに来て、買わないかと言います。幸い中国語がよく分りませんので「いらない(興味ない)」で済ませました。どうも詐欺を働こうとしたようです。バスが黄鶴楼駅につくと、今までの騒ぎのテンションは一気に下がり、5人の男達は足早にバスを降りていきました。そもそも金属プレートが缶ジュースの中に固定もされずに景品として入っていること滑稽です。缶を振るだけで当り外れが分ってしまいます。さて、黄鶴楼へはバス停からは少し歩きます。長江側の門から入りました。入場料は一人80元。中国の観光施設はどこも入場料が高めに設定されています。黄鶴楼にはエレベータもありますが、70歳以上が使えます。階段を上り、最上階までいき一回りしました。敷地内には複数の建物があり、長江側入り口の反対側に岳飛像があります。見学を終えて、バス停付近まで戻り、昼食を取り、省博物館へやはりバスで向かいました。108番バスでした。街中は大渋滞でしたが、武昌の街中を抜けて湖畔にある省博物間に30分ほどで到着しました。博物間は1階に紀元前5世紀の楚の貴族の墳墓からの出土品が展示されており、これが主たる展示物のようです。他階にも色々ありましたが年代は明、清のものです。別館には越王の剣があります。博物館を後にして適当にホテルに戻ることとして、漢口駅行きのバスに乗りました。ダブルデッカーのバスです。バスの2階に座り、町並みを観光しながら、漢口駅の終点まで行きました。バスは途中で2階に人が立つほど混んできました。駅付近で地図を買い、1時間ほどホテルに向かい歩き、青年路の始点にある新世界中心まで、この辺りが漢口地区の商業地区のようで、大型デパートが解放大道沿いに多くあります。夕食を済ませ、タクシーでホテルに戻りました。3日目はタクシーで武漢動物園へ、小雨で寒いためか動物園は閑散としていました。動物園内を散策した後、園内で動物の曲芸を見て、タクシーで漢口の繁華街へ、デパートの小奇麗なフードコートで昼食後、街を散策しました。4日目は0830のフライトでしたので6時過ぎにホテルをチェックアウトしてタクシーで空港へ、行きと同じ、上海哺東乗り継ぎで日本に戻りました。晴川のホリデイインは事前購入で2泊は朝食付きを予約、1泊は朝食なしで予約しました。日曜日は結婚式の披露宴がいくつもあり、中国料理のレストランは貸切りでした。和洋中と3つのレストランとあります。スーパーで3元で売っている500mlのジュースが、空港の自販機では5元、ホテル外の雑貨屋で9元、ホテル内売店で10元、ルーム内冷蔵庫で15元、スターバックスのコーヒーShortが15元、空港喫茶店コーヒー30元、市内ステーキチェーン店ステーキセット40元、ホテル洋食、主食+デザート+コーヒー130元、上海・武漢フライト往復650元(割引運賃)、武漢空港タクシー80元、市内バス1元、動物園入園料20元、タクシー初乗り6元、これらが2011.3の武漢の物価です。

武漢の黄鶴楼へ

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2011/03/18 - 2011/03/21

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G-maru

G-maruさん

中国の三大楼閣の一つ、黄鶴楼へ行きました。近代に再建されたものですが、武昌(武漢市)の長江を望む丘に立っています。成田から上海哺東経由で武漢天河空港に午後5時過ぎに到着しました。上海から武漢へのフライトは中国東方航空の国内線ですが、上海・武漢快線というシャトル便?です。1時間30分ほどのフライトですがサンドイッチと飲み物が提供されます。中国の旅行のWEBサイトでチケットを事前購入しました。哺東空港のターミナル1にあるチェックインカウンターは長い行列でしたが、近くに行列のない自動チェックイン機械が複数あり、パスポート番号を入力して自ら座席指定をすると搭乗券が出てきます。搭乗券をもって比較的空いているBaggage dropのカウンターで荷物を預けました。武漢天河空港から市内のホテルへはタクシーを利用。30分ほどで長江河畔の晴川にあるホリデイインに到着しました。その日はホテルで夕食を済ませました。部屋からは長江、長江大橋が見えます。2日目、ホテル前から108番のバスで黄鶴楼へ向かいましたが、バスの方向を確認しないで乗ったため、逆方向へ。途中で築き、バスを降りました。が、降りた場所が悪く、戻りのバス停が見つかりません。10分ほどバスルートを歩いて戻りのバス停を見つけ、再度108番のバスに乗りました。バスはホテル前を通り過ぎ、漢陽地区に入り、長江大橋を渡ります。途中のバス停から乗ってきた4,5人がバスが長江大橋を渡るときに騒ぎだしました。一人が炭酸入りの缶ジュースの蓋を開け、ジュースが吹きだし、もう一人ジュースのプルの裏が「当り」書かれていると言い、バスの中の人に見せて回ります。ジュースの缶を取れ上げて中身をバス内のバケツに捨て、今度はジュースのアルミ缶を壊して、中から当りの金色の金属プレートを取り出しました。そのプレートを私が座っている近くの仲間に見せると、その仲間は財布からお金を出して売ってくれと缶ジュースを開けた人に言います。ここで変だなと気づいたのですが、次に私のところに来て、買わないかと言います。幸い中国語がよく分りませんので「いらない(興味ない)」で済ませました。どうも詐欺を働こうとしたようです。バスが黄鶴楼駅につくと、今までの騒ぎのテンションは一気に下がり、5人の男達は足早にバスを降りていきました。そもそも金属プレートが缶ジュースの中に固定もされずに景品として入っていること滑稽です。缶を振るだけで当り外れが分ってしまいます。さて、黄鶴楼へはバス停からは少し歩きます。長江側の門から入りました。入場料は一人80元。中国の観光施設はどこも入場料が高めに設定されています。黄鶴楼にはエレベータもありますが、70歳以上が使えます。階段を上り、最上階までいき一回りしました。敷地内には複数の建物があり、長江側入り口の反対側に岳飛像があります。見学を終えて、バス停付近まで戻り、昼食を取り、省博物館へやはりバスで向かいました。108番バスでした。街中は大渋滞でしたが、武昌の街中を抜けて湖畔にある省博物間に30分ほどで到着しました。博物間は1階に紀元前5世紀の楚の貴族の墳墓からの出土品が展示されており、これが主たる展示物のようです。他階にも色々ありましたが年代は明、清のものです。別館には越王の剣があります。博物館を後にして適当にホテルに戻ることとして、漢口駅行きのバスに乗りました。ダブルデッカーのバスです。バスの2階に座り、町並みを観光しながら、漢口駅の終点まで行きました。バスは途中で2階に人が立つほど混んできました。駅付近で地図を買い、1時間ほどホテルに向かい歩き、青年路の始点にある新世界中心まで、この辺りが漢口地区の商業地区のようで、大型デパートが解放大道沿いに多くあります。夕食を済ませ、タクシーでホテルに戻りました。3日目はタクシーで武漢動物園へ、小雨で寒いためか動物園は閑散としていました。動物園内を散策した後、園内で動物の曲芸を見て、タクシーで漢口の繁華街へ、デパートの小奇麗なフードコートで昼食後、街を散策しました。4日目は0830のフライトでしたので6時過ぎにホテルをチェックアウトしてタクシーで空港へ、行きと同じ、上海哺東乗り継ぎで日本に戻りました。晴川のホリデイインは事前購入で2泊は朝食付きを予約、1泊は朝食なしで予約しました。日曜日は結婚式の披露宴がいくつもあり、中国料理のレストランは貸切りでした。和洋中と3つのレストランとあります。スーパーで3元で売っている500mlのジュースが、空港の自販機では5元、ホテル外の雑貨屋で9元、ホテル内売店で10元、ルーム内冷蔵庫で15元、スターバックスのコーヒーShortが15元、空港喫茶店コーヒー30元、市内ステーキチェーン店ステーキセット40元、ホテル洋食、主食+デザート+コーヒー130元、上海・武漢フライト往復650元(割引運賃)、武漢空港タクシー80元、市内バス1元、動物園入園料20元、タクシー初乗り6元、これらが2011.3の武漢の物価です。

旅行の満足度
3.0
観光
3.5
ホテル
4.5
グルメ
4.0
交通
4.5
同行者
カップル・夫婦
一人あたり費用
5万円 - 10万円
交通手段
タクシー
旅行の手配内容
個別手配

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  • ホテルの部屋からの長江の眺めです。対岸が武昌で天気がよければ黄鶴楼が見えます。右側の大きな橋が長江大橋です。2階が道路、1階が鉄路です。

    ホテルの部屋からの長江の眺めです。対岸が武昌で天気がよければ黄鶴楼が見えます。右側の大きな橋が長江大橋です。2階が道路、1階が鉄路です。

  • ホテルを出ると左手に門があります。門の河岸側に晴川閣があります。右側は亀山でテレビ塔が立っています。

    ホテルを出ると左手に門があります。門の河岸側に晴川閣があります。右側は亀山でテレビ塔が立っています。

  • 黄鶴楼駅(バス停)を降りて、長江大橋方面に歩くと黄鶴楼が見えます。10分ほど歩き、道路の下をくぐると西門に着きます。

    黄鶴楼駅(バス停)を降りて、長江大橋方面に歩くと黄鶴楼が見えます。10分ほど歩き、道路の下をくぐると西門に着きます。

  • 西門から入ったところです。小雨が降っていましたが、すでに多くの観光客が来ています。この階段を上っていきます。

    西門から入ったところです。小雨が降っていましたが、すでに多くの観光客が来ています。この階段を上っていきます。

  • 門をくぐると楼の「黄鶴楼」の銘が目に入ってきます。

    門をくぐると楼の「黄鶴楼」の銘が目に入ってきます。

  • 楼は5層です。一層には「気呑雲夢」の額がかかっています。楼の正面には2羽の鶴の像があります。楼の右手に入り口があります。入場券には2次元バーコードがついていて、改札機にバーコード部分を入れると改札機の扉が開きます。

    楼は5層です。一層には「気呑雲夢」の額がかかっています。楼の正面には2羽の鶴の像があります。楼の右手に入り口があります。入場券には2次元バーコードがついていて、改札機にバーコード部分を入れると改札機の扉が開きます。

  • 3月は武漢でも桜祭りがあるようです。花は桃のようです。

    3月は武漢でも桜祭りがあるようです。花は桃のようです。

  • 楼に登りました。遠方に見えるのは白雲閣です。楼閣の再建にかかわる展示があります。赤い建物には大きな鐘がつるしてあり、観光客がお金を払って鐘をついています。

    楼に登りました。遠方に見えるのは白雲閣です。楼閣の再建にかかわる展示があります。赤い建物には大きな鐘がつるしてあり、観光客がお金を払って鐘をついています。

  • 最上階からの長江の眺めです。長江大橋の先にテレビ塔が見えます。

    最上階からの長江の眺めです。長江大橋の先にテレビ塔が見えます。

  • 楼中段からの長江の眺めです。西門の様子が見えます。長江大橋を渡り、武昌地区に入ってくる多くの車が見えます。

    楼中段からの長江の眺めです。西門の様子が見えます。長江大橋を渡り、武昌地区に入ってくる多くの車が見えます。

  • 黄鶴楼を後ろから見たところです。楼の額は「楚天極目」となっています。

    黄鶴楼を後ろから見たところです。楼の額は「楚天極目」となっています。

  • 東の端は岳飛広場という名前がつき、大きな岳飛像があります。

    東の端は岳飛広場という名前がつき、大きな岳飛像があります。

  • 南門付近には池があります。南門から出て、大きな駐車場を横切り、路線バスのバス停に向かいました。

    南門付近には池があります。南門から出て、大きな駐車場を横切り、路線バスのバス停に向かいました。

  • 次の省博物館に行く前に、ステーキ専門店で昼食をとりました。色々なステーキのセットメニュー(ステーキ、スープ、パン、サラダバー)があります。

    次の省博物館に行く前に、ステーキ専門店で昼食をとりました。色々なステーキのセットメニュー(ステーキ、スープ、パン、サラダバー)があります。

  • 省博物館の展示品です。曽の貴族の墳墓から出てきた鐘です。比較的大規模な墳墓で発掘の記録、副葬品等が多く展示されています。曽の国は楚のとなりで武漢の北側にあったようです。

    省博物館の展示品です。曽の貴族の墳墓から出てきた鐘です。比較的大規模な墳墓で発掘の記録、副葬品等が多く展示されています。曽の国は楚のとなりで武漢の北側にあったようです。

  • 湖北省における、紀元前5世紀の国の関係が記された地図です。

    湖北省における、紀元前5世紀の国の関係が記された地図です。

  • 別館にあった越王の青銅剣です。複製かと思いましたがどうも本物の様です。

    別館にあった越王の青銅剣です。複製かと思いましたがどうも本物の様です。

  • 武漢動物園の案内図です。湖の中ノ島に作られています。

    武漢動物園の案内図です。湖の中ノ島に作られています。

  • 動物園内には曲芸場があります。熊、ライオン、虎、象が調教されています。

    動物園内には曲芸場があります。熊、ライオン、虎、象が調教されています。

  • 動物園内は広々としており、ゆったりと回ることができます。天気が幸いして人出がなかったようです。

    動物園内は広々としており、ゆったりと回ることができます。天気が幸いして人出がなかったようです。

  • 象に乗ることもできるようです。

    象に乗ることもできるようです。

  • 漢陽地区から漢口地区への自動車専用道です。タクシーが拾えれば容易に移動できますが、時間帯によって拾いにくいようです。

    漢陽地区から漢口地区への自動車専用道です。タクシーが拾えれば容易に移動できますが、時間帯によって拾いにくいようです。

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