安い航空券を発見して、ずっと行きたいと思っていた<br />海口に行ってきました！<br /><br />海南島というと、三亜しか行ったことがなかったのですが、<br />海口は三亜よりもローカルで古い町並みが残る面白い町でした。<br /><br />そして何よりも、路地裏に沢山残る茶室で、<br />オヤジやおじいちゃんに誘われて一緒にお茶を飲んだり、<br />本物の海南鶏飯を食べたり、海を見に行ったり…<br />本当に楽しかったです。<br /><br />でも今までの旅の中で2位に入るくらい、<br />ドキドキハラハラな目にも遭いました。<br /><br />旅の始まり。<br />路地裏をふらふら入ると反日オヤジとの出会い。<br />お茶に誘われ、一緒にお茶を飲んでいて<br />どこから来たのか？と聞かれ、「シンガポール」と<br />うそをついたのが運のツキ。<br />（いつもは広東人、福建人と答えればばれないんですが、<br />海南語は広東語と福建語をまぜたような言葉で、<br />いつも通り答えるとばれると思ったので、<br />無難なシンガポール人と答えました）<br /><br />さー、この旅、どうなることか？<br /><br />★★　海口の旅3日間〜11月19-21日　★★<br />1日目：南方航空CZ6766便で上海浦東20:15→海口美蘭2300（海口美蘭海航酒店泊）<br />2日目：市内へ移動。老街を散歩。（五指山国際飯店泊）<br />3日目：老街散歩、浜辺散策。春秋航空9C8930便で海口美蘭2100→上海浦東23:45<br /><br />★★　ドキドキハラハラの海口旅　11月19〜21日　★★<br /><br />1★路地裏で反日オヤジと出会う<br />http://4travel.jp/traveler/blue_tropical_fish/album/10550088/<br /><br />2★バイクに乗せられ…味のある路地裏めぐり<br />http://4travel.jp/traveler/blue_tropical_fish/album/10550275/<br /><br />3★嘘がばれ、スパイに間違われ…大ピンチ！！<br />http://4travel.jp/traveler/blue_tropical_fish/album/10550473/<br /><br />4★東南アジアの雰囲気漂う騎楼老街を散歩<br />http://4travel.jp/traveler/blue_tropical_fish/album/10551602/<br /><br />5★ビーチに行ってみよう♪バスで假日海灘へ<br />http://4travel.jp/traveler/blue_tropical_fish/album/10551952/<br /><br />6★路地裏の茶室でおじいちゃんたちとおしゃべり<br />http://4travel.jp/traveler/blue_tropical_fish/album/10552155/<br /><br />★★　旅の費用　★★<br />航空券（南方航空上海→海口、税込）　760元<br />航空券（春秋航空海口→上海、税込）　324元<br />その他交通費　14元<br />食費　81元<br />ホテル（海口美蘭海航酒店）　218元<br />ホテル（海口五指山国際飯店）　6元（ポイント使用）<br /><br />計：1403元

海口1★路地裏で反日オヤジと出会う

33いいね！

2010/11/19 - 2010/11/21

3位(同エリア100件中)

#街歩き

エリア

海口(中国)

旅行の満足度: 5.0

観光: 5.0

ホテル: 5.0

グルメ: 5.0

同行者: 一人旅

一人あたり費用: 1万円 - 3万円

交通手段: 高速・路線バス

航空会社: 中国南方航空

11月19日（Day1)

空港で夕ご飯★バーガーキングだったかな？
南方航空の機内食。
23時。海口の空港に到着。
○　海口美蘭海航酒店

空港から真っ暗な道を歩いて、予約していた空港ホテルに到着。部屋は南国風でいい感じ。

218元のお部屋。
11月20日（Day2）

8時50分出発。

ホテルの建物。

夜到着した時は暗くて写せなかったので…
ホテル近くの道でバスを待ちました。
ローカルバスに乗って、市内へ。たしか5元？市内まで結構遠いです。
○　海口五指山国際酒店

10時頃、ホテルに到着♪バス停が目の前で便利。

このホテル、旅行サイトのポイントを使って宿泊したので、宿泊代はタダでした。支払ったのは税金6元のみ。
すごい素敵。ラッキー。
○　富樂鶏飯店

ネットであらかじめ調べておいた海南鶏飯のお店。有名店らしいです。

早めに到着したので席があってよかったです。三亜では海南鶏飯店を見つけることが出来なかったので、初めての本格海南鶏飯です。
メニュー。ひとりなので、セットを頼みました。26元。
味は…ちょっと鶏肉がかたかったような。シンガポールの海南鶏飯の方がおいしいや…と思ってしまった私。ごめんなさい。

とにかく、海口に来た目的の一つ、「海南鶏飯を食す！」を到着早々実行しました。
セットについていたスープ。
食後、町歩きスタート。
ヤシの木を見て、テンションあがりました。
イチオシ
路地裏に入ってみました。
イチオシ

風獅爺みたい。
イチオシ
このあと知らないオヤジに話しかけられましたが、海南訛りがすごくて意味わかりませんでした。
イチオシ
写真を撮っていたら、茶室でお茶を飲んでいたオヤジたちに「一緒にお茶飲もうよ」と話しかけられました。せっかくなのでお茶を一緒に飲みました。

話しているうち、どこから来たの？と聞かれました。経験上、日本が嫌いな人ってなんとなくわかるんですが、このオヤジたちはきっと日本が嫌いなタイプかな？と思ったのと、普段よく間違えられる広東人・福建人だと方言が似ているのでばれる可能性があると思ったので、「シンガポール人」と答えました。
茶室の対面にあったおうち。味があります。

で。
こんな串物までおごってもらっていまいました。

話しているうち、どういう理由だったか、日本軍の話になり、「いつか日本人に仕返ししてやる！」とすごい剣幕で言われて、反応に困りました。まあ日本人とばれない自信はあったんですが…内心ドキドキです。これまで色々旅行に行ってますが、こんな経験初めて。日本人と気がついてないからこんなにストレートに言ってきたんでしょうけど。
オヤジたち。こんな感じで路地裏の茶室でお茶飲んでました。

反日トークは実は始まりにすぎず…これからもっとドキドキハラハラすることが起こることなど、このときの私はまだ気がついていなかったのでした…

次の旅行記に続きます。

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#街歩き

この旅行記へのコメント（6）

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がりさん 2011/03/03 22:47:50

素のままの中国！

熱帯魚さん、はじめまして。
旅行記ちらちらと拝見させて頂いてます♪

海口ってどこだろう？と思ったら、海南島の街なんですね。
なんだか東南アジア的に見えていい感じの街〜。
それにしても、このオヤジさん達とのエピソードはすごいですね！
僕だったらどう反応できただろう？とか考えました。
というかその前に、言ってる意味が理解できないだろうけど（笑）。
オヤジさん達の写真まで撮っちゃう余裕がある熱帯魚さんはすごいです！！

それにしても、ほんとに中国各地、行かれてるんですね〜。
短期の旅行者にはわからないような中国の素のままの表情を知ることができて、面白い旅行記ばかりです！

先日、香港へ行って以来、中国本土への興味がわいてきています。
香港行ったときも深センへ足を延ばそうかな？と思ったのですが、治安悪いとか聞いてたので。。
でも熱帯魚さんの旅行記を見ると、深センも今は大丈夫っぽいですね〜。

中国、いろんな魅力ありそう。
ほんとに中国へ旅に出たくなってきました♪

熱帯魚さんからの返信 2011/03/08 10:54:25

RE: 素のままの中国！

がりさん

お早うございます。
コメント有難うございます。

はい、海口は海南島にあります。
三亜と比べると、北に位置してます。

旧市街は東南アジアにそっくりですよね。
東南アジアに渡って再び海口に戻ってきた華僑が
建てた建築なので、東南アジアそっくりなのです。
シンガポールにあるようなきれいに整備されているショップハウス
と違って、そのまま取り残されている感のある海口の騎楼は
とても味わいがあり、散歩がとても楽しかったです。

なんか、写真撮った時は、オヤジ、のりのりだったんですよ。
そういえば誰かに似てると思ったら、オヤジ、もとタイ首相の
タクシンにそっくりです…笑

そうでしたか、香港に行かれたんですね。
シンセンは以前と比べて随分治安がよくなりました。
あちらこちらに公安がいます。
まあ注意するに越したことはありませんが…
シンセンでは便所レストランにぜひ行ってみて下さい…

中国も広いですから、いろいろ研究してみると面白いかもしれません。
それでは〜

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Halonさん 2011/03/02 13:50:31

反日おやじ

熱帯魚さん、はじめまして。
Halonです。

反日おやじの話、はらはらどきどき、面白いです！
シンガポール人になりすましてしまうなんて、すごい。
僕も少し中国語が話せますが、福建系になりきるなんて無理無理！
喋ったら外国人とばれるまで一分はかからないでしょう。

以前、中国の列車内でまわりのおばちゃんから戦時中の日本について責められたことがあります。
「我是日本鬼子」なんて余計なことを言っていたので、ますます火に油をさしちゃって。
でもその後、上海南駅の地下鉄乗り場まで、そのおばちゃんが案内してくれましたけどね。

海南島には大昔１９８５年に、初めての海外旅行で訪れましたが、
その頃はまだ三亜は大東海ビーチがあるだけで、
たいしたホテルは建ってなかったようでした。

海口はその頃の三亜よりは都会かなって印象でしたが、
熱帯魚さんの写真を見ていると、すてきなしぶい裏通りがあるんですね。
僕が見たのは表通りだけだったんだと分かりました。

旅行記の続きも楽しみにしております。

熱帯魚さんからの返信 2011/03/02 21:50:22

RE: 反日おやじ

Halonさん

こんばんは！
コメント有難うございます。

反日オヤジに到着早々つかまりました…ハハハ。
いや〜この後結構笑えない感じになるんですけど、
まあいい経験になりましたよ。

私はもともと中国語を勉強したのが南方だったのと、
以前シンガポールに長いこと住んでいたこと、
台湾の中国語に接する機会が多かったことで、
かなり台湾人っぽいような広東人・福建人っぽいような
中国語を話します。
最近は台湾人にさえ台湾人と思われていて、
そんなに台湾なまりかな？と不思議に思います。

> 以前、中国の列車内でまわりのおばちゃんから戦時中の日本について責められたことがあります。
> 「我是日本鬼子」なんて余計なことを言っていたので、ますます火に油をさしちゃって。
> でもその後、上海南駅の地下鉄乗り場まで、そのおばちゃんが案内してくれましたけどね。

自分から言っちゃいましたか！日本鬼子。
中国のおばちゃんパワーはすごいですからね。
大変でしたね…せっかくの旅行中に。
でも何事もなくよかったですね。
その後おばちゃんが案内してくれたってのが、
何とも上海っぽいかな…笑

> 海南島には大昔１９８５年に、初めての海外旅行で訪れましたが、
> その頃はまだ三亜は大東海ビーチがあるだけで、
> たいしたホテルは建ってなかったようでした。

そうでしたか〜それは開発が行われる前で、
今とは全く違った三亜だったでしょうね。
今はもう高級リゾート地もある中国のハワイですよ！

> 海口はその頃の三亜よりは都会かなって印象でしたが、
> 熱帯魚さんの写真を見ていると、すてきなしぶい裏通りがあるんですね。
> 僕が見たのは表通りだけだったんだと分かりました。

海口は三亜とは全く違いました。
古い騎楼（ショップハウス）が残っているんですが、
とにかく観光化されていなくて良い感じでした。
路地が沢山あり、歩いていると、昼間からお茶を飲んで語らう
おじいちゃんたちがいて、一眼レフを持って写真を持っている私が
珍しいのか、「お茶を飲んでいきなよ」って声をかけてくれました。
面白い町だったので、また是非行きたいです。

それでは〜

Toshさんからの返信 2011/12/04 14:38:56

RE: 反日おやじ

こんにちは。

熱帯魚さんの海口旅行記おもろいですね。楽しく読ませていただきました。実は自分も海口に行ったとき、熱帯魚さんの行ったところに行ってみたかったのですが、体調不調で行けませんでした。残念。

熱帯魚さん、Halonさん、

お話にお邪魔します。

反日の人って、必ずと行っていいほど不満をぶち当ててきますよね。
あれって、本当は政府の政策に対する不満なんでしょうね。
それをそらすために政府は標的を作る必要があり、それが日本なんでしょうね。たぶん。中国に住んでいてそんな気がしました。自分は広州今に住んでいるのですが、月給1500元しかもらえないのに、借りる家は2500元。一人で安宿を探したとてどんなに少なく見積もっても400元。彼からすれば、これって、本当に社会主義？ってな気持ちになりますよね。

> 以前、中国の列車内でまわりのおばちゃんから戦時中の日本について責められたことがあります。
> 「我是日本鬼子」なんて余計なことを言っていたので、ますます火に油をさしちゃって。

自分も南寧から桂林へ向かう列車の中で同じようなことがありました。あれって嫌ですよね。自分は、

「それは政府と政府の戦いであり、俺はあんた達の親など殺していない。俺になにか問題あるかい？俺はあんたたちと友達になるのに何か問題があるのかい？俺たち友達にはなれないのかい？」

って言いました。そしたら、周りで聞いていた人たちが気安く話しかけてきて、食べ物や水を差し出してくれました。

不思議でした。

もしかしたら、中国では「朋友（友達）」って言葉は、日本以上にとても重要なものなの知れませんね。

中国の人たちは何かをきっかけにコロリと態度を変えますよね。それが嫌なところではありますが、このときばかりは良いところになりました。

なんだか、お二人のやり取りを読んでいるうちに、思い出を書きたくなってしまいました。自分の旅行記でもないのにすみません。

> 熱帯魚さんの写真を見ていると、すてきなしぶい裏通りがあるんですね。

見たかったなあ。ちと残念。

ではまたの旅行記を楽しみにしています。

Tosh

熱帯魚さんからの返信 2011/12/12 22:18:16

RE: RE: 反日おやじ

Toshさん

こんばんは！
コメント有難うございます。

海口行かれましたか。なかなか奥深いところですよね。
裏通りの町歩きが迷路に参りこんだかのようで
とても楽しかったです。
ドキっとしたこともありましたけど…笑

反日のお話、私もそう思います。
でもわかっている人はわかっていて、
政府に対する不満を話してくれる人もいます。
最近は微博で色々な情報がすぐに飛び交いますから
政府も管理するのが大変でしょうね…

今は広州にお住まいなのですか。
広州もいいですよね。
私が一番最初に訪れた中国が広州だったので
とても思い出のある場所です。
香港から列車でひとり降り立った広州駅。
今とは違って駅前に人（乞食）があふれていました。
今でも広州駅に行くと懐かしく思い出します。

>たぶん。中国に住んでいてそんな気がしました。自分は広州今に住んでいる
>のですが、月給1500元しかもらえないのに、借りる家は2500元。一人で安宿
>を探したとてどんなに少なく見積もっても400元。彼からすれば、これっ
>て、本当に社会主義？ってな気持ちになりますよね。

最近は給料はあがりませんが物価がガンガンあがっていますし、
政府に対する不満がだんだんと募ってきているのではないでしょうか。
これで土地バブルでもはじけたら大変なことになりそうな。

> 「それは政府と政府の戦いであり、俺はあんた達の親など殺していない。俺になにか問題あるかい？俺はあんたたちと友達になるのに何か問題があるのかい？俺たち友達にはなれないのかい？」

Toshさんの心からの言葉が、彼らにも届いたのでしょうか。
日本人は何かとうやむやに過ごそうとしがちですけど、
そうした強い態度が彼らと私たちの壁を取り払うきっかけに
なったのかもしれませんね。

> 中国の人たちは何かをきっかけにコロリと態度を変えますよね。それが嫌なところではありますが、このときばかりは良いところになりました。

中国人は色んな意味で「わかりやすい」ですよね。
そこがいいところでもあり悪いところでもあり。
仲良くなるとやたらからんでくるので
ちょっと困りますけど…笑

それでは中国生活頑張りましょう（笑）

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